リベンジポルノ被害に遭った場合の対処する流れは以下の通りです。
リベンジポルノ被害に遭うと精神的ダメージはもちろんのこと、日常生活や仕事、人間関係にも大きな支障をきたします。
そのため、なるべく早く適切な対処を取り、被害回復に努めることが大切です。
当記事では、リベンジポルノ被害への対処の流れ以外にも、以下のことが分かります。
最後まで見れば、リベンジポルノ被害に対して適切な行動が取れるようになるでしょう。
自分自身を守るため、そして大切な人を守るための知識を得て、安全な日常を送る手助けとしてください。
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リベンジポルノ被害に遭った場合の6つの対処する流れ
リベンジポルノ被害に遭った場合の対処する流れは以下の5つです。
最後まで見れば、リベンジポルノ被害への対処法が分かります。
また、実際に被害に遭った場合でも、適切に対処できるようになるでしょう。
被害の証拠を集める
リベンジポルノの被害に遭った場合の最初の対処は証拠の収集です。
被害に遭った事実を証明するためにも、以下の証拠を収集・保全しましょう。
- 性的な写真や動画を投稿されたサイトのURL
- 投稿された日付や時間
- 加害者だと思われる人物の情報(SNSアカウントや電話番号など)
- 「晒してやる」「拡散してやる」と脅されたときのメールや音声
証拠を保存する際は、スクリーンショットや印刷、USBなどを利用し、安全な場所で保管しておくことが重要です。
また、被害に遭った経緯(別れ話のもつれやSNSの出会い)などもまとめておくことをおすすめします。
これにより、後に法的な手段を取ったり、関係機関に相談したりする際に有利となります。
投稿サイトへの削除依頼
リベンジポルノ被害を受けた際の次の行動として、投稿サイトへの削除依頼を行います。
写真や動画が投稿されたサイトやSNSの運営に連絡し、削除を依頼しましょう。
各サイトやSNSの問い合わせ窓口は以下の通りです。
X(旧Twitter) | ヘルプセンター |
プライバシーを侵害しているInstagramの写真または動画を報告 | |
ヘルプセンター | |
FC2 | 不適切サイト報告・異議申し立てフォーム |
爆サイ | 削除依頼について |
5ch | 削除要請 |
livedoor | livedoorヘルプ |
これらの窓口を通じて、被害に関する具体的な内容を報告し、削除や対処を依頼できます。
ただし、以下のケースでは、プロバイダ責任制限法に基づいて送信防止措置依頼を行う必要があります。
- サイトに専用の問い合わせフォームや連絡先が記載されていない
- サイト側が削除依頼に応じない
送信防止措置依頼とは、権利を侵害された被害者が該当投稿を削除するようサイトの管理者に求めることです。
送信防止措置の手続きを行う場合は、送信防止措置依頼書に必要事項を記入し、サイトの管理者に提出します。
その後、下記の規定に従い、管理者が投稿者に対して意見照会を行い、削除の可否を判断します。
特定電気通信による情報の流通によって自己の権利を侵害されたとする者から、侵害情報、侵害されたとする権利及び権利が侵害されたとする理由(以下この号において「侵害情報等」という。)を示して当該特定電気通信役務提供者に対し侵害情報の送信を防止する措置(以下この号において「送信防止措置」という。)を講ずるよう申出があった場合に、当該特定電気通信役務提供者が、当該侵害情報の発信者に対し当該侵害情報等を示して当該送信防止措置を講ずることに同意するかどうかを照会した場合において、当該発信者が当該照会を受けた日から七日を経過しても当該発信者から当該送信防止措置を講ずることに同意しない旨の申出がなかったとき。
送信防止措置依頼による削除請求は、意見照会や事務手続きに時間を要するため、1ヶ月程度かかるケースが一般的です。
https://phamalaw.com/media/hoslovesakuzyo/
裁判所への削除仮処分申し立て
通常の手段での削除依頼が叶わなかった場合、裁判所へ削除仮処分の申し立てを検討することを考えます。
リベンジポルノ被害の場合、早急に問題の写真や動画を消さなければ、被害拡大のリスクがあります。
削除仮処分の申し立ては通常の民事訴訟と比較して、手続きが迅速なため、緊急性が求められる場面で非常に有効です。
ただし、削除仮処分の申し立てが認められるためには、民事保全法に定められた以下の2つの要件を満たす必要があります。
被保全権利 | 保全すべき権利 (リベンジポルノの場合、名誉やプライバシーの権利が該当します) |
保全の必要性 | 仮処分申し立ての理由 |
ネット上の情報は、わずかな時間で多くの人にアクセス・共有される性質を持っています。
性的な写真や動画は、他者の興味を引くため、一度公開されると迅速に拡散されるリスクが高いです。
その結果、被害者の人生や社会的評価、精神的健康に深刻なダメージをもたらす可能性があります。
そのため、リベンジポルノ被害においては、保全の必要性が認められると考えられます。
削除仮処分申し立ての手続きの流れは以下の通りです。
- 申し立て: 被害者が裁判所に削除仮処分の申し立てを行う
- 審尋: 被害者と相手方(サイト管理者)が立ち会う審尋期日が決められ、相手方の言い分や証拠をもとに削除の可否を判断する
- 担保金: 申し立ての理由が認められた場合、被害者は裁判所が指定した担保金を法務局に預ける
- 仮処分命令の発令: 担保金の供託後に裁判所が仮処分命令を出し、相手方が削除の措置を取る
