ロマンス詐欺

生成AIによる投資詐欺とは?AI詐欺の種類や騙されないための対策について徹底解説!

近年、人工知能であるAIによる技術が進歩を続けています。

AIは便利なものというイメージが強いかもしれませんが、気をつけなければいけない点もあります。

それは、「生成AIを使った投資詐欺」が増えていることです。海外には以下のような事例があります。

(CNN) 香港で多国籍企業に勤務する会計担当者が、ビデオ会議で最高財務責任者(CFO)を装った相手にだまされて、計2億香港ドル(約38億円)を詐欺グループに送金する事件があった。

香港警察の2日の発表によると、詐欺グループは、巧妙な手口で会計担当者をだましてビデオ会議に出席させ、出席者全員が同僚だと思い込ませた。しかし実際は全員が、動画や写真を加工して本人のように見せかけるディープフェイクで作り出した偽者だった。

引用元:会計担当が38億円を詐欺グループに送金、ビデオ会議のCFOは偽物 香港 – CNN.co.jp

生成AIによる投資詐欺について理解を深めることで、騙される可能性を減らせるでしょう。

そこで本記事では、

POINT
  • 生成AIによる投資詐欺の種類
  • 生成AIによる投資詐欺に遭わないための対策
  • AIトレードを行う場合の注意点
  • 投資詐欺に騙された場合の行動
  • 投資詐欺か不安な場合の連絡先

について、詳しく解説します。ぜひ最後までご覧ください。

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生成AIを使った詐欺の種類

生成AIを使った詐欺の種類

そもそもAIとは人工知能のことです。「Artificial Intelligence」の略称であり、特に生成AIは、文章や画像、音声などの新しいコンテンツを作成します。

近年、生成AIを使った詐欺などの犯罪が懸念されています。

現在急速に一般社会で利用が広がっている AI についても、様々な便益をもたらすことが期待される一方で、不正プログラム、フィッシングメール、偽情報作成への悪用、兵器転用、機密情報の漏えいといった、AI を悪用した犯罪のリスクや安全保障への影響が懸念されている。さらに、AI を悪用することで専門知識のない者でもサイバー攻撃に悪用し得る情報へのアクセスが容易になると考えられている。

引用元:令和6年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について – 警察庁

今回紹介する詐欺の種類は、以下の通りです。

  • AIを使ったチャットポット詐欺
  • AIを使った投資詐欺
  • AIを使ったロマンス詐欺
  • AIを使ったフィッシング詐欺
  • AIを使ったワンクリック詐欺

また、生成AIによる詐欺の種類は投資詐欺だけでなく、音声クローン詐欺やロマンス詐欺、ディープフェイク詐欺など、さまざまです。

現在もどんどん新しい手口の詐欺が増えているため、日頃から注意しましょう。

AIを使ったチャットボット詐欺

本物にそっくりな偽物の企業のホームページやサポートセンターを作成し、チャットを経由して個人情報やクレジットカードを盗む詐欺被害が発生しています。

見つかったのは楽天をはじめ、アメリカや東南アジアのショッピングサイトをかたる少なくとも10数のサイトです。
これらの偽サイトをNHKがセキュリティー会社に依頼して詳しく調べたところ、AIを使ったチャットサービスが組み込まれた新しい手口の詐欺サイトとみられることがわかりました。
AIのチャットは20言語に対応し、利用者からの質問に対して自動的に文章で回答する仕組みになっていました。

引用元:AIチャット悪用 新手の詐欺か 偽サイト相次いで見つかる|NHK 首都圏のニュース

消費者は本物のサイトだと思ってしまうので、チャットでやり取りをしているうちに、指示されるまま個人情報を入力したり、実在しない投資サービスを誘導されたりします。

AIを使った投資詐欺

有名人による投資のアドバイスを受けられると謳い、金銭を騙し取る手口が流行しています。

最近では、有名人が広告に載っているため安心して投資したら、実は生成AIによる偽物であったという投資詐欺がありました。

女性は、フェイスブックで「ほりえ投資教室」という広告を目にします。

アクセスしてみると「堀江たかふみ」を名乗る人物とLINEでやりとりすることに。

その人物から送られてきた音声メッセージを聞いて、本人であると信じ込んでしまい、現金を振り込んでしまったといいます。

引用元:AIを使ったフェイク動画・音声で 堀江貴文氏かたる投資勧誘 SNS投資被害で5260万円被害 – カンテレ

その他に多く見られる手法は、以下の通りです。

  • 「短期間かつ高い利回り」を約束する投資案件があると伝えてくる
  • 高度なAIアルゴリズムを用いて実在しない取引システムを提供してくる
  • 新規の投資家から資金を集めて、「今後高額な配当金を払う」と約束してくる
  • 実在しない新しい企業を紹介し、青物買いを勧めてくる

