ヤフーパートナーは、ユーザーに出会いの場を提供するサービスですが、詐欺の被害などは発生しているのでしょうか。
この記事では、ヤフーパートナーというユーザー数の多い人気のサイトにおけるトラブル事例や起こりうる詐欺行為について、注意点や対処法なども併せて解説していきます。
この記事でわかること
・ヤフーパートナーがどのようなサイトなのか、運営元がどこなのかがわかる
・ヤフーパートナーであったトラブル事例がわかる
・ヤフーパートナーにいる要注意人物を見分ける6つのポイントがわかる
・マッチングアプリで起こる可能性がある8つの詐欺の種類がわかる
・マッチングアプリで詐欺被害に遭った場合の6つの対処法がわかる
この記事の情報を参考にして、ヤフーパートナーの利用時に詐欺の被害に遭わないように注意しましょう。
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ヤフーパートナーでの詐欺の前に-ヤフーパートナーとはどんなもの?-
ヤフーパートナーなどのサイトで発生している詐欺事例や詐欺被害について解説する前に、前提知識としてヤフーパートナーがどのようなサービスを提供しているウェブサイトなのか、またその運営元などについて説明しておきたいと思います。
ヤフーパートナーのサービスの内容が分かるとそこに関連して発生してる詐欺の種類や手口などの詳細がわかりやすくなります。
ヤフーパートナーとは
ヤフーパートナー(Yahoo!パートナー)とは、恋愛・婚活のための国内最大級のマッチングサービスです。ヤフーパートナーでは、異性との出会いを目的としたさまざまなサービスが提供されています。
ヤフーパートナーの基本的な使い方は以下のようなものです。
まずヤフーパートナーに登録されたプロフィールをチェックして気になる・興味がある相手に「いいね!」ボタンを押します。
自分が「いいね!」ボタンを押した相手から、「ありがとう!」の返信メッセージが返ってきた場合にはマッチング成立です。
上記の手順でマッチングが成立した場合には、相手とヤフーパートナーのサイト内で直接テキストメッセージでやりとりを開始できます。
また、ヤフーパートナーでは検索機能を設け、ユーザーの理想の相手を見つけやすくしています。具体的には、結婚希望・年収・趣味・年齢・居住地・職種などの条件で自分が希望するタイプの異性を検索する機能です。
さらに、共通の趣味や興味を持つ相手が見つけやすいように「グループ」機能を設定しています。これは、映画・漫画・ゲーム・音楽・猫好きといった特定の趣味趣向で分けられた集団に参加することで自分と価値観が似通った相手と出会いやすくしているのです。
さらに、日々のちょっとしたイベントごとや最近の出来事を報告することができる「みんなの近況」というコンテンツもあります。相手の投稿に共感した場合には、リアクションで反応することでその相手とコミュニケーションを取れる機能もついています。
ヤフーパートナーの運営元
ヤフーパートナーの運営元は、「ヤフー株式会社」です。ヤフー株式会社は、1996年にアメリカ法人である「Yahoo!」と「ソフトバンク」の合弁により設立された日本のインターネット企業です。
有名な事業としてはポータルサイトの「Yahoo!JAPAN」を運営しているほか、「Yahoo!ショッピング」や「ヤフオク!(旧Yahoo!オークション)」などのイーコマース事業や、会員サービス事業、ウェブサイト内の広告やブロードバンド関連事業などを手掛けています。
このようなヤフー株式会社が提供するマッチングサービスであるヤフーパートナーには、各種サポート体制やセキュリティシステムが導入されており、登録ユーザーが安心して利用できるのが特徴です。
まず、24時間365日登録者や違反者の報告を受け付け、プロフィールや写真や投稿内容のチェックをするカスタマーケア・スタッフが在籍しています。ガイドラインに違反するなど不適切な内容のプロフィールは事前にチェックされ、公開されません。
さらに、迷惑行為を繰り返すユーザーはプロフィールに「注意マーク」を表示し、規約違反の程度がひどい場合には登録を抹消するなどの対応を約束しています。
そのうえで、ヤフーパートナーはYahoo!JAPAN ID登録情報と本人確認、携帯電話認証といった認証・連携システムで不正利用を防止するような体制を徹底しています。
