近年、FX詐欺の被害が急増しており、手口も巧妙化しています。
国民生活センターには様々なFX取引関連の被害相談が寄せられており、近年は増加傾向にあります。
本記事では、FX詐欺の特徴や最新の手口、万が一被害に遭った際の対処法について弁護士の視点から解説します。
大切な資産を守るためにも、FX詐欺の手口や対策、また被害時の相談先について知っておきましょう。
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【FX詐欺の概要】FX詐欺とは?その特徴と基本情報

FX詐欺は合法的な外国為替証拠金取引を装って出資金をだまし取る行為で、近年SNSの普及により被害が拡大しています。
FX詐欺は被害額が大きくなりやすく、数千万円規模の被害になる可能性があるため注意が必要です。
特殊詐欺の被害に遭ったのは、浜松市中央区に住む60代の無職の男性です。警察によりますと、男性は、2024年12月上旬、SNSの広告を通じて知り合った、相手からFX投資を勧誘され、1月中旬までの間、複数回にわたり、相手が指定した口座などに現金約300万円と、暗号資産、約1200万円相当を振り込み、だまし取られたということです。
引用元:【投資詐欺】SNS広告通じFX投資かたり勧誘…60代無職男性が現金・暗号資産計約1500万円分被害(浜松市) – Daiichi TV 45th
本章では、FX詐欺の定義や最近の傾向について詳しく解説します。
FX詐欺の定義と概要
FX詐欺とは、本来は通貨を売買する合法な外国為替証拠金取引(FX)を装い、出資金や料金をだまし取る詐欺行為です。
金融庁の定義では、日本に居住する人にFX取引サービスを提供するには金融商品取引業の登録が必要であり、無登録業者による勧誘は違法です。

合法なFX取引と違法な詐欺の違いは明確で、正規のFX業者は金融庁に登録されており、投資リスクや手数料をしっかりと開示しています。
一方、詐欺業者は「海外でライセンスがあるから大丈夫」などともっともらしい説明をしつつ無登録で営業し、利益保証など本来あり得ない約束で勧誘するのが特徴です。
詐欺師は、一見それらしい専門用語や、嘘の登録番号によって投資家を欺きます。
また、具体的な根拠を示さずに「確実に利益が出る」「リスクなく資産が増える」などと謳うのも、FX詐欺の大きな特徴の一つです。
要するに、「絶対儲かる」と謳うFX勧誘はまず詐欺とみなすべきであり、少しでも怪しいと感じたら取引を始めないことが肝要です。
FX詐欺の被害が急増している背景
FX詐欺が急増している背景には、SNSの普及やコロナ禍での副業ブーム、そして海外業者の増加があります。
被害者数は年々増加しており、社会問題となっています。
SNSの普及と投資詐欺の高度化
かつての詐欺被害は対面や電話によるものが中心でしたが、現在はスマートフォン1台で完結する手口が増加しています。
近年のFX詐欺急増の最大の要因は、インターネットやスマートフォン経由で誰にでも勧誘できるSNSやアプリの活用が挙げられるでしょう。
SNS上の詐欺では、犯人が有名人になりすました偽の広告を出したり、投資話に誘導するDMを送りつけたりして、不特定多数にアプローチします。また、マッチングアプリにおいては恋愛感情を相手に抱かせて勧誘、投資を促す「ロマンス詐欺」も横行しています。

手口が複雑・巧妙化し、被害者が気づきにくくなっている点も被害拡大の背景です。
警察庁の発表では「SNS型投資詐欺」が2023年後半に顕著に増えており、2024年は年間の認知件数が6,380件、被害額は871.0億円にものぼりました。SNSを経由した投資詐欺自体が増加傾向にあるのです。
コロナ禍以降の副業ブームと詐欺業者の増加
FX詐欺の相談件数は2019年度には約750件だったものが、コロナ禍以降に増加し2021年度には3,000件以上と急増しました(※2022年度は若干減少したものの依然として2019年比で倍以上)。少々古い数値にはなりますが、コロナ禍以降の世の中の動きも詐欺増加の背景にあることはお分かりいただけるでしょう。
コロナの影響で収入減となり「副収入を得たい」という人が増えたところに、「誰でも簡単に○万円稼げる」「在宅でできる投資」などといった誘いが増えました。
例えば大阪府警が摘発した大規模詐欺グループは、「副業支援」と称する無料説明会で集客し、高齢者を含む多くの人から巨額の資金を騙し取っていました。
大阪府警は今年8月、FX投資の名目でお金を騙し取る詐欺グループ25人を摘発しました。「副業支援」と称して、FX投資に関する違法な助言を行うセミナーを主宰し、約19億円に上る資金を集めていた可能性があるとしています。このグループはSNS(ソーシャルネットワークサービス)を使って、不特定多数の人たちにコンタクトし、セミナーに集客していました。
引用元:投資詐欺シリーズ 「SNSで集客、巧妙化する騙しの手口」-あなたは大丈夫?!意外と身近な投資詐欺(第2回) – 外為どっとコム マネ育チャンネル
このようなケースは特別なものではなく、全国各地で同様のパターンが確認されています。
他方で副業に関する需要も高まり、近年は副業を入り口に人々を騙す「副業詐欺」も流行しています。

副業詐欺も、同様に警戒すべき詐欺種別だといえるでしょう。
海外無登録業者の広告戦略と実態
海外無登録業者の台頭も見逃せません。
近年、日本の投資家向けに海外所在の無登録FX業者がSNS広告やネット広告を積極的に展開しており、高レバレッジやボーナスを餌に口座開設を誘導するケースが増えています。
しかし金融庁や消費者庁は「無登録業者との取引は極めて危険」であり、トラブル発生時に業者を追及するのはほぼ不可能と警告しています。
事実、海外業者を名乗る詐欺では出金拒否や連絡遮断が典型で、泣き寝入りになる被害者が後を絶ちません。
このような背景から、SNS上での勧誘とコロナ禍での副業ニーズ、そして海外業者の暗躍が重なり、ここ3年ほど国内のFX詐欺被害は増加の一途を辿っています。
社会全体で警戒すべき状況となっており、警察庁も2024年3月に全国の警察に捜査強化を指示するなど対策を強化しています。
海外業者の多くは日本の法律が適用されない地域に拠点を置いているため、一度資金を送金してしまうと回収が極めて困難です。高い利回りや豪華なボーナスなどの条件が提示されていても、無登録業者との取引は避けるべきです。
FX詐欺の関連記事はこちら
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- 詐欺被害に遭ったかもしれない…
- 詐欺に遭わないための注意点が知りたい
- 返金などの被害回復を望んでいる
という方は、ぜひ以下の記事を参考にしてください。
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【FX詐欺の実態】合法なFX取引と違法な詐欺の違い

FX取引自体は合法的な投資手法ですが、詐欺的手法との見分け方を知ることが重要です。
本章では、合法と違法の境界線や詐欺業者の典型的な手口について解説します。
金融庁に登録された正規業者 or 無登録業者

繰り返しになりますが、日本に居住する人にFX取引サービスを提供するには金融商品取引業の登録が必要であり、無登録業者による勧誘は違法です。
合法なFX取引と違法な詐欺の違いは明確で、正規のFX業者は金融庁に登録されており、投資リスクや手数料を開示します。
正規のFX業者は「金融商品取引業者」として登録され、「関東財務局長(金商)第〇〇〇号」のような登録番号を持っています。
この登録番号は金融庁のウェブサイトで確認できるため、取引前に必ず検索してみましょう。
正規業者は金融商品取引法に基づき、顧客資産の分別管理や取引条件の明示、リスク説明などを適切に行う義務があります。
合法的なFX取引は、登録された業者を通じて透明性のある環境で行われます。取引条件や手数料が明確に示され、出金手続きも滞りなく行われるのが特徴です。万が一トラブルが発生した場合も、金融ADR制度などの紛争解決手段が用意されています。
はぐらかさずに返答 or 専門用語で煙に巻く

FX詐欺業者の多くは、金融専門用語を多用したり、複雑な取引システムを見せたりして「専門性」をアピールします。
説明を求めても具体的な回答が得られなかったり、質問をはぐらかされたりする場合は要注意。詐欺業者である可能性が高いです。正規な業者ははぐらかさず、具体的に返答します。
FX詐欺の手口として、あたかも合法的に見せかけるために専門用語や偽の登録番号を示す場合がありますが、前述の金融庁の登録リストに名前がなければ無登録業者と断定できます。
「海外の金融当局から許可を得ている」「法の抜け穴を使った特別な取引方法」などと説明し、登録の必要性をごまかすような場合は特に注意が必要です。また、「特別に紹介する」「今回限りの募集」などと特別感を演出して、冷静な判断を妨げようとする場合も同様に要注意です。
リスクを説明する or 「絶対儲かる」と謳う

例えば金融庁は「必ず儲かる」「あなたにだけ」といった誘い文句は詐欺を疑うよう注意喚起しています。このような文句は、FX詐欺にありがちな要素です。
犯罪者は、こうした言葉を巧みに操ってあなたの心に付け込んできます。「必ずもうかる」「確実に利益が出る」といった儲け話や「あなただけ」に教える投資の勧誘といった誘いは、まず疑いましょう。
実際、正規業者は利益を保証することはなく、リスクとリターンが表裏一体であることを説明します。
「絶対に儲かる」「損はさせない」といった文言で安心させようとするのもFX詐欺の特徴です。
「絶対」「必ず」「確実に」といった言葉で利益を約束する勧誘を受けた場合、それは詐欺である可能性が極めて高いです。このような勧誘を受けたら、即座に警戒心を持ち、取引を避けるべきです。
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【FX詐欺の手口】FX詐欺の典型的な手口 – 9つの詐欺パターンを徹底解説

