結論、投資詐欺において犯人が逮捕される・返金される可能性は各ケースによって大きく異なります。
ただし、迅速な対応によって返金の可能性を高めることは可能です。
投資詐欺の被害に遭ってしまい、上記のような疑問や悩みを抱えている人が多いのではないでしょうか。
当記事では、投資詐欺の被害に関する以下のことについて解説しています。
当記事を読めば、投資詐欺に遭ってしまった場合の対処法についてより理解できます。
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【要チェック】投資詐欺の被害に遭った後にまずやること
ここでは、投資詐欺に遭ってしまった後にまずやるべきことについて紹介します。
以下が紹介している4つのことです。
そこまで時間のかかる作業ではないのですぐに実行することをおすすめします。
被害を記録する
投資詐欺に遭遇した際には、すべての被害を詳細に記録することが重要です。
具体的には、詐欺師との通信記録(メール、メッセージ、電話の記録)、投資に関連する全ての文書、取引履歴、および支払いに関する情報が含まれます。
また、詐欺師が使用した可能性のあるウェブサイトやアカウント情報も記録してください。
これらの記録は、後の警察や弁護士への報告、訴訟準備において重要な証拠になります。
金融機関に連絡する
投資詐欺の被害に遭った場合、速やかに関連する金融機関に連絡を取ることが必須です。
具体的には、詐欺に使われた銀行口座やクレジットカード会社、オンライン決済サービスが含まれます。
金融機関には、詐欺の事実、関連する取引の詳細、及び不正な取引が発生していることを報告してください。
金融機関は詐欺の調査を支援し、場合によっては不正な取引の停止や逆転を手伝ってくれます。
また、将来的な不正使用を防ぐためにアカウントのセキュリティ設定の見直しや、必要に応じてアカウントの凍結も検討する必要があります。
アカウントのセキュリティを強化する
投資詐欺に遭遇した場合、自身のSNSアカウントなどのセキュリティを強化することが重要です。
パスワードの変更、二要素認証の設定、セキュリティ質問の更新をすることを強くおすすめします。
特に、詐欺師がアクセスした可能性のある銀行口座やオンラインサービスについては、迅速に対処する必要があります。
またセキュリティの専門家に相談することで、より高度な保護措置を講じることができます。
保険会社への確認
保険会社は、被害の状況に応じて補償の適用範囲を確認し、必要な手続きについて教えてくれます。
詐欺による損失が保険の範囲内に含まれる場合、具体的な請求プロセスや必要な書類について指示があります。
保険会社に連絡する際は、被害の全容を正確に伝え、迅速に対応することが重要です。
また、保険会社からの指示に従い、必要な手続きを適切に行うことで、被害の補償を受けられる可能性が高まります。
ただし、保険契約の内容によっては、投資詐欺による損失が補償の対象外となる場合もあるため、契約の詳細を十分に確認することが必要です。
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【相談先】投資詐欺の被害の対処法
ここでは、投資詐欺の被害の対処法・相談先について紹介します。
以下が紹介している4つの相談先です。
警察に届け出る
投資詐欺の被害に遭った場合、最初のステップとして警察への届け出が重要です。これにより、正式な捜査が開始され、詐欺師の追跡や逮捕の可能性が高まります。
以下が、投資詐欺の被害者が利用できる主な相談先です。
- 警察相談用窓口
電話番号:tel:9110
受付時間:平日 午前8:30~午後5:15
※各都道府県警察本部で異なります。 - サイバー犯罪相談窓口
相談窓口:都道府県警察の相談窓口
サイバー犯罪の可能性がある場合は、各都道府県警察本部のサイバー犯罪相談窓口を利用することも可能です。
詳しくは、政府広報オンライン「警察に対する相談は警察相談専用電話 「#9110」番へ」と警察庁公式サイト「サイバー警察局」をご覧ください。
投資詐欺は複雑な事件であることが多く、専門的な捜査が必要になるため、警察への迅速な報告は重要です。
弁護士に相談する
投資詐欺の被害に遭遇した際、法的な側面からアドバイスを得るために弁護士に相談することが推奨されます。
以下で弁護士に相談するメリット、そしてデメリットもそれぞれ提示しているため、ぜひ参考にしてください。
弁護士に相談するメリット
弁護士に相談するメリットは、主に以下の3つです。
- 専門的な法的知識と経験
:弁護士は法律の専門家であり、投資詐欺のような複雑な法的問題に関して深い知識と経験を有しています。また、適切な法的措置の選択、証拠の収集と提示方法、法廷での代理など、事件の各段階での専門的な支援を提供できます。 - 代理人としての交渉
:弁護士は、被害者の最良の利益を代表して、詐欺師や関連する第三者との交渉において代理人として機能します。具体的には、返金の交渉、和解の協議、または必要に応じて訴訟を起こす準備を被害者の代わりに行ってくれます。 - 権利の保護と精神的負担の軽減
:法律の専門家として、弁護士は被害者の権利と利益を守るために必要なすべての措置を講じます。また、法的手続きの複雑さと精神的なストレスを軽減することで、被害者が事件のトラウマから回復するサポートをします。
