ネットワークビジネス・ネットビジネスとは、口コミによって商品を広めていくスタイルのビジネスのことです。MLM、コミュニケーションビジネスなどと呼ばれる場合もあります。
近年では、ネットワークビジネスを通した投資詐欺が増加しています。国民生活センターも注意を呼び掛けています。
当記事では、ネットワークビジネスで有名な会社や被害に遭ったときの対処法など、以下の3つが分かります。
- 海外投資とネットワークビジネスの関係
- ネットワークビジネスで有名な会社
- ネットワークビジネスの被害に遭ってしまった時の対処法
最後まで見れば、ネットワークビジネスの詐欺から身を守ることができます。
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ネットワークビジネスとは?
ネットワークビジネスとは、人と人とのネットワークの中で広がっていくビジネスのことです。
「マルチ商法」や「連鎖販売取引」とも呼ばれています。
何か形あるものを販売するだけではなく、海外投資を勧めるネットワークビジネスが増えてきています。
ここでは投資とネットワークビジネスの関係について解説していきます。
海外投資自体は詐欺ではありませんが、投資とネットワークビジネスが組み合わさると注意をした方がいいでしょう。
投資とネットワークビジネスには関係があるのか?
ネットワークビジネスは化粧品やサプリなどの商品を、口コミで売るビジネスというイメージが強いものでしょう。
しかし、近年は「投資」がネットワークビジネス的に広がっていくケースがよく見られます。
投資の中でも海外投資を勧められることが多いですが、その勧誘に乗ってはいけません。
そのようにしてネットワークビジネス的に広がっていく海外投資は、海外金融機関の正規代理人を通しておらず契約だけさせて、後は連絡がとれなくなるというようなケースが多いのです。
もし、海外投資に興味があるのなら人から勧誘されたものではなく、正規のルートから契約を行うようにしていきましょう。
ネットワークビジネスの海外投資全てが詐欺ではない
ネットワークビジネスで海外投資を勧められることは危険なことですが、海外投資自体は詐欺ではありません。
国内で投資するのと同じように海外で投資を行うことを海外投資といい、実際に海外投資を行っている日本人もたくさんいます。
国内投資と違うのは海外の金融機関と契約しているという点だけ。
仕組み自体は国内投資と変わらずれっきとした投資法として認められるものなのです。
ただし、海外の金融機関と契約することになるので、当然日本人に向けた丁寧な解説はありません。
そのわかりにくさを利用してネットワークビジネスは近づいてきます。
「私の紹介する海外投資なら絶対に儲けられる」
こう言われれば、海外投資に興味があったけれど難しそうというイメージで始められなかった人は、その話に乗ってしまいそうになるでしょう。
海外投資のメリットは?
ネットワークビジネスで海外投資を勧めるのは、海外投資が魅力的で海外投資に興味を持つ人が増えているからです。
海外投資の魅力とはいったい何なのでしょうか?
海外投資のメリットは次の通りです。
・国内投資に比べ利回りが高い
・手数料が少ない
・海外資産を保有できる
・為替の変動で資産が増えることも
海外投資は税金がかからない地域で運用しているため、国内投資に比べ利回りが高い点が最大のメリットです。
投資を行う動機の多くは
「今より収入を得たい」
「仕事以外で稼ぎがほしい」
といったものでしょう。
それならば、運用中の利益に対し税がかかるかどうかは大きな問題となってきます。
大きく儲けたいと願う人にとって、海外投資はとても魅力的。
また、手数料が少ない点も嬉しいメリットです。
国内資産だけでなく海外資産を保有し分散投資ができる点、投資の成果だけでなく為替の変動によって儲けられる可能性があるのも海外投資のメリットです。
海外投資のデメリットは?
