FX詐欺を見分けるにはどうすればいいのでしょうか?
近年特に、SNSを通じた投資勧誘による被害が深刻化。若年層へも被害が拡大しています。
本記事では、最新のFX詐欺の手口と対策、そして具体的な被害事例を徹底解説します。
金融庁への登録確認から詐欺の見分け方、被害に遭った際の具体的な対応まで、FX詐欺から身を守るために必要な情報をお伝えします。

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FX詐欺とは?定義と特徴を解説

FX詐欺とは、FX(外国為替証拠金取引)を装って、投資家から不正に金銭を搾取する犯罪行為です。
「必ず儲かる」「リスクなし」などの甘い言葉で勧誘し、高額な投資ツールの購入や海外業者への入金を促すのが特徴です。
近年では、FXに関係する詐欺に限らず、SNSで有名人になりすます新たな手口や、恋愛感情に付け込むロマンス詐欺まで、手口が多様化・巧妙化しています。被害に遭ったかも…という方は弁護士に相談しましょう。
「FX=詐欺」ではない
FX取引自体は、金融商品取引法で認められた合法的な投資手段です。
金融庁に登録された正規のFX業者で取引を行えば、安全に投資を始めることができます。
投資家の資金は法律によって保護され、取引の透明性も確保されています。
正規のFX業者では、投資家保護のために様々な対策が義務付けられていますし、顧客資産は分別管理され、取引条件も明確に提示されます。
さらに、適切なリスク説明やレバレッジ規制の遵守、取引システムの安全性確保なども徹底されています。
「FX=詐欺」ではないものの、FX取引という名目でお金を騙し取る詐欺や、FXに関する高額な情報商材を売りつける被害が近年相次いでいます。
なぜFX詐欺に警戒すべきなのか
FX詐欺が増加している背景には、SNSの普及があります。多くの人がSNSを使う現代、不特定多数の人々と容易につながれる環境が、詐欺の温床となっているのです。
SNSを介した詐欺は近年問題となっており、例えば「著名人になりすまして投資を勧めるSNS投資型詐欺」の2024年の被害額は、前年の3.1倍にも及ぶ871億円にまで膨れ上がっています。
著名人になりすましSNS(ネット交流サービス)を通じて投資を勧めるSNS型投資詐欺の2024年の認知件数は、前年の2・8倍の6380件(暫定値)で、被害額は3・1倍の871億円だった。警察庁が6日発表した。恋愛感情を抱かせるロマンス詐欺は2・4倍の3784件、被害額は2・2倍の397億円だった。
FXも同様に、SNSを介して詐欺被害に遭う方が後をたちません。
また、オンライン取引の一般化や海外業者への規制の難しさ、投資初心者の増加も要因となっています。
FX詐欺の被害状況(統計データ)
FX詐欺は深刻な社会問題となっています。国民生活センターによると、2024年以降のデータは公表されていませんが2023年11月時点で、2,024件。この数値は翌年2022年の同時期の約1.5倍となっています。
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引用元:SNS上の投資グループで勧誘される詐欺的なFX取引トラブル-その仲間、信じて大丈夫?- 独立行政法人国民生活センター
FXに関わる詐欺や、FX取引そのもののリスクに対する認知が進んでいるものの…詐欺師は手を変え品を変え、巧妙に消費者へとアプローチします。
例えば2024年12月上旬にはSNSの広告からFX投資を勧誘された60代の男性が、計約1,500万円を騙し取られるという被害が報告されています。
特殊詐欺の被害に遭ったのは、浜松市中央区に住む60代の無職の男性です。警察によりますと、男性は、2024年12月上旬、SNSの広告を通じて知り合った、相手からFX投資を勧誘され、1月中旬までの間、複数回にわたり、相手が指定した口座などに現金約300万円と、暗号資産、約1200万円相当を振り込み、だまし取られたということです。
引用:【投資詐欺】SNS広告通じFX投資かたり勧誘…60代無職男性が現金・暗号資産計約1500万円分被害(浜松市) – ライブドアニュース
FX詐欺は1件あたりの被害額が高額化する場合が多く、被害金額は数百万円から数千万円に及ぶケースが少なくありません。
若い人でもFX詐欺に注意!
2022年4月の民法改正により、成人年齢が18歳に引き下げられたことで、未成年者のFX詐欺被害が増加しています。
親元を離れて一人暮らしを始めた大学生が、SNSで知り合った人物から投資を持ちかけられ、学生ローンで借金をして投資するケースが報告されています。
詐欺師は「稼いだお金ですぐに返せる」などと言って、安易な借金を促してきます。
金融や投資の知識が不足しがちな未成年者は、このような甘い言葉に騙されやすい傾向にあります。
また、周囲に相談できずに一人で抱え込んでしまい、被害が深刻化するケースも少なくありません。
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【騙されない!】FX詐欺を見分けるためのポイント7選

