結婚詐欺の実話として以下の5つを紹介します。
一つの特徴としては、詐欺師は1度お金が取れると思ったら、根こそぎ奪い取ろうと攻勢をかけてきます。
実例でもわかりますが、総額1億円もの被害に合っている方もいます。これは他人事ではありません。
少しでも相手が怪しいと感じているなら、自分の財産を守るためにもしっかりと詐欺師の特徴と照らし合わせてチェックしてください。
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結婚詐欺の実話(事例)まとめ
実際に起こった結婚詐欺の事例を見ていきましょう。
詐欺事例を知ると詐欺師がどのような手口で接してくるのか、どのように金銭を要求してくるのかが分かります。特徴を理解して、自分は詐欺に遭わないように気を付けましょう。
婚活パーティーで出会った男性が結婚詐欺師だった
被害者:女性Aさん(50歳)
出会いの場所:婚活パーティ
被害額:300万円
Aさんと詐欺師は3年前に婚活パーティで知り合いました。
詐欺師は身長180cmで自称東大卒の社長。
BMWに乗り婚活パーティで注目される存在でした。
婚活パーティで2人はほとんど会話を川明日ことはなかったそうです。
1か月後、詐欺師から連絡がくる
婚活パーティから1か月後、男性から連絡がありデートすることになったAさん。
そこで、実は婚活パーティではAさんのことが気になっていたと告げられます。
『Aさんと話ができて本当に良かった。』
『いつか2人で正装パーティができると良いね。』
などと結婚を匂わせるような発言も既にしていました。
その後も、好きだ、愛しているというメールが届くようになりました。
旅行に行き深い仲に…。
その後詐欺師はAさんを旅行に誘い、京都を散策して楽しい時間を過ごします。
2人は京都の高級ホテルで一夜を共にします。
詐欺師は『一生一緒にいよう』とささやいたそうです。
その後Aさんの母親とも挨拶して、母親の好物のずんだ餅を送ってきたりして母親も詐欺師のことを気に入っていたそうです。
会社が損害賠償を請求されていて1,000万円必要と訴えてくる
ここから詐欺師はAさんから金をむしり取ろうとしてきます。
ある日ドライブに誘われたAさん。
ある河川敷まで連れてこられると、そこで『会社の斡旋計画で失敗し、損害賠償1,000万円請求されている』と告白されます。
Aさんにはそんな大金が無かったので断ると、詐欺師は『君にはもう会えないかもしれない』、『もう死にたい』と泣き始めたそう。
Aさんの母親にもお金を工面してもらうよう頼んで欲しいといわれますが、母親には迷惑をかけたくないAさん。
結局、4種類のキャッシュカードを使い限度額まで金をキャッシングしてしまいます。
キャッシングと貯金から工面した金で計300万。
大金を詐欺師に渡してしまいました。
300万円を渡してから音信不通に
それからLINEを通じて借金の返済を求めると、『呼吸困難が続いていて入院しています。返済の件は了解しました。』と返事があって以降音信不通になりました。
ここで初めてAさんは計画的な詐欺にあったと気づきます。
しかし、詐欺師の居場所も今まで被害にあった証拠集めもしていない状況で訴えるのは難しいと警察にも言われてしまいます。
テレビ番組を通じて被害者を突き止めて返済を約束させる
今回Aさんの事件はテレビ番組に取り上げられ、番組が独自に調査を進めて詐欺師を追い詰めました。
車のナンバーと会社の住所、詐欺師がパチンコすることを元に捜索範囲のパチンコ店から詐欺師の車を発見。
詐欺師を追い詰めました。
調査の結果、会社経営の実態が無い事や、東大卒の経歴もウソであることが発覚します。
Aさんはその間も仕事を3つ掛け持ちして借金返済に奔走しています。
詐欺師はなんと妻もいる身で、妻と一緒にパチンコ三昧しているということ。
対面したAさんは、家族に申し訳なくて3年間借金返済に奔走してきたつらさ、怒りを詐欺師にぶつけました。
最後に詐欺師は300万円の返済を約束、200万円を工面し残りは分割で返済することを約束しました。
結婚の約束に期待を抱いていたAさんは精神的に相当追い詰められていました。
何度も死のうと思った。と番組では告白していました。
10人以上の女性から6年で総額1億円以上を騙し取った結婚詐欺師
被害者:50代Bさんを含む10人以上
出会った場所:主に婚活サイト・婚活パーティ
被害額:総額1億円以上
50代Bさんは婚活パーティで結婚詐欺師(51)と出会いました。
『見た目が普通だったので信用してしまった。』と女性がいうように、詐欺師は見た目普通の男性。派手さはなく誰とでも気さくに話するやさしそうなイメージだという。
離婚の体験や将来への不安を打ち明けると、話を聞いて『大変だったね』と同意してくれたとのこと。
こんなに分かってくれる人は初めてと思って、相手をすっかり信頼してしまったBさん。
要求されるままに金を渡してしまったBさんは総額800万円もの被害にあいました。
婚活パーティを通じて被害者は10人以上、総額1億円以上!