FX詐欺の手口は巧妙化していますが、典型的なパターンがあります。
本章では9つの代表的な詐欺手口を紹介し、それぞれの特徴と見分け方を解説します。

- セミナーという名目で代金を払わせる手口
- 「絶対儲かる」と高額な自動売買ツールを売りつける手口
- 提携先の詐欺業者である金融機関に口座開設・入金させる手口
- 出金拒否や連絡が取れなくなる手口
- FXトレード用の偽アプリを使った手口
- 「無料」を謳い信用させる手口(初回無料セミナー、無料プレゼント)
- 取引結果を改ざんし、あたかも利益が出ているように偽る手口
- SNS上で儲かっていることをアピールし勧誘する手口
- クーリングオフに応じず、返金請求を拒否する手口
セミナーという名目で代金を払わせる手口|FX詐欺の手口①
投資セミナーやスクールを装うのもFX詐欺のパターンの一つです。
「投資術を教えます」などとセミナーを開き、参加者に対して高額な情報商材の購入、サポート契約を迫ります。
例えば2021~2022年に発覚した事件では、無料の「副業セミナー」を開催して集客し、終了後にFX投資スクールへの入会(入会金40~65万円)を強引に勧誘。
2016年以降で1万4千人から少なくとも19億円を集めていた疑いがあります。
このグループは「必ず儲かる方法が学べる」と謳い、正体を隠して違法に勧誘していました。
セミナーでは受講生同士のコミュニティを作り、「あなたも仲間になれば成功できる」と心理的に囲い込む手口も見られます。
金融商品取引業の登録がない者が有償で投資助言や塾運営をすること自体違法ですし、「高額な受講料を払わないと儲けさせない」と脅すビジネスは詐欺の可能性大です。
投資セミナー参加時は、その場で契約・支払いを絶対にしないこと、持ち帰って冷静に考えることが重要です。
投資セミナーに参加する際は、講師の実績や資格、会社の登録状況を事前に調査することが大切です。その場の雰囲気に流されて即決せず、内容を吟味して冷静に判断しましょう。
無料セミナーで安心感を与え、高額スクールへ誘導
「無料投資セミナー」という言葉に惹かれて参加したところ、実はそこで高額な投資スクールへの入会を勧誘されるというのがこの手口のよくあるパターンです。
最初は無料で基本的な投資知識を教え、参加者に「もっと稼ぐ方法があります」と高額コースへの登録を促します。
無料セミナーの内容は一般的な情報のみで、「本当に稼げる秘訣は有料コースでしか教えない」と言われます。
また、FX詐欺の入り口としての要素の強いセミナーでは「今日だけの特別価格」「残り席わずか」などと焦らせる言葉で即決を迫られることが多いです。
実際のセミナーでは、「今年だけで1,000万円稼いだ」「月収100万円が当たり前になった」などの成功体験談が披露されますが、これらは架空の話であることがほとんどです。
無料と謳っていても、個人情報の収集や心理的なハードルを下げるための入り口に過ぎない場合が多いです。無料セミナーで「今日中に決めないと特典がない」などと言われても、必ず時間を置いて冷静に判断しましょう。
「プロトレーダーが直接指導」と称して受講者を集める
実在しない「元ウォール街トレーダー」や「億り人」を講師として宣伝し、専門的な指導が受けられると謳う手口もあります。
「数々の成功実績を持つプロから直接学べる」「秘伝のトレード手法を伝授」などと宣伝されるものの、実際には、講師として宣伝されている人物は存在せず、一般的な知識しか持たない人が指導を行うことがほとんどです。
講師の華やかなプロフィール(「大手金融機関出身」「数十億円の資産運用実績」など)が掲載されていますが、その経歴や実績を客観的に証明する資料はありません。
このように、セミナーを入り口としたFX詐欺では、偽の専門家を前面に押し出すことで人を集める傾向にあります。
講師の経歴や実績が本物かどうかを確認するためには、その人物の名前でインターネット検索を行い、公式の経歴や第三者による評価があるかを調べましょう。単に「実績がある」という抽象的な説明ではなく、具体的かつ検証可能な情報があるかどうかが重要です。

「人数限定」「期間限定」を強調し冷静な判断を封じる
「先着30名様限定」「今日だけの特別価格」など、時間的・数量的な制限を設けて焦らせるのも典型的な手口です。
「この機会を逃すと二度とこの価格では提供しない」「残りわずか3席」などと言って、その場での決断を迫ります。
実際には人数制限などはなく、いつでも同じ条件で契約できるにもかかわらず、焦りや希少性を煽って冷静な判断を妨げようとします。
また「今すぐ申し込めば特典付き」と追加の魅力を提示し、即決を促す場合もあります。
このような時間的プレッシャーをかけられたら、それこそがFX詐欺の警告サインだと認識しましょう。
正規の投資教育では、受講者に十分な検討時間を与えるのが一般的です。「今日中に決めないと特別価格は適用されない」などと急かされたら、それは冷静な判断を妨げるための手口だと考えるべきです。
「絶対儲かる」と高額な自動売買ツールを売りつける手口|FX詐欺の手口②
「何もしなくてもお金が増える」と称する自動売買システム(EA)を販売する詐欺です。
知人やSNS上で「このソフトに任せれば月利○%保証!」などと勧誘され、数十万円もするツール購入契約を結ばされます。
例えば大学生が先輩から「50万円のFX自動売買システムを買えば何もしなくても儲かる」と誘われ、支払えないと伝えると「みんな消費者金融で借金して買っている」とまで言われ契約してしまったケースがあります。
もちろん実際にそんな夢のようなソフトは存在しません。実際には、架空の利益を表示しながら入金を促し、出金しようとすれば様々な理由をつけて拒否され……最終的には販売業者と一切の連絡が取れなくなる、FX詐欺ツールである場合がほとんどです。
「誰でも簡単に儲かるツール」「放置するだけで利益」といった宣伝文句は非常に危険なサインです。
本当に有用な自動売買システムであれば、自分で運用して利益を得れば良いはずで、他人に高額で売りつける必要はありません。
また、契約前に必ず特定商取引法に基づく表示(販売者の氏名や連絡先、契約条件)が提示されるか確認しましょう。それがない場合は違法業者です。