弁護士に相談するデメリット
弁護士に相談するデメリットは、主に以下の3つです。
- 高額な費用
:特に複雑な投資詐欺のケースでは、法的代理人の費用がかなり高くなることがあります。相談料、時給料金、成功報酬などが含まれる場合があり、被害者にとって追加の財政的負担となることがあります。 - 時間がかかるプロセス
:訴訟プロセスは非常に時間がかかることがあり、迅速な解決を望む被害者にとってはストレスの原因です。法的手続きには多くのステップがあり、場合によっては数ヶ月から数年かかることもあります。 - 結果の不確実性
:弁護士に相談し、法的手続きを進めても、必ずしも被害者が望む結果が得られるとは限りません。訴訟の結果は多くの要因に依存し、時に予測不可能です。被害者が完全な返金を受けることができるとは限らず、時には期待に満たない和解が提案されることもあります。
金融サービス利用者相談室に相談する
投資詐欺に遭遇した際、金融サービス利用者相談室に相談することも一つの選択肢です。
金融サービス利用者相談室は、金融機関や金融商品に関する相談に応じ、消費者の保護を目的として設置されています。ここでは、詐欺事件に関する一般的なアドバイスや、どのような行動を取るべきかについての指導を受けることができます。
投資詐欺の被害に遭ってしまった場合、被害者は金融庁の相談窓口である金融サービス利用者相談室へ相談することができます。
金融サービス利用者相談室へは電話、ファックス、ウェブサイト、文書(郵便)の4つの手段で相談できます。
以下が相談方法の詳しい情報です。
- 電話での受付
電話番号:tel:0570-016811
受付時間:平日 10:00~17:00
※通話料がかかります。 - ファックスでの受付
ファックス番号:tel:03-3506-6699
受付時間:24時間
※通話料がかかります。 - ウェブサイトでの受付
相談受付サイト:ウェブサイト受付窓口
受付時間:24時間 - 文書(郵便での受付)
宛先:〒100-8967 東京都千代田区霞が関3-2-1 中央合同庁舎第7号館 金融庁 金融サービス利用者相談室
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詐欺師逮捕・返金の可能性を高めるために重要なポイント5つ
ここでは、投資詐欺の詐欺師逮捕・返金の可能性を高めるために重要なポイント5つを紹介します。
具体的には、以下の5つのポイントが重要です。
早期の行動
詐欺に気づいたら、できるだけ早く行動を起こすことが重要です。
初期段階で警察に届け出をし、必要に応じて金融監督機関や関連する他の機関にも通知することが推奨されます。
早期に行動することで、逃亡する前に彼らを追跡しやすくなります。また、被害を最小限に抑えるためにも、早期の対応が不可欠です。
詳細な記録
詐欺事件に関連するすべての情報を詳細に記録することは、事件の調査において非常に重要です。
通信のやり取り、取引の履歴、送金の証拠、詐欺師からのメッセージやメール、その他の関連する書類を含む全ての情報を保管してください。
これらの記録は、法的な手続きの際に重要な証拠となります。また詐欺の方法や時系列を明確にすることで、警察または弁護士が事件を理解しやすくなり、効果的な調査が行えるようになります。
記録は可能な限り詳細に、かつ整理された形で保持することが重要です。
法的アドバイスの活用
法的アドバイスの活用は、詐欺事件の解決において非常に重要です。
詐欺事件に詳しい弁護士に相談し、自身の権利と次のステップについてのアドバイスを受けることをおすすめします。
専門家は、複雑な法的手続きをサポートし、最適な戦略を提案することができます。また、法的手段を通じて返金を追求する際の支援も提供します。
そのため、最終的に被害者の負担減につながりケースが多いです。
金融機関との連携
金融機関との連携は、詐欺事件に対処する上で極めて重要です。
詐欺に関与した可能性のある口座の凍結や、将来的な不正な取引を防止するための措置を講じましょう。
さらに、金融機関は不正取引の詳細を提供し、詐欺の調査に役立つ情報を警察や他の捜査機関に提供することができます。
また、将来的な詐欺の防止に向けて、アカウントのセキュリティ対策を強化することも重要です。
金融機関との密接な連携は、詐欺事件の解決と被害の最小化に不可欠な要素です。
継続的な監視とフォローアップ
詐欺事件においては、事件の発生後も継続的な監視とフォローアップが必要です。
具体的には、事件の進展状況を追跡し、警察や金融機関、弁護士との連絡を維持することが含まれます。
事件に関する新しい情報が見つかった場合は、これを速やかに関連する当局や法的代理人に報告することが重要です。
詐欺事件は時間がかかることが多いため、長期にわたって粘り強く対応することが、詐欺師の逮捕・賠償請求への鍵となります。
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投資詐欺の詐欺師逮捕に関するよくある質問
ここでは、投資詐欺の詐欺師逮捕に関するよくある質問を紹介します。
以下の4つの質問を取り上げました。
投資詐欺の詐欺師はどのような罪で逮捕される?
