現在のロマンス詐欺はLINE(ライン)でやり取りをして、お金をだましとります。
当記事では、ロマンス詐欺の見分け方やlineでの対処法などを紹介します。
詐欺師に騙されず、大切なお金を自分自身で守れるようになっていきましょう。
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ロマンス詐欺はLINEに誘導される!接触ツールと被害時の連絡手段について

ロマンス詐欺の手口を知る前に、まずは詐欺師によく使われる手段について知っておきましょう。
マッチングアプリや言語学習アプリ(国際ロマンス詐欺の場合)は接触手段に用いられるため、注意が必要です。さらに、そこからLINEに移動したがるのならリスクは高まります。

ロマンス詐欺の現状|被害者の多くはマッチングアプリで接触し、LINEで被害に遭っている
以下のグラフを見ていただくと分かる通り、ロマンス詐欺に遭った人の大半は詐欺師とマッチングアプリ、もしくはSNSで最初に接触しています。
まずはアプリ内で会話をやりとりし、LINEを交換してから投資話などを持ちかけるのです。
接触ツール①マッチングアプリ
マッチングアプリは出会いを求める男女が多く集まるアプリです。現代ではネットで知り合うことへの後ろめたさがなくなり、ネットでの出会いは当たり前となりました。
マッチングアプリの中には身分確認も必要なく気軽に利用できるものがあります。これは身元を明かすことなく騙す相手と知り合いたいという詐欺師の希望に一致します。
マッチングアプリで知り合い恋愛関係になることは珍しいことではなくなりました。だからといって、マッチングアプリにいる人すべてが健全な出会いを望む人ばかりではありません。
アプリの向こう側にいるのは、もしかしたら詐欺師の可能性もあることは頭に入れておいた方がいいでしょう。
接触ツール②各種SNS
SNSプラットフォームはロマンス詐欺師が被害者を見つける絶好の場所となっています。
Facebook、Instagram、X(旧Twitter)などでは、プロフィール情報を閲覧できるため、詐欺師は標的とする相手の趣味や興味、家族構成などを事前に把握できます。
この情報を元に共通の興味を装い、親近感を抱かせる手法が用いられます。
多くの詐欺師は魅力的なプロフィール写真を使用し、友達リクエストやダイレクトメッセージを送って接触を図ります。
SNSでの交流が深まると、より私的なやり取りができるLINEへの移行を提案してくるパターンが一般的です。
SNS上では本人確認が甘いケースもあり、詐欺師にとって身元を偽装しやすい環境といえるでしょう。
接触ツール③TikTok
近年急速にユーザー数を伸ばしているTikTokも、ロマンス詐欺の新たな接触経路となっています。

以下の事例では、DMを通じてやり取りを開始し、信頼性を築かせたところでネットショップの立ち上げを持ちかけ振込を要求。結果的に被害者は数十万円を騙し取られてしまいました。
TikTokでの交流はあくまで入り口であり、実際の詐欺行為はLINEなど外部アプリに誘導してから行われることがほとんどです。
コメント欄で親密になった後、「もっと話したいから」などと言って連絡先交換を持ちかけてきた場合は警戒が必要です。
接触ツール④言語学習アプリ
数こそ減少しましたが、言語学習アプリでの国際ロマンス詐欺(外国人との国際恋愛を装ったロマンス詐欺)にも注意が必要です。
言語学習アプリには、外国語を習得したい日本人が集まっています。外国に興味を持っている人が多く、外国人である詐欺師と知り合って仲を深めたい方が多い可能性があります。
言語学習のためと思えば、知らない人に声をかけられても返信しやすく、やり取りは盛り上がるでしょう。ロマンス詐欺師はこうした効果を期待し、言語学習アプリの中に潜んでいます。
言語学習アプリを利用するのならば、その中には危険な人物もいる可能性があることを知っておきましょう。
やり取りが盛り上がり、LINEなど言語学習アプリ以外に誘われる場合は、詐欺師である危険性は高まります。
被害時の連絡ツールはLINEが圧倒的!
日本人をターゲットにしたロマンス詐欺師は、知り合ったアプリではなくLINEでのやり取りを希望します。
マッチングアプリや言語学習アプリが、ロマンス詐欺の対策として監視体制を強化しているからでしょう。
マッチングアプリや言語学習アプリで投資の話をするとすぐに退会させられ、騙すことができないので、LINEへと移動したがるのです。
LINEでは何を話そうと自由で、強制退会させられることもありません。
ロマンス詐欺師はLINEではマメなやり取りをし、情熱的に相手を口説き落とします。その情熱的な態度に日本人が勘違いし、詐欺師相手に恋愛感情を抱いてしまうと詐欺の準備は整ったも同然です。
投資要求や、そのほか怪しいサイトへの勧誘がある場合は、きっぱりと断るようにしましょう。
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LINEに誘導するロマンス詐欺の流れ