AI・高勝率・自動化を謳った宣伝文句
「AI搭載の最先端システム」「勝率98.5%」「1日5分の設定で毎月○○万円」などと謳う高額な自動売買ソフトの販売が横行しています。
「最新のAI技術を駆使して相場を分析」「プロトレーダーのノウハウをアルゴリズム化」など、FX初心者の目を欺くための専門用語を並べ、信頼感を演出します。
実際には、そのようなハイテク技術はなく、前述したような詐欺目的のソフトである可能性が高いです。
販売価格は安価であることも多く、また「通常価格の半額」「モニター価格」などと称して割引感を演出することも少なくありません。
このようなソフトを購入しても、謳われている利益は得られず、サポートに連絡しても具体的な解決策は提示されません。
FXの自動売買ソフトウェアを検討する際は、無料の体験版や返金保証があるかを確認しましょう。また、開発者や会社の実績、第三者による客観的な評価があるかどうかを調査することが重要です。高額なソフトウェアほど、慎重な判断が必要です。
実際のトレードをせず架空の利益画面を作成
実際には取引が行われていないにもかかわらず、利益が出ているように見せかけた偽のトレード画面を提示する手口もあります。
FX詐欺師は専用の取引画面や管理画面を作成し、そこで「現在の収益:〇〇万円」などと表示して被害者を安心させます。
しかし、その画面は単なるデモ画面や偽装されたものであり、実際の市場での取引は行われていません。
「まずは少額からスタート」と言って資金を預け、画面上で利益が出ていることを確認した被害者は、さらに大きな資金を投入するよう誘導されます。
出金を試みると「システムの不具合」「最低取引回数に達していない」などの理由で拒否されます。また「出金するには税金がかかる」「証拠金の追加が必要です」「より大きな利益を得るためには、資金を増やす必要があります」「出金額が大きいのでマネーロンダリングの疑いにより保証金(検証金)を振り込んで下さい」などと、さらなる入金を要求します。
最終的には連絡が取れなくなるのが典型的なパターンです。
取引画面だけで判断せず、実際に少額の出金テストを行うことが重要です。正規の業者であれば、契約時に明示された条件通りに出金手続きが完了するはずです。出金に不自然な制限や条件が課される場合は、即座に取引を中止するべきです。
ツールのアップグレードを理由にさらに高額請求
最初に購入したFX自動売買ツールでは「十分な利益が出ない」として、より高額な上位版への移行を促す手口も見られます。
「基本版では機能が制限されている」「プレミアム版なら利益率が3倍に」などと説明され、追加料金を要求されます。
最初は比較的安価なベーシックプランから始め、徐々に「プロフェッショナル版」「VIPプラン」などと称した高額コースへの切り替えを勧められます。
「すでに投資した分を取り戻すには上位版が必要」と説得され、被害者は追加投資してしまうケースが多いです。
上位版に移行しても状況は改善せず、さらに高額なプランが提案され、最終的には多額の損失を被ることになります。
一度購入したツールの「アップグレード」や「機能拡張」を理由に高額の追加料金を要求された場合は、詐欺の可能性が高いと考えるべきです。正規のサービスでは、契約時に全ての料金体系が明示されているはずです。
提携先の詐欺業者である金融機関に口座開設・入金させる手口|FX詐欺の手口③
詐欺師が「こちらのFX業者で口座を開いて資金を入れてください」と特定の業者への入金を指示するケースです。
被害者は自分の名義で口座開設したつもりでも、指定されたのは実態不明の偽業者だった…ということが起こります。
典型例として、SNS上の投資グループ詐欺では「〇〇証券(実在しない業者)で取引しよう」と誘導し、被害者に個人名義の銀行口座へ何度も送金させます。
実際の事例でも、グループの指示通り毎回異なる個人口座に計500万円を振り込んでいたところ出金できなくなったケースがあります。
正規のFX会社であれば入金先は会社名義の口座ですが、詐欺では「決済代行会社」など名目で個人や第三者名義の口座が指定されることが多く、ここが大きな警告サインです。
勧誘者が特定の業者での取引を強く勧め、その業者が無登録(金融庁の登録リストに存在しない)ならアウトです。
また、入金先口座名義にも注意しましょう。消費者庁も「指定口座が個人名義だった場合は詐欺の可能性が高い」と警告しています。このような場合はFX詐欺の可能性が高いです。
SNS 上の投資グループで勧誘される詐欺的な FX 取引トラブル-その仲間、信じて大丈夫?- 独立行政法人国民生活センター
少しでも不審なら、その”提携業者”での取引は断固拒否してください。
正規のFX取引では、入金先は必ず会社名義の口座です。「決済代行会社」や「提携企業」などの名目で個人名義口座への振込を指示された場合は、詐欺の可能性が極めて高いため、絶対に応じるべきではありません。
海外無登録業者の違法性
日本の投資家に対してFX取引サービスを提供するには、国籍を問わず金融庁への登録が必要です。
「海外の業者だから日本の規制は関係ない」という説明は誤りであり、このような無登録業者との取引は法的保護の対象外となります。
海外無登録業者の多くは「高いレバレッジ」「豪華なボーナス」「ゼロカット」などを謳い文句に顧客を誘引します。
特に日本では個人向けFX取引のレバレッジは25倍までに規制されていますが、海外業者では500倍、1000倍といった危険な高レバレッジを提供しています。
こうした業者は登録情報が曖昧で、所在地が確認できなかったり、連絡手段がメールやチャットのみだったりする特徴があります。
海外業者を検討する際は、金融庁の「無登録で金融商品取引業を行う者」のリストを必ず確認しましょう。このリストに名前がある業者との取引は絶対に避けるべきです。また、海外の規制当局のライセンスを主張する場合でも、その真偽を公式サイトで確認することが重要です。
「金融庁登録業者のパートナー」と偽る
「日本の大手FX業者と提携している」「正規業者の代理店である」などと虚偽の説明をするFX詐欺業者にも注意が必要です。
実在する大手FX業者の名前やロゴを無断使用し、あたかも公式な関係があるかのように装います。
「特別なパートナーシッププログラム」「日本向け独占代理店」などと称して信頼性を演出しますが、実際には何の関係もありません。
このような業者は、正規業者のウェブサイトに似せた偽サイトを作成したり、類似のドメイン名を使用したりして、利用者を混乱させます。
怪しいと思ったら、その「パートナーシップ」について正規業者の公式サイトで確認するか、直接問い合わせることが重要です。
正規のFX業者は自社の名前やブランドを守るために、提携先を慎重に選定し公開しています。あらゆる「特別な関係」を主張する業者について、正規業者の公式サイトに記載がなければ、その主張は偽りである可能性が高いです。
投資勧誘のアフィリエイト報酬で勧誘者が利益を得る
SNSや口コミで投資話を持ちかける人の多くは、新規顧客紹介の報酬目的である可能性が高いです。
FX詐欺業者は、新規顧客を紹介した者に高額な報酬(アフィリエイト報酬)を支払うシステムを構築しています。
紹介者は「自分も利用して儲かっている」と主張しますが、実際には顧客紹介料が目的であり、取引自体で利益を上げているわけではありません。
紹介料は「新規口座開設ボーナス」「入金額の10%」などの形で支払われ、中には数十万円の報酬が約束されているケースもあります。
このような高額報酬があるため、知人や家族であっても、利益のために危険な業者を紹介してくる可能性があることを認識しておくべきです。
投資の勧誘を受けた際は、「あなたが紹介することで何か報酬を得ているのか」と直接質問してみるのも一つの方法です。具体的で信用できる回答が得られない場合は、その勧誘の真意を疑ってみる必要があります。
出金拒否や連絡が取れなくなる手口|FX詐欺の手口④
これはFX詐欺の最終局面で必ず起こる典型パターンです。
詐欺業者に資金を振り込んだ被害者が出金を求めても、「システム障害で…」「もっと証拠金を積まないと出金できない」などと理由をつけて一切返金に応じず、最後は連絡が取れなくなります。
例えばこちらの事例では、自動売買システム「ミラートレード」での運用を謳い投資を勧誘、最終的には出金できずに取引サイトが停止しました。
このようにあの手この手で出金を引き延ばし、最終的には逃げ切るのが彼らの手口です。
利用規約に不自然な出金条件がないか要チェックです。
「○ヶ月間出金不可」「○%の手数料を払わないと出金承認しない」といった制約は普通の金融業者ではあり得ません。
また、一度でも「追加入金しないと出金できない」と要求されたら、それは詐欺確定と考えてください。
詐欺業者の最終目的は資金を騙し取ることであり、一度お金を手に入れれば、あらゆる手段を使って出金を阻止しようとします(少し出金させて、信用させるケースもあるので要注意)。正規のFX業者では、規約に従った出金手続きが滞りなく行われるのが当然です。
出金トラブルの実例(出金手数料・税金名目の追加請求)
「出金手数料」「税金」「管理費」など様々な名目で追加入金を要求する手口も、FX詐欺の典型例です。
実際の被害例では、100万円の利益を出金しようとしたところ「手数料として20万円が必要」と言われ、支払っても「今度は税金」と次々に要求が続いたケースがあります。
別の例では「海外送金のための特別手数料」「システムの不具合修正費用」などの理由で、出金額の30%もの追加費用を請求されるケースもありました。
これらの追加費用は契約時には一切説明されておらず、出金の段階で突然持ち出されるのが特徴です。
一度でも追加入金に応じてしまうと、次々と新たな理由による請求が続き、最終的に多額の損失を被ることになります。
正規のFX業者では、出金手数料があったとしても数千円程度であり、事前に明示されています。出金額の数十%もの手数料や、契約時に説明のなかった追加費用を請求される場合は、詐欺の可能性が極めて高いです。
「システムメンテナンス」「本人確認エラー」と言い逃れ
「現在システムメンテナンス中でしばらく出金できない」「本人確認書類に不備がある」などと技術的・手続き的な理由を挙げて出金を拒否する手口もFX詐欺に多く見られます。
「サーバーの不具合で数週間お待ちください」「セキュリティアップデート中」などと説明し、時間稼ぎをします。
本人確認関連では「書類が不鮮明」「追加の証明書が必要」など次々と新たな要求を出し、出金手続きを意図的に複雑化します。
また「あなたの口座で不審な取引があった」「マネーロンダリング調査中」などとして、セキュリティ上の問題を理由に出金を凍結すると伝えてくるケースもあります。
これらはすべて詐欺師が時間を稼ぎ、最終的に資金を持ち逃げするための口実に過ぎません。
正規のFX業者であれば、システムメンテナンスなどの予定は事前に告知され、期間も明確です。また、本人確認に関する要件も契約時に明示されているはずです。曖昧な説明や予定が二転三転する場合は、詐欺の可能性を疑うべきです。
出金時の対応が遅れるほど被害が深刻化する理由
FX詐欺に気づいてからの対応の遅れは、資金回収の可能性を大きく低下させるため、迅速な行動が極めて重要です。
詐欺師は被害者の資金を受け取った後、すぐに別の口座へ移動させたり、現金化したりします。
早期に気づいて警察や金融機関に通報すれば、口座凍結により資金の一部が残っている可能性がありますが、時間が経つほどその可能性は低くなります。
詐欺グループは組織的に動いており、短時間で資金を分散させ、追跡を困難にします。
また、詐欺の証拠となるウェブサイトやチャットの記録も、時間の経過とともに削除されてしまうことが多いです。
出金トラブルが発生したら、詐欺の可能性を考え、直ちに行動すべきです。少しでも疑問に感じたら、「様子を見よう」などと思わず、すぐに弁護士や警察、金融機関、消費者センターに相談してください。迅速な対応が被害回復の鍵となります。
FXトレード用の偽アプリを使った手口|FX詐欺の手口⑤
近年危険視されているのが、見た目は本物そっくりの偽の取引アプリやサイトに誘導するFX詐欺です。
スマホに専用アプリをインストールさせ、そこで取引させることで、被害者に実際にトレードしているような錯覚を与えます。
しかしそのアプリ内の数字やチャートは詐欺師が自由に操作でき、最初はあたかも利益が出ているように見せることも容易です。
実際に、「偽のアプリ」を勧められ、12回にもわたって計2793万円を振込んでしまったという事例があります。
こうした偽アプリ詐欺では、最終的に出金しようとすると前述のように追加送金を要求されたり、アプリにログインできなくなったりします。
見分け方: 勧誘されたアプリや取引サイトが実在する正規のものかを必ず確認しましょう。
警察も「必ず、勧められた暗号資産や投資アプリの名前をインターネットで検索しましょう。」と注意喚起しています。
例えばアプリ名で検索して公式サイトが見つからない、評判が全く出てこない場合は要警戒です。
またGoogle PlayストアやAppleストアを経由しないAPK直インストールを指示するようなものは極めて危険です。
投資アプリを利用する際は、必ず公式のアプリストア(Google PlayやApp Store)からダウンロードするようにしましょう。また、開発元や運営会社が明確で、多数のユーザーレビューがあるアプリを選ぶことが重要です。
Google Play・App Storeに存在する偽アプリの実態
公式アプリストアにも、正規FX業者のアプリを模倣した偽アプリが出回っている可能性があります。
例えば、こちらは仮想通貨取引アプリの例ですが、このような詐欺アプリがGoogle Play・App Storeの審査を通過する可能性は大いにあります。
国内大手仮想通貨ウォレットサービスGincoは、Android端末の「Google Play Store」上に、同社を装った不審なアプリがあると注意喚起を行った。誤まって秘密鍵などを入力した場合、不正送金被害に遭う恐れがある。
引用元:ビットコインなどの盗難被害に注意:日本の仮想通貨ウォレットサービス「Ginco」を模倣した偽アプリが確認される – CoinPost
偽アプリは、有名業者のロゴや名称に酷似したデザインを使用する場合もあり、一見しただけでは本物と見分けがつきません。
一方でダウンロード数が少なく、レビューも少ないか、不自然に高評価が並んでいる特徴があります。
アプリをインストールする前に、開発者名や会社情報を確認し、公式サイトのリンクから正規のアプリをダウンロードすることが最も安全です。また、アクセス権限が不必要に多いアプリは警戒すべきです。
リアルタイムデータを偽造する「操作型アプリ」
FX詐欺グループは、実際の市場データを模倣した偽のチャートや価格を表示するアプリを作成します。
これらのアプリでは、管理者が利益や損失を自由に操作でき、最初は小さな利益を出すことで信頼を獲得します。
市場の動向に合わせたリアルタイムのチャート表示により、本物の取引プラットフォームと見分けがつきにくくなっています。
このような偽アプリでは、取引履歴や残高情報も詐欺師の思いのままに操作されるため、被害者は自分が本当に取引していると錯覚してしまいます。
実際の被害例では、アプリ上で100万円が200万円に増えたと表示されていたにもかかわらず、出金しようとしたら「システムエラー」と表示され、その後アクセスできなくなったケースがあります。
偽アプリでよく使われる手法として、最初は少額の出金に応じることで信頼感を醸成し、その後より大きな入金を促すという段階的な手口があります。「試しに少額出金できた」という経験が、より多額の詐欺被害につながる危険性があることを認識しておくべきです。
公式のFXアプリと偽アプリの見分け方は?
正規のFXアプリと偽アプリを見分けるポイントは、信頼性の確認と細部の検証にあります。
まず、アプリのダウンロード数やレビュー数、更新頻度などを確認しましょう。
正規アプリは多数のユーザーが利用しており、継続的に更新されているのが一般的です。
次に、開発者名や運営会社が正規FX業者と一致しているか、公式サイトからのリンクでダウンロードできるかを確認します。
アプリの権限要求にも注意が必要です。FXアプリに必要のない権限(連絡先へのアクセスやSMS送信権限など)を要求する場合は警戒すべきです。
信頼できるFXアプリを選ぶ際は、金融庁登録業者が提供しているものを選びましょう。また、口座開設前に少額でのデモ取引ができるかどうかも確認することをおすすめします。リスクなく取引の仕組みを体験できるデモ機能は、正規業者のサービスには標準的に用意されています。
「無料」を謳い信用させる手口(初回無料セミナー、無料プレゼント)|FX詐欺の手口⑥
FX詐欺など詐欺グループは、最初に無料相談会や無料セミナーに誘い、ハードルを下げておいてから本格的な詐欺行為に移るケースがよくあります。
例えば以下の参考事例では、「無料のセミナー」と称して有料の投資スクールへと勧誘、高額な入会金や追加契約金を求めていました。
また「今なら無料で○○指標のプロ予想をプレゼント」などとSNSで宣伝し、メールアドレスやLINEを登録させて接点を持つ手口もあります。
しかし、本来価値のある情報やサービスが無料で提供されるのは不自然です。
「初回無料」「相談無料」「○名限定で資料無料送付」といった宣伝には、その裏に何があるかを考えましょう。
特に無料セミナー後に即座に高額契約を迫ってくるようなら典型的な悪質商法です。
「無料だから試しに…」と安易に足を踏み入れず、一度冷静になってください。
「無料」は多くの場合、顧客獲得のための入口に過ぎません。真に価値のある情報やサービスが完全無料で提供されることはほとんどなく、何らかの「次の段階」が用意されていると考えるべきです。
「無料だから安心」はFX詐欺の常套手段
「完全無料」「リスクゼロ」といった言葉で警戒心を解き、詐欺の入り口に誘い込むのは、詐欺師の古典的な手法です。
「無料投資セミナー」「無料FX講座」などと謳い、参加者のハードルを下げることで、より多くの潜在的被害者を集めます。
無料の段階では有益そうな基礎情報を提供し、「もっと稼ぐ方法を知りたければ…」と有料コースへの移行を促します。
無料サービスを通じて収集した個人情報(メールアドレスや電話番号)は、その後の勧誘活動に利用される可能性があります。
「無料だから」と安易に参加したり、個人情報を提供したりすることで、詐欺のターゲットリストに名前が載ってしまい、今後も被害に遭いやすくなるリスクがあるのです。
「特典付き無料講座」の裏に潜む高額請求
「今だけ無料」「特別特典付き」と時間的制約や特別感を演出し、焦りを誘うFX詐欺の手口もあります。
「通常10万円の講座が今なら無料」「無料参加者限定の特別投資情報をプレゼント」など、価値があるように見せかけます。
無料講座では基本的な内容しか教えず、「本当に稼げる手法は有料コースで」と次のステップへ誘導します。
「今日だけの特別価格」「残り3席」などと焦らせて、その場での契約を迫ります。
無料で提供される「特典」や「情報」は、インターネット上で簡単に見つかる一般的な内容であることがほとんどです。
「無料」と「時間的制約」が組み合わされた勧誘には特に注意が必要です。焦りを感じさせて冷静な判断を妨げる手法は、詐欺の典型的なパターンです。どんなに急かされても、その場での決断は避け、必ず時間を置いて検討しましょう。
無料情報と称してLINEグループ勧誘→FX詐欺
「無料で投資情報を提供します」と謳い、LINEやTelegramなどのメッセージグループに誘い込む手口が増加しています。
「投資の裏技を共有するコミュニティ」「プロトレーダーの予想を無料で教えるグループ」などとして勧誘します。