詐欺師は婚活パーティを主な活動の場としていて、婚活パーティを通じて知り合った女性から金を搾取し、1日2回以上パーティに参加する事もいるそう。
詐欺師は競艇にのめり込み、ギャンブル依存症でした。
相手とのデート中に金をもらいすぐに口座に入金、スマートフォンですぐに舟券を買う事もあったと言います。
男は逮捕されましたが、競艇につぎ込んだ損失は8,000万円以上、そのほとんどを失っていました。
5,000万円騙し取られた50代の独身女性
被害者:Tさん(50代女性)
被害額:5,000万円
出会った場所:テレクラ
50代女性Tさんは大病院で看護師長しているベテラン看護師。
高齢で要介護の母親がいる為、婚期を逃し仕事と介護に追われる毎日を送っていました。
Tさんの唯一のストレス発散がテレクラ。
娯楽として異性と会話できるツールとして頻繁に利用していました。
ほとんどの男性は下ネタを含む下品な話をするのに対して、60代の詐欺師は紳士に接してくれました。
Tさんの仕事や介護の話を親身に聞いてくれる詐欺師にどんどん惹かれたTさん。
すぐ意気投合して会う約束しました。
出会い1週間で交際に発展
早速会う約束した2人。
市内デパートで待ち合わせして声をかけてきたのは、白髪交じりで清潔な身なりの男性。
想像以上に素敵な男性にすっかり惹かれたTさん。
食事してその日のうちに付き合う事になったと言います。
ついにプロポーズ!と同時に500万円要求
付き合い始めてから1週間。
2人は九州に旅行に来ていました。
そこでTさんは男性からプロポーズを受けます。
既に男性に夢中だったTさんはプロポ―ズを快く受けます。
しかし、それと同時に実は離婚歴がある事、離婚した妻との間に娘がいる事、娘が海外に留学するためにまとまった金が必要な事を打ち明けられます。
離婚歴がある事にTさんはショックを受けますが、彼の為ならと留学費用500万円を肩代わりします。
相次いでお金の要求。総額は4,000万円に
500万円を支払ってから、詐欺師の要求はことあるごとにつづいていきます。
- 会社の運営資金として500万円必要。
- 会社の従業員の給料を入れたバックが紛失してしまった(1,000万入っていた。)
- もう1人娘がいて、医学部への入学準備金500万円が必要
など、様々な理由とつけてはまとまった金を手渡しで渡していったのです。
その度に彼の為になるのならと、やさしいTさんはお金を渡してしまいます。
気付けば詐欺師男性に貢いだ金は4,000万円以上。
蓄えもどんどん減っていきます。
最後の要求は蓄えの全てを奪う1,000万円
それでも金の要求をつづける詐欺師。
最後の要求は会社の運営資金1,000万円。
蓄えの全てが無くなる額でしたが、Tさんは金策に奔走。
足りない分は母親に相談し、定期預金を解約してもらってまで工面しました。
そしてこの1,000万円を手にして以降、詐欺師はTさんの前から姿を消しました。
詐欺師は幾度も捕まっている常習犯
連絡が取れなくなり、何か事件や事故に巻き込まれているかもと心配になったTさんは行方を捜します。
しかし、自宅がどこの市にあるか、会社の社名くらいしか知らないTさんには探しようがありません。
そこで探偵に依頼して彼の居場所を探すTさん。
すると次々と真実が明らかになっていきました。
- 会社経営の実態はなかった
- 子どもはいない留学の話もウソ
- 詐欺師は過去4回も捕まっている結婚詐欺の常習犯
ほぼ全てが嘘で塗り固められていた詐欺師の存在。
Tさんは絶望します。
返還されたのは800万円だけ。詐欺師には懲役5年の実刑判決
詐欺師は逮捕され、実刑判決を受けました。
しかし、既に渡した金の行方は分からずじまい。