ロマンス詐欺は偶然を装いながらも、実際は緻密に計画された手口で被害者に近づいていきます。
多くの場合、マッチングアプリやSNSで出会い、徐々に信頼関係を構築して外部ツールへと誘導する流れを取ります。
この一連の流れを理解しておくことで、自分が詐欺の標的にされているかどうかを早期に気づくことができます。
ここでは、典型的なロマンス詐欺の流れについて解説します。
マッチングアプリやSNSで接触する
ロマンス詐欺の第一段階は、マッチングアプリやSNSで標的となる人物に接触することから始まります。
詐欺師は異性との出会いを求めている人々に狙いを定め、プロフィールを詳しく読み込んで相手の興味や価値観に合わせた接触方法を選びます。
共通の趣味や関心事をきっかけにメッセージを送り、自然な会話の流れを作り出そうとするのが特徴です。
特に孤独感を抱いている人や、人生の転機にある人など、情緒的に脆弱な状態にある方が標的にされやすい傾向があります。
初めのメッセージは一般的な挨拶や共感を示す内容で、詐欺の意図を悟られないよう配慮されています。
相手と親密になる
接触に成功した詐欺師は、次に心理的な距離を縮めるための工作を始めます。
熱心なメッセージのやり取りを通じて、相手に特別な感情を抱かせることを目指します。
褒め言葉を多用したり、相手の悩みに共感を示したりすることで、短期間で強い絆を形成しようとするのが特徴です。
この段階で「あなたは特別」「運命的な出会い」などと強調し、現実離れした恋愛感情を植え付けようとします。
実際に会うことは先延ばしにしながらも、将来の約束や理想の関係について頻繁に語るのも特徴的です。
LINEのIDを聞き出す
ある程度の信頼関係を築いた詐欺師は、次にLINEなどのプライベートな連絡手段に誘導しようとします。
「もっと親密に話したい」「写真を送りたい」などの理由でLINE IDの交換を持ちかけてくることが多いです。
マッチングアプリやSNSから外部ツールへの移行は、サービス内の監視システムから逃れる目的もあります。
LINEへの移行を急かされた場合は、なぜそれほど急ぐ必要があるのかを冷静に考えてみることが大切です。
正当な理由なく連絡手段の変更を強く求められた場合は、警戒すべきサインと言えるでしょう。
様々な手口で詐欺にかける
LINEでの連絡に移行した後、詐欺師は金銭を要求するための準備を始めます。
「海外で緊急事態が起きた」「事業資金が急に必要になった」など、緊急性を強調した金銭要求が典型的です。
また「確実に儲かる投資がある」として、暗号資産や海外投資などへの出資を勧誘するケースも増えています。
恋愛感情を利用して金銭を要求する手口は多様化しており、事前に典型的なパターンを知っておくことが被害防止につながります。
一度送金に応じてしまうと、更なる要求へとエスカレートしていくことが多いので注意が必要です。
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ロマンス詐欺を行う詐欺師がLINEにこだわる理由

