このような場合は「詐欺掲示板」のご利用がおすすめです。
詐欺掲示板では、詐欺に関する情報や、どのような対処を行ったかなどの体験談を効率よく収集することができます。
本記事では、以下の内容に焦点を絞り「詐欺掲示板」の概要や注意点について、徹底解説していきます。
■ 本記事で分かること
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詐欺掲示板とはどのようなもの?-概要から種類まで解説-
詐欺被害に遭い、実質泣き寝入りのような状態になってしまっている場合は「詐欺掲示板」の活用を考えてみましょう。
詐欺掲示板を活用すれば、同じような被害に遭った方々がどのようなことを考えているのか、どのような対策を行ったかなどを、より具体的に把握することができるようになりますよ。
被害内容や利用するサイトによっては、想定よりも圧倒的に安いコストで集団訴訟手続きを行える可能性もあり、あっさりと被害金額が戻ってくることも考えられます。
ここからは、「詐欺掲示板」の基本的な概要や掲示板の種類について詳しく解説していきます。
詐欺掲示板の基本的な概要
「詐欺掲示板」では、以下の様なチャネルを用いて情報共有が行われていることが多いです。
- 公式の被害者ネットワーク(団体関係、被害者の会など)の情報共有サービス
- インターネット
- TwitterなどのSNS
いずれも、遭遇した詐欺被害の詳しい内容についてや具体的な対処法について効率よく共有できるのが大きなメリットとなっています。
ただし、掲示板で相談を行う際は、公の場へ情報共有を行うということでもあるため、個人情報の取り扱いには十分に注意する必要があります。
詐欺掲示板の種類
詐欺掲示板には、以下のような種類があります。
- 情報収集型 詐欺掲示板
- 被害者同士の情報共有型 詐欺掲示板
上記のサイトでは、被害金を取り返すための効果的で具体的な方法が、実際の体験を交えて共有されていることが多いです。
単に被害の内容だけでなく、「腹立しい」「親に相談することもできない」といった感情までしっかりと共有されています。
加えて、投資や結婚などの詐欺グループに所属する人物へ直接会うことに成功した人のコメントも多く流れています。集団訴訟を起こすためには、まさにうってつけの協力相手といえるでしょう。
詐欺の被害金を取り戻すためには、民事の訴訟を行うために必要な相手方の運営事務所や拠点の住所などを一通り特定しなければなりません。
このような情報収集を、自らの足で行うのはまず不可能です。弁護士に依頼を行うとしても、着手金などの諸費用が必要となり、最終的にはさらに損をしてしまうでしょう。
このような場合は、まず「詐欺掲示板」を用いて相手方の個人情報を一通り特定し、返金に応じさせるための精神的な圧力をかけることがポイントとなってきます。
また被害額が数万円単位の詐欺については、直接弁護士に依頼するのではなく、「集団訴訟」の活用が最もおすすめです。
これはほとんどコストをかけずに返金に応じさせることができ、費用対効果が高くなっているためです。
情報収集型詐欺掲示板
詐欺に関連する情報を収集する場合は、TwitterなどのSNSがおすすめです。
https://twitter.com/50Garage/status/1653379407896264710?t=mG5qqh_WhiChAviX5liotQ&s=19
テキストだけでなく、メッセージやメール文面を写したスクリーンショットなどの視角的な情報まで効率よく収集することができます。
被害者同士の情報共有型詐欺掲示板
被害者同士の情報収集型の詐欺掲示板には、以下のようなサービスが挙げられます。
ジャンル | サイト名 |
集団訴訟 | 集団訴訟呼びかけ掲示板 |
振り込め詐欺 | ケアマネジメント・オンライン |
SNS関連の詐欺 | 詐欺撲滅委員会 |
上記のサイトでは、詐欺被害の情報が高い頻度で更新されており、周りの動向をある程度把握できるようになります。
また、以下サイトからは、相手方の電話番号を利用して、業者に関する情報が出回っていないかチェックできます。
上記サイトのリンクでは、株式会社リサーチドットコムによるワンクリック詐欺の代表者や担当者の実名が記載されています。
相手方の番号が判明している様でしたら、検索ボックスより入力を行ってみてください。
この様な情報を駆使することで、相手方へ効率よく圧力をかけることが可能となっていますよ。
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詐欺掲示板の利用方法
インターネットの掲示板に馴染みが無い方は多いと思います。
まず前提として、一度投稿してしまった内容は削除できないことが多いため、注意が必要です。匿名とはいえ、一般的なSNSとは使用感が異なりますので気を付けるようにしましょう。
