マッチングアプリが身近になり、人々が出会いやすくなった今、投資や資産運用の「うまい話」を持って近づいてくる詐欺師には警戒しなければなりません。
マッチングアプリやSNSなどで、恋愛感情を利用して騙す詐欺をロマンス詐欺と呼びます。
なかでも、親密になってからFXや仮想通貨などへの投資・資産運用の話を持ちかけてくるタイプの詐欺は、被害額が大きくなる可能性があるため注意が必要です。
この記事ではマッチングアプリで「投資詐欺」を持ちかけてくる人の特徴や見分け方、相談先について解説いたします。
- マッチングアプリでの投資詐欺の実態
- マッチングアプリの投資詐欺事例
- マッチンアプリで資産運用・投資詐欺の話をしてくる人の特徴
- マッチングアプリで投資詐欺を疑うべきメッセージの特徴
- マッチングアプリで投資勧誘された時の対処法
【投資詐欺の疑いがある方へ】
仮想通貨詐欺の相談先は、ファーマ法律事務所がおすすめです。
ファーマ法律事務所では、ネット詐欺に強い弁護士が無料で相談に乗ってくれます。
詳しくはファーマ法律事務所公式サイトをご覧ください。
▶ファーマ法律事務所の公式サイトはこちら
\累計1,000人以上がLINE無料相談を利用/
※LINE登録後こちらからのお電話やしつこい勧誘連絡をすることは一切ありません。
※個人情報を不正利用することは一切ありません。
マッチングアプリで資産運用・投資話の話をされたら詐欺の可能性大

マッチングアプリの利用者数は、数千万人にも及ぶとされています。
過去にMMD研究所が男女29,350人に対して行った調査によると、20代、30代のうち半数以上が利用経験がありと回答しました。
利用者の人口増加と比例するように、マッチングアプリを悪用した投資詐欺の被害も多数報告されています。
※恋愛感情を利用して偽の投資勧誘を行う「ロマンス詐欺」など、他の詐欺種別に大別すべきケースに関しても、この記事では便宜上「投資詐欺」と表現しています。あらかじめご了承ください。
マッチングアプリでの投資詐欺の実態
近年、マッチングアプリが詐欺の「入り口」として利用されている実態があります。
以下は、恋愛感情を利用して金銭を騙し取る「ロマンス詐欺」の被害者が、詐欺師と接触したツールと、被害時の連絡ツールを表したグラフです。
グラフを見ると、多くの被害者がマッチングアプリで詐欺師と遭遇しているのがわかります。
また、SNS型投資詐欺・ロマンス詐欺の認知件数は年々増えており、令和6年には被害金額が1,268億円に達しました。上記のような詐欺被害が増えている現状、マッチングアプリを利用する際には、詐欺に警戒した方が良いでしょう。


恋愛感情を利用する「投資詐欺」に要注意
恋愛感情や下心を利用して近づき、「一緒に暮らしていくためにはお金が必要」などと投資の話を持ちかけるような詐欺は、「ロマンス詐欺」に分類されます。
ロマンス詐欺は主に以下の3つのタイプに分類されます。

詳しくはこちらの記事で解説しています。

この記事では、なかでも「投資型」のロマンス詐欺を便宜上「投資詐欺」として取り上げます。
マッチングアプリを介して行われる投資詐欺は、プラットフォームの分類上、恋愛感情を持たせる場合が多く、「騙されているのでは?」と警戒しにくい可能性があります。
また「海外の男性・女性と出会いたい」という国際恋愛への憧れを利用して騙す、「国際ロマンス詐欺」と呼ばれるケースも多いので注意が必要です。

いずれにしても、マッチングアプリを通して知り合った相手に投資や資産運用の話を持ちかけられたり、勧誘させられたりした場合は、詐欺を疑った方がよいでしょう。
マッチングアプリからLINEへ移行して行われる投資詐欺
悪質な詐欺師は、マッチングアプリ内のメッセージツールではでは投資を勧めてきません。
というのも、前述のグラフを見ていただければ分かりますが、多くのケースで「被害時の連絡ツール」としてLINEが用いられています。
LINEでやり取りする中で恋愛感情を抱かせ、あなたが断りづらい状況を作っておいて、何気ない日常の会話の中に、
などと投資の話をしてきます。そして、「損をしないから二人の将来のために投資を始めないか」、などと勧めるのです。
そのため、少しでも相手に「怪しい」雰囲気を感じたら、安易にLINEを交換しない方が安全です。