グループ内では最初に簡単な情報を共有し、参加者の信頼を獲得した後、特定のFX業者での口座開設や高額な投資ツール購入を促します。
これらのグループには「サクラ」が多数配置されており、「指示通りに投資して大儲けした」などと偽の成功体験を投稿します。
こうした集団心理を利用して、参加者に「自分も同じように成功できる」という期待を抱かせるのです。
SNSやメッセージアプリでの無料投資グループへの勧誘には慎重に対応すべきです。特に見知らぬ人からの突然の誘いには応じないことが賢明です。正規の投資情報は、登録業者の公式サイトや金融庁認可の投資情報サービスで入手するのが安全です。
取引結果を改ざんし、あたかも利益が出ているように偽る手口|FX詐欺の手口⑦
嘘の成功体験を見せるのもFX詐欺の常套手段です。
自分や仲間がいかにも大儲けしているかのように装い、被害者をその気にさせます。
例えば、SNSにサクラ(偽の参加者)を多数配置し、「先生の指示通りにしたら本当に儲かった!」などと次々成功談を語らせる手口が多数報告されています。
さらに被害者に使わせた偽アプリ上でも意図的に利益が出ているような数字を表示させ、信じ込ませています。
他にも、SNS上で高級車や札束の写真を投稿し「FXでこれだけ儲かった」と誇示するアカウントも後を絶ちません。
これらは単なる見せかけであり、画像や数字はいくらでも偽造可能です。
「利益が出ている証拠」として示されるスクリーンショットや口座残高は鵜呑みにしないことです。
第三者による監査や、公的な証明がない限り、本物かどうか分かりません。
本当に成功している投資家が、SNSで赤の他人に成果をひけらかしたり秘伝の手法を教えたりするでしょうか?常識的に考えて、それ自体が不自然です。
冷静に考えれば分かるように、「利益が出ているように見えるだけ」という可能性を常に念頭に置きましょう。
偽の利益スクリーンショットとSNSの口コミ操作
FX詐欺の手口として、画像編集ソフトを使って、高額な利益が表示された取引画面のスクリーンショットを偽造する場合があります。
「今月の利益:300万円」「年利回り80%達成」などの偽の成績表を作成し、SNSやメッセージで共有します。
また、偽のレビューサイトや口コミ投稿を作成し、「○○のFXシステムで人生が変わった」などの成功体験を捏造します。
中には実在する人物の写真を無断使用し、その人が投資で成功したかのように見せかけるケースもあります。
SNS上では、複数の偽アカウントを使って特定のFX業者やツールを称賛する投稿をし、検索結果に表示されるよう工作することもあります。
SNSでの成功体験や口コミを鵜呑みにせず、複数の信頼できる情報源で確認することが重要です。特に、異常に高い利益率を主張する投稿は疑ってかかるべきです。本当に優れた投資手法があれば、それを広く宣伝することはないはずです。
少額の出金で投資利益を演出し信用させる
FX詐欺師は初期段階で少額の出金に応じることで信頼を獲得し、より大きな入金を促す手法を使います。
例えば、最初に10万円を投資して「利益」が出た後、1万円程度の出金に応じることで、システムが正常に機能していると錯覚させます。
この「成功体験」により安心した被害者は、「もっと利益を得るため」とより大きな資金を投入するよう誘導されます。
しかし、入金額が大きくなると、出金は様々な理由をつけて拒否されるようになり、最終的には全額を失う結果となります。
詐欺業者は「少額ならリスクが低い」という心理を利用し、段階的に被害額を拡大させていく戦略を取ります。
「少額の出金ができた」という経験は、必ずしもその業者が信頼できる証明にはなりません。これは被害者の警戒心を解くための「餌」であることを認識し、大きな資金を投入する前に十分な検証を行うことが重要です。
詐欺業者が使用する架空の取引プラットフォーム
FX詐欺業者は、実際には市場と接続されていない偽の取引システムを使用します。
これらの架空のプラットフォームは、見た目は本物のFX取引画面に似せて作られていますが、実際の市場とはリンクしていません。
システム上で表示される価格や取引結果は、すべて詐欺師によって操作されており、実際の市場動向とは無関係です。
被害者がこのプラットフォーム上で「取引」しても、実際には資金が詐欺師の口座に移動しているだけであり、本当の取引は行われていません。
こうした詐欺的プラットフォームには、「デモ口座と実口座の切り替え」「詳細な取引履歴」などの機能が不十分であることが多いです。
取引プラットフォームが信頼できるかどうかを確認するには、その業者の金融庁登録を確認するだけでなく、デモ口座で十分にテストし、少額の入出金テストを行うことをお勧めします。正規のプラットフォームは安定して動作し、取引結果も市場の実際の動きと一致します。
SNS上で儲かっていることをアピールし勧誘する手口|FX詐欺の手口⑧
SNS(XやInstagramやTikTok等)で見知らぬ人から急に「一緒に稼ぎませんか?」とメッセージが来たり、タイムライン上で「FXで月収100万円!興味ある人DMして」といった投稿を見かけたりしたことはありませんか。
それらの多くは詐欺目的の勧誘です。
この手口では、FX詐欺師がSNSを使ってカモを探し、「簡単に儲かる副業がある」「有名トレーダーの裏情報が手に入る」などと投稿します。ときには有名投資家や芸能人のアカウントになりすますこともあります。