詐欺師がマッチングアプリやSNSでの会話からLINEへの移行にこだわる背景には、いくつかの戦略的な理由があります。
LINEは日本での普及率が非常に高く、多くの人が日常的に利用するコミュニケーションツールであるため、被害者も警戒心を抱きにくいという側面があります。
また、LINEには詐欺行為を行うのに都合の良い機能的特性もいくつか存在します。
ここでは、詐欺師がLINEを選ぶ主な理由について解説します。
メッセージを遮断するのが難しい
LINEは一度連絡先を交換すると、相手をブロックしない限りメッセージが直接届く仕組みになっています。
マッチングアプリなどと異なり、運営側による監視や仲介がないため、詐欺師は自由にメッセージを送り続けることができます。
また、LINEはスマートフォンの通知機能と連動しているため、メッセージが届くたびに通知が表示され、無視することが心理的に難しくなります。
被害者が警戒心を持ち始めても、継続的なメッセージで心理的な圧力をかけることができるのが詐欺師にとっての利点です。
感情的な訴えや緊急性を強調したメッセージを繰り返し送ることで、被害者の警戒心を解くことを試みます。
簡単に新しいアカウントを作ることができる
LINEは新しい電話番号さえあれば容易に新規アカウントを作成できるため、詐欺行為が発覚しても別のアカウントで活動を続けることが可能です。
海外で入手した電話番号や使い捨ての番号を使用することで、実際の身元を隠したまま詐欺活動を行えます。
また、プロフィール情報も自由に設定できるため、状況に応じて異なる人物を装い分けることも容易です。
一つのアカウントが通報されて使用できなくなっても、すぐに別のアカウントで被害者に接触できる柔軟性が詐欺師にとって魅力的です。
こうした特性により、詐欺師は捕まるリスクを最小限に抑えながら活動を継続できます。
無料で動画や写真を送ることができる
LINEではテキストだけでなく、画像や動画も無料で送受信できる機能があります。
詐欺師はこの機能を利用して、信頼を得るための写真や、緊急事態を装うための偽の証拠画像などを送りつけることができます。
特に画像編集ツールの発達により、説得力のある偽の画像を作成することが容易になっている点も問題です。
高級車や高級時計の写真、豪華な食事や旅行の様子など、裕福さをアピールする画像を送ることで被害者の信頼を得ようとします。
また、緊急事態を装うための入院証明書や事故現場の写真なども、編集ソフトで容易に作成できます。
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LINEで詐欺師に情報を渡した後に起こるリスクとは?

LINEで詐欺師とつながってしまうと、金銭的被害だけでなく個人情報の流出という深刻なリスクも生じます。
詐欺師はLINEのプロフィール情報や、やり取りの中で得た情報を基に、より巧妙な詐欺を仕掛けてくる可能性があります。
例えば、LINEのタイムラインに投稿された家族の写真や行動パターンから、あなたの生活習慣や弱みを分析することも可能です。
詐欺師に個人情報を入手されると、その情報が犯罪組織内で共有され、別の詐欺に利用されるケースも報告されています。
特に深刻なのは、一度詐欺師にLINE IDを教えると、あなたの電話番号が相手に知られてしまう可能性がある点です。
電話番号が漏洩すると、SMSを使った二段階認証の突破や、なりすまし犯罪などの二次被害につながることがあります。
また、LINEの「友だち」機能により、詐欺師があなたの友人リストにアクセスできれば、周囲の人々へも被害が拡大する恐れがあります。
信頼できる相手だと思って共有した写真や個人情報が、脅迫や恐喝の材料として使われるケースも少なくありません。
一度流出した情報を完全に回収することは不可能であるため、初期段階での警戒が何よりも重要です。
安易にLINE交換に応じることの危険性を理解し、少しでも不審に感じたら連絡を断つ勇気を持つことが自己防衛の第一歩となります。
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ロマンス詐欺で送られるLINEの特徴とは?

