仮想通貨詐欺とは、投資話を持ちかけ架空の取引ページへ誘導し、お金をだまし取ることです。
マッチングアプリには詐欺師が存在しており、実際に被害に遭った場合でも泣き寝入りしてしまう人は少なくありません。
当記事では、仮想通貨詐欺の事例や詐欺師の特徴など、以下の4つが分かります。
最後まで見れば、仮想通貨詐欺から身を守ることができます。
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マッチングアプリの仮想通貨詐欺とは?
消費者庁によると、近年ではマッチングアプリ利用者による詐欺の被害報告が増加傾向にあると言われています。(引用:消費者庁)
その中でもとくに注意していただきたいのが、仮想通貨投資の儲け話を持ちかけられお金を騙し取られてしまう仮想通貨詐欺です。(引用:消費者庁)
ここでは、マッチングアプリの仮想通貨詐欺がどのようなものなのか詳しく解説していきます。マッチングアプリの利用者または利用を検討している人はぜひチェックしておきましょう。
仮想通貨(暗号資産)の儲かる話を利用した詐欺
仮想通貨詐欺とは、投資話を持ちかけ架空の取引ページへ誘導し、お金をだまし取る詐欺です。そもそも仮想通貨(暗号資産)は、現物ではなく電子化された通貨を指し、円やドルのような法定通貨ではありませんが、法定通貨との交換や代金の支払いに使用できます。
なかでも有名な「ビットコイン」は、当初1BTCあたり0.0025ドルで取引されていましたが、バブル時には約19,290ドルまで高騰しました。
このことから、仮想通貨イコール一攫千金を狙えるというイメージがつき、注目を浴びています。仮想通貨詐欺は、それに目をつけた詐欺師が仮想通貨に興味がある人たちに嘘の投資話を持ちかけお金をだまし取っているのです。
仮想通貨とマッチングアプリの流行により年々被害が増えている
マッチングアプリの仮想通貨詐欺被害がのは増加傾向にあるのは、仮想通貨とマッチングアプリの普及が一番の理由ではないかといわれています。
MMD研究所が実施した調査によると、仮想通貨の認知度はスマホユーザーの約7割と高く「億り人」という言葉ができたことからみても世間の関心は高いと推測できるでしょう。
また、結婚相談所や婚活パーティーといった従来の婚活サービスは利用者率が2017年からほとんど変動が見られないのに対し、マッチングアプリは倍以上に上昇しています。
そのため、詐欺師も時代に合わせてマッチングアプリでターゲットを探し、認知度の高い仮想通貨にまつわる話でお金を引っ張ろうとしているのです。
(参照:DIME)
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マッチングアプリの仮想通貨詐欺の事例(イメージ)
ここでは、実際にあったマッチングアプリを経由した仮想通貨詐欺の実例をいくつかピックアップして解説していきます。同じ仮想通貨詐欺でも、詐欺師の性別や手口は一人ひとり異なるため、さまざまなタイプの詐欺師がいると考えておいたほうが良いでしょう。
また、これらは氷山の一角にすぎませんので、マッチングアプリやSNS利用の際には十分に気をつけてコミュニケーションを取ってください。
事例①:外国人女性を名乗る詐欺師から海外取引所へ誘導された事例
ひとつ目の事例は、マッチングアプリで知り合った外国人女性から暗号資産投資を勧められ、利益が出たと喜んでいたら出金できなかった体験です。
被害にあった男性は、マッチングアプリで知り合った外国人女性と仲良くなり、メッセージのやり取りを別の無料会話アプリへと移行しました。すると、海外取引所による暗号資産投資に勧誘され、もともと興味があったので女性が勧めるアプリに登録したのです。
指示通りアプリへ入金し投資したところ、実際に利益が出たので出金手続きをはじめたら運営元から出金には保証金や手数料の支払いが必要と連絡がきたので支払いましたがなかなか出金できません。
支払っても次々と支払い要求が届き、結局出金できず詐欺であったと気がつきました。
事例②:実際にリターンがでて信じてしまい300万騙しとられた事例
ふたつ目の事例は、マッチングアプリで知り合った年収1,000万円のハイスペック外国人男性を装う詐欺師から300万円騙し取られたお話です。
被害女性は、マッチングアプリで貿易関係の仕事についているシンガポール在住のイケメンと出会い、男性からの熱烈アプローチがきっかけで恋人関係になりました。
お付き合いから少しすると「姉が金融機関に勤めているから勝率の高い投資を紹介できる」と仮想通貨投資を持ちかけられ海外取引所への登録を勧められます。
少額投資からはじめ最初の2回は実際に利益が出て口座に入金まであったため男性を信じてさらに300万預けました。しかし、いくら待ってもそのお金は戻ってくることはありませんでした。
事例③:実際に存在する取引所を利用した仮想通貨詐欺の事例