典型的な投資詐欺の例
言われたとおりに詐欺サイト内で操作をしていくと、みるみるアカウントの残高が増えていくでしょう。
しかし、いざ出金しようとすると、「先に税金を支払う必要がある」「マネーロンダリングの疑いがあるため保証金の支払ってほしい」などと支払いを要求。
何度支払いに応じても、名目を変えて次から次へと支払いを要求し、気づけば支払い総額は何千万円にも膨らんでしまっている…
…と、このようなケースが投資詐欺の典型例です。
また投資の名目はさまざまで、最近では仮想通貨への投資を持ちかけるケースが流行しています。

また、FXや金(ゴールド)の取引きである場合もあります。

さらに最近ではネットショップを一緒に経営しよう、という「ネットショップ型」の詐欺も存在します。例えば、以下はTinderというマッチングアプリで知り合った女性からネットショップの開業を勧められ、結果的に95万円を騙し取られた事例です。
青森県内に居住する40歳代の男性が、ネットショップ開業を勧められる詐欺で95万円をだまし取られました。
三沢警察署によりますと、男性は去年10月中旬にマッチングアプリ「Tinder」で知り合ったLINEアカウント「美子」という女性とやり取りをするようになりました。引用元:ネットショップ開業詐欺 マッチングアプリの女性から勧められ95万円だまし取られる(2025年1月20日掲載)|青森放送NEWS NNN

\累計1,000人以上がLINE無料相談を利用/
※LINE登録後こちらからのお電話やしつこい勧誘連絡をすることは一切ありません。
※個人情報を不正利用することは一切ありません。
マッチングアプリで行われる投資詐欺の一覧