ここまで、LINEを通して詐欺師に個人情報を明かしてしまうことのリスクについて解説してきました。では、相手が詐欺師であるかどのように見極めれば良いのでしょうか?
ロマンス詐欺師から送られてくるLINEメッセージには、いくつかの共通する特徴があります。
こうした特徴を事前に知っておくことで、怪しいメッセージを受け取った際に早期に危険を察知することができます。
特に感情に訴えかけるような文面や、急かされるような内容には注意が必要です。
以下では、ロマンス詐欺に特徴的なLINEメッセージのパターンについて詳しく解説します。
結婚に前向きすぎる
ロマンス詐欺師は、短期間の交流にもかかわらず結婚や同居などの将来の約束を持ち出すことがあります。
実際に会ったこともないのに「運命の人」「生涯のパートナー」などと表現し、将来のビジョンを具体的に描くのは不自然です。
特に「あなたのために日本に移住したい」「一緒に海外で暮らそう」など、現実離れした提案を早い段階で持ち出す場合は警戒すべきでしょう。
健全な関係構築には時間がかかるものであり、急速な関係の発展を求められたら冷静に状況を判断することが大切です。
実際の恋愛関係では、お互いを十分に理解するための時間が必要なはずです。
返信が早くいつでもメッセージが返ってくる
相手が仕事中や就寝時間帯でも不自然なほど素早く返信してくる場合は、組織的な詐欺の可能性があります。
通常、働いている人や学生は日中の返信頻度が低下するはずですが、詐欺師は複数人で交代して返信している場合があります。
また、真夜中でも秒単位で返信が来る場合は、本当に一人で対応しているのか疑問を抱くべきでしょう。
組織的な詐欺では複数の詐欺師が同時に多くの標的に接触しており、反応の良い相手に集中的にリソースを割り当てる傾向があります。
返信の速さや頻度の不自然さは、詐欺師のサインかもしれません。
メッセージの文章が「変じゃなくても」警戒すべき!
近年のロマンス詐欺では、AIによる文章生成ツールや高度な翻訳サービスを使用して、自然な日本語でメッセージを送ってくるケースが増えています。
文法的には完璧でも、日本人特有の表現や言い回しが不自然な場合は警戒が必要です。
特に「愛している」「運命」など、感情表現が過剰に使われる文章や、日本文化への理解が浅い表現が含まれていないか注意しましょう。
メッセージの内容だけでなく、その文脈や状況に合わせた自然な反応があるかどうかも判断材料となります。
質問に対して的確に答えず、準備された文章のみを送ってくる場合は詐欺の可能性があります。
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LINEを使ったロマンス詐欺を見分ける!注目すべきポイント

近年増加傾向にあるロマンス詐欺は、LINEなどのメッセージアプリを利用して被害者を巧みに騙す手口で知られています。
恋愛感情を利用して金銭を詐取するこの犯罪から身を守るためには、怪しい相手の特徴を知ることが何よりも重要です。
初期段階で詐欺師を見抜くことができれば、大きな被害を未然に防げる可能性が高まります。
ここでは、LINEを使ったロマンス詐欺師に共通する特徴と見分け方を解説します。
プロフィール画像をGoogle検索にかける
ロマンス詐欺師のプロフィール画像は、もちろん詐欺師本人のものではありません。見た目の良い外国人の画像をどこかから見つけてきて、プロフィール画像として使っていることがほとんどです。
そのため、ロマンス詐欺師と見抜くためにはプロフィール画像をGoogle検索にかけることが有効な手段となります。
ロマンス詐欺師であった場合には、プロフィール画像を検索すると同じような写真が見つかるでしょう。この検索結果こそが相手が詐欺師である証拠となります。
LINE交換を求められたら、必ず相手のプロフィール画像を検索するのを忘れないようにしてください。ネットから拾った画像であれば、ネット検索によって暴くことができるのです。

