仮想通貨詐欺にあった場合、金融機関や弁護士への相談で返金等の対応に応じてもらえる可能性があります。
本記事では、仮想通貨詐欺の全容や対処法についてを徹底解説します。
返金の問い合わせを行うだけでも、失った資金が戻ってくるかが分かり、精神的な落ち着きを取り戻すことができますよ。
- 海外の仮想通貨詐欺の実際の手口
- 海外詐欺のよくある見分け方
- 仮想通貨詐欺のおすすめ相談先
- 仮想通貨詐欺を受けた場合の返金可能性
【仮想通貨詐欺の疑いがある方へ】
仮想通貨詐欺の相談先は、ファーマ法律事務所がおすすめです。
ファーマ法律事務所では、ネット詐欺に強い弁護士が無料で相談に乗ってくれます。
詳しくはファーマ法律事務所公式サイトをご覧ください。
▶ファーマ法律事務所の公式サイトはこちら
当メディアでは、弁護士と気軽にお話しをするために、LINEで相談を承っております。気になる方は、下記のリンクからラインを登録してください!
\0円で今すぐアドバイスをもらう/
仮想通貨詐欺被害は海外の人が多いって本当?
近年、仮想通貨の詐欺が急増しています。
従来までは偽の請求書がメールで送られる形が主流でしたが、近年ではその詐欺手口は巧妙化しており、恋愛や結婚をチラつかせて相手の心理状態をついた手法へと変わってきています。
従来まで行われていた詐欺との最大の違いは、一斉送信されるスパムメールや請求画面のサイトとは異なり、本人が直接メッセージを送ってくることにあります。
マッチングアプリでお付き合いすることを前提として、双方でメッセージを行っているため「仮想通貨詐欺」という言葉自体が頭に浮かびづらい状態です。
また比較的新しい詐欺手口のため、何の疑いもなくお金を送金してしまう人は後を絶ちません。
\0円で今すぐアドバイスをもらう/
海外の仮想通貨詐欺の実際の手口を紹介
ここからは海外の仮想通貨詐欺のイメージ例を見ていきましょう。
よくあるきっかけとしては、以下のような項目が挙げられます。
- マッチングアプリや SNS で知り合う
- LINE などの交換を求められる
- 怪しい取引所や詐欺サイトの登録を促される
いずれも「国際ロマンス詐欺師」と呼ばれる人物がマメに連絡を送り、巧妙に相手を口説くことで、多少怪しいと思えることでも、躊躇なく実行させてしまうところがポイントとなります。
マッチングアプリやSNSで知り合う
仮想通貨詐欺に遭う原因の一つに、マッチングアプリやSNSで知り合うことがあげられます。
とある女性は、マッチングアプリを介して出会った男性に投資をして、「1000万円を稼ぎたい」という話に持っていかれ、信用しきってしまいます。
機械であれば嘘であることが容易に見抜くことができますが、相手が巧妙に口説いてくるような異性であれば、親しい付き合いもあるため、これが嘘なのか本当なのかの判別がつかない状態に陥ってしまいます。
またこれが嘘であるということを前提にやりとりを重ねても、最終的には失敗してしまうことも顧みず実行してしまうケースがあります。
この女性の場合は、最初は詐欺を疑い少額の送金でやり取りを行っていましたが、取引を行うごとにそれを上回る額が返ってくるため、信じ切って最終的には1000万円を送金してしまいました。
LINEなどの交換を求められる
- 副業や投資をやっている
- 暗号資産やFXで儲けている
このような人物とSNSで接触する際は、常に仮想通貨詐欺でないかを念頭に置いて行動しましょう。
とある60代の男性は、投資グループの一員に声をかけられ、資産運用に関して一発成功させたいと「投資スクール」のLINE グループへ参加しました。
所持金は約2,000万円あったため100万円程度なら損をしてもいいだろうというダメ元で100万円を振り込んだところ、それを上回る金額で返ってきました。
これなら成功できるだろうと確信し、2回目3回目と続けて投資を行い、1回目も合わせて合計で1,500万円ほど入金しました。
問題が発生したのはこの後のことです。
入金が終わった後、投資スクールの先生から税金の支払いがないと規定の都合上、資金の出金ができないと言われてしまいました。