マッチングアプリ上では様々な投資詐欺が横行しています。以下では代表的な詐欺の種類と特徴を解説します。
仮想通貨
仮想通貨詐欺はマッチングアプリで最も多く見られる投資詐欺の一つです。詐欺師は「確実に値上がりする銘柄」や「特別な投資手法」があると持ちかけ、偽のプラットフォームへ誘導します。
実際のケースでは、まず信頼関係を築いた後、「自分も投資で成功した」と話を持ちかけ、実在するウォレットアプリのダウンロードを促します。その後、詐欺サイトへ誘導され、少額から始めて徐々に投資額を増やすよう仕向けられます。
サイト上では利益が出ているように見える数字が表示されますが、出金しようとすると「手数料」「税金」などの名目で追加の支払いを求められる手口が典型的です。
正規の仮想通貨取引ではアプリ上の残高から手数料が自動的に差し引かれます。別途支払いを求められたら詐欺を疑いましょう。
FX
FX(外国為替証拠金取引)を装った詐欺では、短期間で大きな利益が得られると謳われます。マッチングアプリで知り合った相手が「FXで成功している」と自己紹介し、特別な手法や情報を持っていると主張するケースが多いです。
詐欺師は「少額から始められる」「リスクが少ない」などと説明し、偽のFX取引プラットフォームへ誘導します。初めは少額の利益を実際に出金させることもありますが、その後大きな投資を促し、最終的には資金を持ち逃げします。
また、実際のFX取引は複雑であるという特性を利用し、「自動売買ツール」などの名目で高額なソフトウェアの購入を持ちかけるケースもあります。
FXは正規の登録業者を通じて行われるべき金融取引です。金融庁に登録されていない業者による取引勧誘は違法な可能性が高いです。
バイナリーオプション
バイナリーオプション詐欺は「Yes/No」の単純な予測で簡単に利益が出せると謳う手法です。相場が上がるか下がるかを予測するだけのシンプルさから、投資初心者を狙った詐欺に悪用されています。
詐欺師は「必勝法」や「シグナルツール」といった言葉で誘い、高額なツール購入や偽のプラットフォームへの入金を促します。実際には相場操作されたプラットフォーム上で、勝てるように見せかけた後に大きな損失を出させる手口が多いです。
マッチングアプリでの出会いから、「副業で成功した」という話を持ちかけ、LINEなどに誘導してから具体的な投資話に発展させるのが典型的なパターンです。
バイナリーオプションは海外では規制が厳しく、日本でも金融商品取引業者としての登録が必要です。「確実に儲かる」と謳う勧誘は詐欺の可能性が極めて高いでしょう。
偽の投資サイト・アプリ
偽の投資サイトやアプリは、正規の金融サービスを模倣した精巧な偽物です。これらは実在する証券会社や投資プラットフォームに酷似したデザインを使い、利用者を騙します。
マッチングアプリで出会った相手から「特別な投資サイト」や「会員制の投資アプリ」を紹介され、そこでの取引を勧められるケースが多いです。サイトやアプリ上では、投資が順調に利益を出しているように表示されますが、実際には単なる数字の操作に過ぎません。
出金を試みると、様々な理由をつけて追加支払いを要求されたり、サイトにアクセスできなくなったりするのが特徴です。
正規の投資サービスは金融庁や証券取引等監視委員会に登録されています。不明なサイトやアプリを利用する前に、必ず公的機関のデータベースで確認しましょう。
ネットショッピングの開業
ネットショップ開業を装った詐欺は、共同事業という形で親密さを利用する手口です。マッチングアプリで知り合った相手から「一緒にネットショップを運営しよう」と持ちかけられるケースがあります。
偽サイトを使い、「注文処理」や「在庫確保」のためと称して入金を求めてきます。初期段階では少額の利益が出るように見せかけ、徐々に高額な資金を要求するパターンが一般的です。
また、「運営資金が足りない」という理由で借金を勧められたり、詐欺師が「立て替える」と称して後から返済を求めるなど、二次的な被害に発展することもあります。
実在のECサイトでは出店審査が厳格に行われており、「注文処理のための前払い」といった手続きはありません。このような要求は詐欺の典型的な手口です。
\累計1,000人以上がLINE無料相談を利用/
※LINE登録後こちらからのお電話やしつこい勧誘連絡をすることは一切ありません。
※個人情報を不正利用することは一切ありません。
投資・資産運用の話に注意!マッチングアプリで起こりうる投資詐欺の典型例