FX詐欺は年々手口が巧妙化していますが、いくつかのポイントを押さえることで、詐欺を見分けることができます。
業者の実態確認から取引条件の精査まで、具体的な確認方法を解説します。
以下で紹介する7つのポイントをしっかり確認しましょう!
金融庁に登録されているかどうかを確認
FXや仮想通貨関連の投資話を持ちかけられたら、まず金融庁への登録状況を確認することが重要です。
金融庁への登録は厳格な審査があり、顧客資産の分別管理や取引システムの安全性など、様々な基準をクリアする必要があります。
業者に金融庁への登録について尋ねても明確な回答が得られない場合や、「海外だから登録は不要」などと説明する場合は、詐欺を疑う必要があります。
安全な取引のためには、必ず金融庁のウェブサイトで登録状況を確認しましょう。
取引条件や規約をよく読む
信頼できる業者は、取引手数料、スプレッド、レバレッジ、取引時間など、具体的な数値や条件を明確に提示しています。
規約があいまいだったり、重要な条件が記載されていなかったりする場合は、詐欺の可能性が高いと考えられます。
正規の業者であれば、投資リスクや損失が発生する可能性についても具体的に説明しており、リスク説明を避けたり、過度にメリットだけを強調したりすることはありません。
出金条件を事前に確認する
FX詐欺では、入金は簡単にできても出金が困難になるケースが多発しています。
出金時の手数料、必要書類、処理にかかる時間など、出金に関する条件を事前に確認することが極めて重要です。
特に警戒が必要なのは、「追加で入金が必要」「手数料の支払いが必要」などと言って出金を引き延ばそうとする業者です。
このような場合、すでに詐欺被害に遭っている可能性が高いため、速やかに専門家への相談を検討しましょう。
会社が実在するかどうかを確認する
業者の会社情報を徹底的に調査することは、詐欺を見抜く重要なポイントです。
正規の業者であれば、会社の実在する所在地や固定電話番号、代表者名などの基本情報が明確に公開されています。
フリーダイヤルやスマートフォンの番号しか記載がない、バーチャルオフィスの住所しか開示していない、といった業者は要注意です。
また、海外業者を装って実態が不明確な場合も、詐欺の可能性が極めて高いと考えられます。
事前に調べて口コミを見ておく
投資を始める前に、その業者に関する口コミや評判を徹底的に調査することが重要です。
XやFacebookなどのSNSで検索すると、被害報告や警告の投稿が見つかることがあります。
ただし、詐欺業者が自作自演で良い評価を投稿していることもあるため、複数の情報源から総合的に判断する必要があります。
特に、出金トラブルや連絡が取れなくなったといった投稿には注意を払いましょう。
フォワードテストの結果を公開の有無を確認する
自動売買システムを提供する業者の場合、フォワードテスト(実際の市場環境での運用テスト)の結果を公開しているかどうかが、信頼性を判断する重要な基準となります。
フォワードテストの結果を公開していない、もしくはバックテスト(過去のデータを使用したテスト)の結果しか示さない業者は、システムの実効性に疑問が残ります。
正規の業者は、システムの性能や限界について誠実な説明を行い、フォワードテストの結果も含めた客観的なデータを提供します。
詐欺師業者の典型的な特徴を知っておく
FX詐欺を見破るには、詐欺師業者に共通する特徴を理解しておくことが重要です。
断定的な表現や過度な利益の強調、判断を急がせる手口など、詐欺師特有の行動パターンを把握しておきましょう。
以下では、詐欺師業者によく見られる5つの典型的な特徴について詳しく解説します。
これらの特徴を知っておくことで、詐欺の被害を未然に防ぐことができます。
「必ず・絶対に」儲かるなどと言う
金融商品取引法では、投資の勧誘時に断定的な判断を提供することが禁止されています。
「絶対に儲かる」「必ず利益が出る」といった表現を使用する業者は、法律違反である可能性が高いです。
FX取引には必ずリスクが伴います。
為替相場は様々な要因で変動するため、利益を100%保証することは不可能です。
このような断定的な表現を使う業者とは、取引を避けるべきでしょう。
リスクを説明せずメリットを強調
正規のFX業者は、取引に伴うリスクを必ず説明します。
メリットばかりを強調し、リスクについての説明が不十分な業者は、投資家保護の観点から問題があると考えられます。
例えば、レバレッジ取引では大きな利益を得られる可能性がある一方で、大きな損失を被るリスクもあります。
このようなリスクの説明を避ける業者は、詐欺の可能性が極めて高いといえます。
SNSアカウントでお金持ちアピール
詐欺師は、高級車や豪華な旅行写真を投稿し、FX取引で成功していると見せかけます。
インターネット上から収集した写真を使用したり、レンタルした高級車で撮影したりするなど、虚偽の情報でユーザーを誘い込む手口が一般的です。
本当に投資で成功している人が、SNSで派手に見せびらかしたり、見ず知らずの人に投資話を持ちかけたりするでしょうか?
このような投稿は詐欺の警告サインといえます。
「今しかない」など判断を急がせる
詐欺師は、投資家の冷静な判断を妨げるために、時間的な制限を設けて焦らせようとします。
「期間限定」「先着10名様限定」「明日から値上げ」といった言葉で、早急な決断を迫るのが特徴です。
真っ当な投資商品であれば、じっくりと検討する時間が与えられるはずです。
判断を急がせる手口は、詐欺の典型的な特徴の一つといえます。
恋愛感情に訴える
近年増加している手口として、SNSやマッチングアプリを通じて恋愛感情を利用した投資詐欺があります。このような詐欺を「ロマンス詐欺」と呼びます。

