インターネットの利用が当たり前となった現代社会において、多くの相談・通報が寄せられるのがネット詐欺。
ネット詐欺は誰しもが被害に遭う可能性が高い犯罪なので、ネット詐欺に関して正しい知識を身につけ、仮に遭遇しても冷静に対処することが重要です。
そこで本記事では、万が一ネット詐欺に遭遇した場合でも、「返金できるケース」を一覧で解説していきます。
また併せて、おすすめの相談先も紹介するので、ネットリテラシーを高めるためにもぜひ参考にしてみてください。
- ネット詐欺において返金が可能な詐欺リスト
- ネット詐欺で返金したいならおすすめの相談先
- ネット詐欺返金に関するよくある質問
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ネット詐欺において返金が可能な詐欺リスト一覧
ネット詐欺はとても身近な犯罪なので、もしかしたら読者の皆さんも遭遇することがあるかもしれません。
しかし、もしネット詐欺の被害者になってしまった場合、「これは泣き寝入りかな…」とすぐに諦めてしまうのは避けましょう。
もしかしたら、皆さんが迅速に行動をすることで、失ったお金を取り戻すことができるかもしれないからです。
「商品が全く届かない」など、ネット詐欺に巻き込まれたことに気付いたら、慌てず冷静に対応することが何よりも大切。
そこでまずは、ネット詐欺において返金が可能な詐欺リストを一覧にまとめましたので、確認してみてください。
国際ロマンス詐欺
国民生活センターによると、近年では、国際ロマンス詐欺の被害に遭う人が急増しています。
初めて名前を聞いた方も、もしかしたらいるかもしれませんが、こちらは簡単に言うと「SNSなどで知り合った海外の相手を甘い言葉で騙し、自分の恋人や結婚相手のように振る舞って、金銭を送金させる特殊詐欺」のことです。
マッチングアプリやSNSなどは、誰でも気軽に登録できる便利なツールですが、怖い言い方をすると、詐欺師にとっても騙す相手を見つけやすい便利な場所でもあります。
そしてこの国際ロマンス詐欺は、「自分は絶対に騙されない」と油断しきっている方ほど、引っかかってしまう傾向にあり危険。
詐欺師たちは人が喜ぶことを熟知しているため、ロマンティックな甘い言葉を連発して、心を揺さぶってきます。
「恋は盲目」といった言葉がある通り、一度心を揺さぶられてしまうと、冷静に考えができなくなり、お金をすんなりと渡してしまうのです。
なので、「自分には関係ない」と考えず、普段から予防線を張っておくことが非常に重要になります。
もし海外の人とやり取りをしている中で、以下の特徴に当てはまっていたら、国際ロマンス詐欺を疑ってみてください。
・プロフィール写真がモデル級の美男美女
・職業が軍人
・返信があまりにも早い
・税金、投資関係で金銭を要求してくる
・不幸な境遇を話し、同情を誘ってくる
また、国際ロマンス詐欺の詳しい内容や実例などが下記サイトで紹介していますので、ぜひ見てみてください。
国際ロマンス詐欺で返金されるケース
また国際ロマンス詐欺は、返金が難しいといわれる特殊詐欺の一種ですが、近年では返金されたケースも珍しくありません。
詐欺に遭わないことが一番ですが、遭ってしまった場合は仕方がないので、そこからはできる限りの対処をすることが大切です。
返金率を上げるためには、送金の履歴や、メッセージのやり取りなどの証拠を保存しておきましょう。
SNS詐欺
SNSを通して行われる詐欺のことをSNS詐欺と言います。
普段皆さんが何気なく使っているSNSですが、人を騙そうと考えている詐欺師たちは山ほど存在。そのため「詐欺師がいるかもしれない」と考えてSNSを利用することが重要です。
特に国際ロマンス詐欺同様、魅力的な異性が接触してきて騙し取られるケースが多いので、気を付けましょう。
SNS詐欺のよくある手口は以下の通り。
・出会い系詐欺 → 魅力的な相手に変装して騙す
・副業詐欺 → 都合のいい噓の情報を流して騙す
・なりすまし詐欺 → 知り合いを装って騙す
・チケット詐欺 → 倍率の高いライブチケットなどをエサに騙す