マッチングアプリを利用した投資詐欺には典型的なパターンがあります。以下では、よくある手口の事例を紹介します。
※以下は複数の実際の相談事例を元に構成した架空の事例です。特定の事件を指すものではなく、詐欺の典型的な手口を理解していただくための参考例としてご覧ください。
事例①:仮想通貨投資を持ちかける詐欺
Aさん(30代男性)はマッチングアプリで「桃子」と名乗る女性と知り合いました。数回メッセージをやり取りした後、桃子はLINEでの連絡に誘導。
LINEでのやり取りが続くうち、桃子は「将来のための資産形成」として、叔父から得た情報を基にした仮想通貨投資を勧めてきました。
桃子の指示で「METAMASK」という実在する仮想通貨ウォレットアプリをダウンロードしたAさん。さらに検索機能を使って特定のサイトへアクセスするよう誘導されました。
最初は5万円程度の少額投資から始め、指定された口座に振り込むと、サイト上のアカウントにUSDT(ドルと連動する仮想通貨)として表示されました。
その後、桃子の勧めで徐々に投資額を増やしていったAさん。サイト上では投資が順調に利益を生み出しているように見え、残高は数百万円に達していました。
出金しようとしたところ、「税金の事前支払いが必要」と言われ、さらに20万円を振り込みました。しかし今度は「マネーロンダリング対策の保証金」が必要と言われ、不審に思った彼は弁護士に相談。それが詐欺だと発覚しました。
仮想通貨投資の詐欺では、正規のアプリを入口として悪質なサイトに誘導されるケースが多いです。また、出金の際に様々な名目で追加の支払いを求めることが典型的な手口です。
事例②:ネットショップ運営を持ちかける詐欺
Bさん(20代女性)はマッチングアプリで「秋山」と名乗る男性と知り合いました。LINEでのやり取りに移行した後、秋山は「一緒にネットショップを経営しないか」と持ちかけてきました。
秋山の案内で「Shopeeの日本版」と称するサイトにアクセスし、ネットショップのアカウントを開設したBさん。国際的な取引のためドル建てでの運用だと説明されました。
ショップの注文処理のためには資金が必要とのことで、サイト内のカスタマーサービスから指示された口座に最初は3万円を振り込みました。アカウントの「財布」欄にドル換算で金額が表示されたため信用してしまいました。
その後、大量の注文があるという理由で、次第に高額の振込みを求められるようになりました。
資金が底をつき、出金を申し出たところ、「違約金の支払いが必要」と言われました。困ったBさんが秋山に相談すると、「違約金は自分が立て替える」と申し出てくれました。
秋山が代わりに振り込んだという証拠(実際は偽の振込明細)を見せられ、Bさんはその「立て替え金」を返すために消費者金融から借金までしてしまいました。
約束していた対面での待ち合わせ当日、秋山は突然キャンセル。連絡も途絶えがちになったため不審に思い、弁護士に相談したところ詐欺だと判明しました。
ネットショップ型詐欺では、実在のECプラットフォームを装った偽サイトを使用し、「注文処理」という名目で金銭を搾取します。詐欺師が「立て替える」と申し出ることで、さらなる被害に発展するケースも多いです。
\累計1,000人以上がLINE無料相談を利用/
※LINE登録後こちらからのお電話やしつこい勧誘連絡をすることは一切ありません。
※個人情報を不正利用することは一切ありません。
マッチングアプリで詐欺を行う人の特徴と見分け方

被害に遭う前に詐欺師を見分けることが最も効果的な対策となります。以下では、詐欺を行う人物の典型的な特徴と見分け方を解説します。
コミュニケーションが不自然
詐欺師はしばしば複数のターゲットに同時にアプローチするため、会話が不自然になりがちです。メッセージがテンプレート化されていないか注意しましょう。
定型文のような返信や、質問に対して直接答えず話題をそらすような返答は警戒サインです。また、あなたの名前を間違えたり、以前の会話内容と矛盾する発言をしたりする場合も注意が必要です。
会話の流れが自然でない、あるいは機械的な印象を受ける場合は、複数の相手と同じやり取りを行っている可能性があります。
経済状況に関心を示す
あなたの収入や貯金額、職業などの経済状況に不自然なほど興味を示す相手には注意が必要です。
詐欺師は被害者の資金力を見極めるために、初期の会話の中で経済状況を探ろうとします。特に年収、貯金額、投資経験などを直接的に質問してくることがあります。
これらの質問が信頼関係構築の初期段階で行われる場合、詐欺の準備行為である可能性が高いでしょう。
投資や副業の話題を投げかけてくる
マッチングアプリで最も警戒すべきは、突然の投資話や副業の勧誘です。これは最も典型的な詐欺の前兆と言えます。
「確実に儲かる投資法」「簡単な副業で高収入」「仮想通貨の有望銘柄」など、金銭的利益を強調する話題を持ち出してくる相手とは距離を置くべきです。
特に「今だけの特別な機会」「限られた人だけに教える」といった希少性や緊急性を強調する表現には要注意です。
LINEなどの連絡ツールへ誘導する
詐欺師はマッチングアプリ内のメッセージ機能を早々に離れ、LINEやSNSなどの外部ツールでの連絡を強く勧めてきます。
この行動には主に二つの理由があります。一つはマッチングアプリの監視から逃れること、もう一つはアプリ内での報告・ブロック機能を回避することです。
特に、メッセージのやり取りが数回程度の初期段階で個人的な連絡先を求めてくる場合は、詐欺の可能性が高いと考えるべきでしょう。
裕福であることをアピールする
プロフィール写真や投稿に高級ブランド品、高級車、高級時計などを意図的に映し込んでいる場合は注意信号です。
詐欺師は成功者や富裕層を装うことで信頼性や魅力を高めようとします。過度に裕福さをアピールする写真や、「成功した投資家」「起業家」などの肩書きには疑いの目を向けるべきでしょう。
真に成功している人物は、わざわざマッチングアプリ上で富をひけらかすことはあまりありません。
すぐに会おうとする
詐欺師はターゲットと迅速に関係を発展させようとします。マッチング直後から過度に親密な表現を使ったり、すぐに会いたがったりする行動は要注意です。
通常の交際では相互理解を深めるために時間をかけるものですが、詐欺師は詐欺の準備が整ったら早急に行動に移りたいと考えています。
異常に急いで会おうとする提案には慎重に対応しましょう。特に、夜の飲食や二人きりの場所での待ち合わせを執拗に提案する場合は警戒すべきです。
\累計1,000人以上がLINE無料相談を利用/
※LINE登録後こちらからのお電話やしつこい勧誘連絡をすることは一切ありません。
※個人情報を不正利用することは一切ありません。
マッチングアプリで投資詐欺を疑うべきメッセージの特徴