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ヤフーパートナーでは詐欺がある?-トラブル事例-
それではヤフーパートナーでは詐欺事例は発生しているのでしょうか。ここではマッチングサイトでの詐欺トラブル事例について解説していきます。
上記で解説してきたようにマッチングサイトは異性との出会いを目的としたコンテンツを多数提供していますが、登録ユーザーの中には詐欺師が紛れ込んでおり、一般のユーザーが被害に遭うというケースもあります。(あくまでマッチングアプリ詐欺によくあるイメージ例になります)
モデル並みの容姿のプロフィール写真
モデルや芸能人並の容姿端麗なプロフィール写真を投稿している人とは詐欺などのトラブルになるケースがあります。
マッチングサイトは、異性との出会いを目的として利用している方がほとんどでしょう。登録ユーザーの中には、より自分を魅力的に見せるためにモデル並みの容姿や芸能人のように容姿端麗なプロフィール写真でアカウントを作成している人もいます。
実際にその人がそのような見た目の場合は、トラブルが発生することはないでしょう。トラブルに発展するのは写真の見た目と実際に登録している人物の見た目が大きく異なっているケースです。
ここで注意が必要なのは、プロフィール写真を大幅に盛って相手を誤解させたからといって詐欺が成立するというわけではないことです。詐欺とは、財産交付の判断の基礎となる重要な事実について被害者を錯誤に陥れて財産を騙し取る行為を指します。
したがって詐欺トラブルとして警戒しておかなければならないのは、美男美女の写真を実際には詐欺師が悪用して、被害者から財産をだまし取ろうとしているケースです。
「Yahooパートナー」で明らかにサクラと思われる若くてきれいな方の写真が複数回アップされます。これらについては、①「いいね」を押すとすぐにマッチングの連絡がくる。②数日間で退会する。 という特徴があります。 課金をさせるためにYahooが仕掛けているのでしょうか?それとも詐欺、美人局などを狙ったものでしょうか?
引用元:Yahoo!知恵袋
特に容姿が美しい女性のプロフィール写真を使用しているアカウントは、男性ユーザーからのアクセスが多くなる傾向があります。そのため、詐欺師にとってはターゲットにしやすい人物を漁(あさ)るには非常に好都合な隠れ蓑として悪用できてしまうのです。
同じ写真を利用した複数アカウント
同じ写真を利用した複数のアカウントが存在している場合は、詐欺師や詐欺集団によって運用されているアカウントの可能性があります。
同じ写真の人物が異なる名前やプロフィール・経歴で登録されている場合には、同じ顔の人物が複数存在しているはずはないため、利用者と写真の人物が異なる可能性が高くなります。
1人の人物の顔写真を流用して複数アカウントを取得することで、詐欺師が組織的・同時多発的にターゲットとなる利用者にそれぞれのアカウントから接触を試みることが可能となるのです。
詐欺の場合、設定されている顔写真はインターネット上に存在する第三者の写真を無断で利用しているか、画像生成プログラムによって生成・加工された架空の人物である可能性もあります。
不自然なプロフィール文のアカウント
不自然なプロフィール文を掲載してるアカウントについては、詐欺師によって作成されたアカウントである可能性が高まります。
不自然なプロフィール文の具体例として、まず不自然な日本が使用されている例があります。日本人として登録されているにもかかわらず、文法にミスがあったり、誤字脱字・スペルミスがあまりにも目立つようなケースです。
これは詐欺集団が、日本人をターゲットとし、日本人のふりをしてアカウント運用している可能性が想定できます。
誤解がないように付言すると、外国人であるから詐欺師であると言っているのではありません。不自然な日本語が使用されているという問題点は、真実は外国人であるにもかかわらず「日本人のフリ」をして接触しようと企てている点にあります。
以上より、外国語をインターネット上の自動翻訳機にかけて生成したような不自然な日本語が目立つ場合には、外国人による日本人へのなりすましアカウントであるおそれがあります。
外部サイトへの誘導
先日Yahoo!パートナーに登録をし、連絡を送ったところその方からメルアドが記載された返事が届いたのですが、登録は削除されておりました。 そのアドレス宛に返事しない方が良いですか? 詐欺か何かの可能性はありますか?
