国際ロマンス詐欺に引っかかってみたら、以下のような流れで詐欺の行動が行われます。(参照元:国民生活センター)
国際ロマンス詐欺を調べながら、実際に引っかかってみたらどうなるか気になる方がいるのではないでしょうか。
当記事では、国際ロマンス詐欺に実際に引っかかってみた人の体験談を紹介します。
その他にも、国際ロマンス詐欺の流れや対策など、以下の3つが分かります。
最後まで見れば、国際ロマンス詐欺に引っかかる前に身を守ることができるでしょう。
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国際ロマンス詐欺に引っかかってみたら?‐具体的な流れと対処法を解説‐

国際ロマンス詐欺に引っ掛かってみたら、以下のような流れで詐欺に遭います。
「国際ロマンス詐欺」は、結婚詐欺のインターナショナル版です。2020年代に入ってから急速にテレビやインターネットなどのメディアにおいて取り上げられるようになった詐欺の一つで、通常の結婚詐欺とは異なります。
まずは、国際ロマンス詐欺の流れを知って、引っ掛からないようにしましょう。
SNSなどのダイレクトメールなどで接触
国際ロマンス詐欺の始まりは、SNSのDM(ダイレクトメール)から始まります。
見知らぬ外国人から、日本語で「付き合いませんか?」といった旨のメッセージが行われてきた際には、国際ロマンス詐欺ではないかということを頭の片隅に入れて、付き合い始めましょう。
早い段階で恋愛関係や結婚について匂わせてくる
国際ロマンス詐欺を行う犯人は、5年10年といった長いスパンではなく、半年や1ヶ月といった短いスパンで恋愛関係や結婚などの具体的な行動を匂わせます。
付き合ってから半年、1年、2年と、あまり時が経っていないにもかかわらず、結婚の話が持ち上がってきた場合には、「国際ロマンス詐欺」の可能性を疑った上で行動するようにしましょう。
口説きながらお金を求めてくる

相手が国際ロマンス詐欺師である場合は、様々な想定外の方法で、貴方を口説きながらお金を求めてきます。
このため、長い付き合いの間でお金の話が持ち上がった場合には、相手方が「国際ロマンス詐欺師」であり、今まさに詐欺を実行しようとしている瞬間なのではないかということを警戒しながら、相手と対応するようにしましょう。
仮に相手が詐欺師であった場合、ここで金銭を払ってしまうと、要求がエスカレートしていくか、そのまま音信不通となってしまいます。

ただし、どうしても相手を信じたいという場合は、後から民法704条(悪意の受益者)の規定にのっとった強制的な返金請求や、詐欺罪による立件逮捕を視野に入れた上で相手にお金を渡すという選択肢もあります。
後になって詐欺であると確実に証明することのできる客観的証拠や、相手方を詐欺罪として立件・逮捕できるほどの情報を正確に収集するのが大事です。
なおかつ警察を動かせるほどの量を豊富に持ち合わせているのであれば、事後でも十分に対処できる可能性がありますよ。
次第に要求がエスカレートしていく
次第に要求がエスカレートしていくようであれば、すぐに縁を切ってください。
相手が「国際ロマンス詐欺」を行う犯人だったとしても、そのような人物でないにしても、今後のあなたの人生において多大な悪影響を与えることは間違いありません。
このように、次第に要求をエスカレートさせてくる人物は、金銭要求や子育ての肩代わりなど、ありとあらゆる形で底なし沼のようにあなたを襲ってくるでしょう。
相手を積極的に支えていくことも重要ですが、あなた自身がより主体となり、ピリオドを打つことも重要となります。
連絡が取れなくなる
相手が、完全に詐欺の目的でお金を詐取した場合、一切の連絡が取れなくなります。
連絡が取れなくなると、相手方の情報を特定することは、付き合っていた時期よりも難しくなってきます。
付き合っている時期に、相手の身元をはっきりとさせておく、あるいは、弁護士や探偵などの第3者機関を要請することが重要です。
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国際ロマンス詐欺に引っかかってみた人の実体験と教訓
ここからは、国際ロマンス詐欺に引っかかってみた人の事例を3つご紹介します。
それぞれの体験談で詐欺の手口から結果的にどうなったのかも解説します。
また、最後に3つの体験談から学べるポイントをまとめたので、何を覚えておく必要があるのか確認してください。
体験談からご自身が何を気をつけるべきなのか考えてみましょう。

