最近、メッセージアプリ「Toome(トゥーミー)」を悪用した副業詐欺が報告されています。
簡単に稼げるといった甘い言葉でSNSから誘導され、やり取りの最終段階でToomeを使わせる手口が目立ちます。
Toomeそのものは問題のあるアプリではありませんが、詐欺師がその匿名性や操作のしやすさを悪用し、被害を拡大させる例が確認されています。
この記事では、Toomeの概要から実際の詐欺手口や被害事例、防止策、対処方法までを詳しく解説します。
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Toomeとは?メッセージアプリの概要

Toomeは、スマートフォンやタブレット端末で利用できる無料のメッセージアプリです。
個人間のチャットやファイル送信、音声通話など、一般的なコミュニケーション機能を備えており、使い方も比較的シンプルです。
近年では、SNSやLINEからこのアプリへ誘導され、詐欺に巻き込まれるケースが報告されています。
アプリの特性を理解しつつ、利用時には相手の正体ややり取りの内容に十分注意を払うことが必要です。
Toomeの基本情報
Toomeは、主にチャット機能を中心としたメッセージアプリです。
ユーザー登録後は、個別チャットやグループチャットを行うことができ、画像やファイルの送信、スタンプによるやり取りも可能です。
一方で、匿名性が高く、詐欺や悪質な勧誘に利用される危険性もあります。
正式なサービスとしては問題なく使用できますが、相手が不明なまま連絡を取り続けることには注意が必要です。
Toomeそのものはただのメッセージアプリで詐欺ではない
Toomeは、メッセージの送受信を目的とした正規のアプリであり、アプリ自体が詐欺を行っているわけではありません。
一般的なチャット機能を備えたシンプルなツールであり、違法性のあるサービスではないことが確認されています。
ただし、匿名性が高く、登録や利用が簡単であることから、詐欺目的で悪用される事例があるのも事実です。
アプリの存在や機能に問題があるわけではなく、悪質な利用者がその特徴を逆手に取っている点が問題です。
Toomeを利用する際は、相手が本当に信頼できる人物かどうかを見極め、少しでも不審に感じたら連絡を控えることが大切です。
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Toomeを利用した詐欺の手口

Toomeを悪用した詐欺では、SNSをきっかけに「スマホで簡単に稼げる」といった副業の誘い文句が使われます。
初めはLINEなど身近なメッセージアプリを通じてやり取りが始まり、徐々にToomeへ移行するよう促されます。
その理由として「専用の業務用チャットだから」など、もっともらしい説明がされることが多くあります。
Toomeに移行した後、簡単な作業に見せかけた高額タスクを紹介され、失敗を理由に違約金を請求されるという流れが典型的です。
アプリが安全であっても、誘導してくる相手が信頼できるとは限らないため、常に警戒心を持つことが重要です。
SNSなどで簡単に稼げると謳う副業を広告する
Toomeを利用した詐欺の多くは、SNS上に出される「簡単に稼げる副業」の広告から始まります。
たとえば「動画をスクショするだけ」「誰でもすぐに月収10万円」など、簡単に短時間で高収入が得られるといった内容で関心を引きます。
投稿には仕事の実績や報酬の画像が添えられていることも多く、信じてしまいやすい状況が作られています。
興味を持って問い合わせると、丁寧な言葉づかいでやり取りが始まり、疑いを持たせないまま別の連絡手段へ誘導されるのが典型的な流れです。
副業として現実的でない条件や、根拠のない高収入をうたう広告には注意が必要です。
LINEなど普段から使っているメッセージアプリに誘導する
SNSで副業に興味を持った利用者に対し、詐欺師はまずLINEなどの身近なメッセージアプリに誘導してきます。
普段から使い慣れているアプリでのやり取りに切り替えることで、相手との距離が縮まったように感じさせ、警戒心を下げるのが狙いです。
LINE上では、親しげな言葉づかいや丁寧な案内が続き、信頼関係を築くように見せかける手口が使われます。
そしてある程度やり取りが進むと、「本格的な作業は専用チャットで行う」として、Toomeへの移行を求められます。
安心できるアプリで始まるからこそ、相手の意図に注意し続けることが必要です。
高額タスクのためにToomeへ移行しミスをふっかけて違約金を要求する
Toomeに移行した後、詐欺師は「高額報酬のタスクがある」と説明し、作業を提示してきます。

内容は動画のスクリーンショットを送るなど簡単に見えるものが多く、報酬も数万円から数十万円と高めに設定されています。
ところが、作業を完了すると「手順にミスがあった」「規約違反が発生した」として違約金の支払いを求められます。
最初に報酬の一部が支払われていた場合、信用して応じてしまう人もいます。繰り返し支払っても報酬は得られず、被害が拡大するケースが多く報告されています。
正規の副業で違約金を請求されることは基本的にないため、冷静な判断が必要です。
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Toomeを利用した詐欺の実例