投資詐欺の詐欺師は、主に詐欺罪(刑法第246条)で逮捕される可能性が高いです。
また、詐欺罪の他にも以下の罪で逮捕される可能性があります。
- 詐欺未遂罪
- 特別詐欺罪(刑法第250条の2)
- その他の関連犯罪
投資詐欺で返金される可能性はある?
投資詐欺で被害に遭った場合、返金される可能性はあるものの、様々な要因に依存します。
以下の点を考慮する必要があります。
- 迅速な行動
:詐欺に気づいたらすぐに行動することが重要です。返金の可能性は、詐欺が発生してからの時間が経過するにつれて低下する恐れがあります。 - 詳細な記録
:全ての通信記録、取引記録、支払い証明書など、関連するすべての文書を保持することが重要です。 - 法的支援の利用
:法的なアドバイスを受けることで返金プロセスがスムーズに進む可能性があります。特に複雑なケースでは専門家の支援が不可欠です。 - 詐欺の性質と規模
:詐欺の種類や規模も返金の可能性に影響します。大規模な詐欺や国際的な詐欺の場合、資金の回収はより困難です。
最も重要なのは速やかに警察への届け出、または弁護士に相談することです。
投資詐欺の逮捕の時効は?
投資詐欺が刑事事件として認められた場合、基本的に逮捕の時効は7年です。
しかし、以下のような要因によって時効は変動する可能性があります。
- 時効の停止や中断
:被告人が逃亡中など、特定の条件下では時効が停止または中断されることがあります。 - 法改正の影響
:法律は時折改正されるため、時効に関する規定も変更される可能性があります。 - 関連する他の犯罪
:投資詐欺が組織的な犯罪やその他の重大な犯罪行為(組織的な犯罪、マネーロンダリングなど)と関連している場合、時効は異なる可能性があります。
また、民事事件として認められた場合は時効が3年です。
投資詐欺の返金の時効は?
通常、詐欺による損害賠償請求の時効は3年です。
民法によれば、一般的な損害賠償請求の時効は原則として「権利の侵害を知った時から3年間」です。
これらの時効期間は詐欺が判明し、被害者が損害賠償請求権を行使できると認識した時点から計算されます。
したがって、投資詐欺の被害者は詐欺に気づいた時点から速やかに法的措置を講じることが重要です。
ただし、具体的なケースによって法的解釈が異なる可能性があるため、詳細なアドバイスを受けるためには弁護士に相談することをおすすめします。
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まとめ:投資詐欺の被害に遭ったらすぐに弁護士へ相談するのがおすすめ
結論、投資詐欺の被害にあったら、まずは自分でできる範囲のこと直ちに済ませることが大切です。
具体的には、被害の記録、金融機関・保険会社への連絡などです。
その後、自分で対処するのが難しいと判断される場合は、国の相談窓口、警察、弁護士に相談しましょう。
中でも、弁護士は法律の専門家であり、複雑な法律手続きを被害者の代理人として行ってくれるためおすすめです。
費用が掛かるという点がネックですが、無料相談を行っている法律事務所もあります。
上記のような迅速な対応が投資詐欺において詐欺師の逮捕や返金の可能性を高めるために重要です。
以下のボタンから無料相談に申し込むことができるため、投資詐欺の被害に困っている人はぜひ利用してください。
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