ほとんどを使ってしまったという詐欺師からはわずか800万円を取り返しましたが、それ以上の金は返還されませんでした。
取り調べの過程で加害者の顔を確認する作業の際、Tさんは泣き崩れたといいます。
大金だけでなく、結婚を約束した相手も失ったTさんの心の傷は相当に深いものですね。
600万円を騙し取られた元CA
被害者:30代後半
被害額:600万円
出会った場所:よく行くバー
次の例はNさん39歳の実例です。
有名な航空会社でCAとして勤務してきたNさん。
CAという職業も手伝って昔からモテたNさんは、様々な人と付き合い目が肥えてしまっていました。
見た目にも妥協なく、年収も自分よりも相当上の人を求めてしまうので、良い相手に巡り合えず気付けば40代も目前です。
さすがに焦りだしていたNさんに詐欺師は巧妙に近づきます。
行きつけのバーで意気投合
ある日行きつけのバーで1人飲んでいたNさん。
隣の席に座った男性に声をかけられました。
お互いの趣味の話で盛り上がってすっかり意気投合。
美味しいスイーツのお店があるから行こう!
と誘われて連絡先を交換。間もなく2人でデートすることになりました。
女性の扱いが上手い男性に惹かれ徐々にお金の支払いをするように…。
男は会社経営しているとのことでしたが、まだ軌道に乗っていないので生活が苦しいとか、節約しなければいけないと言っていました。
デート代くらい私が…。とデート代や立ち寄る店の支払いは彼女がするのが増えていきました。
会社の運営資金として総額600万円ほど渡してしまう。
結婚に向けて最後の恋にしたかったNさんは出せるお金は出していこうと決めていました。
経営が上手くいかないとか、このままだと不渡りを出してしまうと頻繁に相談してくる男性。
結局、Nさんが詐欺師に渡した総額は600万円にも上りました。
ある日突然姿を消した男性結婚詐欺師
昨日まで普通にやり取りをしていた男性は突然、本当に突然連絡がつかなくなりました。
電話が使えなくなり、事務所だった場所もレンタル事務所でもぬけの殻、初めてNさんは騙されたことに気付きました。
Nさんはその後の捜査で詐欺師から金をとり返したようなので、そこだけは救いですが、男性不信・人間不信になってしまったそうです。
結婚も出産も当面無理だろうと諦めているそうです。
人生の貴重な時間と希望を奪われたNさんのショックは計り知れません。
1,000万円騙し取られた男性医師
被害者:Iさん(39)
被害額:総額1,000万円
出会った場所:婚活パーティ
最後の実例は医師のIさん(36)。
医者である為、お金目的で近づいてくる女性もいて、元々人付き合いがあまり上手くないのも手伝ってなかなか結婚出来ずにいたIさん。
30代も後半にさしかかり、周りもだんだん結婚していく中で徐々に焦りを感じていました。
婚活パーティで理想の女性に出会う
結婚相談所に登録したIさんは婚活パーティに参加するようになりました。
しかし、ほとんどの女性が医者であることを知ると態度が変わるのを見て、不信感を募らせる始末。
婚活パーティにも嫌気がしていた頃、Iさんは詐欺師女性と出会ってしまいます。
彼女は職業を聞く前からやさしく接してくれて、聞いた後も変わらない態度でした。
他の女性とは違う立ち振る舞いに惹かれたIさん。
今思えば詐欺師の作戦でしょうが、Iさんは始めてカップル成立になりました。
プロポーズを受け入れてくれたのをきっかけに貢いでしまう。
もちろん始めのデートではまだ警戒心を抱いたまま。
しかし、デートを重ねても変わらない彼女の態度にどんどん惹かれていったIさん。
結婚を前提に付き合ってほしいことを伝え受け入れられます。
プロポーズを実際にしても受け入れられたことに嬉しくなって、そこからIさんは女性に対して貢いでしまったようです。