またこちらのSNS詐欺に関しても、返金されたケースがあるので、すぐに泣き寝入りすることは避けましょう。
詐欺師との会話のやり取りなど、詐欺の証拠となる情報を残しておくことが重要です。
フィッシング詐欺
フィッシング詐欺とは、インターネットを利用する人から、クレジットカード情報や銀行口座情報を騙し取る犯罪です。
実在する企業を装った怪しいメールが届いたことが、皆さんにもあるのではないでしょうか。
フィッシング詐欺の特徴は、次の通りです。
・送られてきた文章の内容が、対応を急がせるものや不安を煽るようなもの
・送られてきた文章に、不自然な日本語が使われている
・記載されているWebサイトのURLが、本物と微妙に違う
またフィッシング詐欺は、宅配業者や携帯キャリア名乗るケースも多発しているので、細心の注意を払いましょう。
仮に身に覚えのない支払いなどがあった場合は、すぐに銀行やカード会社、警察などへ連絡することが重要。
決して金銭を払ってはいけません。
不正利用されたことが証明できる場合、請求の取り消しや返金対応をしてもらえることがあります。
ワンクリック詐欺
ワンクリック詐欺とは、アクセスしただけなのに、突然高額な支払いを要求されるサイトのことです。
このワンクリック詐欺ですが、万が一高額な支払いを要求されても当然支払う義務はありません。なので、「登録されました」などの画面が表示されても、基本的に無視で大丈夫です。
それでも、「焦ってお金を振り込んでしまった」ってこともあるでしょう。
そのような際には、「登録されました」といった画面を写真に残しておくことや、サイトURL、運営者情報、利用規約などをメモすることをおすすめします。
偽販売サイト詐欺
偽販売サイト詐欺とは、注文した時に海賊版が届いたり、そもそも商品が届かないといった悪質な犯罪です。
偽販売サイトは実際に存在する通販サイトをマネしていたり、一見何の変哲もないサイトだったりするので、被害は急増中。
特に最近は、中国関連の偽通販サイトが増加してきていて、2023年も増え続けているので十分に気を付けましょう。
偽販売サイトの特徴は、以下の通り。
・URLが「https://~」で始まっていない
・連絡先メールアドレスの末尾が見かけないもの
・決済方法が「銀行振込」にしか対応していない
・店舗名と取扱い商品が一致していない
・一般的な販売価格よりも極端に安く販売されている
万が一詐欺サイトで商品を購入してしまった場合は、すぐに販売業者に連絡をして返金の手続きを行いましょう。
それでも問題を解決できない場合には、各金融機関の窓口へ相談・通報したり、カード会社へ連絡をすることが大切です。
投資詐欺
「絶対に利益が出る」といった誘惑で資金を騙し取って、そのまま音信不通になる投資詐欺。そんな投資詐欺は近年増え続けていて、特に若い世代の被害者が増加傾向にあります。
若いうちから投資に興味を持つことは良いことですが、詐欺に巻き込まれてしまっては元も子もないので、しっかりと対策をするようにしましょう。
投資詐欺の特徴は、次の通りです。
・「リスクは全くない」と説明される
・未公開株や非上場株を持ちかけられる
・投資専用のLINEグループなどに勧誘される
もし被害に遭ってしまった場合は、名刺などの加害者の名前や連絡先がわかる資料、加害者とのやり取りがあった記録などの事実経過ができる資料をとにかく集めましょう。
そうすることでクーリング・オフ制度を利用し、加害者に返金を請求できる場合があります。
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ネット詐欺で返金したいならおすすめの相談先3選
どれだけ対策をしていても、ネット詐欺に遭遇してしまう可能性は十分にあります。
もしネット詐欺の被害者となってしまったら、一人で抱え込まずに以下の相談先を頼ってみてください。
【おすすめの相談先】
どの相談先もあらゆるネット詐欺に精通しているので、必ず力になってくれます。
消費者センター、国民生活センターなどに相談する
消費者と事業者間のトラブルについて無料で相談できるのが、消費者センター・国民生活センターです。