引用元:Yahoo!知恵袋
ヤフーパートナーでは、マッチングできた相手とメッセージ、チャット機能を利用して相手とコミュニケーションをとれるようになっています。
しかし、このようなサービスを通じて外部サイトへ誘導される場合には、相手は詐欺師の可能性がありますので注意が必要です。
多くのマッチングサイトや出会い系サイトにおいては、他のユーザーに金銭の支払いを要求したりお金の貸し借りをそのサイト内でしたりすることは禁止行為としてガイドラインに記載されていることがほとんどです。
そのため、お金に関するやり取りや詐欺の疑いのあるやり取りは運営によって監視され、規約違反のユーザーとしてアカウントの停止・抹消、サービスの利用停止などの対象となってしまうおそれがあります。
そのようなリスクを避けるために、詐欺師はまず外部サイトやSNSに被害者を誘導するのです。被害者が詐欺の被害に遭うケースではこのように外部サイトに誘導されたうえで金銭の要求などを受ける場合が多くなっています。
また、詐欺師が外部サイトに誘導する場合には、ターゲットから氏名、住所、電話番号、金融機関情報やクレジットカード情報などの重要な個人情報を偽サイト上で盗み取ろうとしているリスクもあるため注意が必要です。
マルチ関連のビジネス営業
ヤフーパートナーのようなマッチングサイトを利用する際に多い相談として、マルチ関連のビジネス営業を受けたという被害報告です。
マッチングアプリで知り合った人から、「FX取引でかなり利益が出るので一緒にやらないか」と誘われた。言われるがまま複数人の個人の銀行口座に約10日間で合計約310万円の現金を振り込んだ。一度利益分として約40万円が戻ってきたが、そのお金は「元手にボーナスベントに参加しよう」と言われ振り込んだ。その後、ボーナスイベントの参加をやめたいと伝えたところ、違約金が800万円かかかると言われ不審に思った。取引しているとされた証券会社にボーナスイベントのことを問い合わせたところ、そういうことはやっていないとも言われ、騙されていると気づいた。まだSNSのやり取り等は残っているがその後あまり連絡を取らないようにしている。相手とはSNSでしかやり取りしておらず、詳しい個人情報はわからない。返金してほしい。
引用元:国民生活センター
マルチ商法とは、商品やサービスの販売員になって販売利益を得ると同時に他人を販売員になるように勧誘し、一定の紹介料が得られる商法のことを指します。このようなマルチ商法は、特定商取引法では連鎖販売取引として規制されています。
マルチ商法の問題点は、商品が売れずに多額の在庫や負債を抱えてしまう傾向が強いこと、親戚・友人を巻き込み人間関係が破壊されるリスクがあること、上流の一部の会員しか儲けられないことなどが指摘されています。
ヤフーパートナーでマルチ商法に勧誘される流れとしては以下のようなものです。
まずヤフーパートナーのサイト上でマッチングした相手と一定期間やり取りをすると、実際に会ってみようという流れになります。イベントやセミナー、勉強会などの名目の催しに誘われ行くとマルチ商法の上級会員に引きあわされて勧誘を受けることになります。
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ヤフーパートナーにいる要注意人物を見分けるポイント-詐欺に遭わないための対処法-
それでは、ヤフーパートナーにいる要注意人物を見分けるポイントについて解説していきます。
ヤフーパートナーは真剣な恋愛や結婚相手を探すために利用されていますが、一部の利用者が詐欺行為をはたらく可能性があるため、注意しておくことが重要です。
ここではそのような詐欺師のおそれがある要注意人物を見分けるためのポイントとして、詐欺に遭わないための6つの対処法を紹介していきます。
プロフィール写真
まず、プロフィール写真がモデルや芸能人並に整っている容姿端麗な人物の場合には注意が必要です。