マッチングアプリで投資詐欺の被害を未然に防ぐためには、詐欺を示唆する典型的なメッセージの特徴を知っておくことが重要です。以下では、警戒すべき代表的な表現について説明します。
「二人の将来のために」
将来を共に過ごすことを前提とした表現で投資を勧めてくるケースは要注意です。
このフレーズは、まだ十分な信頼関係が構築されていない段階で、「共に歩む未来」という感情に訴えかけることで警戒心を解こうとする手法です。
実際の詐欺では、「将来二人で暮らすための資金を増やそう」「私たちの将来のために一緒に投資しませんか」といった表現で、感情的な結びつきを利用して投資を促します。
マッチングアプリで知り合ったばかりの相手から「将来」を強調されるのは不自然です。特に金銭的な提案と結びついている場合は注意が必要です。
「あなたにだけ特別に」
「特別な情報」や「限定の機会」を強調するメッセージは詐欺の典型的な手口です。
「あなただけに教える」「特別な情報を共有したい」といった表現は、相手に選ばれた特別感を与え、冷静な判断力を鈍らせる効果があります。
詐欺師は「通常は教えない情報」「限られた人にしか紹介していない」と主張することで希少性を演出し、早急な決断を促そうとします。
真に価値のある投資情報が、マッチングアプリで知り合ったばかりの相手に「特別に」共有される可能性は極めて低いことを認識しておきましょう。
「必ず儲かる」
「絶対に儲かる」「リスクなしで利益が出る」といった表現は最も警戒すべき特徴です。
投資には本質的にリスクが伴うものです。「必ず儲かる」「100%安全」「絶対に損しない」といった断言は、健全な投資アドバイスでは決して使われない表現です。
「短期間で資金が倍になる」「毎月〇〇%の利回りが確実」といった具体的な数字を示して高利回りを約束するケースも同様に疑うべきです。
健全な投資アドバイスでは、リスクと利益のバランスについて誠実に説明するものです。「必ず」「絶対」といった断言的な表現には強い警戒心を持ちましょう。
「税金」「保証金」
投資で利益が出た後に「税金」「保証金」などの名目で追加支払いを求めるメッセージは典型的な詐欺手口です。
詐欺師は架空の投資プラットフォーム上で「利益が出た」と見せかけた後、出金の条件として「税金の前払い」「出金手続きの保証金」などの名目で追加の送金を要求します。
「マネーロンダリング対策の検証費用」「国際送金の手数料」「アカウント認証費用」など、様々な理由をつけて何度も支払いを求めるパターンが多いです。
正規の投資サービスでは、手数料や税金は通常、投資利益から自動的に差し引かれるか、確定申告の対象となります。出金のために別途支払いを求められることは極めて不自然です。
\累計1,000人以上がLINE無料相談を利用/
※LINE登録後こちらからのお電話やしつこい勧誘連絡をすることは一切ありません。
※個人情報を不正利用することは一切ありません。
マッチングアプリで投資詐欺にあった場合の相談先