100万円以上の指輪、新居にする為のマンション探しの資金50万円など彼女が喜ぶのがうれしくてお金を支払います。
お金を渡すようになってから、女性の態度が徐々に変わっていき…。
女性に金を支払うようになると、徐々に態度が変わっていきました。
Iさんの電話に出ないことも増え、冷たくなったと感じるIさん。
何かにつけて金をせびるようなことも増え、拒否しようとすると「私のこともう愛していなの?」と泣きつく始末。
それでも彼女を逃したら一生結婚出来ないかも…という不安があるIさんは拒めませんでした。
そこから様々な理由で金を渡し、最終的には総額1,000万円以上の金を詐欺師に支払っていました。
ある日、詐欺師から「あなたといるのに疲れました。」と一方的に別れを告げるメールが届き、そこから女性とは連絡が取れなくなりました。
騙されたことに気付いたIさん。
ショックで5Kgやせたそうです。
そこから警察・弁護士に相談しているようです。
まさか自分が結婚詐欺にあうとは思っていなかったIさん。
ショックは計り知れません。
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結婚詐欺の実話から見える結婚詐欺師の特徴
出会いはSNSやマッチングアプリ、婚活パーティー
被害例から見ていると、出会い方の1つの方法は、SNSやマッチングアプリからです。
スマートフォンが普及して、婚活アプリやマッチングアプリが流行っています。
婚活パーティ―もですが、登録している人は基本的に出会いそして結婚を求めていますので、結婚詐欺師にとっては絶好の狩場となります。
まずは第一印象で良い印象を持たせたいので、プロフィールがハイスペック過ぎる傾向があります。
お金があるとか、高収入など結婚相手に求める魅力が網羅されている為、近づいてくる異性もお金目的の可能性があります。。
一見平凡な普通の見た目の人
結婚詐欺師の外見については一見平凡な見た目の人もいます。
派手でチャラチャラした見た目にしないことで、異性に安心感を与えるのが目的です。
被害者から金を搾取している間は、裏で高級車に乗ったり派手な生活を送る傾向がありますので、少しでも怪しいと思ったら生活の変化に注目しましょう。
交際期間を数年重ねてから犯行に及ぶ人もいる
基本的に証拠をあまり残したくないのが結婚詐欺師の傾向なので、短期決戦に出るのが主流です。
しかし、中には被害者を信頼させる事を重視するタイプもいますので、交際期間が数年にわたる場合もあります。
どこかのタイミングで金が必要なストーリ―を作り出し、要求してくるのは間違いないので、お金が絡む話が少しでも出てきたら怪しいと思うよう注意してください。
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結婚詐欺の実話から見える詐欺の手口
結婚詐欺の手口のイメージ例は以下の通りです。
結婚を匂わせるのが早い
被害にあう方は当然幸せな結婚相手を探しているので、ハイスペックな条件の異性が出てくれば惹かれるのは当然でしょう。
少しでも惹かれている様子が分かれば結婚を早目に匂わせてターゲットを虜にします。
「君が運命の相手だ」などと言われればうれしいのは誰もが同じですが、深く知り合う前から結婚や将来の話を繰り出す場合注意する必要がありますね。
お金の要求は少額から始める
最終的に数百万、中には数千万もの被害額になるケースも少なくありませんが、最初は少ない額を要求してくるのも1つの手法です。
仕事のトラブルで、親が急な入院でなど理由は様々ですが、お金が必要な状況を作り出し金銭を要求してきます。
まずはお金を出してくれる人か、出すならどのくらいの額なのか見極めるのが目的なので、どんなシチュエーションになってもお金は出さないことが大事です。
