投資詐欺に遭った際に警察との対処法は以下のようになります。
ただ、「警察はなかなか動かないんじゃない?」「自ら何を準備したら良いのか」など投資詐欺に遭った際に、警察に報告すべきなのか迷っている方がいるのではないでしょうか。
当記事では2024年6月の最新事例を踏まえて、投資詐欺における警察の動きについて説明します。
その他にも、投資詐欺における警察に関して以下のものがわかります。
最後まで見れば、警察から動いてもらって、投資被害から事前に身を守ることができます。
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投資詐欺に遭ったとき警察に動いてもらうには?その流れ
投資詐欺に遭った時、警察に動いてもらう対処法は以下になります。
投資詐欺に遭った場合は、冷静な判断と早急な対応が重要です。
警察に適切な報告を行い、証拠を保全した後は、法的手段を検討し、被害の回復を目指しましょう。
「警察に報告しても動かない」と思っている方がいるなら、最後まで見てください。
直ちに警察への報告
投資詐欺に遭遇した場合、速やかに地域の警察署に被害届を提出することが重要です。
被害届を提出する際には、できるだけ詳細な情報を伝えましょう。
詐欺を行った相手の情報や関与した人物の特徴、被害額や詐欺の手口などをできる限り明確に説明することが大切です。
まだ迷っている方に、警察に報告するメリットを説明します。
- 被害の拡大を防止
- 被害者の保護
- 捜査が進行
- 法的手続きの裏付け
- 被害回復のサポート
警察に詐欺の被害を報告することで、他の人が同じ詐欺に遭わないように予防する役立ちます。
警察が詐欺の手口や犯人の特徴を把握することで、同様の被害を未然に防ぐ対策を取ることができるからです。
また、被害者本人の個人情報も保護され、安全に捜査を進めることができるでしょう。
投資詐欺に遭遇した場合はできるだけ早く警察に報告し、動いてもらうことが重要です。
被害を最小限に抑えるためにも、迅速な対応が必要とされます。
警察相談専用電話:#9110
証拠の確保と保全
証拠の確保と保全は、投資詐欺事件に遭遇した場合に警察が動く可能性が高くなるため、非常に重要な手順です。
証拠は警察や弁護士が詐欺事件を調査し、適切な対処をする上で不可欠な要素となります。
証拠があることで、警察や検察が詐欺の実態を把握し、犯罪者を追及するための強力な武器となります。
そのため、これらの証拠が足りない場合は、警察が動かないと思うかもしれません。
以下に証拠の確保と保全方法について詳しく説明します。
- 証拠の確保方法
- 証拠の保全方法
証拠の確保方法
証拠を確保するためには、以下のような方法が挙げられます。
- 詐欺の手紙やメール、電話の記録を保存する
- 送金や取引の際の振り込み明細や領収書を保管する
- 詐欺行為に関連する契約書や書面をコピーして保管する
- 被害者が詐欺行為に遭遇した時期や状況を記録する
- 被害者以外にも詐欺に遭ったと思われる他の被害者の情報を収集する(共通点や被害状況など)
詐欺師とやり取りしたことを最初から全部思い出して、自ら記録していくのが大事です。
日時・手段・状況などをできるだけ細かく書いたら、証拠として効果的でしょう。
証拠の保全方法
証拠を保全するためには、以下の点に留意する必要があります。
- 証拠をデータ化して複数の場所に保存する(例:クラウド、USBメモリ)
- 証拠を改ざんや削除から守るためにパスワードで保護する
- 証拠を他の人にも見られる状態にしない(個人情報の保護に配慮する)
証拠を確保するだけで終わりではなくて、自分なりにきちんと保存しておくのが重要です。
警察や弁護士に渡したとしても、万が一のため、原本は必ず自分が持っているのが良いでしょう。
法的手段と被害回復のプロセス
投資詐欺に遭遇した場合、警察への報告後は捜査が行われますが、全ての被害回復には限界があります。
このような場合、被害者は以下のようなプロセスを検討することが重要です。
(1)警察による捜査:
警察は被害届を受理し、捜査を開始します。証拠の収集や容疑者の特定を行い、詐欺犯罪の摘発に努めます。しかし、捜査には時間がかかる場合や、証拠が十分でない場合もあります。
(2)民事訴訟の検討:
警察による捜査だけでは全ての被害回復が困難な場合、被害者は弁護士と相談し、民事訴訟を検討することがあります。民事訴訟では、詐欺を行った相手や関与した第三者に対して損害賠償を求める訴訟を提起します。
(3)損害賠償の請求:
民事訴訟において、被害者は詐欺によって受けた損害の回復を求めます。詐欺によって失った投資額やその他の被害に対して、適切な損害賠償を求めることが目的となります。
(4)弁護士のアドバイスを仰ぐ:
被害者は弁護士のアドバイスを仰ぎながら、適切な法的手段を検討します。弁護士は被害者の権利を守り、最善の解決策を提供する役割を果たします。
被害者は被害を最小限に抑えるために、警察をより積極的に動いてもらうよう、弁護士と民事訴訟を含む適切な法的手段を検討する必要があります。
弁護士のアドバイスを受けながら、被害の回復を目指すことが重要です。
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投資詐欺に遭ったときの警察以外に対処法
投資詐欺に遭った時に、警察以外にも以下の3つの対処法があります。
警察に報告するのも大事ですが、その他にも相談してみて法的サポートやメンタルサポートをもらうのが良いでしょう。
「警察が動かないけどどうしたら良いんだろう」と悩んでいる方がいれば、ぜひ参考にしてください。
各対処法のメリット・デメリットも解説するので、最後まで読んでください。
国民生活センターに相談する
投資詐欺被害者は国民生活センターに相談することを検討すべきです。
国民生活センターは消費者保護機関であり、詐欺被害に遭った際の相談窓口となっています。
専門の相談員が対応し、被害者に適切なアドバイスを提供します。
また、被害の報告書を受け付けており、集計したデータは行政機関や警察の捜査に役立てられることがあります。
以上のような資料も提供しているので、自分だけではなくて周りのためにもしっかり対応できるようにしておけば良いでしょう。
次に国民生活センターに相談するメリットとデメリットを紹介します。
消費者ホットライン:「188(いやや!)」番
国民生活センター:https://www.kokusen.go.jp/soudan_now/data/toushi.html
金融機関に相談する
投資詐欺被害者は、詐欺によって被った損失や不正な振込について、所属している金融機関に相談することが重要です。
金融機関は被害者の口座を保護する責任があり、不審な取引を把握した場合には迅速な対応を行います。
詐欺の被害を金融機関に報告することで、被害の拡大を防ぐことができます。
次に、金融機関に相談するメリットとデメリットです。
弁護士に相談する
投資詐欺の被害者は、弁護士に相談し、適切な法的手段を検討することも重要です。
弁護士は被害者の権利を守り、民事訴訟や損害賠償の請求を代理で行うことができます。
弁護士は被害者の立場に立ち、最善の解決策を提供します。
また、被害者が弁護士による法的手続きを検討していることを詐欺グループに伝えることで、追加の被害を防ぐこともできます。
次に、弁護士に相談するメリットとデメリットです。
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投資詐欺で警察が関わった3つの事例
投資詐欺において実際に警察が関わって動いた事例を3つ紹介します。
警察が動いて逮捕までされた例なので、どのような場合なのか知っておくのが大事でしょう。
主にニュースになるのですが、他のニュースやSNS上の事例が沢山あるので、自らも調べてみてください。
投資詐欺の事例①:池上彰を名乗った詐欺師の再逮捕
ジャーナリストの池上彰さんをかたってSNSでやり取りをし、投資名目で現金をだまし取った疑いで中国国籍の男が再逮捕され、14日朝送検されました。
有名ジャーナリストの池上彰を名乗った詐欺師を警察が再逮捕したニュースになります。