海外投資にはメリットだけでなくデメリットもあります。
海外投資のデメリットについてもチェックしていきましょう。
・日本人になじみが薄い
・資産を増やすには時間がかかる
・途中解約で損をすることがある
・為替の変動で損をすることがある
日本国内でも投資を行うにはある程度の知識が必要となります。
それを海外で行うとなると、さらに海外の言語を理解する必要も出てくるでしょう。
翻訳ソフトを利用したとしても海外の言語で書かれた投資用語を理解するのは難しく、まだまだ海外投資は日本人にはなじみが薄いものとなっています。
また、メリットでもありデメリットともなり得る点が、為替変動の影響を受けるということです。
海外投資で儲けられていても、それはあくまでも海外の通貨での話。
その通貨を日本円に戻す時に為替が大きく変動していると損をする可能性があるのは覚えておかねばならないでしょう。
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ネットワークビジネスの種類の解説
海外投資のネットワークビジネス以外にも、ネットワークビジネスはたくさんの種類があります。
ネットワークビジネスの被害に遭わないためにも、ネットワークビジネスにはどんなものがあるかを知っておきましょう。
ネットワークビジネスで見られる主な種類は次の3つ。
それぞれの商品について詳しく解説していきますので、チェックしてください。
消耗品
多くのネットワークビジネスで取り扱っているのが消耗品です。
・洗剤
・化粧品
・サプリメント
・健康食品
消耗品の特徴は、使い切ったらまた購入する必要があるということ。
この特徴があるからネットワークビジネスで消耗品は取り扱われるのです。
消耗品はリピート率の高い商品で1度購入した人は、引き続き2度、3度と購入をしてくれます。
こうした継続した利益を期待できるために、消耗品はネットワークビジネスの商材として選ばれているのでしょう。
耐久商材
ネットワークビジネスでは耐久商材を取り扱うものもあります。
耐久商材は継続して購入を期待できる商品ではありませんが、1点の価格が高く販売した時のリピートも大きくなる商品です。
・浄水器
・鍋
・空気清浄機
フィルターなどの消耗品を販売して利益を上げることはできますが、それらは金額としては微々たるもの。
ビジネスとして成立させるためには、新しい会員を次々に勧誘していく必要があります。
高額な耐久商材を販売されそうになったのなら、ネットワークビジネスである可能性を疑ってみてください。
サービス
「物を売る」というイメージの強いネットワークビジネスですが、物ではなくサービスを販売する新しいタイプのものも増えてきました。
「物を多く持つよりも、体験にお金を払う」という価値観は、私たちの暮らしの中に浸透してきています。
ネットワークビジネスもそこに目をつけたのです。
旅行や電気など目に見えないサービスを取り扱うことは、物を売るのと違い在庫を抱えなくていいということにもなります。
勧誘活動も物を販売するよりも楽でしょう。
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【この名前には気をつけろ】ネットワークビジネスで有名な会社
ネットワークビジネスには有名な会社がいくつかあります。
その会社名を知っておけば、ネットワークビジネスの被害に遭う可能性を減らせるでしょう。
ここでご紹介するのは、次の5つの会社です。
それぞれどんな商材を取り扱っているかについても解説していきますので、ネットワークビジネスを避けられるようになっていきましょう。
日本アムウェイ
日本アムウェイはネットワークビジネス最大手の会社です。
売上ランキングでは10年以上1位をキープしており、名前を聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。
日本アムウェイでは、消耗品から耐久商材まで幅広い商品を取り扱っています。
- 栄養補助食品
- 化粧品
- 鍋
- 浄水器
洗剤やキッチン用品などを実演販売することが多く、料理教室やただのセミナーだと思って参加したら勧誘されたというようなことが多いでしょう。
三基商事
三基商事という名前は聞き覚えがないかもしれませんが、ミキプルーンと聞けば多くの人が聞いたことがあるのではないでしょうか。
実はミキプルーンを販売する三基商事もネットワークビジネスを行っています。
- 健康食品
- 化粧品
- 洗剤
などを販売しています。