例えばフェイスブックやインスタグラムでこれらの要素を持つ広告・投稿を展開。実際のやりとりはLINEに移行…といった流れで被害者を勧誘します。
基本的に、SNSの投資話は99%詐欺と思って差し支えありません。
相手のプロフィールや投稿が不自然に儲け話ばかりだったり、フォロワーに似たような勧誘アカウントが並んでいたりしたら、ほぼ詐欺とみて間違いないでしょう。
特に著名人が、SNSで「誰でも儲かる方法教えます」と宣伝している場合、高確率でなりすましの偽広告です。
SNSでは知らない人からの誘いは警戒し、自分から近づかない限りブロックするくらいの慎重さが必要です。
Instagram・TikTok・Twitterでの高級車・豪華生活演出
詐欺師はSNS上で高級車、豪華な旅行、高価な時計などの写真を投稿し、「FXで成功した証拠」として見せびらかします。
「22歳で資産1億円達成」「投資で人生が一変した」などのキャプションと共に、贅沢な生活ぶりを誇示します。
これらの写真は多くの場合、インターネット上から収集された画像や、一時的にレンタルした高級車で撮影したものです。
TikTokなどの短い動画では、札束を見せびらかしたり、FX取引画面で利益が出る瞬間だけを編集したりして、視聴者の関心を引きます。
こうした投稿の目的は「あなたもこのような生活ができる」と思わせ、DMやコメント欄で連絡を取るよう促すことです。
実際に投資で成功している人は、SNSで派手に富を誇示することはあまりありません。また、本当に投資で稼いでいる人が、わざわざ見知らぬ人に「秘訣を教える」メリットはほとんどないことを理解しておくべきです。
「投資成功者」になりすました詐欺師の行動パターン
詐欺師は「元証券マン」「プロトレーダー」「億り人」など、投資の専門家を装ったプロフィールを作成します。
このようなアカウントでは、専門用語を多用して知識をアピールし、チャートや分析ツールの画像を投稿して「専門性」を演出します。
「私の助言で多くの人が成功した」「私のシステムを使えば誰でも稼げる」などと、自らの指導力や手法の優位性を強調します。
フォロワーとの対話では、質問に対して親切に回答し、信頼関係を構築しようとします。
しかし、具体的な投資戦略についての質問には曖昧な回答しかせず、「詳しくはDMで」と個別のやり取りに誘導するのが特徴です。
真の投資専門家は、具体的な実績や経歴が確認できるプロフィールを持ち、SNS上でも一貫した専門知識を示します。また、無料で「秘密の儲け方」を教えるのではなく、リスクを含めた現実的な投資アドバイスを提供するものです。
「100万円プレゼント企画」などの罠
「フォロワー1万人達成記念!抽選で10名に10万円プレゼント」「投資成功者への感謝企画、参加者全員に5万円」などの甘い誘い文句で関心を引く手法もあります。
こうした企画に応募するには、個人情報の提供やアンケートへの回答が求められ、これが詐欺師のターゲットリスト作成に利用されます。
当選したと連絡があっても、「振込手数料が必要」「口座開設が必要」など、何らかの前払いや条件が提示されるのが典型です。
実際には当選者はおらず、詐欺師の目的は前払い金を騙し取ることや、より大きな詐欺への勧誘です。
SNS上でのこのような高額プレゼント企画は、ユーザーの関心を集めやすいため、詐欺の入り口として頻繁に利用されています。
インターネット上での「無料プレゼント」や「高額キャッシュバック」には、必ず何らかの裏があると考えるべきです。見知らぬアカウントからの高額プレゼント企画には決して個人情報を提供せず、参加自体を避けることが賢明です。
クーリングオフに応じず、返金請求を拒否する手口|FX詐欺の手口⑨
詐欺的な商法の多くに共通しますが、一度お金を支払った後で契約解除や返金を求めても、相手は一切応じません。
特定商取引法では訪問販売や電話勧誘販売で結んだ契約は8日以内など一定期間であれば無条件で解約できる(クーリングオフ)制度がありますが、詐欺業者は「投資は対象外だ」「期限を過ぎている」などと言い訳をして返金に応じません。
実際、FX詐欺の特徴として契約時に「これはクーリングオフできない契約だ」と念押しされることがあります。
しかし、それが事実かどうかは別問題で、法律上は解約可能になるケースもあります。詐欺師側は法律無視で居直りますから、被害者が自力で交渉しても埒が明かないでしょう。
クーリングオフ可能な契約であれば内容証明郵便で期限内に解約通知を送りつけることが重要です。
それでも返金に応じないなら法的措置も辞さない構えでいることを示しましょう。
購入前にクーリングオフに関して書かれているか否かを確認しましょう。少しでも「おかしい」と思ったら早めに専門機関に相談し、適切な手段で返金請求することが肝要です。
特定商取引法の対象となる取引の場合は、契約書面を受け取った日から起算してクーリングオフの期間が始まるため、契約書が渡されなかった場合、その期間はまだ開始していないとも主張できます。
契約後に「特定商取引法適用外」と主張する詐欺業者
「このFXツールは投資商品であり、特定商取引法の対象外です」「デジタルコンテンツなのでクーリングオフの対象外」などと虚偽の説明をする詐欺業者が多いです。
契約時には細かい説明がなく、解約を申し出た際に初めて「契約規約にクーリングオフ対象外と記載されている」と主張するケースも見られます。
しかし、販売形態(訪問販売、電話勧誘販売など)によっては、投資教材やFXツールであっても特定商取引法の対象となるケースがあります。
しかしこのような詐欺業者は法律の解釈を恣意的に行い、消費者に誤った情報を提供して返金を拒否しています。
契約時には、クーリングオフの可否や条件について明確に確認し、書面に残すことが重要です。また、少しでも不審な点があれば、消費者センターや弁護士に相談し、法律上の権利を正しく理解することをお勧めします。
返金請求の際の「手続き費用」を要求する手法
解約を申し出た際に「返金手数料」「解約処理費用」「システム復旧費」などの名目で追加の費用を請求する手口もあります。
「解約には返金額の10%の手数料が必要」「事務手続き費用として3万円」など、根拠のない金額を要求します。
これらの費用を支払っても、結局返金は行われず、詐欺師はさらに「振込先の銀行コード間違いのため再振込が必要」などと新たな理由をつけて追加の支払いを要求します。
こうした「返金のための支払い」は純粋な詐欺行為であり、正当な理由はありません。
返金手続きに不自然な手数料や前払いを要求されること自体が、詐欺の明確なサインです。
正規の契約解除や返金手続きでは、契約条件に明示されていない限り、高額な手数料が請求されることはありません。返金を受けるためにさらにお金を支払う必要があるという主張は、ほぼ確実に詐欺です。
実際にクーリングオフ可能なFX詐欺の事例
FX投資セミナーや自動売買ツールの販売が、訪問販売や電話勧誘販売の形態で行われた場合、特定商取引法に基づくクーリングオフが適用される可能性があります。
例えば、ホテルの会議室などで開催されたセミナー後に、その場で高額なFX自動売買システムの契約を結ばされたケースでは、クーリングオフが適用された事例があります。
また、電話で勧誘されてFX投資教材を購入した場合も、電話勧誘販売としてクーリングオフの対象となるケースがあります。
契約書面に記載されていなければ、クーリングオフ期間は実質的に進行しないため、「期間が過ぎている」という詐欺業者の主張は必ずしも正しくありません。
クーリングオフを試みることで、詐欺被害額を取り戻せた例もあるため、専門家に相談した上で適切な手続きを取ることが重要です。
FX関連商品の購入後に不審に感じた場合は、契約形態や販売方法に関わらず、まずは消費者センターや弁護士に相談することをお勧めします。特定商取引法の適用対象となる可能性があれば、クーリングオフの手続きを進めることで被害回復の道が開ける場合もあります。
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【FX詐欺の被害者】FX詐欺に遭いやすい人の特徴