みっつめは、マッチングアプリで知り合った外国人男性からビットコインの有名取引所を紹介され1700万円騙し取られてしまった事例を紹介します。
被害女性はマッチングアプリで知り合い婚約関係にあった男性から投資話を持ちかけられ、興味がないので断っていましたが「信じてほしい」となんども説得され、実際に存在するビットコイン取引所に登録し入金しました。
この時点では、法定通貨をビットコインに変えただけなので問題ありません。
しかし、入金後に婚約者から別の取引所へビットコインを移動するように指示されたのです。婚約者のことは信じているものの、投資に不安があったので少額から移動していきましたが実際にリターンが出て増えていくのでどんどん追加していきます。
その後、ビットコインを換金する話になると「問題が発生して出金できない」という報告を受け連絡も取れなくなったところで警察に相談し詐欺が発覚しました。
事例④:詐欺対策をしていたのに800万円騙し取られた事例
最後に紹介する事例は、近年マッチングアプリで流行している「ロマンス詐欺」の手口を知り、都度怪しいところがないかチェックしていたのに騙されてしまったお話です。
被害女性は、マッチングアプリで出会った異性と恋愛関係になってからお金をだまし取る国際ロマンス詐欺の対策として、プロフィール写真を画像検索していました。
一般的に国際ロマンス詐欺師は容姿端麗な設定であるため、フリー画像サイトからダウンロードした画像を本人画像に設定しています。そのため、Googleの画像検索を利用すると類似画像がたくさんヒットするので詐欺師だと判断できるのです。
しかし、今回詐欺行為を働いた人物は、画像検索にヒットしないため詐欺師ではないと判断し仮想通貨投資のもうけ話に乗ってしまいました。最初はリターンが出ましたが、追加投資していくうちに引き出せなくなり詐欺であったと気がついたのです。
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マッチングアプリの仮想通貨詐欺の詐欺師の特徴
マッチングアプリを利用した仮想通貨詐欺の実行犯は、さまざなな手口を組み合わせてターゲットを騙すため、詐欺師かどうか判断するのは難しいでしょう。
ここでは、詐欺師の特徴をいくつか紹介していきますので、ひとつでも当てはまっていたら詐欺かもしれないと疑い慎重に行動してください。また、詐欺師でなくともお金のやり取りはトラブルの元になるのできっぱりと断りましょう。
美男美女の写真をプロフィールにしている
マッチングアプリを利用した仮想通貨詐欺師は、アカウントのプロフィールに美男美女の写真を設定しているケースが多い傾向にあります。
相手を騙してお金を受け取る行為は、刑法上の詐欺罪に該当するため逮捕されると10年以下の懲役刑が科されるのです。そのため、詐欺師たちは身元がバレないように別人の写真を本人だと偽って掲載しています。
また、美男美女の写真を登録しているのは、ターゲットからお金をだまし取るため、大多数の人が好みそうな外見である必要があるからでしょう。
この場合、フリー画像サイトからダウンロードしたり、別のサイトから無断転用している可能性がありますので、Google画像検索により見分けることができます。
経営者・医師などの高収入な職業に設定している
仮想通貨詐欺にかかわらず、マッチングアプリを利用したさまざまな詐欺師は、経営者や医者といった社会的地位が高く高収入な職業を装っている傾向にあります。
マッチングアプリは、交際相手および結婚相手を探すという明確な目的があるため、パートナーの条件として人気の高い職業を詐欺師たちは設定しているのでしょう。
また、経営者や医師は会社員と比べて、仕事内容や勤務時間がバラバラであるため多少違和感のある行動をしてもいくらでも理由を後付けできます。
医師は職務の特性上、業務内容を詳しく話してはならず、経営者は会社を調べられても小さい会社だからといえばインターネットでヒットしなくても怪しまれません。
経営者や医師と名乗る人物がすべて詐欺師というわけではありませんが、可能性が高い以上警戒しておくに越したことはないでしょう。
早い段階で別のメッセージアプリへ誘導してくる
マッチングアプリを利用した仮想通貨詐欺師は、知り合ってから早い段階でメッセージアプリへ誘導してくるという特徴があります。マッチングアプリ内でメッセージを続けないのは、経費削減と詐欺行為発覚防止の2つが理由です。
男性がマッチングアプリを利用する場合、無料アプリであっても規定以上のやり取りをする場合に費用が発生します。早い段階で無料メッセージアプリに移行することで費用をかけなくて済むのです。
また、マッチングアプリの多くは詐欺対策の一環として、メッセージ内容から犯罪行為につながる可能性があるものを検知しています。
その点、LINEのようなメッセージアプリは、内容の秘匿性が高く第三者が介入するのが難しいため、詐欺師によく好まれるのです。
海外の取引所での仮想通貨買付を勧めてくる
