占い詐欺に関するトラブルに対して、警察が動かないと言われる理由は主に以下の3つです。
近年、占い詐欺の手口は複雑化しており、占い詐欺に関するトラブルも増加傾向にあります。
参照:NHK首都圏ナビ「“占い”サイトのトラブル相談急増 1000万円払った人も」
占い詐欺の被害に遭ってしまった場合、警察へ被害を届け出ることは有効な手段ではありますが、上記のように警察が対応できない場合も存在します。
警察が対応できない場合、警察以外の相談先の利用や法的措置の検討をする必要があります。
当記事では占い詐欺に関する警察への相談について解説しています。
最後まで読めば、占い詐欺に関する警察への相談について理解できるようになります。
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占い詐欺で警察が動かないと言われる理由
ここでは、占い詐欺で警察が動かないと言われる理由について紹介します。
最後まで読めば、警察に相談する前に注意するべき点が理解できるようになります。
詐欺の証拠が不足している
警察が占い詐欺に対して動かない主な理由の一つは、詐欺の証拠が不足していることです。
詐欺罪を立証するためには、加害者が意図的に虚偽の情報を提供し、それによって被害者が金銭的な損害を受けたことを証明する必要があります。
しかし、占いの場合、占い師が提供する情報やアドバイスは主観的であるため客観的に評価することが困難です。
また、被害者が自らの意志で支払いを行ったと判断される場合、法的な詐欺行為とみなされにくいため、警察が積極的に介入することは少ない可能性があります。
占いにおける主観性の問題
占い詐欺の問題点の一つに、占い自体の主観性が挙げられます。
占いの結果やアドバイスは、占い師の解釈や直感に基づくものであり、その正確性や信頼性を客観的に測定することは難しいです。
占いのような主観性の高いサービスに対して金銭を支払うことは、利用者がその価値を認め、自発的に支払いを行ったと見なされがちです。
その結果、仮に占いの内容が根拠のないものであったとしても、詐欺行為として法的に処罰するための明確な基準が設けにくく、警察が積極的に介入する障壁となっています。
法的定義の問題
占い詐欺が警察によって取り扱われないもう一つの理由は、法的な定義の問題にあります。
詐欺罪は、故意に虚偽の情報を提供し、他人を騙して財産上の利益を不正に得る行為を指します。
しかし、占いの場合、占い師が提供する情報の真偽を法的に評価することが非常に難しく、また占い師自身がその情報を真実だと信じていた可能性も否定できません。
占いが関連する状況では、故意性を立証することが困難であり、結果として警察が詐欺として捜査を開始するハードルが高くなっています。
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占い詐欺について警察に相談する場合の流れ
ここでは、占い詐欺について警察に相談する場合の流れについて紹介します。
最後まで読めば、どのような手順を踏んで警察に相談すれば良いか理解できるようになります。
準備:証拠の収集と詳細な記録
占い詐欺に遭遇したと感じた場合、警察に相談する前にまず行うべきことは、可能な限り多くの証拠を収集して詳細な記録を取ることです。
具体的には、以下のような情報を保存しましょう。
- 占い師とのやり取りの記録(メールやメッセージのスクリーンショット)
- 支払いの証明(領収書や銀行の取引明細)
- 占い結果の記録
- 占いの結果に基づいて行った行動や被った損害に関する具体的な情報
上記の情報は、警察が事件を理解し、詐欺行為があったかどうかを判断する上で不可欠です。
証拠が充分にあることで、警察が事件を受理しやすくなり、適切な対応をとってもらえる可能性が高まります。
警察署への相談:被害の申告
準備が整ったら、最寄りの警察署または警察相談ダイヤル#9110で被害の申告をすることになります。
相談をする際、持ち得る全ての証拠資料を持参し、詐欺の疑いがあることを明確に伝えます。
警察は提供された情報と証拠を基に、事件が詐欺の要件を満たしているかどうかを判断します。
占いに関する詐欺事件は特殊なケースであるため、具体的な被害状況や占い師による誤解を招くような行為の詳細を明確に説明することが重要です。
事件の受理と対応
警察が提出された証拠と申告内容を基に事件として受理することを決定した場合、詳細な調査が開始されます。
調査の段階では、警察から追加の情報提供を求められることがありますので、協力を惜しまず、可能な限り迅速に対応することが望ましいです。
事件が受理されれば、法的な手続きに基づいて対応が進められ、場合によっては占い師に対する警告や起訴などの措置が取られる可能性があります。
しかし、全てのケースが法的な処罰につながるわけではないため、具体的な結果については捜査の進行と警察の判断に委ねられます。
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占い詐欺に関する基本情報|警察に相談する前に知っておきたい
ここでは、占い詐欺に関する基本情報について紹介します。
最後まで読めば、占い詐欺の手口や実例についても理解できるようになります。
そもそも占い詐欺とは