中国国籍の詐欺師はLINEを通して女性から500万円を騙し取ったようです。
最近話題になっている有名人なりすまし詐欺に注意が必要です。
SNSや動画配信サービスなどで偽の広告を通じてLINEのグループに招待する場合があります。
有名人の本人のアカウントや被害事例などを調べて詐欺に遭わないようしてください。
投資詐欺の事例②:SNS誘導されたLINEで4500円を騙し取られた男性
羽咋市に住む70代の男性がSNSで知り合った人物からうその投資話を持ちかけられ、現金およそ4500万円をだまし取られていたことがわかりました。
2番目の事例は、SNSで知り合った人から投資に持ちかけられ、4500円を騙し取られた話です。
70代の男性がネット上の広告からSNSに誘導され、投資のことを勧められたようです。
指定の口座に振り込んだ後にアドバイス料も要求されたことで詐欺に気づいたということです。
SNSの広告からLINEでの誘導はよくある投資詐欺の手口として、広告では「絶対儲かる方法」「100%保証」などの文言が使われます。
また、LINEの投資グループに突然招待される場合もあるため、早急退会してください。
投資詐欺の事例③:桐谷広人を名乗って多額を騙し取った詐欺師
静岡県藤枝市に住む50代の男性が、テレビに出演する投資家・桐谷広人さんを装ったSNSアカウントから紹介されたSNSグループに投資名目で約1100万円をだまし取られる詐欺事件がありました。
最後は1番目と同様に有名投資家の桐谷広人を名乗った詐欺師から多額のお金を騙し取られた事例です。
SNSアカウントから投資グループに招待され、投資資金として指定された口座に振込を要求されたようです。
桐谷広人のご本人のXアカウントでも詐欺の注意喚起を行っているため、必ず事実確認を行った方が良いでしょう。
私の偽物が、私の名前や写真を使って、投資詐欺を働いてるようで、皆さん注意してください。
私の偽物とLINEでつながり、おかしいと思って、本当に桐谷さんですか?と尋ねたら、下の免許証の写真を送ってきたそうです。
私は車の免許を持っていません。
免許証を見せたと言う事は、偽物の証明です💢😡 pic.twitter.com/QPZ2G0CUuP— 桐谷広人・桐谷さん【公式】 (@yuutaihiroto) September 14, 2023
詐欺にご注意😡‼️
有名人の写真と名前を使った詐欺が横行しています。
有名人が皆さんのお金を預かって増やすという事は絶対にありません。
私、桐谷広人が皆さんに、LINEで友達になりましょうとか、儲かる株の情報を教えましょうと呼びかける事は絶対にありません。 pic.twitter.com/aHCzJbYR5R— 桐谷広人・桐谷さん【公式】 (@yuutaihiroto) June 7, 2024
最近頻繁に行われる有名人なりすまし詐欺の手口を確認して、被害に遭わないよう注意してください。
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投資詐欺や警察に関してよくある質問
投資詐欺や警察に関してまだ質問がある方のために、以下のようにまとめました。
その他の質問に対しては、信頼できる情報源で自ら調べておくのが良いでしょう。
一つずつ詳しく回答していきます。
警察に相談する際に、証拠を持参すべき?
警察に相談する際にはできるだけ証拠を持参することが重要です。
詐欺被害を証明するためには、具体的な証拠が必要となります。
詐欺行為の内容や被害者の被った損害を裏付けるため、以下のような証拠を持参しましょう。
- 詐欺の被害額や取引履歴の記録
- 詐欺師とのやり取りが記録されたメールやチャットのスクリーンショット
- 詐欺の手口に関する情報や関与した人物の特徴
- 詐欺に遭った日時や場所についての証言(できれば目撃者がいるとな良い)
ただ、これらの証拠は警察に持参する前まで保全しておくのも非常に大事です。
他人に見せないように、自らしっかり管理できる方法を探しておきましょう。
警察が動かない原因は何がある?