当然、恋愛市場や婚活市場において、「見た目が美しい異性」「美男・美女である」ことは、高いポイントとなります。見た目が美しい人であればそうでない人に比べて「この人と仲良くなってみたい」「もっと詳しく知りたい」と思ってもらえる確率が高まります。
そこで詐欺師はそのようなユーザーの心理を利用して被害者を騙すために、意図的に美男美女をプロフィール写真に設定している可能性が高い傾向です。
しかし実際は、インスタグラムやフェイスブックなどのSNS上に存在している無関係な美女やイケメンの写真を無断で盗用している可能性があります。また、最近では画像生成AI技術の進歩によって簡単に架空の美男・美女の画像を作り出すことも容易です。
詐欺の被害に遭わないようにするには、モデル並みに美しい人物がプロフィール写真になっている場合には、画像検索することで他人の写真か否かが判明することもあります。
Googleの画像検索機能を利用すると名前もプロフィールも異なる全く無関係な第三者の写真が悪用されていることが分かり、騙されずに済むというケースもあります。
不自然な自己紹介文
自己紹介文に不自然な日本語が使われている場合には詐欺師を疑いましょう。
具体的には、日本語の自己紹介文に単純な文法のミスや誤字脱字・綴りミスなどが目立つ場合には、相手は外国人の詐欺師集団である可能性があります。
また自己PRが過剰な人や、同じ文面なのに異なるアカウントのユーザーが複数存在している場合にも詐欺アカウントである可能性が高まりますので要注意です。
お金持ちアピールがあるかどうか
お金持ちアピールをする人物も、詐欺師の可能性があるため要注意です。
派手な私生活や高収入があることを匂わすようなプロフィール文の人物は、経済的に余裕のある人物を装うことで異性が集まってくることを知っています。
- 経営者や企業のCEO
- 個人事業主
- 医師、弁護士、投資家 など
一般的に高い収入があると言われてる職業も詐欺師が用いやすいプロフィールとして警戒しておく必要があります。詐欺師が投資家や経営者を語ることが多いのは、FX(外国為替)や仮想通貨、会社経営について正確な理解や知識を有している人が少ないからです。
日本人は、労働者として企業や事業者から雇われて毎月給料をもらう生活をしてる人が多い傾向です。そのため、投資家や起業家がどのような生活をしているのかを想像できる人は少ないのです。
したがって詐欺師は自分の素性をバレにくくするために投資家や起業家など世間的には少数の富裕層のふりをして被害者を騙そうとしているのです。
LINEアカウントを聞いてくるまでの期間
LINEアカウントを聞いてくるまでの期間が短い相手も要注意です。ヤフーパートナーで詐欺をはたらく詐欺師は、マッチングが実現した後すぐにLINE IDや電話番号の交換などを求めてきます。
なぜならマッチングアプリ上で詐欺や勧誘などの規約違反行為を繰り返した場合には、迷惑ユーザーとして運営に通報されてしまうリスクがあるからです。
迷惑ユーザーや規約違反ユーザーと判断されてしまうと、運営によってアカウントの停止や抹消がなされ今後、そのサイト上で活動することができなくなってしまいます。
詐欺師としてはターゲットを漁る穴場を失うことになるためそのようなリスクは回避したいはずです。
その点、メッセージアプリのLINEは1対1のやり取りを前提としており、基本的にアカウントの停止などのリスクもありません。
さらに被害者から現金をだまし取ったあとに行方をくらませる場合や、詐欺であることがバレてしまった場合であってもLINEであれば相手をブロックすることで追及の手をかわすことが可能となるのです。
コミュニケーション能力
コミュニケーション能力が異常に高い相手にも警戒しておく必要があります。