そこで、必要といわれた金額約300万円を振り込んだ直後、投資スクールのLINEグループチャットがパタリと活動をやめ、送ったメッセージにも既読マークがつかなくなってしまいました。
怪しい取引所や、詐欺サイトの登録を促される
マッチングアプリと SNSで共通して多いのが、信頼関係を築いた上で、怪しい取引所や詐欺サイトへの登録を促すものです。
ある日突然、該当の取引所やサイトの登録を.スパムメールで促されても、すぐに見破れてしまいます。
しかし直接チャットを行い相手を信頼している、身を委ねてしまっている状態では、多少怪しげなサイトでも相手がいることを信じて振り込んでしまいがちです。
またそれらの取引所やサイトへ誘導するまでに、チームとしての目標を一緒に達成しようとか、投資を必ず成功させて人生の勝ち組になろうと熱弁されてしまっては、考えることのリソースをそっちにすべて持っていかれてしまいます。
\0円で今すぐアドバイスをもらう/
仮想通貨詐欺をする人の特徴3選-海外詐欺のよくある見分け方
ここからは仮想通貨詐欺を行っている人の特徴や、仮想通貨詐欺であると見分けることができる方法を解説していきます。
美男美女らしいプロフィール画像を使用
ほとんどの場合、ロマンス詐欺師は相手に信頼感や魅惑を与えるプロフィール画像を使っています。
マッチングアプリにおいては美男美女の画像が、SNS においてはジャンルに関連する意識の高い画像が並べられています。
特にLINEなどのSNSにおいては、資産運用や投資関係のスクールが多いです。
投資関連では随分と前からそのような手口の情報が多いため、初めから見破れるケースがほとんどです。
一方でマッチングアプリは、サービスそのものが新しいということもあり、疑うための判別ができる情報に乏しいです。
結果、出会う相手に疑いもなく投資などの話を持ちかけられても、なんの疑問もなく身を委ねてしまいます。
すぐにラインに移動しようとする
対象者をLINEに誘い込もうとするのは国際ロマンス詐欺の常套手段とも言われています。
これは、実在しない投資スクールが、偽のLINEアカウントを作り「1日20万円以上、楽勝で儲けられます!」などの謳い文句で新参者を増やす手口と似ています。
すぐに LINE を交換したがるのには、運営側からの取り締まりを避けるためや、相手に考える余地を与えないといった目的があります。
こうして詐欺師と連結してしまうわけですが、マッチングアプリを用いた仮想通貨詐欺と通常の詐欺とは大きく異なる点があります。
それは『最初は儲ける』ということです。
これは、何らかの詐欺を疑っていることを前提として近づいてきた相手に、自分が本物の投資家や有力者であることを信じ込ませるためです。
ここで信じきり前回の何倍もの金額を送ってしまうと、必ずと言っていいほど資金が戻ってくることはないため、厳重な注意が必要です。
恋愛感情に持ち込んだり、困っている話をされたりする
異性の感情を巧妙につき、相手が恋愛感情に関する話や困っているなど、同情を買うような話を積極的に持ちかけてきます。
中には、数ヶ月~数年かけて行われるものもあり、時間の経過で相手を信じることが当たり前となってしまっている状態でそのような話を切り出されると、もはや相手が詐欺師であることを疑う余地すらなくなってしまいます。
明らかに怪しい話であっても相手が詐欺師であるとわかった場合には、今までの長い付き合いは一体何だったのかと、さまざまなことが思い起こされ、自分自身も正当化できなくなるのではないかという不安にかられます。
頭では疑っていても、心ではその状態に陥っている自分自身を受け入れることができない状態になりやすいです。
このような場合、通常の詐欺相談所だけでなく精神科医の受診も併せて検討しなければ後のメンタルヘルスに悪い影響を与えかねません。
\0円で今すぐアドバイスをもらう/
仮想通貨詐欺は返金はできる?返金の可能性がある機関やおすすめ相談先3選
実際に海外の方から仮想通貨詐欺を受けてしまったら、返金を行うことはできるのでしょうか。
警察に相談することは当たり前として、今回は返金目的として、ほかの相談先を紹介していきます。
海外の機関に相談してみる
失ったお金を取り戻したいと思ったら、相手が居住している国を特定しましょう。