親密な関係を築いた後に、「将来のため」「二人の夢のため」といった言葉で投資を持ちかける手法です。
やり取りする中でFXを勧められるというケースも少なくないため、会話の流れが不自然に感じる場合は要警戒。FX取引を勧められた時点で…相手は詐欺師である可能性が高いです。
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【危険です!】FX詐欺の主な手口と特徴9選

FX詐欺は年々手口が巧妙化しており、見破ることが困難になっています。
ここでは、実際の被害事例から明らかになった9つの代表的な手口を紹介します。
これらの特徴を知っておくことで、詐欺の被害を未然に防ぐことができます。
短期間で高い利益が出せると謳う
「月利30%」「年利200%以上」など、非現実的な利益率を約束する手口が横行しています。
FXの相場は日々変動するため、このような高い利益率を継続的に達成することは極めて困難です。
実際の投資では、世界的に著名な投資家でさえ、年利20%程度を目標にしています。
短期間での急激な資産増加を約束する勧誘は、ほぼ間違いなく詐欺です。
経験豊富なトレーダーでも、安定した利益を上げ続けることは容易ではありません。
サクラが「儲かった」アピールを行っている
詐欺グループは、SNSでサクラを使って「儲かった」という体験談を投稿させます。
「初月で100万円の利益」「副業で月収50万円」といった非現実的な成功体験を語らせ、投資家の興味を引こうとします。
これらの投稿は全て作り話であり、実在しない人物の写真を使用したり、一時的な利益だけを強調したりして、意図的に誤った情報を広めています。
実際の投資では、このような急激な利益は期待できません。
高額な自動売買ツールを売りつける
詐欺師は高額な自動売買ツールを販売し、「購入費用はすぐに回収できる」と謳います。
実際には機能しないツールや、無料で入手できる基本的なプログラムを数十万円で販売するケースが報告されています。
厳密には、情報商材やFX自動売買自体は「詐欺」ではないため、一般的には「クーリングオフ」によって購入金額を返してもらうよう働きかけることになります。

多くの場合、自動売買ツールは市場の急激な変動に対応できず、大きな損失を出すリスクがあります。高額なツールを購入する必要性は全くありません。
このような商材は、詐欺師が利益を得るための手段に過ぎません。