掲示板は、メールやSNSなどと同様、会員登録をして行うタイプのものや、登録不要で利用できるものなど様々です。
ここからは、詐欺掲示板の利用方法について詳しく解説して行きます。
登録方法
インターネットの掲示板には、会員登録が必要となるものと、そうではないものの2種類があります。
登録を行う際は、個人を特定できる内容は盛り込まないようにしてください。そもそも出会いや趣味を目的としたサービスではないため、よほどの事が無い限りは情報をランダムに生成してしまっても構わないでしょう。
投稿方法
掲示板では「スレッドを立てる」動作や「スレッドに返信する」動作をくり返すことで、複数人が集まってコミュニケーションを取れるようになります。
TwitterなどのSNSよりも匿名性が高く、個人情報が守られやすいことがメリットとなっており、ほとんどの掲示板サイトでは安心して利用できます。
しかし、個人運営であったり、情報リテラシーの低いサイトの場合は、運営者側が何らかの誤りで、IPアドレスなどの個人に関する情報を漏らしてしまうケースもあります。
このため、投稿内容にも過激な表現を記載したり、相手方から恨みを飼うような内容を記載するのはやめておくようにしましょう。
情報収集方法
一連の詐欺掲示板サイトには、同じ様な被害に遭われた方が、被害金を取り戻すためにどのようなアクションを行ったか確認できるようになっています。
掲示板の種類やサイトにもよりますが、ご自身が遭偶した詐欺会社へどのように返金対応に応じさせたのか、具体例を交えて知ることが可能となります。
一人で、詐欺について何日も悩み続けることなく、被害額を返金させるため、具体的にどのような計画を立てていくのが最も望ましいか分かることでしょう。
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詐欺掲示板で得られる情報
ネットの掲示板の代表的なものとしては、2チャンネルや5チャンネルなどがあります。これらは掲示板の名称であり、サイトを立ち上げるユーザーは様々な名前を付けて掲示板を作成することが可能です。
特に詐欺被害における掲示板では、被害のジャンルや認知されている詐欺の名称に沿った名前を付けていきます。
例としては以下の様な詐欺被害の救済サイトがあります。
ここからは「詐欺掲示板」で得られる情報について、より詳しく解説して行きます。
詐欺被害の種類や手口に関する情報
詐欺掲示板では、結婚や投資など、詐欺被害の種類や手口に関する情報をあらかた把握できます。
ですが、サイトによっては情報が全く更新されていない場合も多くなっています。このような場合は、以下のポイントに目を留めながら情報収集を進めていきましょう。
- 実際のやりとりが多い掲示板サイトを選ぶ
- 詐欺の手口がどのようなものだったかきちんと記載されている
- 相方の住所や氏名などの情報を特定できそう
- 取り扱っているジャンルが多い
詐欺グループや詐欺師の特徴や行動パターンに関する情報
詐欺被害を取り扱う掲示板では、特に被害に遭われた方の多いジャンルの詐欺に関する生の情報を入手できます。
相手方がどのような要求を行ってきたか、被害金額や相手自身の特徴も踏まえて分かるため、ひとまずは安心です。
具体的には、以下の項目についてよく確認しておくようにしましょう。
- 相手方の対応に関する特徴
- 運営企業の組織構成
- 過去の返金成功事例
- 相手方の中で連絡を取るべき人物
- 被害額返金のために決め手となった手段
上記の項目を踏まえ、内容証明郵便の送付や消費者生活センターへの代理連絡の依頼、弁護士とのやりとりを含めた集団訴訟など、返金のためにどのような行動を取るのが最も有効か考えていきます。
詐欺被害に遭った場合の対処方法や相談先に関する情報
具体的な対処方法や相談先に関する情報についても、詳しく確認可能です。
ただし、閲覧するサイトによっては、その様な情報が全く記載されていないこともあります。
以下の記事では、詐欺に遭った際に頼れる相談先について詳しく解説しています。専門の機関へしかるべき対処をお願いしたい場合は、是非チェックしてみてくださいね。
最新の詐欺情報に関する情報
詐欺の掲示板サイトでは、現在インターネットやテレビに出回っていない最新情報まで入手できる可能性があります。
詐欺を行っている組織グループは、ニュースやテレビ、ネット記事などの動向を見てサイトの構成を変更したり、手口や返金の方針について取り決めていることが多いです。
最新の情報がリアルタイムで共有されている掲示板まではチェックが回り切らないため、返金させるためのアクションをより正確に起こすことのできる確率が高くなっていますよ。
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詐欺掲示板のメリット
詐欺掲示板を活用すると、被害額の返金において以下のようなメリットを得られます。
- 詐欺被害の防止や被害の最小化につながる情報が得られる