上記のように、生成AIを使って存在しない情報を伝えてくることが特徴で、騙されていることに気が付かない場合が多いでしょう。

AIを使ったロマンス詐欺

ロマンス詐欺とは、恋愛や結婚などを装って接触し、親密な関係を装いながら金銭や個人情報をだまし取る詐欺の一種です。

ロマンス詐欺の見分け方はある?実際の事例や4つの対処法を徹底解説ロマンス詐欺の見分け方は大きく3つにわけられます。 手口①:投資型 手口②:恋愛型 手口③:友達型 ...

生成AIが作った魅力的な美男美女の画像、それっぽい偽のプロフィール・メッセージによってターゲットを騙し、金銭を要求するケースが相次いでいます。特に近年は生成AIの発達により、人間と見分けがつかない応答をするようになりました。

米国人の4人に1人以上(26%)が、マッチングアプリやSNS上で、実在する人物になりすましたAIチャットボットからアプローチを受けた経験があると回答しています。

引用元:愛を伝えるシーズンには、AIによる巧みなロマンス詐欺に要注意! | マカフィー株式会社のプレスリリース

厳密には、投資詐欺とは別の行為になりますが、「交際の意思はないのにあるように装い、実態がはっきりしていない法人への投資案件を勧誘する」ようなケースは投資詐欺に当てはまります。

対象となる人間の感情に訴えかけてくるので、騙されていることに気がつきにくいことが特徴です。

AIを使ったフィッシング詐欺

実際に本物のニュースサイトからAIが記事を学習して、自動でその日の最新ニュースを生成することが可能です。

他にも、本物に近いサイトを生成することは容易です。

2024年11月、サイバーセキュリティ研究者たちによる衝撃的な論文が発表されました。AIが作成したフィッシングメールのリンククリック率が50%を超え、人間の専門家が作成したメールと同等以上の成果を出したのです。この結果は、サイバーセキュリティの世界に大きな波紋を投げかけています。

引用元:AIフィッシング攻撃の脅威:クリック率50%超えで人間を凌駕 – サイバーセキュリティナビ

そのため、偽物だと気づかれずにユーザー登録させることが可能で、怪しまれることなく個人情報を抽出できてしまいます。

たとえば、ユーザーを偽の投資サイトのログインページに誘導し、クレジットカードの情報やアカウントの情報を入力させることが一般的な手口です。

サイトを見て安心せずに、違和感を見逃さないようにしましょう。

AIワンクリック詐欺

「ワンクリック詐欺」の新たな手口として、生成AIを活用して作成した偽投資サイトが近年増加傾向にあります。

ワンクリック詐欺は、利用者が単にサイトをクリックしただけで不当な料金請求の対象となってしまうのが特徴です。

実際には何の合意も交わしていないにもかかわらず、サイト運営者は勝手に契約が成立したと主張し、高額な請求を行います。

近年の詐欺サイトは、生成AIの能力を悪用して魅力的なコンテンツを作成し、「無料体験」「初回特典」といった誘導文句を使って訪問者のクリックを誘います。

サイトにアクセスした瞬間、「ご登録ありがとうございます」などの文言とともに、突如として料金請求画面が表示されるのが典型的な手口です。

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生成AIを使った投資詐欺に遭わないための対策

生成AIを使った投資詐欺に遭わないための対策

生成AIによる投資詐欺は年々巧妙化しており、見分けることが難しくなっています。適切な対策を学んでおくことで詐欺被害のリスクを大幅に軽減できます。

文章や画像の違和感を見逃さない

生成AIが作り出す文章や画像には、人間が作成したものとは異なる違和感が存在します。不自然な表現や画像の歪みは、生成AIによる仕業かもしれません

生成AIによって作成された文章は、一見すると問題ないように見えますが、よく読むと文脈が不自然だったり、使われている表現が日本語として不自然だったりする特徴があります。特に専門用語を使っている箇所で違和感を感じることが多いでしょう。