期間限定・特別価格などで自動売買ツールの購入を煽る
「今だけの特別価格」「期間限定の50%オフ」といった言葉で、即決を迫ってくるケースが多発しています。購入者に十分な検討時間を与えず、冷静な判断を妨げようとするのです。
「通常価格100万円のところ、今なら半額」「先着10名様限定」など、焦らせる文句を並べ立てて、早急な決断を促してきます。
信頼できる業者であれば、このような販売手法は用いません。
販売元は人間の「損失を避けたい」という心理を巧みに利用しているのです。
セミナーの手数料・参加費が高額
FXに関するセミナーやスクールを装って、数十万円単位の高額な参加費を要求する手口が増えています。
実際には、投資の基礎知識さえ教えない粗悪なセミナーや、一般的な情報しか得られない内容であることが大半です。
高額な参加費を支払っても、期待した収益は得られません。
さらにこのような粗悪なセミナーが、悪質な詐欺被害につながる場合もあります。
例えば「セミナー代金はFX取引で簡単に回収できる」と説明し、講師から金を預けてみないかと持ちかけられるケースが過去にあります。
FXの有料投資セミナー(商品自体の勧誘はない)に参加後、セミナー講師にスカイプレミアムという投資会社にお金を預けないか勧誘されました。
絶対に損をしないと言われたため信用してお金を送金しました。
送金後にスカイプレミアムが金融庁と裁判所から金商法違反(無登録業者)の認定を受けたことを知りました。
当然、渡したお金が実際に投資に充てられるわけもなく…その後、主催者と連絡がつかなくなる可能性が高いです。
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FX詐欺の典型的な被害パターン

FX詐欺の手口は多様化していますが、典型的な被害パターンがいくつか存在します。
ここでは、実際に報告された被害事例を基に、主な4つのパターンについて解説します。
SNSを入口とした詐欺の事例
SNSを通じて知り合った投資家を装う人物から、投資話を持ちかけられるケースが急増しています。
最初は少額から始め、利益が出ているように見せかけて信用させます。
典型的な手口では、徐々に投資額を増やすよう促され、最終的に大きな損失を被ることになります。
詐欺師は「損失を取り戻せる」と言って追加の入金を要求し、被害額が雪だるま式に膨らんでいきます。
【相談の背景】
SNSで知り合った人にFXで儲けられる先出し(上がるか下がるかを予測して私が言われた方に投資する)を配信するから、自分のアフィリエイト口座を作って取引するよう言われて言われるがまま入金して取引をしてしまった。元金がなくなるなどと言う話は一切なく、5万から100万にできるなどと巧みに騙されて数十万円失いました。
ロストカットでお金がなくなると資金配布をする、ビットコインを配るなどと言い何度も入金をしてチャレンジするように言われ入金してしまいました。
出金を拒否される事例
最初は順調に利益が出ているように見せかけ、出金しようとすると様々な理由をつけて拒否されるというのが、典型的な手口です。
パスワードの再発行手数料や出金手数料など、次々と新たな支払いを要求されます。
被害者が不信感を抱き始めても、「手続きに時間がかかる」「システムの不具合」など、もっともらしい理由で出金を先延ばしにします。
【相談の背景】
知り合った人からfxを紹介され、一万円ではじめました。指示通りに買って30万まで増え次が最後だから後20万追加してと言われて増えてるからと思い追加してしまいました。
97万まで増えました。
出金して手数料払ってと言われたので出金しようとパスワード入力しても間違いになりやり直しているうちにロックかかってしまいました。
サポートに連絡すると残高の50%の振り込みでパスワードの再発行します。
と、いわれました!50%の振り込み金は出金時に払われますと言われました。
紹介者からも早く出金できるようにしろと催促されています
高額なFX自動売買ツールに関する事例
高額な自動売買ツールを購入させられ、短期間で大きな損失を出してしまうケースが後を絶ちません。
詐欺師は初心者を狙い、「プロが開発した必勝ツール」などと謳って信用させます。
実際には、適切な運用方法やリスク管理について十分な説明がないまま取引が始まり、予期せぬ相場変動で大きな損失を被ることになります。
被害に気付いた時には、すでに業者と連絡が取れなくなっているケースも多いです。
【相談の背景】
FX雇用統計初心者と伝えていた自動売買で
相手の言う事がドンドン変わり
最後にはマイナスになる指示を出されて約1カ月で約500万溶けた。何とかして少しでも取り返したい。
来月2日で溶けてから3年目になるのだが
時効になってしまうのか?
打つ手があるのか❓
どなたか助けてください
FXの投資スクール・セミナーに関する事例
「確実に稼げるノウハウを伝授する」と謳い、高額なセミナー料や入会金を要求する手口が増加しています。
実際には、インターネットで無料で得られるような一般的な情報しか提供されず、具体的な収益化の方法は教えられません。
約束された利益は得られないにもかかわらず、追加のコースや商材の購入を迫られるケースも多く報告されています。
スクールの期間が終わっても、期待した成果は得られないままです。
【相談の背景】
fxスクールの詐欺にあいました。去年にSNSで知り合った人に月収が20~30万円上がるよと言われ、40万円を支払ってfxスクールに入会しました。
サポート期間は1年間だったのですが、10ヶ月たった今でも全く利益にならずむしろマイナスになっている状態です。
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FX詐欺から身を守る!5つの具体的な対策