占い詐欺とは、占いを装って被害者から不当に金銭を騙し取る行為です。
占い詐欺では、占い師を自称する加害者が、未来を予言するという名目で金銭を要求します。
しかし、彼らの主な目的は信頼を築いたうえで被害者を操り、高額な料金を請求することにあります。
被害者は、不安や悩みを抱えている際に特にターゲットにされやすく、占い結果に基づいてさらなる運気向上や災難回避を望む中で、高額な追加料金を支払うケースが多いです。
参照元:東洋経済オンライン「被害額1000万円も「占い詐欺」にはまる人の共通点 スマホの普及でだまされる人が増えている」
占い詐欺の手口
占い詐欺の手口にはさまざまなパターンがありますが、共通する特徴として「不安を煽り、依存心を高める」ことが挙げられます。
例えば、占い師は最初に無料または低料金で鑑定を行い、その後「あなたを不幸から救うためには特別な儀式が必要」などと告げて高額な料金を要求します。
また、恋愛や仕事、健康に関する不安を解消するための「特別なお守り」や「祈祷料」と称して、追加で金銭を請求するケースもあります。
被害者が一度支払いをすると、さらに多額の費用を要求されることが多く、金銭的な損失だけでなく、精神的なダメージも大きくなります。
占い詐欺の手口に関するより詳しい情報は、「占い詐欺の7つの手口!被害者の心を惑わす詐欺師のテクニックとは」をご覧ください。
占い詐欺の実例
占い詐欺の実例としてよくあるのが、「厄除け」や「運気向上」を理由に高額な料金を請求されるケースです。
被害者は、占い師から「あなたには悪い運気が付いている」「近い将来、大きな不幸が訪れる」と告げられ、恐怖心を煽られます。
その後、「この厄を除けるためには特別な儀式が必要で、それには多額の費用がかかる」と説明され、数十万円から数百万円もの金額を支払うことになります。
実際には、上記のような儀式に科学的根拠はなく、占い師の言葉を信じ込んでしまった被害者が不当な金銭を支払う形になります。
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占い詐欺に騙されてしまった場合にまずやるべきこと
ここでは、占い詐欺に騙されてしまった場合にまずやるべきことについて紹介します。
最後まで読めば、不安解消のためにまず何をすべきなのか理解できるようになります。
証拠の保存
占い詐欺に騙されたと気づいた際、最初に行うべきことは関連する全ての証拠を保存することです。
- 占い師とのやり取り(メール、チャット履歴、SNSのメッセージなど)
- 支払いの証明(銀行の取引記録、クレジットカードの明細、領収書など)
- 占いの内容を記録したもの
- 占い師から受け取った物品や文書
上記の証拠は、後に権利を主張する際や警察への報告、法的手続きを進める際に不可欠です。
詳細な記録を取ることで、被害の内容を正確に伝え、詐欺行為を立証するための重要な基盤となります。
追加の支払いを停止
詐欺に気づいたら、直ちに追加の支払いを停止することも重要です。
支払い停止の手続きは、さらなる損害を防ぐための第一歩です。
具体的には、定期的な支払いが設定されている場合はその契約を解除し、クレジットカード会社や銀行に連絡して不正な支払いを報告し、必要に応じてカードの利用停止や口座の保護措置を講じます。
このプロセスを通じて、不正利用の防止と、既に発生した支払いに関する相談を行うことができます。
さらに、占い師への直接的な支払いを控え、追加で要求される可能性のある金銭の支払いを拒否することが重要です。
専門家への相談
詐欺被害を受けた後、専門家への相談も有効な対策です。
国民生活センターや法テラス、弁護士など、詐欺事件に対応する専門知識を持つ専門家から、具体的なアドバイスを受けることができます。
専門家は、被害状況の評価、警察への報告方法、可能であれば損害回復のための手続きなど、具体的な次のステップを案内してくれます。
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占い詐欺の返金可能性を高めるために取れる法的措置
ここでは、占い詐欺の返金可能性を高めるために取れる法的措置について紹介します。
最後まで読めば、返金の可能性を高めるためにどのような手段をとることが可能なのか理解できるようになります。
消費者契約法に基づく取消
占い詐欺の返金を求める際に有効な法的措置の一つが、消費者契約法に基づく契約の取消です。
消費者契約法は、消費者が不当な方法で誘導された契約を無効にできる権利を保護しています。
例えば、占い師による誇大広告や虚偽の情報提供、不当な恐怖心の煽りなど、消費者が契約を結ぶ際に不利な状況に置かれていた場合、契約の取消しを主張することが可能です。
契約の取消しを行うには、消費者が誤解や誤認の下で契約を結んだことを証明する必要がありますが、成功すれば支払った金額の返還を求めることができます。
民事訴訟の提起
占い詐欺による損害の返金を求めるもう一つの方法は、民事訴訟を提起することです。
詐欺行為により金銭的な損害を受けた場合、損害賠償請求の訴えを裁判所に提出することで、加害者に対して法的な責任を追及します。
民事訴訟では、占い師の行為が詐欺に該当すること、その結果被害者が経済的損失を被ったことを証明する必要があります。