仮想通貨に絡めた詐欺は、国内ではなく海外を拠点とする取引所への登録および、暗号資産の買付けを勧めてきます。仮想通貨の認知度は年々増加傾向にあり、国内取引所は調べればすぐ詐欺サイトかどうかわかるようになっているため、バレにくい海外取引所を装った架空サイトへの誘導が増えているのです。
海外取引所へ誘導する際のは「国内取引所よりレバレッジ制限がゆるい」「税金がかからない」というような甘い言葉で誘ってきます。
また、税金は日本に在住している限り原則発生いたしますので申告しなければ脱税に問われることもありますので気をつけてください。
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マッチングアプリで仮想通貨詐欺に遭ってしまった時の対処法
どんなに気をつけていても、恋人関係にある相手を疑うのは難しいため、騙されてしまう人も少なくありません。
ここでは、実際にマッチングアプリを利用して仮想通貨詐欺の被害に遭ってしまったときの対処法を紹介していきます。
対処が早ければ早いほど被害額を取り戻す確率も上がりますので、泣き寝入りせず実践してみてください。
証拠を残しておく
仮想通貨の架空サイトへの誘導やお金の受け渡しのやり取りが残っている場合は詐欺行為の証拠となるため、スクリーンショットで端末に保存しておいてください。
詐欺被害後、警察へ被害届を提出したり弁護士へ賠償金請求手続きを依頼したりする際は、詐欺があったという証拠が必要になります。証拠がなければ警察も弁護士も介入できないため、逮捕はもちろんのことお金を取り戻すこともできません。
そのため、詐欺行為が発覚したらできるだけ早くスクリーンショットで自分が所有する端末への保存をおすすめしています。
アプリ事務局に報告をする
マッチングアプリ利用中に詐欺行為が発覚したら、すぐにアプリを運営する事務局へ報告してください。
一般的に詐欺師は、マッチングアプリで複数名のターゲットにアプローチしている可能性が高いため、現在進行中で騙されそうになっている人もいます。すぐさま通報することで一人でも多くの被害者を救うことになるのです。
また、複数名から被害報告が届けば、運営元も調査の末アカウント停止手続きや警察への通報ができるようになります。逆をいうと、利用者から通報がない限り運営元は被害があったことさえわからないので、何の対策も施せません。
つまり、詐欺行為を運営元に通報することは、犯人逮捕だけではなく、新たな被害発生を防ぐためにも重要なのです。
既に被害が出ている場合は警察に相談を
嘘の情報でお金を騙し取られてしまった場合は、刑法上の詐欺罪に該当しますので最寄りの警察署にできるだけ多く証拠を持って相談に行ってください。
先に説明した通り、被害届の受理には詐欺行為があったと明確にわかる証拠が必要になります。証拠が不十分と判断された場合は、被害届は受理されず相談だけとなりますので犯人逮捕は難しいでしょう。
以下に、詐欺罪を立証に役立つ証拠の一例を紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
- メッセージのスクショ
- 電話の録音記録
- 詐欺師の個人情報(氏名・住所・電話番号等)
- お金の受渡し記録(入金明細・振込口座情報等)
また、詐欺罪が成立し犯人逮捕に至ったとしても、お金が確実に戻ってくる保証はありません。返金に関して警察は介入できませんので、弁護士へ相談しましょう。
詐欺を取り扱う弁護士に相談する
騙されて渡してしまったお金をできるだけ多く取り返したい人は、詐欺の取扱実績が豊富な弁護士事務所へ相談しましょう。
お金を取り戻すための賠償金請求には、相手の特定・詐欺被害の証明・各種書類作成が必要となり、素人でもできますが膨大な時間がかかるため、弁護士への依頼をおすすめしています。
また、詐欺行為や法律に詳しくない素人の場合、詐欺師に言いくるめられてしまう可能性もありますので、被害者と詐欺師の接触は好ましくありません。
弁護士費用は決して安いとはいえませんが、依頼しないと戻ってくる可能性はゼロに限りなく近いでしょう。どのくらいの費用がかかるかきになる人は、無料相談に対応している弁護士事務所に問い合わせどのくらいかかるか聞くこともできます。
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マッチングアプリの仮想通貨詐欺についてよくある質問
マッチングアプリで出会う異性のほとんどが純粋な利用者ではありますが、詐欺師も紛れ込んでいるため見分ける力を身につけなければいけません。仮想通貨詐欺を見分けるコツは以下の2つが重要といわれています。
-
- 詐欺の手口を熟知しておく
- 何事も慎重に考える
ここでは、マッチングアプリを利用した仮想通貨詐欺を知りたい人がよく疑問に思う質問をいくつかピックアップして回答していますので、ぜひ参考にしてください。
女性も被害に遭うことがある?
