投資詐欺

マッチングアプリで投資詐欺をする人の特徴。資産運用の話や投資勧誘には注意!

この記事で分かること
  • マッチングアプリでの投資詐欺の実態
  • マッチングアプリの投資詐欺事例
  • マッチンアプリで資産運用・投資詐欺の話をしてくる人の特徴
  • マッチングアプリで投資詐欺を疑うべきメッセージの特徴
  • マッチングアプリで投資勧誘された時の対処法

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マッチングアプリで資産運用・投資話の話をされたら詐欺の可能性大

マッチングアプリでの投資詐欺の実態

近年、マッチングアプリが投資詐欺の「入り口」として利用されている実態があります。

本来、マッチングアプリは、パートナーと出会えるツールとして優れたものなのですが、そこに詐欺師が潜んでいる可能性があります。

そういったマッチングアプリの実態を知り、マッチングアプリから始まる出会いが投資詐欺という結末にならないように、自分を守る知識を身に着ける必要があります。

警視庁の発表によるとSNS型ロマンス詐欺の被害の中で最初にマッチングアプリを使用した件数は男女合わせて1,153件で1番多いです。その中で投資名目の詐欺割合は71.6%となっています。

参照:警視庁|令和6年11月末におけるSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について

なぜ、マッチングアプリを使った投資詐欺が増えているのか

以前から「国際ロマンス詐欺」という詐欺がありましたが、それは、恋愛感情を利用させて振込みをさせるというものでした。

マッチングアプリ 外国人 投資詐欺
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マッチングアプリを使った投資詐欺は、その進化系ということになり、パートナーを探すことを目的として利用されるマッチングアプリは、恋愛感情を抱かせるのにもってこいなのです。

誰しも、自分に好意を持ってくれている人に「二人の将来のためにお金を稼ごう」と言われてしまったら、投資をしたことがない人でも、やってみようかな、と心が揺らいでしまうはずです。

マッチングアプリは、詐欺師により、そういった投資に興味のない人をターゲット層として掘り起こすのに悪用されているのです。

マッチングアプリを使った投資詐欺の手口

詐欺師は、マッチングアプリの中では投資を勧めてきません。

SNS(ほとんどがLINE)に移行してやり取りをしようと言ってくるはずです。

LINEでやり取りする中で、恋愛感情を抱かせ、あなたが断りづらい状況を作っておいて、何気ない日常の会話の中に、

今日はこれだけ儲かった
叔父さんや姉が有名な経済アナリストである

などと投資の話を挟み込んできて、「損をしないから二人の将来のために投資を始めないか」、などと勧めてきます。

投資の種類は、仮想通貨であることが多いですが、FXや金(ゴールド)の取引きである場合もあります。最近では、ネットショップを一緒に経営しよう、という「ネットショップ型」という一見すると投資とは分からない若者向けの投資も増えています。

架空の詐欺サイトに誘導され、アカウント(取引口座)を開設させられ、指定された口座に振込みをすると、アカウントの残高に画面上は反映されるので、信用してしまいます。

言われたとおりに詐欺サイト内で操作をしていくと、みるみるアカウントの残高が増えていくのですが、いざ出金しようとすると、先に「税金」やマネーロンダリングの疑いがあるとして「保証金」などの支払いをしないと出金できないと言われてしまい、目の前の残高にはお金があるように見えるので、それらの支払いもしてしまうのですが、いくら振り込んでも出金はできません。

実際にあったマッチングアプリの投資詐欺事例

事例①|典型例

マッチングアプリで知り合った「桃子」と名乗る人物からLINEでやり取りしようと言われ、「桃子」のLINEを追加すると、二人の将来のために、叔父が情報提供して利益が出るという「仮想通貨」への投資を誘われた。「METAMASK」という実在する仮想通貨のプラットフォームアプリをダウンロードするように指示され、そのアプリの検索機能により外部の詐欺サイトに誘導されてアカウント開設した。初めは少額の投資から始めることになり、両替口座に振込みをすると、詐欺サイト内のアカウントのUSDTというドルに対応した仮想通貨に両替されたので(実際は画面上の数字が増えただけ)、その後も投資のために指定された口座により高額の振込みをしていった。「桃子」に指示されたとおり詐欺サイト内において操作をしていくと、アカウントの残高が増えていき、投資により利益が出たものと思って出金しようとしたところ、先に「税金」を支払わないと出金できないと言われてしまい、その振込みもしてしまったが、今度はマネーロンダリングの疑いがあるとして「保証金」を支払わないと出金できないと言われたので、弁護士事務所に相談して詐欺だと発覚した。