職業が医師や軍人などの場合は注意する
医師や軍人を装う詐欺師も存在します。特にかつて流行していた「国際ロマンス詐欺」と呼ばれる手口では、以下のようなケースが散見されました。
インターネットの出会い系サイトやソーシャルネットワーキングサービス(SNS)などを通じて知り合った欧米系や紛争発生国に在住などと名乗る異性(軍人、医師、国連職員、船員、資産家等)から、交際や結婚を申し込まれ、その後、多額の秘密資金や資産、第三国での投資資金、贈答品、家財の送金費用・手数料、あるいは本人・家族の生活費や渡航経費の送金など様々な金銭的要求が出てくる「詐欺」と思われるケースが多発しており、被害事案も含めてジェトロへの相談が急増しています。
社会的なステータスをアピールするのは、ロマンス詐欺の常套手段。医師、投資家、弁護士、モデルなど…ハイスペックな異性に突然言い寄られる状況は、よく考えれば不自然なはずです。
このようなプロフィールを持つ異性とマッチングアプリ等で遭遇しても、すぐにLINEを交換してはいけません。知り合ったアプリでしばらくやり取りを続けるなど様子見をしていきましょう。
詐欺師は効率重視なのでLINEが交換できないとなると、すぐにあなたに興味を失い次のターゲットへと移る場合もあります。
プロフィール写真がモデルのような美男美女だったら警戒を
ロマンス詐欺師のプロフィール写真は、モデルやタレントのような魅力的な容姿の人物が使われていることが大半です。
インターネット上から盗用した写真や、AI生成の画像を使用することで、相手に好印象を与えて信頼関係を築こうとします。
また、プロフィール写真が極端に少なかったり、背景が全て異なる場所だったりする場合も不自然さの表れです。
画像検索を使って相手の写真をチェックしてみることで、その写真が他のサイトやSNSで使われていないか確認できます。
実際に本人の写真であれば、SNSなどに同じ人物の日常的な写真が複数あるはずです。
会って間もなくLINE交換を求めるのは危険信号
マッチングアプリなどで知り合った相手がすぐにLINEなどの外部ツールでの連絡先交換を求めてくる場合は注意が必要です。
マッチングアプリには安全性確保のための監視システムがあるため、詐欺師はこうした監視の目を逃れるために早い段階でLINEなどへ誘導しようとします。
特に「マッチングアプリの通知が来ないから」「メッセージが遅れるから」など、理由をつけて急かしてくる場合は警戒すべきでしょう。
安全なコミュニケーションのためには、十分な信頼関係が築けるまでは外部ツールでの連絡先交換を控えるべきです。
最低でも数日間はアプリ内でのやり取りを続け、相手の人柄を見極めることが大切です。
不自然なまでに高収入をアピールしてくる
ロマンス詐欺師は、高級車や高級時計、豪華な食事などの写真を見せびらかすことで、自分が裕福であることを強調しようとします。
こうした「見せかけの成功」によって相手の羨望を引き出し、投資話などの詐欺へと誘導するケースが多く見られます。
特に具体的な数字を出して「月に○○○万円稼いでいる」「○億円の資産がある」などと伝えてくる場合は、その真偽を疑うべきです。
本当に裕福な人は、わざわざ見知らぬ相手に自分の財産状況を詳細に伝えることはあまりありません。
金銭的な話題が会話の中心になっている場合は、それだけで警戒すべき兆候といえるでしょう。
メッセージが届くのが早朝や深夜ばかりなら要警戒
ロマンス詐欺は海外から行われるケースも多く、時差のある地域からメッセージが送られてくる場合があります。
日本時間の深夜や早朝に集中してメッセージが届く場合は、相手が海外にいる可能性を疑いましょう。
特に、日本在住だと主張しているにもかかわらず、メッセージのタイミングが不自然な場合は矛盾を感じるポイントです。
相手の活動時間帯を確認することで、本当に主張している場所にいるのかを判断する手がかりとなります。
時差がある国から詐欺を働いている場合、生活リズムの不一致が露呈することがあります。
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ロマンス詐欺でLINEを教えてしまった後の具体的な対処法

万が一、ロマンス詐欺と思われる相手にLINE IDを教えてしまった場合でも、適切な対処を行えば被害を最小限に抑えることが可能です。
早期の対応が重要であり、不審な点に気づいたらすぐに行動を起こすことが大切です。
特に金銭的な被害が発生している場合は、証拠の保全と専門家への相談が必要になります。
ここでは、ロマンス詐欺被害に気づいた後の具体的な対処法について解説します。