※この事例はあくまでもイメージ例であり、実際の内容と多少異なります。
体験談①インスタで見知らぬ外国人からメッセージを受け取ったケース
Aさんは、国際ロマンス詐欺に巻き込まれる一歩手前まで追い込まれました。
Aさんはインスタグラム上で外国人からのメッセージを受け取り、やり取りが続きました。
相手はLINEへの移行を熱心に迫りましたが、この方は注意深く判断し、商業施設の公式LINEを伝えて対応を終了しました。
その後、相手からの連絡は途絶えました。
慎重な行動が被害を回避する一助となりました。
この体験談では、別の方が国際ロマンス詐欺に巻き込まれる一歩手前まで追い込まれました。
相手は執拗にLINEへの移行を迫ってきましたが、Aさんの判断のおかげで詐欺被害を回避することができました。

体験談②軍人を名乗る女性からLINE交換を求められたケース
Bさんも国際ロマンス詐欺に引っかかった経験を持っています。
BさんはSNS上でアメリカ出身の軍人を名乗る女性からメッセージを受け取りました。
やり取りが進むうちに相手は安全なコミュニケーション手段としてLINEを勧めてきました。
しかし、Bさんは詐欺の可能性を感じ、自身のプライバシーを守るために対応を中断しました。
幸いにも被害を免れましたが、警戒心の重要性を痛感しました。
Bさんは相手のアメリカ出身の軍人という身分や魅力的なプロフィールに引かれ、やり取りを進めていきました。
相手はLINEを安全なコミュニケーション手段として積極的に勧めてきましたが、この方は警戒心を抱きました。
相手の誘いに乗ることで個人情報が漏れる可能性や、詐欺に巻き込まれるリスクを感じたのです。
自身のプライバシーを守るために、この方は対応を中断し、被害を免れることができました。
体験談③実際に国際ロマンス詐欺に引っかかってしまったケース
Cさんが国際ロマンス詐欺に引っかかったという体験談です。
Cさんはオンライン上で知り合った相手から繰り返し連絡を受けるようになりました。
相手は自身を外国人の軍人と称し、感謝の言葉や愛の告白を繰り返しました。
その後、相手から投資に関する話題が出され、詐欺の手口に巻き込まれることとなりました。
被害者は相手の甘い言葉に魅了され、感情的になりがちでした。
相手は利益や報酬を持ちかけ、金銭を求める手段に出ました。
詐欺師は高い説得力を持ち、被害者の信頼を勝ち取ろうとしました。
被害者は詐欺の手口を見抜くことができず、相手の求めに応じてしまいました。
結果として、多額の損失を被ることとなりました。
国際ロマンス詐欺に引っかかってみた体験談からの学び
3つの体験談から以下のようなことをしっかり頭に入れておきましょう。
- 見知らぬ人からの連絡には警戒心を持ちましょう
- LINE交換に慎重に対応しましょう
- 見知らぬ人からの投資話には注意しましょう
まず、インターネット上のSNSやメッセージアプリで見知らぬ人からの連絡があった場合は、警戒心を持つことが重要です。
相手が急速に別のコミュニケーション手段への移行を求めたり、プライバシーや個人情報に関する質問をしてきたりする場合は特に注意が必要です。
また、いくつかの体験談では相手がLINEを安全な手段として勧めてきましたが、自身のプライバシーや個人情報を守るために慎重な判断が必要です。
急速なコミュニケーション手段の変更や、相手がなぜLINEを利用したがるのか疑問を抱く場合は、交換に応じる前によく考えましょう。
最後に、詐欺師は感情的になりやすい被害者の信頼を勝ち取るため、甘い言葉や高い利益を持ちかけてきます。
特に投資に関する話題が出された場合は注意が必要です。
見知らぬ人からの投資話に乗ることで、詐欺に巻き込まれるリスクが高まります。冷静な判断と情報の確認を怠らないようにしましょう。