FX詐欺の被害に遭わないためには、具体的な予防策を知っておくことが重要です。
ここでは、誰でも実践できる5つの具体的な対策を紹介します。
これらの対策を知っておくことで、詐欺の被害を未然に防ぐことができます。
金融庁への登録状況を必ず確認する
金融商品取引法では、FX業者に金融庁への登録を義務付けています。
登録業者は厳格な審査をクリアし、定期的な監督も受けているため、一定の信頼性が担保されています。
投資を始める前に、必ず金融庁のウェブサイトで業者の登録状況を確認しましょう。
登録がない業者や、登録番号が確認できない業者との取引は、絶対に避けるべきです。
海外業者の場合も、日本での登録が必要です。
詐欺業者の多くは無登録で営業しているため、この確認だけでも多くの被害を防ぐことができます。
「必ず儲かる」などの甘い誘いを警戒する
「必ず儲かる」「絶対に損しない」といった断定的な表現を使用する業者は、ほぼ間違いなく詐欺です。
FX取引には常にリスクが伴い、確実な利益を約束することは不可能です。
正規のFX業者は、リスクとリターンの関係を丁寧に説明し、過度な期待を抱かせるような表現は使いません。
甘い言葉で勧誘してくる業者とは、取引を避けるべきです。
世界的な投資家でも、必ず利益が出るとは断言しないことを覚えておきましょう。
高額な投資ツールや情報商材を避ける
高額な投資ツールや情報商材は、そのほとんどが詐欺的な商品です。
数十万円もする自動売買ツールや、高額なセミナー料を要求する投資スクールには要注意です。
FX取引で利益を上げるために、高額なツールや情報商材は必要ありません。
むしろ、正規のFX業者が提供する無料の取引ツールや教育コンテンツの方が、質の高い情報を得られることがほとんどです。
投資の基本的な知識は、金融庁や証券会社が提供する情報で十分に学ぶことができます。
SNSやネット広告からの勧誘に応じない
SNSやネット広告を通じた投資勧誘は、詐欺の入り口になりやすいとしてより慎重な対応が必要です。
特に、見知らぬ人物からの突然のメッセージには注意が必要です。
詐欺師は、投資で成功したように装い、豪華な生活ぶりを見せびらかして信用を得ようとします。
しかし、本当に投資で成功している人が、SNSで見ず知らずの人に投資話を持ちかけることはありません。
安易にDMやメッセージに返信せず、投資の勧誘には応じないようにしましょう。
海外FX業者との取引は原則避ける
海外FX業者との取引は、トラブルが発生した際の解決が極めて困難です。
日本の法律が適用されず、被害の回復がほぼ不可能な場合がほとんどです。
海外業者は、高いレバレッジや派手なボーナスで顧客を誘引しますが、これらは詐欺のための餌である可能性が高いです。
また、出金拒否や突然の連絡途絶など、深刻なトラブルも多く報告されています。
安全な取引のためには、日本の金融庁に登録された国内FX業者を選びましょう。
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もしFX詐欺に遭ったら…まず行うべき対処法