マッチングアプリを通じた投資詐欺の被害に遭った場合、以下の相談先に連絡することで解決の糸口を見つけることができます。各相談先は異なる観点からサポートを提供してくれるため、状況に応じて適切な窓口を選びましょう。
相談先①|弁護士
詐欺被害からの金銭回収を目指すなら、弁護士への相談が最も効果的です。弁護士は法的な観点から最適な対応策を提案し、具体的な返金請求の手続きを進めることができます。
- 振込先口座の凍結申請のサポート
- 弁護士会照会制度を活用した加害者情報の収集
- 内容証明郵便の作成と送付
- 必要に応じた訴訟提起の準備
多くの法律事務所では初回相談を無料で提供しているため、まずは状況を説明して適切なアドバイスを受けることをおすすめします。
投資詐欺に詳しい弁護士を選ぶことが重要です。特にマッチングアプリや仮想通貨関連の詐欺に強い弁護士事務所を探すと、より的確な対応が期待できます。
相談先②|警察
詐欺は犯罪行為であるため、被害届を提出することが重要です。最寄りの警察署の生活安全課や経済犯罪捜査課が担当窓口となります。
警察への相談では以下の点を心がけましょう。
- 詳細な被害状況を時系列でまとめておく
- 詐欺師とのメッセージやメール、振込明細など証拠一式を準備する
- 詐欺師の個人情報(わかる範囲で)を整理しておく
刑事事件として立件されれば、捜査を通じて詐欺師の特定につながる可能性があります。ただし、警察は民事不介入の原則があるため、直接的な被害回復(返金)までは対応していない点に注意が必要です。
被害届は早めに提出することが望ましいです。捜査の過程で口座凍結などの措置が取られることもあります。
相談先③|振込先金融機関
詐欺に利用された振込先口座については、該当する金融機関に直接相談することも効果的です。詐欺の疑いがあることを伝え、口座凍結の措置を要請しましょう。
金融機関への連絡では以下の情報を準備しておくと対応がスムーズになります。
- 振込先の口座情報(銀行名・支店名・口座種別・口座番号・口座名義)
- 振込日時と金額
- 振込明細書やインターネットバンキングの取引履歴画面のコピー
口座が凍結されれば、詐欺師が資金を引き出せなくなるため、被害拡大を防ぐことができます。また「振り込め詐欺救済法」に基づく被害回復支援金制度の対象になる可能性もあります。
金融機関への連絡は迅速に行うことが重要です。振込後、時間が経過するほど口座から資金が引き出される可能性が高まります。
相談先④|消費生活センター
消費生活センターは詐欺被害に関する無料相談窓口として活用できます。専門の相談員が対応し、状況に応じた解決策を提案してくれます。
消費生活センターでは以下のようなサポートを受けられます。
- 専門知識を持った相談員によるアドバイス
- 各種機関への相談方法の案内
- 同様の被害事例に関する情報提供
- 必要に応じて警察や弁護士会などの専門機関の紹介
全国の消費生活センターは「消費者ホットライン188(いやや!)」に電話することで最寄りの窓口に接続されます。
消費生活センターは中立的な立場から助言を行う機関です。直接的な返金交渉は行っていませんが、適切な対応方法について無料で相談できる貴重な窓口です。
\累計1,000人以上がLINE無料相談を利用/
※LINE登録後こちらからのお電話やしつこい勧誘連絡をすることは一切ありません。
※個人情報を不正利用することは一切ありません。
万が一、マッチングアプリで投資勧誘された時の対処法

「恋は盲目」とよく言いますが、マッチングアプリを経由して投資勧誘を受けたら、一度冷静になって、家族や周囲の人に相談することが大切です。
もっとも、マッチングアプリを利用しているということは、近しい人には話したくないという気持ちも理解できます。
そういう場合は、弁護士事務所に相談してみるのがよいと思います。無料で相談を受けてくれる法律事務所もあり、専門的な観点から意見をくれると思います。

\累計1,000人以上がLINE無料相談を利用/
※LINE登録後こちらからのお電話やしつこい勧誘連絡をすることは一切ありません。
※個人情報を不正利用することは一切ありません。
マッチングアプリを使った投資詐欺でよくある質問