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国際ロマンス詐欺のサインに気をつけよう!犯罪者の手口と警戒すべきポイント
「国際ロマンス詐欺」のサインとして、以下の特徴があります。
最後まで見れば、国際ロマンス詐欺に引っ掛かる前に気づくことができるでしょう。自分が気になるところだけでも確認して、国際ロマンス詐欺を未然に防ぎましょう。
知らない外国人からDMやメッセージが届く
知らない外国人から突然、DMやメッセージが届いてきた場合、相手が「国際ロマンス詐欺」を行う詐欺師ではないかという選択肢を候補において行動するようにしましょう。
対面やメッセージで付き合いを重ねると、相手を警戒する意識は、1ヶ月・2ヶ月と経つごとに薄れていってしまうかもしれません。
しかしながら、これも詐欺師が詐欺を成功させるための戦略の一つでしょう。
相手が詐欺師であるかという可能性は、絶対に捨ててはいけません。
直接的な口説き文句で恋愛に発展させようとする
上記のような、あからさまな口説き文句で、恋愛に発展させようとするケースは多くなっています。
特に国際ロマンス詐欺に該当する場合は、相手が外国人であるため、そのような口説き文句でもなんら違和感を持たない傾向が強くなっています。
「国際ロマンス詐欺」の注意すべきポイントとして、これが詐欺などではないかと疑わせるよりも先に、相手が片言の日本語を喋っている外国人であることを強く印象付けられていることがあげられます。
このような相手を思いやる心が、反って裏目となり、詐欺が実行されやすくなることもあります。
結婚をエサに投資や送金を要求する
結婚しようという話になってから、投資や送金などを要求された場合は、ほぼ詐欺と疑って間違いないでしょう。
結婚をするために資金が必要なケースとしては、結婚式場の確保などが挙げられます。
仮にそのような資金を相手方へ送金する場合は、後に相手方が詐欺師であると判明した後でも、客観的な証拠で相手を直ちに特定し、立件・逮捕できるほどの具体的な個人情報まで洗いざらいにしてからでないとおすすめはできません。