LINEのIDを変更する
詐欺師にLINE IDを教えてしまった場合、まずはIDを変更して新たな接触を防ぐことが重要です。
LINE設定画面から「アカウント」→「LINE ID」と進み、新しいIDに変更することができます。
変更したIDは以前の友だちにも通知されないため、詐欺師からの追跡を防ぐことができます。
ID変更後は、信頼できる友人や家族にのみ新しいIDを知らせ、不特定多数に公開することは避けましょう。
また、詐欺師からのメッセージはブロックし、今後の接触を完全に遮断することが大切です。
公開範囲を制限する(プロフィールなど)
詐欺師に個人情報を渡してしまった場合は、SNSやLINEの公開設定を見直し、情報の拡散を防ぐ措置を取りましょう。
LINE VOOMの過去の投稿を非公開にし、プロフィール情報も最小限に留めることが重要です。
特に住所や電話番号、勤務先など個人を特定できる情報が含まれていないか確認し、削除しましょう。
プロフィール写真も個人を特定できないものに変更し、公開範囲を「友だちのみ」に設定することをお勧めします。
詐欺師があなたの友だちリストにアクセスできないよう、友だちリストの公開設定も「非公開」にしておくと安心です。
LINE運営に通報する
ロマンス詐欺の被害に遭った場合は、LINEの運営会社に詐欺アカウントを通報することが重要です。
該当アカウントとのトーク画面で右上のメニューから「通報」を選択し、詐欺行為の内容を具体的に記載しましょう。
通報の際には、詐欺師とのやり取りのスクリーンショットなど、証拠となる資料も添付するとより効果的です。
LINE運営への通報は、自分自身の被害防止だけでなく、同様の被害者を減らすためにも重要な行動です。
ただし、通報しても即座に詐欺師のアカウントが停止されるとは限らないため、自己防衛の措置も並行して行うことが大切です。
警察に相談してみる
詐欺は立派な犯罪ですので、ロマンス詐欺に気づいたときは警察への相談は1つの方法です。
詐欺師が外国人として外国に住んでいる場合には、日本の警察では対応できないかもしれない、被害届を警察が受理してくれるか、を心配するでしょう。
日本人を騙すロマンス詐欺師は外国人を装っている日本人の場合もあれば、日本に住む外国人である場合もあります。
日本の警察でも対応が可能なケースも少なくないので、諦めずに被害を訴えてみましょう。
弁護士に相談する
金銭的な被害が発生している場合は、速やかに法律の専門家に相談することをお勧めします。
弁護士には詐欺被害の回復方法や、二次被害を防ぐための法的アドバイスを求めることができます。
特に高額な被害や継続的な嫌がらせがある場合は、証拠を保全した上で弁護士に相談しましょう。
ロマンス詐欺の場合、証拠となるメッセージのスクリーンショットや送金記録などを保存しておくことが重要です。
弁護士への相談と並行して、最寄りの警察署への被害届の提出も検討すべきでしょう。
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ロマンス詐欺を予防するには?LINEでできる対策