ミキプルーンはCMで聞いたこともあり、その知名度の高さから安心してしまいますが、ネットワークビジネスの会社ですので覚えておいてください。
三基商事の販売会員になると商品が安く購入でき、さらに購入・紹介ポイントが付与され次回購入する時に割引となります。
フォーデイズ
フォーデイズは核酸ドリンク・栄養補助食品・化粧品を販売するネットワークビジネスの会社です。
フォーデイズではネットワークビジネス会員のみ商品を購入することができ、商品は毎月定期購入となっています。
定期購入となっているため必ずリピート購入となり、なかなか抜け出すことができません。
ノエビア
化粧品メーカーとして知られるノエビアも販売代理型のネットワークビジネスの会社です。
店舗があるのでネットワークビジネスとは認識しづらいでしょう。
ノエビア商品を購入するには、販売代理店によるカウンセリングをメインとした対面販売を利用するのが基本となります。
代理店を通さずに公式サイトからの購入も可能です。
人から勧誘されるものというイメージの強いネットワークビジネスですが、販売代理型のものもあると覚えておきましょう。
ニュースキンジャパン
ニュースキンジャパンは
- パーソナルケア製品
- 化粧品
- 栄養補助食品
などを販売するネットワークビジネスの会社です。
ニュースキンジャパンでは商品の販売を行えるようになるには、ショッピングメンバーを経て商品を熟知する必要があります。
製品を使用しながら知識を深めるとビジネス会員であるブランドメンバーになることができ、勧誘や販売を行うことができるようになります。
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もしネットワークビジネスの被害に遭ってしまったら?
ネットワークビジネスが広がりを見せる現代で、私たちもいつネットワークビジネスの被害に遭うかはわかりません。
ここでは、ネットワークビジネスの被害に遭ってしまった時の対処法について解説していきます。
ネットワークビジネス被害を泣き寝入りせずに、適切に行動していけるようになっていきましょう。
消費者ホットラインに相談
消費者ホットライン「188」は、全国どこからでもつながる消費者トラブルの相談機関です。
消費者ホットラインに電話をかけると、最寄りの消費生活センターや消費生活相談窓口を紹介してもらえます。
平日:9時00分から17時00分まで
土曜・日曜・祝日:10時00分から16時00分まで
※相談窓口によって受付時間は異なる
「188」にかけると、まずアナウンスが流れます。
そのアナウンスに従って郵便番号を入力すると近くの消費生活センターに電話がつながり、専門の相談員に相談することが可能です。
消費者ホットラインは消費に関するトラブルなら何でも相談できます。
ネットワークビジネスの被害に遭った時にも、はじめの一歩として消費者ホットラインを利用してみてください。
返金目的なら最も効果的な弁護士に相談
ネットワークビジネスの被害に遭った時に返金を希望するのなら、法律の専門家である弁護士への相談が最も有効です。
返金を目的としているのなら、消費者ホットラインなどの公的な機関への相談では不十分でしょう。
法の専門家である弁護士に相談すれば、ネットワークビジネスの被害を法的に解決することが期待できます。
弁護士に返金交渉を一任することができ、被害に遭ったお金を取り戻していくことが期待できるでしょう。
弁護士への相談となると気になるのがかかる費用ですが、相談は無料としている弁護士も多くいるので、そうした弁護士事務所を利用するのがおすすめです。
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まとめ:ネットワークビジネスに遭わないために
ネットワークビジネスに遭わないためには、ネットワークビジネスの知識を身につける必要があります。
海外投資のネットワークビジネスも増えてきていますが、正規ルートでない海外投資は行わないようにしましょう。
お金を奪われてしまう可能性が大!
ほかにも商材を売りつけるタイプのネットワークビジネスにも十分注意が必要です。
たとえ信頼できる友人であっても「絶対儲かる」「成功できる」といった誘いは断る勇気を持つことが大切です。
もし、ネットワークビジネスの被害に遭ってしまった時には、消費者ホットラインや弁護士に相談して解決を目指していきましょう。
返金希望ならば弁護士への相談がおすすめです。
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