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国際ロマンス詐欺から身を守るための対処法-心掛けるべきポイントはこれだ!-
テレビやインターネットで話題となっている「国際ロマンス詐欺」に遭わないためには、以下の点に気を配っていく必要があるでしょう。
知らない人のDMやメッセージには反応しない
まず、国際ロマンス詐欺に極力会いたくない場合であれば、知らない人のDMやメッセージには反応しないことが必須条件となります。
DMやメッセージに一切反応しないことには抵抗があるかもしれませんが、反応すること自体、国際ロマンス詐欺に遭う確率を必然的に高めてしまいます。
仮に反応するのであれば、そのようなリスクと付き合っていく覚悟を持たなければいけません。
LINEでのやり取りに固執する人物には注意
連絡手段がTwitterなどのSNSからLINEに変わった人は、特に注意してください。
LINEは日本人が多く利用しているメッセージアプリであり、一対一での送信が可能となっています。
TwitterやInstagramなどとは異なり、アカウントが何らかの理由で凍結されることは比較的少ないです。
これは、相手が不特定多数の多くのユーザーと関わる可能性が高く、詐欺師であると特定されやすいTwitterやInstagramとは異なり、LINEについては悪い意味でプライバシーが保たれているためです。
上記のような理由から、詐欺師はTwitterやInstagramなどのDM→LINEの順でターゲットに接触するケースが多いです。
自分自身でも調べてみる
関連する詐欺の情報はもちろん、相手がどのような人物であるかを入念に調査することは、相手が詐欺師であるか、そうではないかをはっきりさせるために重要な項目となります。
相手が国際ロマンス詐欺をはたらく詐欺師であった場合は、週刊紙で取り上げられることもある「プロ愛人」と同じくらい厄介な存在といえます。
これは自分の素状に関して、一切あなたへ明らかにしようとしないためです。
プロ愛人をスクープすることは、有能な週刊紙の記者が行う尾行や張り込みでも明らかにすることは難しくなります。
仕事などで忙しくしているあなたには特段、相手の素性を明らかにするためのリソースが、あまり残されていないかと思います。
自力で相手の情報を把握することも可能かもしれませんが、相手の生活様式など個人に関わることを知るためには
- 24時間背後から尾行する
- 監視カメラで相手の行動を一日中見張る
といった、実現できない行為を行わなければいけません。
このような行為が業務の一環である探偵に依頼すれば、相手を尾行することで、以下のような項目を明らかにできる可能性があります。
- 相手方がマンションを複数利用し、女性を引き入れて、自宅であるかのように装っているかがわかる
- 雇った探偵が、他の女性として、相手と接触できる
- 相手方が他の女性(詐欺のターゲット)と会っているかがわかる
金銭に関わることは慎重に判断する
詐欺にも限らず、金銭に関わることはより慎重に判断する必要があるでしょう。
仮に相手を信頼して金銭を送金する場合は、仮に後で詐欺と判明しても強制的に返金請求できるなど、万が一の時に備えて対抗措置を取ることのできる環境づくりが重要となります。
こうした方針をベースにして、一切の証拠集めやリスクヘッジを取らずに相手へお金を委ねてしまうと、後々取り返しのつかないことになるかもしれません。

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国際ロマンス詐欺に引っかかってしまったと感じた時の対処法6選
ここでは、詐欺被害にあったと感じたら、どのような行動を取ったらいいのか対処法を紹介します。
「相手に対して送金を行ったが、結局お金は返ってこなかった」
このような場合は「国際ロマンス詐欺」に引っかかってしまったことが考えられます。
しっかり覚えておいて、相手方へ対抗措置を取りましょう。
また、それぞれのメリット・デメリットもまとめたので、ぜひ参考にしてください。

証明できる証拠を集めておく
民法の規定に則り、強制的に失った被害額を返金させるためには弁護士へ、刑法の規定に則り、詐欺罪として立件逮捕したいのであれば警察へ連絡を取ることになります。
いずれの場合においても、必ず証拠が必要となってきます。証拠がなければ、弁護士も警察も動くことができません。
このため、強制的に返金させるには、以下の証拠も準備しておきます。
- メッセージ記録
- 相手の口座情報や送金記録
- 別の被害に遭われた方に関する情報
警察へ相談する
行われた内容が明確に「詐欺」であると立件できそうな場合には、警察へ相談を行うことで相手を逮捕することも可能です。
具体的には、以下の刑法の規定に則り、相手方は懲役刑となります。
また、相手方があなたを騙そうとしたものの、ロマンス詐欺と気付いて引っかからなかった場合であっても、相手方は以下の規定にのっとり犯罪行為に問われることになります。
いずれも「罰金刑」は存在しないため、懲役刑を前提とした捜査が行われます。
仮に捕まれば相手は即懲役刑(例外を除く)となるわけですが、懲役刑に課さなければいけないということは、それだけ多くのリソースを割いて捜査も行わなければいけないということになります。
このような事情があり、仮に警察届けに被害届を出し、捜査に動いてもらうためには、警察の負担を減らすためにより多くの証拠が必要となってくる点に注意が必要です。
また、以下のような国際ロマンス詐欺の手口の情報も参考にできるので、ご自身からも調べておきましょう。