ロマンス詐欺の被害を未然に防ぐためには、LINEの適切なセキュリティ設定と日頃からの注意が欠かせません。
幸い、LINEにはプライバシーを守るための様々な機能が実装されています。
これらの機能を適切に活用することで、詐欺師からのアプローチを最小限に抑えることが可能です。
ここでは、LINEで実践できる具体的な詐欺対策について解説します。
プライベートな情報をLINE VOOMから削除
LINE VOOMなどの公開機能に個人情報や詳細な近況を投稿すると、詐欺師がターゲット選定や接触のための情報として利用する恐れがあります。
家族構成や職業、趣味や日常の行動パターンなど、詐欺に悪用される可能性のある情報は公開しないよう注意しましょう。
特に旅行計画や高額な買い物情報など、金銭的な状況を推測できる投稿は控えるべきです。
過去に投稿した内容も含めて、定期的に公開情報を見直し、不要な個人情報は削除することをお勧めします。
プライバシー設定を「友だちのみ」にするなど、情報の公開範囲を限定することも効果的です。
アイコン写真を自分の画像にしない
LINEのプロフィール写真に顔がはっきりと写った自分の写真を設定することは、詐欺師に不必要な個人情報を提供することになります。
顔写真があれば、詐欺師はその画像を使って別のSNSであなたの情報を探したり、別のIDを作成したりする可能性があります。
イラストや風景写真など、個人を特定できない画像をアイコンとして使用することをお勧めします。
顔写真を使用する場合でも、プライバシー設定で「友だちのみに公開」する設定にすることで、リスクを軽減できます。
また、定期的にプロフィール写真を変更することも、長期的な安全対策として有効です。
他端末からログインできない設定にする
LINEには「ログインできる端末数」を制限する機能があり、これを活用することでセキュリティを高めることができます。
設定アプリから「プライバシー管理」→「ログイン許可」と進み、「許可する端末」を最小限に設定しましょう。
また、「パスコードロック」機能を有効にすることで、スマートフォンを紛失した場合でもLINEアカウントを保護できます。
「不明なデバイスからのログインを通知」機能を有効にしておくと、不正ログインの早期発見に役立ちます。
LINEにログインできる端末を自分のスマートフォンのみに制限することで、不正アクセスのリスクを大幅に減らせます。
ID検索による友達追加をオフにする
LINEの設定で「ID検索による友だち追加」をオフにすることで、知らない相手からの不審な友だち追加リクエストを防ぐことができます。
設定アプリから「プライバシー管理」→「友だち追加設定」と進み、「ID検索を許可」をオフにしましょう。
これにより、あなたのLINE IDを知っている相手でも、勝手に友だち追加することができなくなります。
友だち追加の方法を「QRコード」や「直接会って追加」に限定することで、詐欺師からの接触リスクを大幅に減らせます。
また、「電話番号検索」もオフにすることで、さらに安全性を高めることができます。
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ロマンス詐欺の手口に関するよくある質問は?

ロマンス詐欺の手口に関するよくある質問は次の通りです。
2つのよくある質問に答えていきますので、さらにロマンス詐欺の知識を深めてください。ロマンス詐欺について良く知ることが、あなたを詐欺の魔の手から守ってくれます。

ロマンス詐欺の被害者は日本人以外にもいる?
ロマンス詐欺は日本以外の外国でも流行っており、被害者は日本人だけではありません。
オーストラリアの記事によると、2022年にロマンス詐欺によって$40 million(約56億円相当)以上の被害を受けた。
日本でもロマンス詐欺はありますが、やはり言葉の壁があるため日本よりも英語圏で多く発生しています。
ただ、恋人だと思っていた人に騙されてお金を取られたことを、他の人にすぐ言えない日本人の特徴を悪利用して、ロマンス詐欺のターゲットになる可能性もあります。
世界的に見て発生割合が高いわけではありませんが、今後その割合が上がっていく可能性は十分にあるでしょう。

ロマンス詐欺の被害に遭っている場合は国民生活センターに相談するのが得策?
ロマンス詐欺の被害に遭っている場合の相談先には、国民生活センターがあります。国民生活センターは不安に思った場合はすぐに相談することを推奨しているので、おかしいと思ったら相談してみましょう。
また、ロマンス詐欺は海外事業者とのトラブルに当たるため、越境消費者センターでも相談を受け付けています。
弁護士や警察に相談に行くのはハードルが高いと感じる人でも、消費生活センターなら気軽に相談できるのではないでしょうか。
ただし、消費生活センターでは詐欺事件の解決までは動いてくれません。どう対処すればいいかについてアドバイスをくれるため、警察や弁護士へ相談すべきか迷っている方におすすめです。
消費者ホットライン:「188(いやや!)」番
国民生活センター:https://www.kokusen.go.jp/map/index.html
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まとめ:ロマンス詐欺の手口を見抜くコツは甘い言葉に耳を傾けないこと
ロマンス詐欺の手口を見抜くには、詐欺師の甘い言葉に耳を傾けないことです。あなたの欲しい甘い言葉をくれる外国人は、本当はロマンス詐欺師かもしれません。
特にお金に関する話は、ロマンスは抜きにして現実的に考えなければなりません。あなたの大切なお金を守るためには、ロマンス詐欺を見抜く方法を知っておくことが肝心です。
少しでもおかしいと思ったときには、誰かに相談することをためらわず、詐欺を見抜いていきましょう。
ロマンス詐欺の見抜き方を知っておけば、現代のネット社会での出会いを恐れる必要はありません。
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