苦労話などで相手の同情を誘う
生い立ちが貧乏だった。
借金を長らく背負っていて苦労してきた。
など、苦労話も特徴の1つになります。
同情を誘っておくと金が必要な状況になった時、『私が何とかしてあげないと』と感じてしまうケースが少なくありません。
「結婚後のお金をためよう」と言ってお金を出させる
結婚後、老後の為にと言って将来を具体的に思い描かせるのも結婚詐欺師の手法です。
結婚後に一緒に住むマンションの頭金、結婚までに借金を清算しておきたいなど結婚した後の2人の幸せの為にお金を出しやすい状況を作り出してきます。
この手の費用になると、ある程度まとまった大きな金額になります。
被害額も大きくなってしまうので、より一層注意が必要です!
「経営資金のために」と言ってお金を出させる
会社経営しているという話は、詐欺師が使う嘘としてかなりの頻度で出てきます。
会社が危ないとか、運転資金が底をつきそうとか切羽つまった状況を作り出しやすいのが理由の1つです。
会社がつぶれてしまえば、結婚もできなくなってしまうかもと焦ってしまって冷静な判断がしづらくなります。
反面、会社経営の実体があるのか、本当に経営者なのかは少し調べればわかることなので少しでも怪しいと感じたなら身辺調査するのも有効な手段です。
「お金に困っていて助けてほしい」と言ってお金を出させる
会社の部下がトラブルを起こしてしまって賠償金を求められているとか、親が急に倒れて入院にかかる費用が急いで必要になったなど、ピンチの状況であればあるほど助けてあげたいと思うのが人情です。
好きになった相手であればなおさらですね。
話している状況が本当なのかどうか、可能な限り自分の目で確かめる必要があります。
会社を経営している事、親がいる事、それ自体が嘘のケースもあるため、嘘をいかに見破るかが大事なポイントになります。
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結婚詐欺師を見極める方法はある?
結婚というワードは出るものの、具体的な話は進まない
結婚を匂わせるのは早いですが、具体的に話が進まない傾向があります。
- 親の介護が必要になるかもしれない
- 借金の清算しないことには結婚できない
色々な理由をつけては結婚を先延ばしにしてきます。
当然、結婚となれば素性がばれてしまいます。
匂わせる反面、結婚には絶対に踏み切りません。
相手が出してくる結婚出来ない理由の裏付けをしっかりしておくのも大事なポイントですね。
家族や友人を紹介したがらない
家族や友人を紹介したがらないのも傾向の1つです。
家族については生い立ちや状況について嘘をついているケースがありますし、友人から嘘がばれるリスクもあります。
数か月~1年くらいたっても全く周辺の人間に合わせてくれない状況があれば、怪しいとかんじますね。
話の流れで幼少期の写真やエピソードを聞いてみるのも良いですね。
預貯金や資産額などについて尋ねてくる
最終的にはお金を取りたいのが詐欺師の目的なので、相手に金銭的余裕があるのかは大事なポイントです。
結婚できずに1人が長い場合、多額の預貯金がある場合が少なくありません。
それらの金を詐欺師は狙っていますので、預貯金や資産についてはどれ程親しくなっても明かさないように注意が必要です。
お金が必要な状況が頻繁に起こり、その度に相談される
一度でも金を出してしまうと、金を出すタイプの人間と判断されどんどん要求してくるケースがほとんどです。
次から次へと金が必要な状況になり、その度に相談してきます。
好きな人が困っている状況では、詐欺師かどうかを疑うのは難しいですが、2度3度と続くようなら一度冷静になって身辺調査するなど対策をおすすめします。