出典:兵庫県警察
次に、警察に相談するメリットとデメリットについて述べます。
・警察相談専用電話:#9110
・各都道府県警察の被害相談窓口:https://www.npa.go.jp/higaisya/ichiran/index.html
探偵へ相談する
「とにかく証拠を豊富に集めたい」という場合は、探偵への相談が最もオススメできます。
探偵なら、あなたが実現不可能な行動や、24時間尾行といった多大なリソースを割くような行動まで可能となります。
仮に依頼を行えば、以下のような行動をベースに、相手方の不祥事を明らかにしてくれるでしょう。
- 他の女(国際ロマンス詐欺のターゲットとなる人物)と会っていないか調査
- 詐欺のターゲットを信用させるための高級マンションを複数用意しているか調査
- 経歴などを偽っていないか調査
- 相手が関与している犯罪グループなどがないか調査
探偵に依頼するメリットとデメリットについて述べます。
国民生活センターに相談する
国際ロマンス詐欺に遭った際の相談先として国民生活センターを利用することは一つの選択肢です。
国民生活センターは、消費者保護や消費生活に関する相談を受け付ける公的機関です。
主な役割としては相談支援、問題解決の仲介や消費者教育などが挙げられます。
国際ロマンス詐欺に遭った場合、被害の内容や詳細について相談することができます。
詐欺師からの連絡や取引の記録などを提供し、相談の内容を具体的に伝えることが重要です。
また、適切な対応策や次の行動について具体的なアドバイスを受けることができます。
以下のような資料も公式サイトで提供しているので、ぜひ確認してください。
次に国民生活センターに相談するメリット・デメリットを紹介します。
国民生活センターの一覧:https://www.kokusen.go.jp/map/
弁護士に相談する
前項で説明した証拠をしっかりと集めておけば、弁護士へ相談を行うことで、民法704条の規定に則り、相手方へ強制的に被害額を返金させられるようになります。
通常のお金の貸し借りのトラブルにおいては、民法703条の不当利得 返還請求権が用いられます。
一方で、悪意をもって、あなたからお金を詐取した詐欺に該当するケースでは「悪意の受益者」と呼ばれる民法704条の規定を大いに活用することができます。
また704条では、相手方へ利息をつけて被害額を請求できるようになっています。
相手方が内容証明郵便や支払い督促などを受け取ったら、支払いを逃れることはできません。
万がー支払いを逃れようとした場合は、ADR(裁判外 粉争解決手続き)などの簡易的な手続きや、訴訟を踏むことで、段階的な差し押さえも可能となります。
支払い督促などの対応手続きを弁護士に依頼するという連絡を行ったり、あるいは弁護士から代理で連絡を行ってもらったりすることで、相手方があっさりと返金に応じてくれる可能性が残されています。
精神的なダメージを負ったことが証明できた場合には、さらに慰謝料として請求することもできます。
弁護士に相談するメリットとデメリットについて述べます。

その他:被害者団体に相談
その他にも被害者団体などが挙げられます。
被害者団体は国際ロマンス詐欺などの詐欺に遭った被害者を支援する団体や非営利組織として、これらの組織は相談窓口や情報提供、心理的なサポートを提供しています。
以下は警察庁が提供している被害者団体の情報なので、ぜひ参考にしてください。
国際ロマンス詐欺に遭った場合、上記の窓口に連絡することで被害の報告やアドバイスを受けることができます。
重要なのは、一人で悩まず早めに相談することです。専門家や関係機関の助けを借りながら、適切な対処を行いましょう。
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国際ロマンス詐欺に引っかかってみた人についてのよくある質問