FX詐欺の被害に遭ってしまった場合、迅速かつ適切な対応が重要です。
被害の拡大を防ぎ、資金を回収できる可能性を高めるために、具体的な手順に従って行動する必要があります。
ここでは、まず行うべき4つの対処法を解説します。
記録を残す
詐欺被害の証拠として、業者とのやり取りや取引の記録を可能な限り保存することが重要です。
メールやメッセージ、取引履歴、入出金の記録など、すべての証拠を残しましょう。
スクリーンショットの保存、メールのバックアップ、通話の録音など、できる限り多くの証拠を残すことで、法的対応の際の重要な資料となります。
特に、業者の登録番号、担当者名、連絡先など、基本的な情報は必ず記録しておきましょう。
記録は時系列で整理し、後から事実関係を確認できるようにしておくことが大切です。
取引を停止する
詐欺の疑いを感じたら、即座にすべての取引を停止することが被害拡大を防ぐ最も効果的な方法です。
追加の入金要求には絶対に応じてはいけません。
「損失を取り戻せる」「今なら特別に儲かる」といった誘いの言葉で、さらなる入金を促してくる可能性があります。
このような要求は一切無視し、取引を完全に停止することが重要です。
業者からの連絡にも応答せず、速やかに専門家への相談を検討しましょう。
銀行やクレジットカード会社に連絡する
詐欺の疑いが生じた時点で、すぐに取引に使用した金融機関やクレジットカード会社に連絡することが重要です。
振込やカード決済の取り消しが可能な場合があります。
クレジットカードの場合、利用停止の手続きを行い、不正利用やチャージバックの可能性について相談しましょう。
銀行振込の場合も、詐欺被害を申告することで、振込先口座の凍結などの対応が取られる可能性があります。
早期の連絡ほど、資金回収の可能性が高まることを覚えておきましょう。

専門家に相談して被害を最小限に抑える
一般的な相談窓口である国民生活センターは、相談受付と助言が主な役割であり、具体的な解決には限界があります。
警察への被害届も、詐欺の立件には時間がかかり、資金回収は難しい現状です。
このような状況で最も効果的なのが、弁護士への相談です。
FX詐欺に詳しい弁護士は、業者への交渉や法的手続きの開始、資産の差し押さえなど、具体的な対応策を提示できます。
また、複数の被害者をまとめた集団訴訟という選択肢もあります。
弁護士に相談することで、示談交渉や民事訴訟など、状況に応じた最適な解決方法を見出すことができます。
早期の専門家への相談が、被害回復の可能性を高めます。
FX詐欺の被害に遭った際に相談すべき5つの機関

FX詐欺の被害に遭った場合、迅速に適切な機関へ相談することが重要です。
被害回復の可能性を高めるために、以下の5つの機関を活用しましょう。
国民生活センター
国民生活センターは、消費者トラブル全般の相談を受け付ける公的機関です。
FX詐欺の被害に遭った場合、まずここに相談するとよいでしょう。
専門の相談員が被害の内容を詳しく聞き、適切な解決策をアドバイスしてくれます。
特に、悪質な業者とのトラブルについては、消費者庁や関係機関と連携しながら対応することもあります。
また、同様の被害が多発している場合は、行政機関へ注意喚起を促す役割も担っています。
消費者庁の適格消費者団体
消費者庁が認定した適格消費者団体は、詐欺的な行為を行う業者に対して警告や是正を求める権限を持っています。
FX詐欺に関する被害が多発している場合、業者に対する法的措置を求めることが可能です。
また、適格消費者団体は、集団訴訟の準備を進めることもあります。
同様の被害者が複数いる場合は、共同で訴訟を起こすことで被害回復の可能性を高めることができます。
相談窓口:全国の適格消費者団体一覧はこちら
警察の相談ホットライン
FX詐欺は犯罪行為であり、被害額や手口によっては刑事事件として扱われることもあります。
警察の相談窓口に被害を報告することで、詐欺グループの摘発につながる可能性があります。
軽微なトラブルの場合は「#9110」に電話し、相談することができます。
明らかに詐欺と判断される場合は、最寄りの警察署で被害届を提出しましょう。
金融詐欺に特化した部署が対応することもあります。
相談窓口:「#9110」(警察相談専用電話)
金融サービス利用者相談室
金融サービス利用者相談室は、金融庁が運営する窓口で、FX詐欺を含む金融トラブルの相談を受け付けています。
無登録業者による詐欺的な取引に関する相談も可能で、場合によっては業者への行政指導が行われることもあります。
また、金融機関を通じた被害回復の方法についてもアドバイスが受けられます。
金融庁の公式サイトでは、無登録業者リストを確認することもできるため、投資前のチェックにも役立ちます。
- 相談窓口:金融庁「金融サービス利用者相談室」
- 電話番号:0570-016811(ナビダイヤル)
- 受付時間:平日10:00~17:00
弁護士
詐欺被害の金額が大きい場合や、被害回復を本格的に目指す場合は、弁護士への相談が不可欠です。
FX詐欺に詳しい弁護士は、被害者に代わって業者と交渉し、示談や民事訴訟の手続きを進めることができます。
また、詐欺グループに対して差し押さえ請求を行うことで、被害回復の可能性を高めることも可能です。
初回の法律相談は無料のケースもあるため、まずは相談してみることをおすすめします。