- 詐欺被害に遭った人同士が情報共有できる場が提供される
- 最新の詐欺情報が手軽に入手できる
ここからは、それぞれのメリットについて詳しく解説して行きます。
詐欺被害の防止や被害の最小化につながる情報が得られる
詐欺掲示板を活用すれば、返金させるための対処法だけでなく、類似する詐欺被害の防止や被害を最小限に抑えられる情報まで手に入れることができます。
関連するサービスの利用頻度が多いのであれば、似た様な詐欺事例を片っぱしからチェックしていけるため、今後の詐欺被害の防止へ大いに役立てることが可能となっていますよ。
詐欺被害に遭った人同士が情報共有できる場が提供される
被害に遭偶した人同士で様々な情報や感情を共有できることについては、詐欺掲示板の最も大きなメリットといえます。現代であれば、10年、20年前とは異なり、詐欺に関する情報共有をより身近に行うことができます。
それだけには留まらず、相手方の運営会社の情報まで手軽に特定できるようになっており、詐欺をはたらいた証拠を集めやすいです。
詐欺に遭った場合、特にネット上の詐欺の場合、一昔前であれば「証拠不十分」で目前払いされるのが当たり前となっていました。
ですが、相手方の手がかりを掴みやすくなった近年では、きちんと証拠を揃えて警察や裁判所へ出向くことで、被害額返金のための具体的な対抗措置を取れる事例が増えてきました。
情報共有の可能な環境と合わせて、被害額を取り返すためにはどの様に動けば良いのか、一緒になって考えていくことができますよ。
最新の詐欺情報が手軽に入手できる
「詐欺掲示板」を活用すれば、相手方の最新の動向を追えるケースが増えています。
普段メールやSNSが主なコミュニケーションツールの方も、詐欺被害に関連する分野の場合は、ネットの掲示板を大いに活用できる可能性が高いです。
被害に遭われ、返金対応に四苦八苦されている場合は、是非活用してみることをおすすめします。
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詐欺掲示板のデメリット
ここからは、詐欺掲示板を利用することのデメリットについても解説して行きます。
具体的には、以下の3つのデメリットが挙げられます。
- 詐欺グループや詐欺師による情報操作や妨害が行われることがある
- 正当な情報と誤った情報が混在していることがある
- 匿名性が高いため、信憑性の低い情報もある
詐欺グループや詐欺師による情報操作や妨害が行われることがある
専用サイトにて、一連の詐欺に関する情報を共有できる「詐欺掲示板」サイトですが、一部では相手方から逆手に取られ、返金対応や被害対処においてさらに不利な情報操作を行われるケースもあります。
このような操作がはたらいた詐欺の場合、詐欺掲示板サイトを使用すると、情報管理の面でさらに被害が拡大する可能性があります。
考えられる被害としては、以下のようなものが挙げられます。
- 詐欺行為をはたらいた犯人によってサイトが運営されていた場合、書き込みを行った端末のIPアドレスや居住しているおおよその市区町村がバレる
- 書き込んだ内容から、家族と同居しているかなどのプライベートな情報がバレる
- 相手方(運営している企業や犯人自身)に対して抱いている恨みなどの個人的な感情
このようなことが洗いざらい相手方に知られてしまうことで、別の詐欺にご自身の個人情報が悪用されたり、あまりに運の悪いケースでは逆恨みの対象となってしまうことも考えられます。
開設されているサイトが、犯人により仕組まれたものなのか、被害対処を目的とした本物のサイトなのか、専門家であっても見分けられないトラブルが増えています。
このような場合は必然的に、閲覧のみに控えておくといった対処法に限られてきます。
正当な情報と誤った情報が混在していることがある
詐欺を撲滅するサイトであるとはいえ、運営を行っているのは個人であることがほとんどのため、それらから得られる情報は専門機関のもの比べると信ぴょう性に欠けることもあるのがデメリットの2つ目として挙げられます。
ですが、警察との実際のやり取りなど、そこでしか得ることのできない情報も多くあるため、被害額を相手に返金させるための対抗措置を考えるには十分な環境が確保できるケースもあります。
まずは、どのような情報がやり取りされているのかだけでもチェックしてみると思いがけない収穫があるかもしれませんよ。
匿名性が高いため、信憑性の低い情報もある
一般的に、インターネットの掲示板はTwitterなどのSNSよりも匿名性が高いです。
これには主に、以下のような要因が考えられます。
- ユーザー名を柔軟に変更できる
- 匿名(名無し)で投摘できる
- 一般的なSNSとは切り離された環境にある
- 個人を特定可能な情報を入力しなくてよい
上記のような理由から、一般的なユーザーに対しては、個人的な情報が漏れにくいというメリットがあります。