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交際相手が結婚詐欺師の可能性があると思った場合の対処法
お金は一切渡さない
最も大事なポイントはお金は一切渡さないことです。
これは相手が詐欺師であろうが、普通の恋人であろうが同じことです。
恋人であろうともお金の問題は別です。
どうしてもお金の貸し借りをする場合は、しっかりと借用書を作成しいつまでに返す旨を明記させましょう。
証拠となりそうなものは保存しておく
少しでも言動が怪しいと感じたら証拠になりそうなものを手元に保存しておくよう心がけてください。
前項で紹介した借用書もその1つです。
- 借用書が無い場合も、お金のやり取りが分かる記録
- 結婚を期待させるようなメールや手紙・音声のやり取り
- 相手の嘘が分かる内容・証拠になる調査記録
相手は結婚を匂わせていた事。
お金を実際にやり取りしていた事。
身の危険を感じたら、警察や弁護士に相談する
お金を要求され続ける状況が続くようなら、その時点で警察や弁護士に相談しましょう。
なるべく早めに相談することで、証拠集めしたり捜査したり対策が出来ます。
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結婚詐欺の実話に関するよくある質問
体の関係を持ったら結婚詐欺になる?
刑法第246条1項には「人を欺いて財物を交付させた者は、10年以下の懲役に処する」と規定されています。
詐欺罪を立証するには
- 欺いた行為
- 財物交付行為
- 因果関係の証明
が必要です。
現金・財産を侵害されたことが証明されなければ詐欺罪を証明するのは難しいのが現実です。
肉体関係があり心を許していた相手が体目当てだったとなれば、精神的にかなり傷つきつらい思いをしますが金銭のやり取りが発生していない場合に詐欺罪を立証させるのは不可能です。
結婚詐欺の立証は難しいって本当?
結婚詐欺を立証するためには、相手の嘘を証明する必要があります。
結婚するという言葉は嘘だったと訴えても、『最初は結婚する気だった』・『途中で事情が変わった』と言われれば立件は難しくなります。
- 結婚を匂わせる発言・文面などの証拠(手紙やボイスレコーダーなど)
- 結婚する意志が無かったこと証拠(相手が既婚者だった・他の異性と付き合っていたなど)
- 金銭のやり取りがあったことの証拠(借用書など)
基本的にはこの3つをしっかり証明できれば詐欺罪として訴えられます。
同棲していたら、結婚詐欺を立証しやすい?
恋人同士で同棲まで進んだら結婚も間近と期待も膨らみますね。
しかし、同棲に進んだ途端にだらしなくなったり、家賃は折半で払う約束だったのに支払わないなどトラブルに発展する可能性もあります。
金銭面でのやり取りが発生している場合は、通常時と同じように借用書の作成、やり取りを記録しましょう。
近くにいることで、身辺調査など調べるのはやりやすくなる可能性はあります。
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まとめ:結婚詐欺の実話をみて、詐欺師の手口を知っておこう
結婚詐欺の実話を知ることで、詐欺師の特徴や手口を理解できます。
男性詐欺師は経営者を名乗る場合があるのが分かりました。
経営実体のない会社を調べるのは比較的簡単です。
付き合う前にしっかりと身辺調査し、騙されているかもと感じたら急に姿を消す前に証拠集めをしましょう。
好きで信じている状況では難しい部分もありますが、お金の面は割り切って考えておく事で被害にあいづらくなります。
自分が結婚詐欺に合うわけないと思わず、お金の要求があった場合詐欺の可能性も考えてみましょう。