FX詐欺の被害者には一定の傾向が見られます。
どのような人が標的にされやすいのか理解することで、自分自身や周囲の人を守るための注意喚起ができます。
初心者(投資知識の不足している人)
投資経験が乏しい初心者ほど、詐欺師にとって付け込みやすい存在はいません。
FXの仕組みやリスクを十分理解していないため、「必ず儲かる」「プロに任せれば安心」といった甘い言葉を疑うことなく信じてしまいがちです。
金融庁の相談統計でも、FX詐欺被害の相談者は40代以下が約36%と若年層も多く、知識不足のままSNS上の誘いに乗ってしまうケースが増えています。
また高齢の初心者も狙われており、消費生活センターへの相談ではシニア層を中心に増加傾向がみられます。
初心者ゆえ「これは違法な無登録業者では?」「本当にそんなうまい話があるのか?」といった疑念を持てず、結果として騙されやすくなってしまうのです。
投資初心者は、まず基本的な知識を身につけることが重要です。
金融庁や証券会社が提供する無料の教育コンテンツを活用したり、少額から始めて経験を積んだりすることで、詐欺の危険性を理解できるようになります。
投資を始める際は、まず金融リテラシーを高めることが重要です。基本的な投資の仕組みやリスク、リターンの関係などを理解した上で、少額から始めて経験を積むようにしましょう。知識不足は詐欺被害のリスクを高める大きな要因になります。
お金に困っている人
借金がある、人員整理で職を失った、老後資金に不安がある…こうした金銭的に切羽詰まった状況の人も標的にされやすいです。
詐欺師は被害者の経済的弱みにつけ込み、「今の状況を一発逆転できますよ」「これで借金も返せます」と希望をちらつかせます。
人は切実にお金が必要なときほど判断力が鈍り、通常なら怪しいと感じる話でも信じてしまいやすい心理になります。
追い詰められた心理状態では冷静な判断が難しく、「この話に賭けたい」という気持ちが先行してしまうのです。
経済的に追い詰められている状況こそ、冷静さを失わないことが重要です。
どんなに魅力的な投資話を持ちかけられても、「急いで判断する必要はない」と自分に言い聞かせ、必ず信頼できる人に相談しましょう。
経済的困難を抱えている時こそ、「一攫千金」の誘惑に注意が必要です。本当に困っている時ほど、冷静な判断力を維持し、「簡単に解決する方法」という甘い誘いには警戒心を持つことが大切です。
自己過信で「自分は騙されない」と思っている人
実は「自分は絶対騙されない」と思い込んでいる人も危険です。
専門家によると、「詐欺に合わない自信がある人ほど騙されやすい」という心理傾向があり、これを正常性バイアスといいます。
他人の詐欺被害の話を聞いて「自分なら大丈夫」と高をくくっていると、肝心の警戒心が薄れてしまいます。
詐欺師はそうした隙を見逃さず、「あなたなら投資の素質がある」などとおだてて近づいてくるかもしれません。
ITや金融に詳しい人でも、人間の心理につけ込む詐欺の前では油断は禁物です。実際、若年層や高学歴層でもSNS経由で巧妙な投資詐欺に引っかかってしまう可能性があります。
「自分は大丈夫」という過信こそ最大の落とし穴であり、どんな人でも常に注意が必要です。
誰もが詐欺の被害者になる可能性があることを認識し、「これは詐欺かもしれない」という疑いの目を常に持つことが重要です。
詐欺の手口は日々進化しており、知識や経験に関わらず誰もが被害者になり得ます。「自分だけは大丈夫」という思い込みが最大の危険因子であることを認識し、どんな投資話にも健全な懐疑心を持って接することが重要です。
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【FX詐欺を見抜く】FX詐欺の見分け方 – 8つのポイントで安全な取引を

FX詐欺を防止するには、怪しい業者や取引を事前に見分けることが重要です。
ここでは、安全な取引のための7つのチェックポイントを紹介します。
より詳しく知りたい方はこちら↓

- 金融庁に登録されているかを確認
- 取引条件や規約をよく読む
- 出金条件を事前に確認する
- 会社が実在するかどうかを調べる
- 事前に口コミや評判をチェックする
- フォワードテスト結果を公開しているかを確認する
- 詐欺業者の典型的な特徴を知る
金融庁に登録されているかを確認|FX詐欺の見分け方①
①業者が金融庁に登録されているか確認する
これは最優先事項です。勧誘してきた業者や取引サイトの運営会社が金融商品取引業者等の登録一覧に載っているか、金融庁HPで検索しましょう。
無登録でのFX取引勧誘は違法であり、無登録業者との取引は高リスクです。
金融庁や財務局が発表している警告リストに名前が出ている業者は論外です(無登録業者一覧は金融庁サイトで確認可能です)。
登録の有無を調べずに取引を始めるのは非常に危険です。
FX業者の登録確認は、金融庁のウェブサイトで簡単に行えます。
「金融商品取引業者登録一覧」で業者名を検索し、登録番号が存在するか確認してください。
正規の業者は「○○財務局長(金商)第○○○号」のような登録番号を持っています。
登録業者の検索は、金融庁のホームページで「金融商品取引業者登録一覧」を確認するのが確実です。登録されていない業者や、登録を取り消された業者との取引は避けるべきです。また、「無登録で金融商品取引業を行う者」のリストも必ず確認しましょう。
取引条件や規約をよく読む(手数料・出金条件の明示)|FX詐欺の見分け方②
提示される取引条件や規約を細部まで読む
口座開設時や契約時に交付される書面(利用規約や契約約款)を入念にチェックしましょう。特に手数料体系や出金条件、解約条件などが明示されているか、不利な条項が隠されていないか確認してください。
正規業者なら手数料やスプレッド、リスク開示など透明に説明しますが、詐欺的業者は都合の悪いことを曖昧にします。
また規約そのものを出し渋ったり、「契約書は後日郵送」といった対応も要注意です。
特に出金条件に不自然な制限(例:「一定回数取引しないと出金不可」「○ヶ月ロック」)がないか確認してください。
もし契約内容を十分に説明しない業者であれば、その時点で取引を断るべきです。
契約書を熟読し、不明点は必ず質問しましょう。
正規業者であれば、質問に対して明確で具体的な回答が得られるはずです。
規約を読む際は特に「出金条件」「解約条件」「手数料」に注目してください。正規のFX業者の規約は明確で詳細に書かれており、重要事項が小さな文字で隠されていることはありません。不明点があればその場で質問し、納得のいく回答が得られなければ契約しないことが賢明です。
出金条件を事前に確認する(不自然な制約がないか)|FX詐欺の見分け方③
出金条件を事前にテストする(不自然な制約がないか)
少額でも良いので入金後に一度出金を試してみるのも有効です。正規業者であれば出金手続きをすれば数営業日で指定口座に出金されます。不自然に遅れたり追加手数料を要求されたりしないか試すことで、その業者が健全か見極められます。
不当な理由で出金拒否された場合は、深追いせず直ちに取引を中止してください。
また、振込先の銀行口座名義にも注意しましょう。
通常、顧客からの入金先は業者の法人名義口座です。
もし個人名義の口座への振込を指示されたら非常に危険な兆候です。
振込先名義が毎回変わる場合も詐欺の典型です。
少額(例えば1万円程度)で出金テストを行い、スムーズに出金できるか確認しましょう。
取引を始める前に少額の出金テストを行うことは、FX業者の信頼性を確認する最も実践的な方法です。正規の業者であれば、規約に記載された期間内に確実に出金手続きが完了します。出金に不自然な遅れや条件がある場合は、詐欺の可能性を疑うべきです。
※あえて出金させて信用させるケースもあるので、この方法で絶対に詐欺か否かを見極められるわけではありません。
会社が実在するかどうかを調べる(法人登記、オフィス所在地)|FX詐欺の見分け方④
業者の実在性(会社登記や所在地)を調べる
勧誘者が名乗る会社が本当に存在するか確認しましょう。具体的には、その社名で登記情報を検索したり、公式サイトに所在地住所や代表者名が明記されているかをチェックします。
所在地がレンタルオフィスやバーチャルオフィスだったり、住所表記がない場合は疑ってください。
電話番号が携帯番号しかない、連絡先がメールアドレスのみといった場合も危険です。
信用できる企業であれば、金融庁の登録情報とともに会社概要を公開しているはずです。
もし海外法人を名乗る場合は、その国の金融当局の登録番号を確認し、当局サイトで検索してみるのも有効です(近年は海外登録も偽る例があるので要注意)。
必要に応じて、実際に会社の所在地を訪問したり、固定電話に連絡してみることも検討しましょう。
信頼できるFX業者は、会社の所在地、代表者名、連絡先などの基本情報を明確に公開しています。これらの情報が不透明であったり、確認が困難な場合は要注意です。特に、登記簿謄本で確認できない会社や、虚偽の住所を使用している業者との取引は避けるべきです。
事前に口コミや評判をチェックする|FX詐欺の見分け方⑤
事前に口コミや評判をチェックする
インターネットでその業者名やサービス名+「詐欺」「評判」などのキーワードで検索し、他の人の評価や被害報告がないか確認しましょう。すでに被害に遭った人が掲示板やSNSで警告していることもあります。
警察庁も「勧められた投資アプリ等の名前をネット検索せよ」とアドバイスしています。
ただし注意すべきは、詐欺業者側が嘘の高評価サイトを自作自演している場合があることです。
「○○は詐欺?徹底検証」といったブログが実は宣伝だったりすることもあります。複数の情報源を確認し、少しでも怪しい評判があれば手を出さないのが賢明です。
特に出金トラブルや連絡遮断についての投稿がある場合は、詐欺の可能性が高いことを示しています。
口コミ評価を調べる際は、複数の情報源を確認することが重要です。単に高評価だけでなく、低評価やトラブルの報告にも注目し、全体像を把握しましょう。また、あまりに完璧な評価ばかりが並んでいる場合は、ステルスマーケティングの可能性も考慮すべきです。
フォワードテスト結果を公開しているかを確認する|FX詐欺の見分け方⑥
フォワードテスト結果の公開を確認する
もし自動売買ツールや情報商材を購入しようと検討している場合、その手法の実際の運用実績(フォワードテスト結果)が公開されているか確認しましょう。
詐欺的な商品は過去のバックテスト(都合の良い検証結果)ばかり強調し、リアルタイムの運用成績を示しません。
数ヶ月以上の実取引記録や利用者のリアルな成果報告が何もない場合、信ぴょう性は低いです。
逆に言えば、販売側が第三者機関の監査付きで成績を公開している場合は信頼性が上がります。
何万円・何十万円も支払う前に、その商品の客観的な実力証明があるかどうか必ず確認しましょう。
信頼できる自動売買ツールであれば、長期間の実績データが公開され、損失が出た期間も含めた透明な運用結果が示されているはずです。
自動売買システムの評価では、バックテスト(過去データでの検証)だけでなく、フォワードテスト(実際の市場での運用結果)の公開が重要です。また、「勝率100%」「損失なし」といった非現実的な主張には疑問を持ち、リスクとリターンのバランスが適切に説明されているかを確認しましょう。
ライセンス・資格の確認|FX詐欺の見分け方⑦
ライセンス・資格の確認
FX投資詐欺から身を守るには、相手の持つ正式な資格確認が不可欠です。詐欺師の巧みな話術に惑わされないためにも、具体的な証明書の有無をチェックしましょう。
詐欺被害を防ぐためには、取引相手が正規の資格を保有しているかを必ず確認することが重要です。
FX取引関連の正規ライセンスとして特に重要なのは次の2つです
- 「投資助言・代理業」の資格 – 投資に関する専門的なアドバイスができる資格
- 「投資運用業」の資格 – 顧客の資産を実際に運用する権限を示すもの
これらの資格の提示を拒否する場合、違法な業者である可能性があります。
ちなみに、資格の必要性の有無に関しては以下の表を確認しましょう。
参考:「投資助言・代理業」の資格
「投資運用業」の資格
詐欺業者の典型的な特徴を知る(SNS勧誘・短期間で高利益保証など)|FX詐欺の見分け方⑧
詐欺業者によくある特徴を知っておく
最後に総合的な判断として、前述してきた典型的な詐欺のサインに当てはまらないかチェックします。「SNSで突然誘われた」「必ず勝てる・何もしなくていいと強調する」「やたら短期間で高利益を保証する」「無料や特典を強調する」「金融庁非登録」「契約を急がせる」「振込先がおかしい」――こういったポイントです。
ひとつひとつは小さな違和感でも、複合的に考えればその業者が信用に値するか見えてきます。
少しでも疑問を感じたら、「これは詐欺ではないか?」とまず疑うことが大切です。
最終的には、「うまい話には裏がある」という格言を忘れないことです。
簡単に大金を稼げる方法があれば、誰もが既に実践しているはずです。
複数の警告サインが見られる場合は、たとえ一部が魅力的に思えても、取引を避けるべきです。特に「必ず儲かる」「絶対に損しない」といった言葉が使われる場合や、「今すぐ決断しないと機会を逃す」と急かされる場合は、高確率で詐欺の可能性があります。
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※LINE登録後こちらからのお電話やしつこい勧誘連絡をすることは一切ありません。
※個人情報は、ご本人に連絡すること以外に一切利用しません。
【FX詐欺の返金】FX詐欺の被害に遭った場合の対処法と返金請求の方法