Toomeを利用した副業詐欺の被害は、SNSや報道でも複数確認されています。
中には「動画のスクショを送るだけ」「誰でも簡単に高収入」などの誘いに応じ、やり取りの末に多額の金銭を失ったという事例もあります。
Toomeの匿名性や連絡の取りやすさが詐欺の温床となり、実際に数十万円から100万円以上の被害に発展したケースもあります。
ここでは、実際の報道やSNS投稿をもとに、具体的な被害例を紹介します。
高知県警によりますと、8月29日、30代の男性がスマートフォンでTikTokを利用していたところ、「動画を見ればお金を稼げる」などという広告が表示されました。
広告をタップすると、LINEのアカウント登録画面に移行。登録すると「スマートフォンがあれば、家で作業可能」「指示するサイトの動画をスクリーンショットして報告すれば200円の報酬が得られる」などという副業の内容が伝えられたということです。
引用元:「動画を見ればお金を稼げる」との広告をきっかけに30代男性が約100万円だまし取られる【高知】 – KUTVテレビ高知
30代の男性が、SNS上で「動画を見るだけでお金が稼げる」とうたう広告を見て、副業に興味を持ちました。
広告に記載されたリンクからLINEに誘導され、担当者とのやり取りが始まりました。
最初は簡単な作業を行い、少額の報酬が支払われたことで信頼感を抱いた男性は、次第に高額なタスクに参加するよう勧められました。
その後、Toomeというメッセージアプリに移行し、タスクを進める中で「作業にミスがあった」と指摘され、違約金の支払いを求められました。
最終的に、男性は約100万円をだまし取られる被害に遭いました。
#注意喚起
絶対にこれに参加してはだめです…Toomeというアプリを使って、YouTube視聴をして稼ぐという詐欺でした…
直接的な被害はまだありませんが、得た筈の報酬を貰うことが出来ませんでした
1回目は貰えたのですが、2回目には高額な振り込みをしないと課題の達成にならないと言われて→ pic.twitter.com/gEnzApPQGi— 松野カナ子 (@suirikumatsuvvv) September 3, 2024
この投稿では、「YouTube視聴で稼げる」とうたう副業に参加したユーザーが、Toomeを通じて詐欺被害に遭いかけた体験が語られています。
最初の作業では報酬が実際に支払われましたが、次の課題では「高額な振込がないとタスク達成とみなされない」と言われ、事実上の支払いを強要される形となりました。
ユーザーは報酬が受け取れず、不信感を抱いて被害拡大を免れましたが、詐欺の初期段階では信用を得るために報酬を一度だけ支払う手口が使われることがあります。
TikTokで#1日2万円稼げるは詐欺でした。
検証結果報告
LINE追加すると既に内職定員オーバで違う仕事を勧められる。
初めはYouTube視聴で報酬2000円と謳う。この2000円は実際に入金されるが、toomeというチャット💬アプリに移動させられる。
(LINEでは都合が悪いそうだ)
続いて pic.twitter.com/ZWQLcbxUuD— ゴエモン (@es4fef) August 5, 2024
この事例では、「#1日2万円稼げる」というTikTokの投稿をきっかけに副業詐欺に巻き込まれた被害が報告されています。
LINEを追加すると「内職は定員オーバー」と言われ、代わりにYouTube視聴による報酬2,000円の仕事を紹介されます。
この報酬は実際に入金されるため、利用者は信用してしまいやすくなります。
その後、Toomeへ移動させられ、より複雑なタスクや高額な支払いが必要になる仕組みに誘導されていきます。
最初の報酬入金は詐欺師が信頼を得るための常套手段であり、安易に信じて進めることは非常に危険です。
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Toomeを利用した詐欺に引っ掛からないためのポイント