国によっては、海外経由で詐欺にあった被害者の方に返金対応を行っているところもあります。
中国やタイなどの国際ロマンス詐欺における、相談などの専門機関はほとんどありません。
一方で、詐欺被害の多いアフリカでは、経済金融犯罪委員会(EFCC)と呼ばれるナイジェリアの機関が様々な国の方への返金対応を行っています。
ナイジェリアの大使館を通して、日本人の被害者に返金が行われたのはごく稀なケースですが、何も行動に移さないよりは良い結果が得られるでしょう。
金融機関に相談する
平成20年に施行された「振り込め詐欺救済法」では、振り込め詐欺等の被害に遭い、口座に振り込まれた資金が当該口座に滞留している場合、被害金として全額が支払われることが定められています。
仮に200万円の被害に遭った場合、100万円がすでに当該口座から引き落とされている場合は、残りの100万円が全額返金されることになります。
実際に返金を受けるには、振込先の金融機関を訪ね、本人確認書類や申請書、振込の事実を確認できる資料を提出します。
その後、預金保険機構が犯罪に利用された講座の公告をホームページに記載します。
申し込みから約90日をめどに返金を受け取ることが可能となります。
弁護士に相談する
内容証明郵便の作成や、裁判の対応、相手方との返金交渉など、自力では膨大なコストがかかる工程も、弁護士であればすぐに解決することができます。
前提として、振り込まれたお金が確実に返金される保証はありません。
ですが、返金されるのかされないのか分からない状態でインターネットを探し続けるのは、あまりにも酷です。
弁護士の初回無料相談サービスなどを有効活用すれば、現状のトラブルを整理し、今悩んでいることや、今後何を行えば返金請求できる見込みがあるのかなど、これからのことについてを積極的に考えられます。
\0円で今すぐアドバイスをもらう/
仮想通貨詐欺(海外)についてのよくある質問
ここからは海外からの仮想通貨詐欺でよくある質問について、実際にあった話を元にまとめていきます。
海外の女の子から投資話を持ちかけられ、実際に利益が出ているのは詐欺?
中国人の女性から投資に関する話を持ちかけられ、取引所に送金を行ったところ、利益が発生し口座に振り込まれている状態です。
一見すると通常の投資のように思われますが、怪しい点がいくつかあります。
まず、該当の取引所はつい最近作られたばかりで、取引所自体の信用性がありません。
誰も知らないブランドの取引所は、詐欺などの犯罪に利用されている可能性があるということです。
この質問者をされた方は「逆に利用しよう」と思っているとも話していますが、あくまでもそのような考えは現状を無視しているに過ぎません。
実現性がほとんどない綱渡りの状態ですので、裏をかいたつもりであえなく失敗することだけは、絶対に避けるべきです。
失敗すると資金を失ってしまうだけでなく、あなた自身が犯罪者に加担したとして警察に追われる身になってしまう可能性まで考えられます。
海外の人から怪しい仮想通貨の取引所を案内された
海外の人から怪しい取引所を案内された場合は、それまでの経緯にも問題がなかったか、今一度確認するようにしましょう。
まずマッチングアプリで近づいてきた人物や、紹介した取引先のサイトが主な焦点となります。
仮想通貨詐欺を行っているのは、日本語が片言な外国人が多いです。
勧誘された取引所のサイトも、つい最近立ち上げられたものであれば、サイト自体が量産されている詐欺専用のサイトである可能性が高いです。
いずれのサイトも同じようなテンプレートであるため、ビジュアルもサイトの構成も非常に似通っています。
このため、紹介されたサイトが量産型であることを確認する場合は、掲示板サイト等で質問を行うか関連サイトの情報を積極的に確認しましょう。
\0円で今すぐアドバイスをもらう/
まとめ:海外からの仮想通貨詐欺は2024年も増えている!
近年問題になっている海外からの仮想通貨詐欺ですが、マッチングアプリやSNSなどを通して2023年においても増えている傾向にあります。
個人情報の漏洩には常に注意を払い「最初は少額からでも大丈夫」と言われても、絶対に話には乗らないようにしましょう。
\0円で今すぐアドバイスをもらう/