マッチングアプリを利用した仮想通貨にまつわる詐欺被害は、男性だけでなく女性の被害者も多く報告されています。
投資詐欺は、経済的な余裕がある人がターゲットにされるという先入観から女性は被害にあわないと思っている人もいますが、性別はあまり関係ありません。
逆に、マッチングアプリを利用した詐欺師は、結婚適齢期をすぎ結婚願望が強い女性をターゲットに選び、弱みにつけ込みお金をだまし取ろうとする人もいます。
したがって、女性だからと安心せず、マッチングアプリで出会った人物に怪しい点や違和感を感じたらブロックして近づかないようにしましょう。被害に遭ってしまうと、お金を取られるだけでなく精神的ダメージも負ってしまいます。
詐欺師はどこの国の人が多い?
詐欺師は氏名・性別・職業・国籍とあらゆる個人情報を偽ってターゲットに接触するため、どこの国籍の人が多いか正確にはわかりません。
強いていうのであれば、アジア圏で摘発される詐欺師が多く、設定している国籍はアジア・欧米・ヨーロッパと日本人がよく知っている国の人が多い傾向にあります。
アジアや欧米諸国は、日本人なら誰でもわかる国が多く、アプリでマッチングしやすいため設定している詐欺師が多いのでしょう。
どこの国出身の人で遭っても、詐欺師の特徴に該当する行動がある場合は、慎重に見極めていくか連絡を絶ちましょう。
詐欺師がよく利用するメッセージアプリは?
マッチングアプリでターゲットを物色した仮想通貨詐欺師は、アプリ内でのやりとりも早々にLINEやカカオトークといったメッセージアプリに誘導します。
LINEやカカオトークは面識のある人同士のやり取りを想定して提供されているため、メッセージ内容がチェックされていません。
多くの詐欺師がLINEやカカオトークを利用する理由は、単純に登録者が多く無料で利用できるので断る人がほかのアプリに比べて少ないからでしょう。
多くのマッチングアプリでは、LINEやカカオトークを含め外部サービスへの誘導が禁止されています。誘導されるがままに移行すると規約違反とみなされあなた自身もアカウント停止される可能性がありますので注意してください。
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まとめ:マッチングアプリの詐欺師の特徴を理解して、被害に遭わないように
マッチングアプリで詐欺の被害に遭わないように今回は以下の内容を紹介しました。
- マッチングアプリによる仮想通貨詐欺とは
- 仮想通貨詐欺の事例
- マッチングアプリに潜む詐欺師の特徴
- マッチングアプリで仮想通貨詐欺に遭った場合の対処法
マッチングアプリで安心してパートナーを探したい人は、詐欺師の手口や特徴を理解して常に警戒しておきましょう。仮想通貨投資自体は詐欺ではありませんし、実際に多くの利益を出した人も存在しますが、まったく知識のない人が手を出すのは危険です。
マッチングアプリで出会った見ず知らずの人にもうけ話を持ちかける人は詐欺と判断して深い関係にならないよう注意しましょう。
万が一、被害に遭ってしまった人はできるだけ多く証拠を集めて警察や弁護士に相談してください。
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