Toomeを悪用した詐欺に巻き込まれないためには、甘い誘いに対して常に疑いを持つ姿勢が欠かせません。
「簡単に稼げる」「誰でもできる」といった言葉で始まる副業の多くは、最初に信頼させてから高額な支払いを要求する詐欺につながります。
また、LINEやToomeなど、連絡手段を変えながら誘導してくる相手には特に注意が必要です。
少額の報酬が実際に振り込まれても、それを根拠にすべてを信用するのは危険です。
大切なことは、相手の言動や要求内容を冷静に見つめることです。
以下に具体的な注意点を挙げますので、被害を防ぐための参考にしてください。
動画のスクショだけで稼げるといった甘い誘いに乗らない
Toomeを利用した詐欺では、「動画のスクリーンショットを撮るだけで高収入が得られる」といった甘い誘い文句がよく使われます。
作業が簡単で、誰でもすぐに始められるように見えるため、興味を持つ人が多くいます。
しかし、こうした誘いの多くは、実際には高額な費用を後から要求する詐欺の入り口になっています。
最初のタスクで少額の報酬を受け取ることができても、その後は「高額報酬のための条件」として振込や契約を求められるケースが少なくありません。
現実的に見て労力に見合わない報酬を提示された場合は、詐欺の可能性を疑い、冷静に対応することが大切です。
個人情報は安易に伝えない
副業詐欺では、LINEやToomeでのやり取りの中で、名前・住所・電話番号・口座番号などの個人情報を求められることがあります。
「報酬振込のため」や「本人確認が必要」といった理由で説明されますが、相手の正体が不明なまま情報を渡すのは非常に危険です。
一度提供された情報は、他の詐欺や不正利用に転用される可能性があり、被害が長期化するおそれもあります。
個人情報は、一度漏れると取り返しがつきません。
少しでも不自然に感じた場合は、情報提供を止め、やり取り自体を終了することが望ましいです。
自分の情報は、自分でしっかり守る必要があります。
個人名義の口座への振り込み要求は怪しい
副業詐欺では、保証金や違約金と称して、特定の個人名義の銀行口座への振り込みを求められることがあります。
正規の企業やサービスであれば、法人名義の口座を使用するのが一般的であり、個人名義への送金を指示される場合は詐欺の可能性が高いといえます。
「作業の確認に必要」「トラブル防止のため」といった理由で金銭を要求されても、相手の正当性を証明する情報がなければ、応じるべきではありません。
支払いを急がせたり、返金を約束しながら振込を求めてきたりする場合も要注意です。
不自然な振込先に対しては、慎重に判断することが被害防止につながります。
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Toomeを利用した詐欺被害に遭った時の対処法

Toomeを利用した副業詐欺の被害に気付いた場合は、できるだけ早く行動することが重要です。
まずはやり取りの記録や送金履歴など、被害に関する証拠を保存しましょう。
そのうえで、消費生活センターや警察、弁護士などの専門機関に相談することで、適切な対処が可能になります。
金銭の返還を求める場合は、法的な手続きを検討する必要があるため、ひとりで悩まず早期に専門家へ連絡することが大切です。
また、同様の詐欺を防ぐために、身の回りの人にも体験を共有し、注意を呼びかけることが再被害の防止にもつながります。
消費生活センターに連絡する
Toomeを通じた副業詐欺に遭ったと感じたときは、まず消費生活センターへ相談しましょう。
消費生活センターは、消費者トラブルに関する窓口として、被害の内容を丁寧に聞き取り、今後の対応方法を具体的に助言してくれます。
電話やインターネットから相談が可能で、匿名での相談も受け付けています。
特に副業詐欺のように、はじめは小さな金額でも繰り返し請求されるケースでは、早い段階で専門機関に相談することで被害拡大を防げます。
証拠となるやり取りや振込記録があれば、相談もスムーズに進みます。
一人で抱え込まず、まずは専門家に相談しましょう。
消費者ホットライン | 平日バックアップ相談 | |
電話番号 | tel: 188 | tel:03-3446-1623 |
---|---|---|
受付時間 | 10~12時、13~16時(土日祝日、年末年始を除く) | 10~12時、13~16時(土日祝日、年末年始を除く) |
詳しくは国民生活センター公式サイト「全国の消費生活センター等」をご覧ください。
警察に相談して被害届を出す
副業詐欺で金銭的な被害が発生した場合は、警察への相談と被害届の提出を検討することが重要です。
被害届を提出することで、詐欺として捜査の対象になる可能性があり、同様の手口による他の被害と照らし合わせた対応も期待できます。
相談の際には、詐欺に至る経緯ややり取りの記録、振込履歴など、具体的な証拠を整理して持参するとスムーズです。
金額の多寡にかかわらず、被害を報告することには意味があります。
自分だけの問題と考えず、同じ被害が繰り返されないよう、正規の手続きを通じて対応することが大切です。
警察相談専用電話:#9110
弁護士と被害回復の検討をする
副業詐欺で大きな金銭的被害を受けた場合は、弁護士に相談することで、被害回復の可能性が広がります。
弁護士は、詐欺の状況や契約内容の有無、支払いの経緯をもとに、返金請求や損害賠償などの法的措置を検討してくれます。
特に、相手の連絡先や口座情報などが把握できている場合には、法的手段が有効に働く可能性があります。
また、警察への被害届と併せて進めることで、民事と刑事の両面から対応ができます。
自力での解決が難しいと感じた場合は、専門家のサポートを受けることが、冷静で確実な対応につながります。
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まとめ
Toomeは本来、シンプルで便利なメッセージアプリですが、その匿名性や使いやすさを悪用した副業詐欺が広がっています。
「動画を見るだけで稼げる」などの甘い誘いに乗ってしまうと、思わぬ金銭的被害につながるおそれがあります。
詐欺師は最初に少額の報酬を支払い、信頼を得てから高額な請求へと発展させる手口を使います。
被害を防ぐには、個人情報を守り、不自然な要求には応じないことが大切です。
万が一被害に遭った場合は、速やかに専門機関に相談することで、適切な対応や救済の可能性が生まれます。
正しい知識と冷静な判断が、自分の身を守る力になります。
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