また、画像についても同様に、人物の指の本数が合わなかったり、背景と人物の境界線がぼやけていたりするなど、細部に不自然さが隠れていることがあります。

画像を確認する際は、拡大して細部まで注意深く見ることが重要です。特に人物の手や顔の輪郭、テキストが含まれる部分などは詐欺師がAIで作成した場合に不自然になりやすい箇所です。

こうした違和感に気づくためには、受け取った情報を鵜呑みにせず、批判的に見る目を養うことが大切です。少しでも違和感を感じたら、その情報源の信頼性を再確認してみましょう。

普段から家族や友人と連絡を取るようにする

詐欺師はしばしば家族や友人になりすまして接触してきます。日頃からコミュニケーションを取り合うことで、なりすましを見破りやすくなります

特に普段あまり連絡を取らない相手から突然「お金が必要だ」という連絡が来た場合は要注意です。詐欺師はこうした状況を狙って生成AIを使い、本人そっくりの声や文章、画像を作成してアプローチしてきます。

定期的に家族や友人と連絡を取り合っていれば、彼らの近況や状況を把握できているため、突然のトラブルや金銭の要求があった場合でも冷静に判断することができるでしょう。

家族や親しい友人との間で「合言葉」や「秘密の質問」を決めておくと、なりすましを簡単に見破ることができます。急な金銭要求があった場合は、必ずその合言葉を確認するようにしましょう。

また、SNSでの交流も大切ですが、個人情報の公開には十分注意が必要です。詐欺師はそれらの情報をもとにしてより精巧な詐欺を仕掛けてくることがあります。

AIについての知識を付けておく

AI技術は日々進化しており、その可能性と限界を理解することが重要です。最新のAI技術動向を知ることで、詐欺の手口を見抜く目を養えます

現在の生成AI技術は、1枚の顔写真からリアルな動画を作成したり、声を模倣したりすることが可能になっています。こうした技術が悪用されると、例えば投資アドバイザーを装った「専門家」の動画が作られるなど、非常に説得力のある詐欺が仕掛けられる可能性があります。

AIの進化は速く、昨年は不可能だったことが今年には可能になっていることも珍しくありません。定期的にAI関連のニュースをチェックし、最新の技術動向に注目しておくことをおすすめします。

AIの限界についても理解しておくことが大切です。例えば、現在のAI技術では完璧な画像生成はできず、不自然な点が残ることが多いという知識があれば、怪しい投資案件の宣伝画像などを見破ることができるでしょう。

知識を身につけることで警戒心を持ち、自分自身を守る力を高めることができます。

疑う気持ちを常に持っておく

「絶対に儲かる」といった甘い話には必ず裏があります。健全な懐疑心を持つことが最大の防御策となります

投資の世界では「ハイリターンにはハイリスクが伴う」という原則があります。そのため、リスクなしに高い利益を約束する投資話は、ほぼ間違いなく詐欺です。特にAIを活用した投資システムで「確実に利益が出る」と謳っているものには注意が必要です。

批判的思考を持ち、提示された情報を鵜呑みにせずに検証する姿勢が大切です。「本当にそうなのか?」「何か隠された条件はないのか?」と常に自問自答する習慣をつけましょう。

SNSなどで見かける投資案件は、特に慎重に判断することが重要です。実際の運用実績や会社の実態、運営者の経歴などを徹底的に調査してから検討するようにしましょう。

また、投資の意思決定を急かされるケースも詐欺の典型的な手口です。「今だけ」「期間限定」といった言葉で焦らせて冷静な判断力を奪おうとする手法には特に警戒が必要です。

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AIによる投資を行う場合の注意点

AIによる投資を行う場合の注意点

AIを活用した投資手法は必ずしも詐欺ではなく、正当なサービスも多く存在しています。しかし、そうしたサービスを利用する際にも注意すべきポイントがあります。

適切な知識を身につけ、冷静な判断力を養うことで、AIを活用した投資の可能性を安全に探ることができるでしょう。

AIトレードの実情を理解する

AIトレードには誤解や過大評価が多く存在します。市場の現実とAIの実際の活用方法を正しく理解することが重要です

現在、本格的なAIトレードを導入しているのは主に大手金融機関です。例えば大手証券会社のゴールドマンサックスでは、AIトレードの導入により人間のトレーダーの多くが代替されました。しかし、これは膨大な資金と高度な技術力があってこそ可能になったことです。