話が上手な相手、気さくな相手が必ずしも詐欺師であるとは言い切れません。しかし、過剰に褒めてくる相手やすぐに恋愛関係に誘導しようとする言動が目立つ相手はもしかすると詐欺師かもしれません。
人は誰しも褒められれば嬉しくなりますし、自分のことを高く評価してくれる人に好意を抱いてしまうものです。詐欺師もそのような人間の心理は百も承知です。
「すごくかっこいい/タイプです」「めちゃくちゃかわいいですね」などと言われ続けると非常に気分が良く、相手と過ごす時間が楽しい時間に感じられるようになります。
相手が恋愛詐欺やロマンス詐欺の詐欺師の場合には、そのように被害者に恋愛感情を抱かせることで現金をだまし取りやすく誘導するのが手口です。
ターゲットに恋愛感情や親近感を抱かせることで、詐欺師の思い通りにコントロールできるようにするのです。詐欺師側の立場からすると、相手と密にコミュニケーションをとって信頼関係を構築するまでの期間は、いわば「仕込み」の期間であると言えます。
そのため相手のことを褒めちぎったり、なんでも言うことを肯定してくれるようなコミュニケーション能力が高い相手の場合には、詐欺師ではないかと警戒しておくことが必要です。
会おうとするまでの期間
会おうとするまでの期間が短い相手も詐欺師の可能性があるため要注意です。真剣に恋人や結婚相手を探している人であれば、ある程度やり取りをし、信頼関係が構築できてから会おうとなるのが自然な流れです。
そうであるにも関わらず、マッチングが成立してすぐに会おうとしていると感じる場合には注意が必要です。なぜならそのような相手は真剣に交際する気がなく、詐欺師である可能性があるからです。
マッチングサイトを悪用する詐欺師の最終目標は、ターゲットから現金などの財産をだまし取ることですので、できるだけ効率的に関係を進展させたいはずです。
したがって、マッチングしてから会おうとするまでの時間が不自然に短い相手は、詐欺師の可能性があるとして注意しておく必要があります。
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マッチングアプリは詐欺が起こる可能性がある?-可能性がある詐欺の種類-
それでは、マッチングアプリや出会い系サイトで起こる可能性がある詐欺の種類について詳しく解説していきます。
副業・投資詐欺
「副業詐欺」とは、誰でも簡単に稼ぐことができる副業の案件を紹介できると勧誘し、被害者から財産を騙し取る手口を指します。
また「投資詐欺」も同様に、誰でも簡単に稼げる投資先や投資の方法を情報提供すると勧誘し、被害者から財産を騙し取る手口です。
いずれも有料のセミナーへの参加を要求されたり、高額な情報商材の購入を勧誘されたりするというのが典型的な手口です。
SNSで知り合った人に誘われてセミナーに参加した。「日本円を暗号資産に替えて海外事業者の専用口座に入金すると高い利息が付く」と説明され、40万円を暗号資産に替えて専用口座に送金した。しかし、後日出金しようとしたらできなかった。約束どおり利息を付けて返金してほしい。
引用元:国民生活センター
マッチングサイトで聞いてもいないのに投資や副業の話をしてくる場合には副業詐欺や投資詐欺の可能性が高まります。
ネットワークビジネス
高校の先輩 から「もうけ話がある」と誘われ、一 緒に事 業者の営業担当者とWeb会議
をした。投資で稼ぐような話で、よく理解できなかったが、誰かを勧誘すれば報酬がもらえるネットワークビジネスで、登 録 には 50万 円が必要とのことだった「。お金がない」と言うと「借金してもすぐに返済できる」と言 われ、先輩の指示で、消費者金融の無人機に偽の勤務先や年収等を入力して50万円の借金をし、その場で手渡した。その後投 資では 稼げず、借金の返済も苦しくなってきた。(当事者:学生)引用元:国民生活センター