万が一FX詐欺の被害に遭ってしまった場合、迅速かつ適切な対応が必要です。
この章では、被害回復のための具体的な手段を説明します。

振り込め詐欺救済法を活用して口座凍結を申請
振り込め詐欺救済法を活用して口座凍結を申請する
銀行振込でお金を騙し取られた場合、まず警察に被害届を出し、次に速やかに振込先の金融機関に連絡して詐欺口座の凍結を依頼します。これは2008年施行の「振り込め詐欺救済法」に基づく措置で、詐欺に使われた口座を停止し、残っている資金を被害者に返還できる制度です。
金融機関が口座を凍結し預金保険機構を通じて公告を行い、一定期間後に被害回復分配金の支払い手続きが行われます。
重要なのは被害に気付いたら一刻も早く銀行に申し出ることです。
詐欺師が口座から資金を引き出してしまう前に凍結できれば、残高の範囲内でお金が戻ってくる可能性があります。
なお、この法律の適用対象は振込取引による詐欺被害に限られ、現金手渡しや暗号資産送付の場合は対象外です。
それでも諦めず、まずは銀行に相談してください。
全国銀行協会も「迷わず金融機関に相談を」と呼びかけています。
振り込め詐欺救済法による口座凍結は、被害に気づいてからの「スピード」が重要です。詐欺師が資金を引き出す前に口座を凍結できれば、資金の一部または全部を取り戻せる可能性があります。被害を認識したら、すぐに振込先の金融機関と警察に連絡しましょう。
クレジットカード会社にチャージバックを依頼する
クレジットカード会社にチャージバックを依頼する
被害状況によっては、クレジットカードの支払停止抗弁(チャージバック)が有効です。例えば詐欺業者にクレジットカードでツール代金や会費を支払った場合、カード会社に事情を説明して支払いの取消しや返金を求めます。
カード会社が調査の上で詐欺と認めれば、支払額の返金を受けられる場合があります。
特にリボ払いや分割払い中であれば、カード会社に支払い停止の抗弁権を行使することでそれ以上の支払いを止めることも可能です。
カード決済の場合、現金振込よりも被害回復できる可能性が高いので、少しでも不審を感じたら決済を止められないかカード会社に相談しましょう。
重要なのは利用したカードの締め日や支払日に間に合うよう早急に連絡することです。
クレジットカード決済の場合、一括払いよりもリボ払いや分割払いの方が、抗弁権の行使が容易です。支払いが完了していない段階であれば、カード会社に状況を説明し、支払いの一時停止を要請することが可能です。また、詐欺の証拠となる資料を準備しておくと、チャージバック申請がスムーズに進みやすくなります。
弁護士に相談し、内容証明郵便を送付する
弁護士に相談し、内容証明郵便で返金請求する
詐欺被害に強い弁護士に相談することも有力な手段です。弁護士は法律の専門知識を駆使して、被害額の返還交渉や訴訟手続きを代行してくれます。
まずは契約の解除や返金を求める意思表示を内容証明郵便で詐欺業者に送りつけます。
内容証明郵便にすることで「いつ、どんな文面を送ったか」が証拠として残り、後の法的手続きでも有効な証拠になります。
これにより「法的措置も辞さない」という姿勢を示せれば、相手が応じてくる可能性もあります(相手が連絡可能な場合に限られますが)。
特に国内に拠点がある業者や販売業者が相手なら、弁護士から通知を出すことで事態が動くこともあります。
また被害者が複数いる場合、弁護士を通じて集団交渉や集団訴訟に発展させることで回収の実現性が高まるケースもあります。
費用はかかりますが、泣き寝入りせず専門家の力を借りることは大切です。
弁護士への相談は、被害額が高額な場合や、詐欺業者の所在が把握できている場合に特に効果的です。弁護士は法的知識に基づいて最適な対応策を提案し、内容証明郵便の作成から交渉、訴訟手続きまでをサポートしてくれます。初回相談は無料の事務所も多いので、被害額や状況に合わせて適切な弁護士を探しましょう。
警察に被害届を提出し、刑事告訴を検討する
警察に被害届を提出し、必要に応じて刑事告訴を検討する
詐欺はれっきとした刑事事件です。被害金額や状況にかかわらず、被害届を出すことは可能です。警察に通報・相談することで、同様の被害情報と照合されたり、犯人グループの一斉摘発につながったりする可能性があります。
被害届を出す際は経緯や証拠をできるだけ整理し、メールやチャットのやり取り、振込明細などを提出してください。
必要に応じて刑事告訴状の提出も検討します。
告訴状は「犯人を処罰してほしい」と求める正式な意思表示で、受理されれば捜査が開始されます。
特に犯人の氏名や所在がある程度特定できている場合(例えばセミナー主催者など)は告訴が有効でしょう。
詐欺事件は立証が難しい面もありますが、被害者が声を上げることがまずは第一歩です。
なお、警察に相談したからといってすぐお金が戻るわけではありませんが、少なくとも口座凍結など被害拡大防止措置にはつながります。
警察への被害届提出は、詐欺師を刑事罰に問うための重要なステップです。また、同様の被害が他にも発生していれば、捜査が加速する可能性もあります。被害届の提出には、取引記録やメッセージのやり取り、振込証明書など、できるだけ多くの証拠を用意することが大切です。
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【FX詐欺の相談先】もしFX詐欺に遭ったら?相談先一覧

FX詐欺の被害に遭った場合、早期に専門機関に相談することが重要です。
相談先によって得られるサポートは異なりますので、状況に応じて適切な窓口を選びましょう。
消費生活センター
(消費者ホットライン188): 消費者トラブル全般の相談窓口です。
電話番号「188(いやや!)」で最寄りの消費生活センターにつながります。
平日昼間であれば各自治体の消費生活センターで専門の相談員が対応し、助言や関係機関への取次ぎをしてくれます。
FX詐欺の相談も数多く寄せられており、必要に応じて金融庁や警察との連携も図ってくれます。
また、同様の被害事例に関する情報も提供してもらえるため、対応策を考える参考になります。
消費者ホットライン「188」は、全国どこからでも最寄りの消費生活センターにつながる便利な電話番号です。相談は無料で、消費者問題の専門家が親身に対応してくれます。契約書や取引記録など、問題に関連する資料を手元に用意した上で相談すると、より具体的なアドバイスを受けられます。
金融庁
金融商品取引に関する苦情や問い合わせは金融庁の相談窓口も利用できます。
金融庁金融サービス利用者相談室(TEL:0570-016811)では平日10~17時に担当者が相談に応じており、無登録業者に関する情報提供や注意喚起も行っています(個別被害のあっせん等はできませんが、有益なアドバイスが得られる場合があります)。
金融庁への相談は、業者の登録状況や法令違反の可能性について専門的な見解が得られるメリットがあります。
詐欺業者に関する情報提供は、他の被害防止にもつながる重要な行動です。
金融庁への情報提供は、無登録業者の取り締まりや消費者への注意喚起に役立ちます。業者の違法行為や詐欺的行為の証拠があれば、積極的に情報提供を行いましょう。これにより、同様の被害の拡大防止に貢献することができます。
警察(詐欺罪として刑事告訴)
緊急性がない場合は全国共通の短縮番号「#9110」(警察相談専用電話)に電話すれば、居住地の警察相談窓口につながります。
被害届提出前に相談だけでもしておきたい時や、どう対応すべきか悩んでいる場合に利用できます。また各都道府県警のサイバー犯罪相談窓口でも、ネット経由の投資詐欺に関する相談を受け付けています。
もちろん実際に被害が発生している場合は最寄りの警察署で正式に被害届を提出しましょう。
その際も一人で行きづらければ弁護士や家族と同行して構いません。
警察は被害額の大小に関わらず相談に乗ってくれますので、「自分が悪かった」と萎縮せずに頼ってください。
警察への相談や被害届提出は、詐欺師を刑事責任に問うための重要なステップですが、ややハードルが高いです。被害届を提出する際は詐欺の経緯や証拠をできるだけ整理し、取引記録やメッセージのやり取り、振込証明書などを用意しておくと手続きがスムーズに進みます。
弁護士(損害賠償請求・訴訟のサポート)
また最近は詐欺被害に特化した弁護士事務所もあり、初回無料相談を受け付けているところもあります。
弁護士に相談するメリットは、クーリングオフや返金交渉の具体的手順、証拠の固め方など実践的な助言が得られることと、必要になれば代理人として交渉・訴訟を任せられることです。
費用が心配な場合は「法テラス」(日本司法支援センター)に問い合わせれば、一定条件下で無料相談や費用立替制度も利用できます。
泣き寝入りせず法律のプロに今後の方針を相談してみましょう。
弁護士に相談する際は、詐欺被害に強い弁護士を選ぶことが重要です。初回相談は無料または低額で受け付けている事務所も多いので、まずは相談して費用や解決の見通しについて説明を受けるとよいでしょう。複数の弁護士に相談して比較することも有効です。
その他の相談先
このほか、証券取引等監視委員会や金融先物取引業協会(FFAJ)でも無登録業者の情報提供を受け付けていますし、被害者同士で情報交換することも有益です。
ただしまずは公的機関に相談し、安全な対応策を確認することが大切です。
早めに適切な相談先につなぐことで、被害回復や二次被害防止につながる可能性があります。
証券取引等監視委員会は、市場の公正性を確保するための監視機関であり、無登録業者や不正行為に関する情報提供を受け付けています。
また、金融先物取引業協会は、FX取引を含む金融先物取引に関する自主規制団体であり、業界の健全な発展と投資者保護を目的としています。
被害に遭った場合は、複数の相談先に相談することが効果的です。それぞれの機関が持つ専門性や権限に応じたアドバイスが得られ、多角的な対応が可能になります。また、被害者同士のネットワークがあれば情報共有によって効果的な対策を見つけられることもあります。
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【FX詐欺のFAQ】FX詐欺に関するよくある質問