一般的な投資サービスで「AIトレード」と謳われているものの多くは、完全自動化されたAIというよりも、ロボアドバイザーと呼ばれる半自動化システムであることが一般的です。これらは投資アドバイスを提供するタイプと、実際に運用も行うタイプの2種類があります。

AIトレードの実情を理解することで、誇大広告に惑わされることなく、現実的な期待値を持って投資サービスを選ぶことができるでしょう。

AIトレードを謳っていても詐欺の可能性がある

「AIトレード」という言葉は詐欺のカモフラージュとして使われることがあります。信頼性の高いサービスを見極めるポイントを知っておくことが大切です

AIトレードを謳う投資サービスの中には、実際にはAIを使用していなかったり、見せかけのパフォーマンスを示したりして投資家を騙すケースがあります。特に注意すべきなのは、実際はポンジスキーム(新規投資家からの資金を古い投資家への配当に回す自転車操業型詐欺)を行っている業者です。

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こうした詐欺的なサービスを見分けるためには、以下の点に注目するとよいでしょう。

AIトレードサービスを選ぶ際は、運用実績の透明性、会社の実在性と歴史、金融ライセンスの有無、手数料体系の明確さ、過度な利益の約束がないかなどを総合的に判断することが重要です。

また、AIトレードを謳うサービスが極端に高い利回りを約束している場合は特に警戒が必要です。一般的な市場の平均リターンを大きく上回る利回りを継続的に達成することは、どんなに優れたAIでも極めて困難だからです。

基本的な投資の知識を身につける

AIに投資を任せるとしても、基本的な投資知識は必須です。投資の基礎を理解することで、詐欺から身を守り、より賢明な判断ができるようになります

投資は長期的な視点で資産を増やすための行為であり、リスクを管理しながら合理的な判断に基づいて行うものです。市場リスク、流動性リスク、信用リスクなど、様々なリスク要因があることを認識し、それらをどう管理するかを学ぶ必要があります。

投資を始める前に、様々な投資手法や金融商品の特性について学んでおくことをおすすめします。株式、債券、投資信託、ETF、不動産投資など、それぞれの特徴やリスク・リターン特性を理解することで、自分に合った投資戦略を選ぶことができます。

基本的な投資知識があれば、AIトレードサービスが行っている投資手法の妥当性を評価することも可能になります。これにより、詐欺的なサービスを見分けたり、自分に合ったサービスを選んだりする助けになるでしょう。

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投資詐欺に騙された場合の行動

投資詐欺に騙された場合の行動

万が一、投資詐欺の被害に遭ってしまった場合でも、適切に対応することで被害を最小限に抑えられる可能性があります。焦らず冷静に行動することが大切です。

被害に遭った際の対応方法を知っておくことで、万一の事態に備えることができます。被害の回復や二次被害の防止のために、迅速かつ適切な行動をとりましょう。

警察に報告する

詐欺に遭ったことが明確に証明できる場合は、証拠を持って警察へ届け出ることが被害回復の第一歩となります

詐欺師の逮捕を希望している場合は、告訴状を提出する必要があります。

ただし、警察が事件として受理するためには、詐欺の証拠が必要です。そのため、詐欺業者とのやり取りや取引履歴、被害額の記録など、できるだけ多くの証拠を収集・保管しておきましょう。

詐欺の証拠として重要なものには、メールやチャットの履歴、契約書、入金記録、勧誘時の資料、業者のウェブサイトのスクリーンショットなどがあります。これらを日付順に整理しておくと、警察への説明がスムーズになります。

一方で、詐欺に遭ったかも知れず不安だ…という場合には警察専用相談電話「#9110」に相談するのもおすめです。

法律事務所の弁護士に相談する

法的手続きは複雑で専門的です。弁護士のサポートを受けることで、被害回復の可能性が高まります

投資詐欺の被害回復には専門的な法律知識が必要になるため、弁護士に相談することが効果的です。弁護士は詐欺業者の調査や訴訟手続き、交渉などを代行してくれます。

特に被害額が大きい場合や、詐欺業者が特定できる場合は、法的手段による被害回復の可能性が高まります。弁護士に相談することで、民事訴訟や刑事告訴など、最も効果的な対応方法を選択することができるでしょう。