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安全なFX取引のために知っておくべきこと

FX取引は高い利益を得る可能性がある一方で、詐欺やトラブルのリスクも存在します。
そのため、安全に取引を行うためには、信頼できる業者の選定や取引前の確認事項を把握することが重要です。
本項目では参考までに、FX詐欺を回避し、安心して取引を行うために必要な情報を提供します。
正規のFX業者の選び方
FX業者を選ぶ際には、金融庁に登録されているかどうかを必ず確認しましょう。
国内で合法的に営業しているFX業者は、金融庁の監督下にあり、一定の規制を受けているため、安全性が高いです。
また、資金の分別管理が徹底されているかも重要なポイントです。
顧客の資金と業者の資産が明確に区別されている業者を選ぶことで、万が一の倒産時にも資金を保護できます。
さらに、取引コスト(スプレッドや手数料)や取引ツールの使いやすさ、カスタマーサポートの対応も事前に確認すると良いでしょう。
トラブル予防のためのチェックリスト
FX取引を安全に行うために、以下のチェックリストを活用しましょう。
- 金融庁に登録されている業者を利用しているか
- スプレッドや手数料が適正であるか
- 資金管理の仕組み(信託保全)が整っているか
- SNSや広告の怪しい勧誘を受けていないか
- デモ口座で取引環境を試しているか
これらのポイントを守ることで、詐欺や不正業者に騙されるリスクを大幅に減らすことができます。
FX取引を始める際には、慎重に準備を行い、安全な取引環境を整えましょう。
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FX詐欺に関するよくある質問

FX詐欺に関する疑問や不安を抱えている方は多いでしょう。
FX取引自体の合法性や、詐欺に遭った場合の対応策について正しく理解することが重要です。
ここではFX詐欺の被害を未然に防ぐための知識や、被害に遭った際に取るべき行動について詳しく解説します。
FX自体は違法なの?
FX(外国為替証拠金取引)は、日本国内で適法に取引可能な金融商品です。
金融商品取引法に基づき、金融庁に登録された業者が運営するサービスであれば、合法的に利用できます。
しかし、無登録業者や海外の違法業者を利用すると、法的な保護が受けられず、トラブルに巻き込まれるリスクが高まります。
違法業者は、高額な手数料や出金拒否などの問題を引き起こすことが多く、消費者センターなどの相談機関でも多くの被害報告が寄せられています。
そのため、取引を始める前に業者の信頼性を確認し、金融庁の登録状況を必ずチェックすることが重要です。
被害届は出せる?
FX詐欺の被害に遭った場合、警察に被害届を提出することは可能です。
特に、出金拒否や虚偽の投資話による詐欺被害は刑事事件として扱われることがあります。
被害届を提出する際には、取引履歴や業者とのやり取りを記録した証拠をできるだけ多く用意しましょう。
また、「#9110」(警察相談専用ダイヤル)を利用することで、最寄りの警察署へスムーズに相談できます。
加えて、消費者庁や金融庁にも相談すれば、行政措置が取られる可能性があり、同様の被害を防ぐ手助けにもなります。
ただし、自己判断で行った投資の損失は、詐欺と認定されない場合があるため、慎重な対応が求められます。
お金は取り戻せる?
FX詐欺に遭った場合、資金の回収は困難ですが、完全に不可能ではありません。
まず、銀行やクレジットカード会社に連絡し、支払いの停止やチャージバックの申請を試みることが有効です。
また、弁護士や専門の詐欺対策機関に相談することで、詐欺業者との交渉や法的手続きを進められる可能性があります。
さらに、金融庁や消費者庁に被害を報告することで、詐欺業者への行政指導が強化され、今後の被害拡大を防ぐことにもつながります。
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まとめ
FX詐欺の被害を防ぐためには、信頼できる業者を選び、慎重に取引を行うことが重要です。
FX自体は合法な取引ですが、無登録業者の利用は避け、金融庁の登録業者を利用することが安全な取引につながります。
また、万が一詐欺被害に遭った場合は、警察・弁護士や関係機関に速やかに相談し、さらには証拠を確保することが不可欠です。
詐欺業者への対応は難しいですが、早めの対応を行うことで資金回収の可能性を高めることができます。
FX取引を行う際は、リスク管理を徹底し、安全な環境で取引を行いましょう。

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