事例②|ネットショップ型

マッチングアプリで知り合った「秋山」と名乗る人物とLINEに移行してやり取りをするようになった。「秋山」は、一緒にネットショップの経営をしようと持ちかけてきて、「Shopee」の日本版という(詐欺)サイトに誘導されてネットショップのアカウントを開設した。ネットショップは国際的な市場なのでドル建てであると説明され、ネットショップの注文を処理するため、(詐欺)サイト内のチャットにおいてカスタマーサービスに指定された両替口座に試しに少額の振込みをすると、アカウントの「財布」にドルに両替されて反映されたので(実際は画面上の数字が増えただけ)、信用して高額の注文処理をしていった。しかし、あまりに高額の注文処理を求められ、資金が足りないのでネットショップを止めて出金してほしいと申し出ると、カスタマーサービスから、先に「違約金」の支払いをしないと出金できないと言われてしまい、「秋山」に相談すると、「違約金」を出してくれるとのことで、代わりに振込みをしてもらったところ、今度は「秋山」から返金を求められ、消費者金融から借入をしてその振込みもしてしまったが、「秋山」が日本に来て会う約束となっていた日にドタキャンされて、結局「秋山」と会うことも出金することもできず、弁護士事務所に相談して詐欺だと発覚した。

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マッチンアプリで資産運用・投資詐欺の話をしてくる人の特徴

あなたに恋愛感情を抱かせようとするわけですから、画像上、美男美女が多いです。

また、マッチングアプリからLINEでやり取りしようと持ちかけてきます。

個人的なLINEを教えてもらえると、自分に好意があるのかな、と思ってしまうものです。

そして、日本人名をかったていますが、外国に居住している、あるいは、日本人と外国人のハーフなどと、中身は「外国人」であることが多いです。

これは、最近の投資詐欺は、「外国人」(特に中国人)が日本人をターゲットにしている場合が多いのですが、言葉遣いであったり、感性だったり、やり取りをしていると日本人であることに違和感を覚えるタイミングがあるので、それをカモフラージュしているのです。

マッチングアプリで投資詐欺を疑うべきメッセージの特徴

  • 呼び方
  • 必ず儲かる
  • 「一歩一歩」「根気強く」
  • 「税金」「保証金」

特徴①|呼び方

詐欺師は、あなたに好意があるような呼び方をしてくるので、「夫」や「妻」であったり、「ハニー」や「ダーリン」と呼んでくることが多いです。

また、実は「外国人」(中国人)である場合が多いので、中国人が親密な人を呼ぶときの「兄」や「姉」と呼ばれることもあります。

もっとも、これらは、通常の出会いでもある呼び方なので、それだけでは詐欺だと断定はできませんが、投資の話になると、詐欺師は自分を「先生」と呼ばせ、あなたを「生徒」と呼ぶこともあります。

特徴②|必ずもうかる

本来の投資にはリスクがつきものです。

しかし、詐欺師は、必ずもうかる、というようなことを言ってくることが多いです。

それを信用させるために、身内(叔父など)に経済アナリストがいて、その指示に従ってこれだけの利益が出た、というようなことを言ってくることがあります。

特徴③「一歩一歩」「根気強く」

詐欺師は、あなたを信用させて、詐欺サイトにおいてアカウント(取引口座)を開設させたり、振込みの指示をしてきます。

その際、携帯画面のスクリーンショットを送ってきて、懇切丁寧に教えてくれます。

ときには、あなたがもたついていると、「一歩一歩」とか「根気強く」とか言ってきますが、日本人はあまりそういう言い方はしませんよね。

特徴④「税金」「保証金」

アカウント(取引口座)から出金しようとすると、先に「税金」を支払わないと出金できないだとか、多額の出金申請のためマネーロンダリングの疑いにより取引口座が凍結されたので「保証金」を支払わないと出金できない、というようなことを言ってくることが多いです。

「税金」は、税務署から請求されるのなら分かります。百歩譲って、源泉徴収されるとしても、目の前のアカウント(取引口座)に残高があるのですから、そこから差し引けばいいはずです。