弁護士に相談する際は、事前に詐欺に関する証拠をまとめておき、相談時に時系列で説明できるようにしておくと効率的です。

弁護士費用が心配な場合は、初回相談が無料の法律事務所もあるので、複数の事務所に相談して比較検討するのもよいでしょう

金融サービス利用者相談室に相談する

金融庁が設置する相談窓口を活用しましょう。専門家に無料で相談でき、金融トラブルの解決に役立ちます

金融サービス利用者相談室は、金融庁が設置している相談窓口で、投資詐欺を含む金融トラブル全般について相談することができます。電話やFAX、ウェブフォーム、郵便などで相談を受け付けており、専門のスタッフが対応してくれます。

この相談室では、詐欺被害に関する相談だけでなく、「怪しい投資の勧誘を受けたがどうすべきか」といった未然防止のための相談も可能です。相談内容は金融行政に活かされ、類似の被害防止にも役立ちます。

金融サービス利用者相談室は相談料が無料で、プライバシーも守られるため安心して利用できます。ただし、個別の被害回復や返金交渉までは行っていないので、実際の被害回復には別途法的手段を検討する必要があります。

金融サービス利用者相談室の連絡先情報は金融庁のウェブサイトで確認できます。

法テラスを利用する

法的支援が必要でも費用が心配な方は法テラスが頼りになります。国が設立した法的支援機関で、弁護士費用の援助も受けられます

法テラス(日本司法支援センター)は、国民向けの法的支援を行う公的機関です。

法律相談や弁護士費用の立て替えなど、様々な法的サポートを提供しています。また資産などの条件を満たす方は、3回まで無料相談が可能です。

被害金を回収したいけど、弁護士費用を用意するのが難しいという方は法テラスの利用がおすすめです。

消費生活センターに相談する

消費者トラブル専門の相談窓口を活用しましょう。身近な地域で専門家の助言を受けられ、解決までサポートしてくれます

消費生活センターは、各地方公共団体が設置している消費者トラブルの相談窓口です。投資詐欺を含む様々な消費者トラブルについて相談でき、専門の相談員が対応してくれます。

消費生活センターに相談する際は、「188(いやや)」に電話をかければ、最寄りの消費生活センターに自動的につながります。相談は無料で、土日や夜間も対応している窓口があります。相談の際は、詐欺に関する資料や証拠を用意しておくとスムーズです。

消費生活センターは、法律の専門家ではないため解決できる問題に限りがありますが、初期相談の窓口として非常に役立ちます。必要に応じて弁護士などの専門家を紹介してもらうこともできます。

役所の無料法律相談を利用する

地域の身近な相談窓口として役所の法律相談が便利です。定期的に開催される無料相談会で専門家のアドバイスを受けられます

多くの市区町村では、定期的に無料の法律相談会を開催しています。この相談会では、弁護士や司法書士などの法律の専門家が相談に応じてくれます。投資詐欺の被害についても相談可能です。

役所の法律相談は予約制であることが多く、人気があるため早めに予約することをおすすめします。

役所の法律相談は初期相談に向いていますが、継続的な法的支援が必要な場合は、その後弁護士に個別に依頼するなど、次のステップを検討する必要があります。

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まとめ

生成AIによる投資詐欺は年々巧妙化しており、一般の方が見分けるのが難しくなっています。

正しい知識と警戒心を持ち、少しでも怪しいと感じたら専門家に相談することが重要です

本記事で紹介した対策を実践することで、詐欺被害のリスクを大幅に減らすことができるでしょう。

万が一詐欺被害に遭ってしまった場合も、諦めずに適切な相談先に相談することが被害回復の第一歩となります。

もし早期に被害回復を望むのであれば、弁護士への相談がおすすめです。被害金を取り戻す可能性が高まり、また詐欺師との交渉などを任せることができます。

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記事執筆者
ファーマ法律事務所編集部
弁護士法人ファーマ法律事務所はロマンス詐欺をはじめとした、近年横行する投資詐欺を多数取り扱う事務所です。様々な方法で返金に向けた行動が可能です。