訴訟の過程は時間がかかることもありますが、勝訴すれば返金だけでなく、場合によっては慰謝料の支払いを勝ち取ることも可能です。
不当利得返還請求
不当利得返還請求は、事業者等が不正な手段で得た利益を返還させるための法的措置です。
不当利得返還請求を行うには、被害者が占い師に支払った金額が何らかの不正な手段によって得られたことを証明する必要があります。
請求が成功した場合、支払った金額全体または一部の返還を求めることができるため、占い詐欺の被害から立ち直る一助となります。
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警察以外に占い詐欺について相談できる機関
ここでは、警察以外に占い詐欺について相談できる機関について紹介します。
最後まで読めば、警察以外にも信頼できる相談先があることを理解できるようになります。
国民生活センター
国民生活センターは消費者の権利を守り、様々な消費者問題に対応するための相談窓口を提供しています。
占い詐欺をはじめとする消費者トラブルに遭遇した場合、国民生活センターや消費生活センターにも相談することができます。
国民生活センターでは、専門の相談員が具体的な事例に基づいたアドバイスを提供し、場合によっては解決策の提案や必要な手続きの指南を行います。
国民生活センターの相談窓口に関する詳しい情報は、国民生活センター「全国の消費生活センター等」をご覧ください。
法テラス
法テラス(日本法律支援センター)は、法的な問題を抱える人々に対して法律相談の機会を提供し、必要に応じて弁護士への紹介や法律援助を行う公的機関です。
占い詐欺の被害に遭った場合、法テラスを通じて専門の弁護士に相談することが可能です。
低所得者など経済的な理由で法律サービスの利用が困難な人に対しては、相談料や弁護士費用の一部を補助する制度もあります。
法テラスの相談窓口に関する詳しい情報は、法テラス「相談をご希望の方へ」をご覧ください。
弁護士・法律事務所
占い詐欺の被害に直面した際には、弁護士や法律事務所に相談することも一つの選択肢です。
弁護士は、詐欺事件に関する法的知識と経験を持ち、被害者が権利を主張し返金を求める過程で必要な法的アドバイスやサポートを提供します。
具体的には、不当利得返還請求や民事訴訟の提起など、事件に応じた最適な対応策を提案し、手続きの代行や裁判での代理人として活動します。
法律事務所によっては、初回相談を無料で受け付けている場合もあり、気軽に法的な相談をすることができます。
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占い詐欺に関する警察への相談に関してよくある質問
ここでは、占い詐欺に関する警察への相談に関してよくある質問について紹介します。
最後まで読めば、占い詐欺に関する警察への相談についてより理解できるようになります。
占いは詐欺罪になる?
占い自体が詐欺罪に該当するか否かは、その提供方法や内容、そして利用者との関係性によります。
詐欺罪は、故意に虚偽の事実を告げ、または事実を隠して相手を欺き、相手に不当な財産上の利益を得させる行為を指します。
占い師が虚偽の情報を提供し、それによって高額な料金を不当に請求するなど、金銭的損失をもたらす行為があった場合、詐欺罪の成立が検討されることがあります。
ただし、占い内容の主観性や信仰の自由の範疇として捉えられる場合も多く、詐欺罪の成立は具体的な事案によって異なります。
占いのクーリングオフはできる?
占いサービスにクーリングオフ制度が適用されるかは、契約の性質や成立の状況に依存します。
一般的に、特定商取引法に基づくクーリングオフ制度は、訪問販売や通信販売など、消費者が冷静な判断をすることが困難な状況での契約に適用されます。
したがって、占いサービスがこれらの条件に該当し、かつ契約成立後一定期間内であれば、クーリングオフを行い契約を解除することが可能です。
しかし、店舗内での即席の占いサービスなど、クーリングオフの適用外となるケースもあるため、具体的な条件はサービス提供者や契約内容を確認する必要があります。
警察へ相談する際、どのような証拠が必要?
警察への相談に際しては、詐欺行為を立証するために、可能な限り具体的な証拠を提出することが重要です。
証拠として有効なのは、以下のようなものです。
- 占い師とのやりとりの記録(メール、メッセージのスクリーンショット)
- 契約書やサービス説明書、支払い証明(領収書、クレジットカードの明細、銀行振込の記録)
- 占い結果に関する資料
上記の証拠などを通じて、占い師が虚偽の情報を提供したり、不当な方法で金銭を要求したりしたことを示すことが、警察が事件として捜査を開始するための基礎となります。
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まとめ:警察以外にも、専門機関への相談を利用することがおすすめ
結論、警察以外の専門機関への相談を検討することが重要です。
具体的には、以下のような相談先が用意されています。
また、国民生活センターや法テラスなどの行政が用意する機関の他に、弁護士・法律事務所への相談することも迅速に問題を解決するためには有効です。
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