「保証金」も同様で、さらに何らかの名目で振込みをしないと出金できないと言われたら、詐欺だと思って間違いないでしょう。

それらの支払いをしたらお金が返ってくるという甘い言葉を詐欺師は言ってきますが、目の前のアカウント(取引口座)の残高は画面上の数字だけです。惑わされないように。

怪しいなと思ったら弁護士事務所に相談をしましょう。

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マッチングアプリで投資詐欺にあった場合の相談先

  • 相談先①|弁護士
  • 相談先②|警察
  • 相談先③|振込先金融機関
  • 相談先④|消費生活センター

万が一、マッチングアプリで投資勧誘された時の対処法

「恋は盲目」とよく言いますが、マッチングアプリを経由して投資勧誘を受けたら、一度冷静になって、家族や周囲の人に相談することが大切です。

第三者の目で見れば、投資詐欺を未然に防ぐこともできる可能性があります。

もっとも、マッチングアプリを利用しているということは、近しい人には話したくないという気持ちも理解できます。

そういう場合は、弁護士事務所に相談してみるのがよいと思います。無料で相談を受けてくれる法律事務所もあり、専門的な観点から意見をくれると思います。

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マッチングアプリで投資詐欺にあわないための見分け方

  • いつまでも会えない
  • 日本語がおかしいのに日本人になりすましてる
  • 「個人口座」に振込を要求してくる

いつまでも出会えない

マッチングアプリは恋愛をするために使っている人がほとんどです。そのため、LINEに移行後もやり取り自体は恋愛感情を抱かせるような内容なのに一向に会える気配がない場合や会ってもいないのに資産運用の話や投資話をしてくるようであれば、詐欺を疑いましょう。

相手が恋愛をするために使用しているのであれば、1度は会うのが普通です。しかし、詐欺師は色々と会えない理由をつけ一向に会おうとはしません。

日本語に違和感がある

上述の通り、外国人が日本人になりすまして、投資詐欺に勧誘しているケースが多くあります。そのため、日本語に違和感があることが多いです。

日本人同士であれば、丁寧な口調で話すような場面でも命令口調で話してきたり、笑う表現なども日本人が使わないような表現でメッセージを送ってくる場合があります。マッチングアプリで出会いを求めているのであれば、日本人になりすます必要性はなく、日本人になりすましているような素振りが見えた際には詐欺を疑うようにしましょう。

また、翻訳のミスなどにより中国語の漢字などが出てくることもあります。この場合も注意が必要です。しかし、昨今ではAIの発達により翻訳技術が進歩しているため、メッセージだけでは見分けることができないこともあります。

そのため、マッチングアプリでのやり取りは普通だったとしても、LINEなどの移行後、投資話などをしてきた場合には詐欺を疑うようにしましょう。

「個人口座」を指定してくる

マッチングアプリでやり取りしていた人が投資話の後、振込などの際に「個人口座」を指定してきた際は投資詐欺の可能性が非常に高いです。

まともな投資案件などであれば、マネーロンダリングになるような「個人口座」を指定してくることはあり得ません。もし、「個人口座」に振り込むように連絡が来た場合は、一旦振り込むのをやめて弁護士事務所へ相談しましょう。

マッチングアプリを使った投資詐欺でよくある質問

※各種質問に対する解説をお願い致します。

  • マッチングアプリを使った投資詐欺は日本人・外国人どちらが多いですか?
  • マッチングアプリを使った投資詐欺は返金できますか?

マッチングアプリを使った投資詐欺は日本人・外国人どちらが多いですか?

圧倒的に「外国人」が多いです。

もちろん、日本人の詐欺師がマッチングアプリに潜んでいる場合もありますが、その場合は、実際に会うことができ、実質的には風俗であったり、ぼったくりであったりという被害に遭うこともあります。

しかし、マッチングアプリを使った投資詐欺では、LINEなどに移行して、実際に会うことができないということが特徴です。

詐欺師は、マッチングアプリを利用する際に、偽造の身分証明書や他の被害者の身分証明書を利用して登録するので、画像上は日本人でも中身は「外国人」である、ということも可能です。

海外からLINEで投資詐欺をする「外国人」にとって、マッチングアプリはその「入り口」として利用するのにもってこいのツールということになります。

マッチングアプリを使った投資詐欺は返金できますか?

マッチングアプリを使った投資詐欺では、実在しない人間のアカウントによるLINEなどのSNSでやり取りが完結してしまうので、警察であっても犯人逮捕が容易ではありません(このような投資詐欺を最近では「SNS型の投資詐欺」と呼びます。)。

そのため、犯人グループに返金請求することはまず不可能と言っていいでしょう。

しかし、振り込んでしまった口座は実在し、犯人グループの目的はお金を手にすることですので、その口座は必ず犯人グループに繋がっています。

その過程には民事上の法的責任を負う者が介在していることになります。そこで、その口座を頼りに返金請求をしていくことは可能です。

一般の民事事件とは異なり、かなり特殊な手続きが必要となるため、その返金請求も簡単ではないですが、専門の弁護士事務所があるので、返金可能か相談してみるのがよいでしょう。

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