マッチングアプリでの投資詐欺に関するよくある疑問にお答えします。被害の実態と対処法を知ることで、身を守るための参考にしてください。
マッチングアプリを使った投資詐欺は日本人・外国人どちらが多いですか?
この種の詐欺は外国人グループによるケースが圧倒的に多いです。
日本人による詐欺も存在しますが、その場合は実際に会うことが多く、風俗勧誘やぼったくりなど別のトラブルに発展するパターンが一般的です。
一方、投資詐欺の場合はLINEなどに移行し、一度も会わないままオンライン上だけでやり取りが完結する特徴があります。
マッチングアプリを使った投資詐欺は返金できますか?
詐欺グループへの直接的な返金請求は難しいですが、別の方法での被害回復の可能性はあります。
SNSだけでやり取りする詐欺では犯人特定が困難なため、詐欺師自身から返金を受けることはほぼ不可能です。
具体的には、口座名義人への請求や「振り込め詐欺救済法」の活用などが考えられます。このような特殊な事案に詳しい弁護士に相談することをお勧めします。
被害に遭った場合は、早急に専門家に相談してください。時間が経つほど資金回収は難しくなります。
\累計1,000人以上がLINE無料相談を利用/
※LINE登録後こちらからのお電話やしつこい勧誘連絡をすることは一切ありません。
※個人情報を不正利用することは一切ありません。
まとめ
マッチングアプリを利用している以上、誰でも投資詐欺のターゲットになる可能性があります。特に親密な関係を構築した上で投資話を持ちかける手口は、冷静な判断力を鈍らせるよう巧妙に仕組まれています。
見知らぬ相手から「将来のため」「特別な機会」といった言葉で投資を勧められたら、それは警戒すべき重大なサインです。真剣な出会いを求めるアプリで投資話が出てくること自体が不自然な状況だと認識しましょう。
もし少しでも怪しいと感じたら、すぐに信頼できる人や専門家に相談してください。「良い話には裏がある」という格言を忘れず、健全な懐疑心を持つことが自分の資産と心を守る最大の防御策となります。素敵な出会いと危険な罠は、時に紙一重です。
【投資詐欺の疑いがある方へ】
仮想通貨詐欺の相談先は、ファーマ法律事務所がおすすめです。
ファーマ法律事務所では、ネット詐欺に強い弁護士が無料で相談に乗ってくれます。
詳しくはファーマ法律事務所公式サイトをご覧ください。
▶ファーマ法律事務所の公式サイトはこちら
\累計1,000人以上がLINE無料相談を利用/
※LINE登録後こちらからのお電話やしつこい勧誘連絡をすることは一切ありません。
※個人情報を不正利用することは一切ありません。
こちらの記事に掲載されている情報は 時点の情報です。最新の情報と異なる場合がありますので予めご了承ください。
当サイトに掲載している情報は、運営者の経験・調査・知識に基づいて提供しており、できる限り正確で最新の情報をお届けするよう努めております。しかし、その正確性・完全性・有用性を保証するものではありません。
当サイトの情報を利用し、何らかの損害・トラブルが発生した場合でも、当サイト及び運営者は一切の責任を負いかねます。最終的な判断や行動は、閲覧者ご自身の責任において行っていただくようお願いいたします。
日本の法律に基づいた一般的な法的情報・解説を提供するものであり、特定の事案に対する法的アドバイスを行うものではありません。実際に法的な問題を解決する際は、必ずご自身の状況に応じて弁護士等の専門家に直接ご相談いただくようお願いいたします。
当サイトの情報は予告なしに変更・削除されることがあります。また、掲載された外部サイトへのリンク先なども、時間の経過や各サイト側の更新等によってアクセスできなくなる可能性があります。
本サイトの情報を利用・参照したことにより、利用者または第三者に生じたいかなる損害・トラブルに関して、当事務所は一切の責任を負いかねます。具体的な法的判断や手続きを行う際は、必ず専門家との個別相談を行ってください。