ここからは、国際ロマンス詐欺に引っかかってみた人について、よくある質問についてまとめていきます。

国際ロマンス詐欺に実際に引っかかった人の体験談を教えてください
ここでは、実際に国際ロマンス詐欺に遭ってしまったAさんに話を聞いてみましょう。
トルコにあった荷物の引き取りに保険料が数百万かかるといわれたので、そんな大金を支払うのは難しいと返信すると『臓器を売れ』と言われました…
この人の話からは、自分から送金を行うだけではなく、相手からお金を預かることにもリスクがあることが分かります。
その他にも国際ロマンス詐欺に引っかかってしまった被害体験談を沢山あります。
「偽ハリウッドスターにだまされた」 国際ロマンス詐欺で7500万円被害 漫画家、井出智香恵さんが体験語る
以上のように、勇気を出して他の被害者が発生しないように発信してくれる方がいるので、事前から国際ロマンス詐欺に騙されないように学んでおくのが大切でしょう。
最近、他の体験談もTwitterやTik Tokで沢山出ているので、できるだけ沢山の資料を調べてみてください。
国際ロマンス詐欺は画像で見抜けるって本当?
国際ロマンス詐欺を行う人物のプロフィール画像には、画質が良すぎる、美男美女過ぎることがあげられます。
以下の記事では、ロマンス詐欺をはたらく人物のプロフィール画像の特徴について、詳しく解説しています。
国際ロマンス詐欺のよくある手口は?
国際ロマンス詐欺は、SNSだけのやり取りや対面でのやりとりなど、様々なシチュエーションにおいて行われているため厄介です。
上記のような心理状態に漬け込み、逆手に取るのが、国際ロマンス詐欺師の大きな特徴といえます。
あなたが思った心掛けが、全て相手の策略の中に入っていることを考えると、とても恐ろしいですよね。
国際ロマンス詐欺に日本人がよく引っかかってしまうのは本当?
国際ロマンス詐欺の被害者については、一概に言える正確な統計データが存在しないため、明確な回答は難しいです。
しかし、報道や実際の事例から判断すると、日本人が国際ロマンス詐欺の被害に遭うことが多いとされています。
国際ロマンス詐欺は、インターネットやSNSを通じて進行される詐欺手法の一つであり、被害者が感情的になってしまいやすい特徴があります。
日本人の中には、異国の魅力や文化に惹かれやすい人も多く、そのような背景から詐欺師の罠に引っかかるケースが増えていると考えられます。
国際ロマンス詐欺の手口は多様であり、詐欺師が相手に対して信頼関係を築き、お金や個人情報をだまし取ることが目的となります。
被害者はしばしば恥ずかしさや恐怖心から事件を報告することができず、被害の実態を正確に把握することが難しいとされています。
したがって、国際ロマンス詐欺の被害者が日本人に多いと言われる理由は、特定の要因やデータによって支持されているわけではありませんが、日本人が被害に遭うケースが多い傾向にあると言えるでしょう。
国際ロマンス詐欺に引っかかってみたふりをして連絡続けてみても大丈夫?
引っかかってみたふりをして国際ロマンス詐欺に関わる行為は、非常に危険なので絶対にやめましょう。
詐欺師との関わりは法的なトラブルや被害を引き起こす可能性があります。国際ロマンス詐欺は、詐欺師が相手を騙し、金銭や個人情報をだまし取ることを目的としています。
引っかかってみたふりをして関わることは、詐欺師の意図を逆手に取るという考え方かもしれませんが、その行為には重大なリスクが伴います。
まず、詐欺師との関わりを装った行為は、法的な問題を引き起こす可能性があります。
詐欺師が被害者としての立場を主張し、あなたの行動が法的に問題視されることもあります。
また、あなた自身が詐欺行為への加担や共犯と見なされるリスクもあるため、法的なトラブルから身を守ることは非常に重要です。
詐欺師との関わりを装った行為は冒険心や好奇心からくるものかもしれませんが、そのリスクと危険性を理解し、避けるべきです。
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まとめ:国際ロマンス詐欺が疑わしい場合はまず弁護士に相談
ここまで、国際ロマンス詐欺に実際に引っかかってしまった人の体験談や、国際ロマンス詐欺にあった場合の対処法などについてまとめてきました。
これは詐欺かもしれない
そう感じたら、迷わず弁護士や探偵などの第3者機関へ、相手の素性調査や、しかるべき法に則った対抗措置について、相談するようにしてください。
証拠さえきちんと握っていれば、「民法704条(悪意の受益者)」を活用した強制的な返金も、相手を詐欺罪として立件逮捕することも可能となります。