「ネットワークビジネス」とは、特定の商品の販売員として被害者を勧誘して、さらにその商品を友人・知人などに販売してもらうことで販売員のネットワークを拡大していく詐欺の手口です。
マッチングサイトで出会った人に執拗に物品の購入を勧められたり、第三者にしつこく会わせたがったりする場合にはネットワークビジネスのおそれがあります。
ぼったくり
「ぼったくり」とは、マッチングした相手を、ぼったくりバーや飲食店に知らないふりをして連れていき、法外な料金を支払わせる詐欺の手口です。
ぼったくり詐欺の場合、料金を請求する店舗とマッチングした相手はグルで、騙して店に連れてこれそうなターゲットをマッチングサイトで探していた可能性があります。そのため強引にデートの待ち合わせ場所や店舗を指定してくる相手には警戒することが必要です。
デート商法
「デート商法」とは、ターゲットの恋愛感情を利用して、高級ブランド物などをプレゼントさせる手口です。
SNS やマッチングアプリ等をきっかけに知り合う
SNSやマッチングアプリをきっかけに知り合い、インターネット上でメッセージのやり取りをした後、「会いたい」等と言われるケースが増加しています。動画では男性がターゲットとなっていますが、女性が被害にあうこともあります。引用元:国民生活センター
詐欺師ははじめから高額なプレゼントを購入してもらうことだけが目的で、恋愛や交際の意図は全くありません。しかし、これを事後的に立証することは非常に困難です。
デート商法として、ジュエリーやブランドバッグを買わせる手口が典型的でしたが、近年は不動産や仮想通貨などの金融商品を買わせる事案も報告されており、被害金額が高額にのぼるケースも存在しています。
結婚詐欺
1年前、ヤフーパートナーで結婚詐欺に会いました。そのことでヤフーパートナーに報告したのですが、 ヤフーでは「規約違反」ではないから、 「どなたでも自由にご利用いただける」などという、被害者の気持ちを逆なでする回答が来ました。 もしまだ被害があるなら警察に相談しろと。(すでに返金はほぼ済んでいます)
引用元:Yahoo!知恵袋
結婚詐欺とは、結婚する気がないにもかかわらず結婚の意思があるかのように振舞って、結婚を口実に被害者から現金・財産を騙し取る詐欺の手口です。
結婚詐欺の場合、「2人の挙式の費用を捻出するため」や「生活費を捻出するため」という口実で暗号資産(仮想通貨)などの投資を勧め、偽サイトから金銭をだまし取る手口も報告されています。
恋愛詐欺
恋愛詐欺とは、恋愛感情がないにもかかわらず、恋愛感情があるかのように装って、恋愛関係にあることを奇貨として被害者から現金などを騙し取る手口です。
恋愛感情や男女の関係になったあとに、「親が事故に遭って高額の医療費がかかる」や「会社に損失を出してしまい一時的に穴埋めのためが費用が必要」などと、お金が必要となるトラブルが次々に発生する特徴があります。
ロマンス詐欺
ロマンス詐欺とは、マッチングサイトや出会い会アプリで出会った相手を言葉巧みに騙して恋人や婚約者になったかのように振舞い、金銭を送金させる特殊詐欺の一種です。
特にロマンス詐欺の中では、外国人の医師や軍人などになりすまし、経済的な支援や渡航費、荷物の受け取りなどを依頼してくる「国際ロマンス詐欺」の被害が目立っています。
国際ロマンス詐欺は、国際恋愛詐欺などとも呼ばれますが、被害者をテキストベースのやり取りだけで信じさせ、一度も会うことなく金銭をだまし取ることが特徴です。
美人局
美人局(つつもたせ)とは、男女が共同して恐喝や詐欺により被害者から金品の交付を受ける手口です。
具体的には女性側が被害者となる男性をマッチングサイトで誘惑し、交際関係や肉体関係を有した段階で夫や恋人を名乗る男性が現れ、被害者から慰謝料の名目で金銭を騙し取るものが典型例です。
マッチングした相手が、積極的に男女の関係に持っていこうとする場合には美人局である可能性があるため注意が必要です。