一方で、サーバーの運営者からはご自身が使用した端末のIPアドレスやおおよその市区町村を把握されてしまうリスクもあります。
サイトが詐欺をはたらいた犯人により故意に作られたものであるかを判別することは非常に難しくなっているため、心配な場合は閲覧のみに留めておくと良いでしょう。
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詐欺掲示板の注意点
詐欺被害の提示板を利用する際には、以下の注意点について気を付けるようにしましょう。
利用者の価値観を尊重する
インターネットの掲示板では、TwitterやInstagramなどのSNSとは異なり、様々な層の方が利用します。ある意味では、企業のチャットツールとして考えてしまっても良いでしょう。
同年代だけのコミュニティとは異なり、価値観については特に異なっているため、できる限り相手のことを尊重しながら対応していくことが重要です。
情報管理をしっかり行う
個人情報の管理については、十分に注意するようにしてください。これは、運営者がコメントを削除したりサイトが閉鎖されない限りは、一度内容を投稿してしまうとインターネット上で永遠に残り続けるためです。
日頃の何気ないことならまだしも、犯罪に関する生の内容が共有されるわけですから、他者に悪用されたり、身元が特定されたりしないよう、十分に注意する必要があります。
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詐欺掲示板に関するよくある質問は?
ここからは、詐欺被害の掲示板についてよくある質問についてまとめていきます。
詐欺の手口の一覧は?種類は?
詐欺の手口としては、還付金詐欺やオレオレ詐欺など、さまざまなものがあります。
ここでは、具体的な詐欺についてまとめてみました。
- フィッシング詐欺(政府や機関を装い、振込などを催促してくる)
- ロマンス詐欺(結婚詐欺とも、恋人や結婚相手を装いお金を持ち逃げする)
- オレオレ詐欺(警視庁公認)
- 架空請求詐欺(警視庁公認)
詐欺には実に多くの種類がありますが、中でも警視庁公認の詐欺被害については、警察で進んで対応できる場合があります。
警視庁公認の詐欺についてより詳しく知りたい方は、以下のリンクよりチェックしてみてくださいね。
詐欺サイトかどうか確認する方法は?
気になっているサイトが詐欺サイトであるかを確かめる方法は、以下の4つです。
- ドメイン名を確認する(詐欺の場合はgoogle.com → .net, .orgなどに改変されている)
- https://になっているか確認する( http:// はセキュリティ認証されていない危険なサイト)
- コンテンツの内容を詳しく確認する
- 口コミや評判をチェックする
まず、詐欺サイトを判別するためには、検索ボックス(URL欄)に着目してください。
詐欺サイトであった場合、インターネットの運営に必須のSSL認証を受けていない【HTTP://】ドメインが使用されている場合があります。
加えて、そのようなサイトは既存の正規サイトを真似て作ったニセモノサイトであることが多いです。
公式サイトのURLの末尾の部分、「.com」や「.net」などの種別だけを変え、あたかも公式サイトであるかのように装っている場合があります。
これらに加えて、日本語が不自然になっていないかや、サイトの評判について、さまざまなサイトやSNSなどを確認して、変な噂がたっていないか確認するようにしてください。
詐欺で訴えるにはどうすればいい?
詐欺は「民事」(弁護士経由)もしくは「刑事」(警察経由)で訴えることが可能です。
まず「民事」(弁護士経由)についてですが、ここでの主な目的は被害額の返金となります。
証拠や情報を一通り集めた上で、以下の流れを段階的に行い、詐欺行為をはたらいた相手方へ圧力をかけていきます。
- 消費者センターに相手方へ直接連絡を取ってもらう(電話番号がわかる場合のみ)
- 内容証明郵便の送付
- 支払い督促
- 訴訟
段階を経るごとに、コストは増えていきます。
このため、妥協点についてあらかじめ決めておいた方が良いでしょう。
上記のやり取りを証拠にして、「刑事」(警察経由)の面から対応を進めていけば、相手を以下の罪で立証できるようになります。
詐欺罪(刑法246条)
人を欺いて財物を交付させた者は、10年以下の懲役に処する。
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まとめ:詐欺掲示板は情報収集に役立つ-正しい情報を収集しよう-
ここまで、インターネット上で閲覧することのできる「詐欺掲示板」の概要や、利用時の注意点について解説しました。
本記事で紹介した内容を参考に、被害額を取り戻すための対抗策について考えてみてくださいね。
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