こちらでは、具体的な解決策などについてアドバイスをくれたり、事業者との交渉自体を手伝ってくれるケースもあります。
実際に相談をしたことで、問題の解決に至った例が複数あるので、まずは相談してみましょう。
消費者センター・国民生活センターへは、局番なしの「188」にかけることで繋がります。
また、過去のインターネットトラブルをまとめた記事も公開されているので、ぜひこちらも確認してみてください。
警察に相談する
ネット詐欺の被害に遭った場合、警察に相談するのも一つの手です。
相談する場合は、警察署に行くか、都道府県別のサイバー犯罪対策窓口の利用が良いでしょう。
被害届を出す際は、あらかじめ商品購入の証拠を保存しておくなど、詐欺被害の経緯をまとめておくとスムーズに話が進んでいきます。
しかし、警察は安心な機関ですが、民事不介入のため、返金交渉をしてもらえるわけではありません。
そのため、お金を取り戻したいのであれば、次に紹介する方法を検討してみてください。
弁護士に相談する
ネット詐欺の被害に遭い、お金を取り戻したいのであれば、弁護士への相談がおすすめです。
ネット詐欺に精通している弁護士であれば、状況にあった最適な解決策を示してくれます。また弁護士側で、詐欺師と直接交渉をしてくれるので、取られたお金が返ってくる可能性も高いです。
もちろん返金ができた際に、費用はかかってしまいますが、初回無料相談ができる事務所も多くあるため、まずは弁護士に相談してみるのは一つの手でしょう。
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ネット詐欺返金に関するよくある質問
続いては、ネット詐欺返金に関するよくある質問を紹介します。
ここまでの内容を読んでみて、まだモヤモヤが残っている方や、疑問解決に至っていない方は、ぜひこちらを確認してみてください。
【よくある質問】
- ネット詐欺は泣き寝入りするしかない?
- 偽通販サイトで間違って購入してしまいました。
- 詐欺師の特徴は?
ネット詐欺は泣き寝入りするしかない?
確かにネット詐欺は、証拠不十分などの理由で、泣き寝入りとなるケースはあります。
しかし例え少額でも、ネット詐欺から返金を得られたケースもあるのが事実。「騙された自分が悪い」と考えて泣き寝入りしてしまうのは、それこそ犯人の思うツボです。
悪いのはあくまでも騙した詐欺師たちですので、騙されたことが間違いないのであれば、しっかりと事件として扱うことをおすすめします。
自分と同じような被害者を増やさないためにも、早いタイミングで返金対応に動くようにしましょう。
以下の記事もぜひ参考にしてください。
偽通販サイトで間違って購入してしまいました。
偽通販サイトで間違って購入してしまった場合は、上記で紹介した相談先にすぐに連絡しましょう。
また併せて、偽通販サイトの画面をスクショするなどして、情報を記録しておくといいです。さらに「奪われたお金はどうしても返金してほしい」という方であれば、弁護士に相談するのがおすすめ。
最近はラインで気軽に無料相談に応じてくれる弁護士も多くいるので、自分一人で解決しようとせずに、まずはネット詐欺のエキスパートに頼りましょう。
詐欺師の特徴は?
詐欺師の特徴は下記のようになっています。
上記のような人は詐欺師かもと疑って接しましょう。
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まとめ:ネット詐欺を返金したいなら弁護士がお勧め
ネット詐欺の被害に遭遇した場合、一人で悩まずにネット詐欺に精通している相談先を頼りましょう。特に、ネット詐欺を返金したいなら弁護士がおすすめ。
ネット詐欺の被害に遭って「今回のことは勉強代だな…」と考えてしまうのは、非常に勿体無いです。
被害に遭ったと気付いた時点で、迅速に相談を弁護士や警察にすることで、事件が解決する可能性はグッと高まります。
ネット詐欺に遭遇した方々は、あくまでも被害者の立場なので、諦めずに対処しましょう。
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