FX詐欺に関して多くの方が抱える疑問にお答えします。
被害の予防や対処法について、具体的な情報を提供します。
FXは全て詐欺なのですか?
FX自体は合法な投資ですが、詐欺的な手法を使う業者が存在します。
金融庁に登録されている正規業者を利用することで、安全な取引が可能です。
FX取引は金融商品取引法に基づいて規制されており、適切に行えば資産運用の一手段として有効です。
ただし、無登録業者や詐欺的手法を使う業者も存在するため、取引相手の選定には十分な注意が必要です。
金融庁に登録された正規のFX業者であれば、投資家保護のための様々な制度が整っています。
例えば、顧客資産の分別管理、取引条件の明示、適切なリスク説明などが義務付けられています。
FX取引自体は詐欺ではなく、世界中で広く行われている合法的な金融取引です。投資にはリスクが伴いますが、金融庁に登録された正規業者を選び、リスク管理をしっかり行えば、資産運用の選択肢の一つとして検討する価値があります。
SNSで知り合った人から投資を勧められました。信じても大丈夫ですか?
SNSやマッチングアプリを通じた投資勧誘の多くは詐欺の可能性が高いです。
「必ず儲かる」「簡単に稼げる」といった言葉には要注意です。
SNSで突然知り合った人からの投資勧誘は、非常に警戒すべきです。
正規の金融機関や投資アドバイザーが、SNSを通じて見知らぬ人に投資を勧誘することはほとんどありません。
特に「簡単に稼げる」「確実に利益が出る」といった言葉で誘われた場合は、高確率で詐欺である可能性があります。
また、恋愛感情を利用した投資勧誘(いわゆる「ロマンス詐欺」)も増加しているため、個人的な親密さを築いた後に投資話を持ちかけられた場合も要注意です。

SNSで知り合った人からの投資勧誘は、原則として信用すべきではありません。どんなに魅力的な投資話であっても、その人物の素性や提案内容を徹底的に調査し、金融庁登録の有無を確認するなど、慎重な対応が必要です。少しでも疑問がある場合は、信頼できる専門家に相談することをお勧めします。
FX詐欺の被害に遭いました。すぐにやるべきことは?
すぐに取引を停止し、証拠を保存しましょう。
その後、金融機関や警察、弁護士に相談し、返金請求の手続きを進めることが重要です。
まず、詐欺業者への追加の入金や取引はすぐに中止してください。
取引画面のスクリーンショット、メッセージのやり取り、振込明細など、あらゆる証拠を保存することが重要です。
次に、振込先の金融機関に連絡し、詐欺被害を申告して口座凍結を依頼しましょう。
警察への被害届提出も早期に行うべきです。
被害拡大を防ぐためには、「スピード」が重要です。詐欺に気づいた段階で直ちに行動を起こし、関係機関への相談を同時並行で進めることが効果的です。また、同様の被害者がいないか情報収集することも役立ちます。
出金を拒否されました。どうすればいいですか?
出金拒否のスクリーンショットを記録し、業者が金融庁に登録されているか確認。
無登録業者なら警察や消費者センターに相談し、法的措置を検討してください。
出金拒否は詐欺の典型的な兆候です。
まず出金を拒否された経緯やメッセージのやり取りをすべて記録し、証拠として保存してください。
次に、その業者が金融庁に登録されているか確認します。
登録業者であれば金融庁の金融サービス利用者相談室に苦情を申し立てることができます。
無登録業者の場合は、消費者センターや警察への相談、弁護士を通じた法的対応を検討すべきです。
出金拒否の理由として「システム障害」「追加入金が必要」などと説明されることが多いですが、これらは詐欺業者の典型的な言い逃れです。正規のFX業者であれば、出金手続きは契約条件通りに進められるはずです。
クレジットカードで支払った場合、返金できますか?
クレジットカードのチャージバック制度を利用できる可能性があります。
カード会社に連絡し、支払いの取り消しを依頼しましょう。
クレジットカードで支払った場合、銀行振込よりも返金の可能性が高くなります。
カード会社に詐欺被害を申告し、チャージバック(支払いの取り消し)を申請できます。
特に、決済から60日以内であれば対応してくれる可能性が高くなります。
リボ払いや分割払いの場合は、残りの支払いを停止する「支払い停止の抗弁権」も行使できます。
申請には詐欺の証拠が必要となるため、業者とのやり取りや広告内容など、関連する資料を用意しましょう。
クレジットカード会社によって対応は異なりますが、詐欺被害であることを明確に説明し、証拠を提示することで、チャージバックが認められる可能性があります。特に国際ブランド(VISAやMasterCardなど)のカードは、詐欺被害に対する保護規定が充実している場合が多いです。
海外業者を使うのは危険ですか?
金融庁に登録されていない海外業者との取引は極めて危険です。
多くの出金トラブルが報告されており、返金も困難になります。
海外のFX業者の中には、日本の金融庁に登録せずに営業を行っている業者が数多く存在します。
こうした無登録業者は、日本の金融規制の対象外であるため、トラブルが発生した際に十分な保護を受けられません。
特に、タックスヘイブン(租税回避地)に拠点を置く業者や、実体のはっきりしない業者との取引は、出金拒否や連絡遮断などのトラブルが多発しています。
日本の投資家を対象にサービスを提供する場合、国籍を問わず金融庁の登録が必要であることを忘れないでください。
海外業者の中には金融庁に正式登録している業者も存在します。取引を検討する場合は、必ず金融庁の登録一覧で確認し、登録がない業者との取引は避けるべきです。高いレバレッジや豪華なボーナスで誘引する無登録の海外業者には特に注意が必要です。
弁護士に相談するとどのような対応をしてもらえますか?
被害状況の分析、証拠の整理、詐欺業者への内容証明郵便の送付、民事訴訟の提起など、法的に被害回復を目指します。
弁護士に相談すると、まず詐欺被害の状況を分析し、法的に取り得る対応策を提案してくれます。
具体的には、クーリングオフの可能性や契約の無効・取消しの検討、内容証明郵便による返金請求、民事訴訟の提起などが挙げられます。
詐欺業者との交渉を代行してくれるため、二次被害のリスクも減少します。
また、刑事告訴のサポートや、被害者が複数いる場合は集団訴訟の提起なども検討してくれます。
弁護士への相談は有料ですが、詐欺被害の回復には専門的な法的知識が不可欠です。初回相談は無料の事務所も多いので、まずは相談して具体的な解決策と費用について説明を受けることをお勧めします。被害額が高額な場合は特に、弁護士に依頼することで回収の可能性が高まります。
FX詐欺に遭わないためにはどうすればいいですか?
金融庁の登録業者を利用し、怪しい広告やSNS勧誘に乗らないことが重要です。
また、少しでも不審に感じたら、取引を避けることが賢明です。
FX詐欺を防ぐための基本は、取引相手の信頼性を徹底的に確認することです。
金融庁のウェブサイトで登録業者かどうかを必ず確認し、無登録業者との取引は絶対に避けてください。
「必ず儲かる」「リスクなし」といった非現実的な宣伝文句には警戒し、取引条件や出金条件が明示されていない業者とも取引すべきではありません。
SNSで突然の投資勧誘があった場合は、ほぼ間違いなく詐欺と考えて無視するのが賢明です。
FX取引を始める前に、基本的な知識を身につけることも重要です。金融庁や正規のFX業者が提供する教育コンテンツを活用して投資リテラシーを高め、少額からリスク管理をしながら取引を始めることが賢明です。「簡単に稼げる」と思わず、投資にはリスクが伴うことを常に認識しておきましょう。
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まとめ
近年のFX詐欺の現状は、SNSの発達やコロナ禍の影響も相まって非常に巧妙化・大量化しています。
被害額も一件あたり平均1,000万円超と高額化しており、誰もが狙われ得る状況です。
政府も2024年6月に「国民を詐欺から守るための総合対策」を策定し、関係省庁が連携して取り締まりや啓発に乗り出しています。
被害に遭わないための具体的な行動として、以下を習慣づけましょう。
- 業者の信頼性チェック(金融庁登録や評判確認)を怠らない
- うますぎる儲け話には近寄らない(楽に大金を得る方法は存在しない)
- 契約や送金を急かされたら一旦停止(急がせるのは冷静な判断をさせない常套手段)
- 身内や専門家に相談する(自分一人で判断しない)
- これらを心掛けるだけで、詐欺被害に遭う可能性は格段に減ります。
被害者にならないことが一番ですが、万一の時も適切な行動で被害を最小限に食い止めましょう。
【FX詐欺の疑いがある方へ】
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詳しくはファーマ法律事務所公式サイトをご覧ください。
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