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マッチングアプリで詐欺に遭ってしまった場合の対処法
マッチングサイトを利用して詐欺の被害に遭ってしまった場合には、冷静な対処が求められます。ここでは、実際にマッチングサイトで詐欺被害に遭った場合の6つの対処法について解説していきます。
記録を残す
詐欺被害に遭ったと思った場合には、できるだけ被害の状況が分かる記録を残してください。
- 相手方に振り込んだ振込明細
- 相手方とのやり取りがわかるメッセージの記録
- 相手が指定してきたサイトのURL
メッセージなどは相手から事後的に削除されても見返すことができるようにスクリーンショットなどで保存しておくことが重要です。被害の証拠を残しておくことで各種機関に相談する場合に役立ちます。
運営窓口に相談
マッチングサイトやマッチングアプリの運営会社に詐欺の被害に遭ったことを報告しましょう。運営元は詐欺被害に対する対応策を構築している場合があります。
運営元が適切に対応することで、詐欺師が特定できたり逮捕したりできる可能性が高まります。
国民生活センターへの相談
マッチングサイトで詐欺被害に遭った場合には、国民生活センターに相談することもできます。国民生活センターは、消費者問題に関する情報提供や調査研究を行っている国の公的な機関です。
どこに相談してよいか分からない場合には、「消費者ホットライン(188)」に電話することで住んでいる地域の相談窓口や市区町村の消費生活センター・消費生活相談窓口を案内してくれます。
国民生活センターや消費生活センターでは、無料で今後の対応方法やほかの専門の機関についてのアドバイスを受けられます。
警察への相談
マッチングサイトで詐欺被害に遭った場合は、警察に相談しましょう。警察に被害届を提出することで詐欺事件として捜査された結果、犯人が逮捕される可能性があります。
警察に被害届を提出しに行く場合には、詐欺の被害や相手方の詐欺行為が分かるように収集しておいた証拠や資料を持参して説明できるようにしておくことが必要です。
弁護士への相談
詐欺の被害に遭ってお金を騙し取られてしまった場合には、弁護士に相談する方法もあります。
騙し取られたお金を取り返すには相手方を特定して、損害賠償請求や返還請求などの民事上の請求をする必要があります。相手方が話合いで支払いに応じない場合には、訴訟を提起して裁判所に請求を認めてもらうことが必要です。
弁護士は法律の専門家ですので、被害回復の方法や主張すべき内容などについて法的なサポート・アドバイスを受けることが期待できます。しかし、弁護士を依頼するには、費用が発生することも覚えておきましょう。
探偵への相談
詐欺師からお金を取り戻すには、相手がどこのだれかを特定する必要があります。詐欺師の素性について調査する必要がある場合には、探偵事務所に相談することも検討しましょう。
探偵事務所は、調査や証拠収集に関して豊富な経験や独自のネットワークを有している可能性があります。
詐欺師がどこのだれか手元の情報で特定できるか不安な場合は、探偵に依頼して調査してもらう手段もあります。
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まとめ:ヤフーパートナーで詐欺が疑わしい場合はまず相談
ヤフーパートナーで詐欺被害に遭ったと疑わしい場合には、できるだけ早急な対応を行うことが重要です。
記録の残し方や相談先の選択など、適切な対策を講じることで被害の拡大を防げます。また、ほかのユーザーにも被害が及ばないように、運営会社や関係機関に報告することも大切です。
詐欺被害が疑わしくお一人で悩まれている方は、信頼できる周りの人や警察、弁護士に相談しましょう。
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