警察が動かない場合、以下のような原因が考えられます。
- 証拠が不十分
- 捜査の優先順位
- 被害の性質
まず、警察は証拠の有無や内容を確認し、捜査の優先度を決定します。
証拠が不十分な場合は、捜査が進まないことがあります。
また、警察は法律に基づいて捜査を行うため、被害の性質や事件の要件に合致しない場合、対応が難しいことがあります。
そのため、警察の対応をいつまでも待っていることより、弁護士や他の相談先にお早めに連絡を取っておくのが良いでしょう。
警察が捜査を進めていない場合、どうすればよい?
警察が捜査を進めてくれない場合でも、被害者は次のような対応を検討することができます。
- 弁護士への相談
- 民事訴訟
- 消費者センターへの相談
当記事で紹介した対処法でもあるように、最初に取るべき方法は、弁護士へ相談することです。
弁護士は被害者の権利を代理して守り、適切な対応をアドバイスできるので効果的だといえるでしょう。
また、警察の捜査が進まない場合、被害者は民事訴訟を起こすことも考えられます。
詐欺師に対して損害賠償を求めることが可能です。
消費者センターに連絡するのも方法でしょう。
被害者は自らの権利を守るため、専門家のサポートを受けることが大切です。
投資詐欺の手口は何がある?
投資詐欺の手口は多岐にわたりますが、一般的な手口として以下のようなものが挙げられます。
- ハイリターン投資の約束
- 優良企業の偽装
- フィッシング詐欺
- マルチ商法との結びつき
詐欺師は高いリターンを約束して投資を勧誘しますが、実際には過大な利益を実現することは難しい場合があります。
また、詐欺師は偽の投資会社を装い、知名度のある企業や有名投資家との関係を偽装します。
他にも偽のウェブサイトやメールを用いて個人情報を詐取する手法も見られます。
投資詐欺の手口は巧妙かつ多様であるため、注意が必要です。
投資詐欺を見分ける方法は?
投資詐欺を見分けるためには、以下の点に注意する必要があります。
- 高いリターンの約束
- 投資対象の不明瞭さ
- ハイプな表現や強引な勧誘
- 不審な情報源
急激な高リターンを約束する投資は慎重に検討する必要があります。合理的でないリターンは詐欺の可能性が高いからです。
また、投資対象が不明確であったり、詳細な説明が欠如していたりする場合には注意が必要です。
投資を急かされたり、強引な勧誘を受ける場合には警戒してください。
投資は慎重に行うべきであり、情報の正確性と信頼性を確認することが大切です。
投資詐欺を防ぐための方法は?
投資詐欺を防ぐためには、以下のような方法があります。
- 情報収集と研究
- 専門家のアドバイス
- 健全な投資環境
当然のことですが、投資する前に、投資対象や企業について情報収集と研究を行いましょう。
信頼性のある情報源から情報を収集し、投資のリスクやメリットを理解することが重要です。
また、投資会社やブローカーを選ぶ際には、公式な登録や規制を受けているか確認しましょう。
その際に、専門家にアドバイスをもらったり言葉を参考にしたりして、信頼性のある取引プラットフォームを選択することが重要です。
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まとめ:投資詐欺を警察にすぐ報告して動いてもらおう!
投資詐欺に遭った場合は、まず直ちに警察に被害届を提出し、詳細な情報と証拠を持参することが重要です。
しかし、警察の捜査が十分でない場合や動かない場合もあります。
その際は、国民生活センターや金融機関、弁護士と相談することで適切な対応が可能です。
投資詐欺の手口にも注意が必要であり、高いリターンを約束する詐欺やフィッシング詐欺が存在します。
投資を行う際は、情報収集と研究を徹底し、専門家のアドバイスを仰ぐことが大切です。
健全な投資環境を確保するためにも、信頼性のある投資会社や取引プラットフォームを選択しましょう。
慎重な対応と正確な情報の確認により、投資詐欺から身を守ることが可能です。