万が一相手方が削除命令に応じない場合は強制執行手続きを取り、裁判所が定めた金額を相手方に支払わせることが可能になります。
なお、削除仮処分申し立てから発令までに要する期間の目安は1~2ヶ月です。
また、仮処分の申し立ては複雑なため、弁護士のサポートが推奨されます。
発信者情報開示請求による投稿者の特定
リベンジポルノの加害者への法的措置を取る前に、発信者情報開示請求による特定が必要になります。
発信者開示請求とは、サイト管理者やプロバイダに対して投稿者の電話番号や住所、IPアドレスなどの開示を求める手続きです。
SNS等のインターネット上の投稿によって自己の権利を害されたとする者は、一定の要件の下、SNS等を運営するコンテンツプロバイダ(CP)や発信者がSNS等に侵害情報を記録する通信を媒介したアクセスプロバイダ(AP)等に対し、発信者情報開示命令の申立て(非訟手続)をすることができます。発信者情報開示命令事件の申立人は、同事件を本案とする特殊保全処分として、提供命令の申立て及び消去禁止命令の申立てをすることもできます(特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条、8条~18条等参照)。
サイト管理者やプロバイダが開示請求に応じた場合、リベンジポルノ加害者に対して法的措置が取れるようになります。
しかし、開示請求は任意のため、必ずしも応じてもらえるとは限りません。
万が一開示請求に応じてもらえなかった場合は、裁判所に対して開示請求仮処分の申し立てを行う必要があります。
開示請求は個人でも可能ですが、手続きに労力や時間を要するため、弁護士の力を借りることも選択肢の一つです。
リベンジポルノ加害者を特定してやっと、法的措置への準備が整います。
https://phamalaw.com/media/bakusai-kaiziseikyu/
民事上の損害賠償請求
被害者が取るべき法的措置の一つが損害賠償請求です。
リベンジポルノは心の傷だけでなく、人間関係や仕事にまで影響が出ることがあります。
損害賠償額は、画像や動画の内容、拡散の範囲、生じた社会的な損害など、さまざまな要因によって決まります。
損害賠償の請求には専門的な知識が必要です。
弁護士と相談することで、適切な請求額の算出や、裁判の進行方法などのアドバイスを受けられます。
損害賠償の請求は、被害者の心の平穏を取り戻すための大切なステップです。
弁護士のサポートを受けながら、適切な措置を講じてください。
刑事告訴
リベンジポルノの被害に遭った場合、最終的な手段として加害者を刑事告訴することが可能です。
リベンジポルノは法に違反するものであり、刑事告訴を通じて公的な機関が加害者に対して行動を起こしてくれます。
告訴のためには、警察への告訴状の提出が必要です。
警察が告訴状を受理すると、加害者に対する捜査が開始されます。
その後、警察の捜査の結果をもとに、検察官が加害者の起訴を判断します。
起訴された場合、裁判所で刑事裁判が開かれ、最終的に加害者の罪の有無が判決されるというのが一連の流れです。(参考元:刑事告訴・告発支援センター)
刑事告訴を行うためには、告訴状の記入や証拠の提出などが必要になります。
そのため、ここでも弁護士と連携し、サポートを受けることがおすすめです。
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リベンジポルノ被害に遭った場合の5つの相談先
リベンジポルノ被害に遭った場合の相談先は以下の5つです。
最後まで見れば、リベンジポルノの被害を相談できる機関が分かります。
また、相談先を知っておくことで、一人で悩む時間が減り、早めのサポートを受けられるようになるでしょう。
警察
リベンジポルノの被害に遭った場合、まず考えるべき相談先の一つが警察です。
警察は公の機関として、市民の安全を守る役目を担っています。
身近なトラブルや犯罪に対する相談窓口として機能しており、リベンジポルノのような深刻な被害にも対応してくれます。
警察に相談することで、専門の捜査員が被害者のケースを詳しく聞き、適切なアドバイスや手続きを案内してくれます。
また、状況に応じては速やかな捜査を開始し、加害者の特定や証拠の収集を進めることも可能です。
以下の相談窓口も設置されているため、まずは電話で相談すると良いでしょう。
法務省の人権相談窓口
法務省の人権相談窓口は、リベンジポルノをはじめとした人権侵害に関する問題に対して、専門的なアドバイスや支援を提供してくれる場所です。
相談は無料で、秘密厳守が守られるため、安心して話せる環境が整っています。
法務局職員や人権擁護委員は、被害者の立場に立って丁寧に対応し、必要に応じて関連機関への紹介や対策の提案も行います。
電話、窓口、インターネットでの相談が可能です。
LINEでも相談を受け付けているため、詳細は以下からチェックしてみてください。
セーファーインターネット協会
セーファーインターネット協会は、被害者の代わりとなり、不適切なコンテンツの削除を求めてくれる機関です。
2021年度の削除状況について、以下のように記載されています。
削除を依頼した違法・有害情報15,657件のうち、93%にあたる14,543件が削除されました。 また、国内サイトおよび国外サイトの削除率を⾒ると、いずれも8割以上の削除率となっています。
違法・有害情報内訳別に削除状況を⾒ると、「児童ポルノ」が9割以上、「リベンジポルノ」が7割以上と高い削除率を実現しています。
セーファーインターネット協会は、インターネット上のトラブルを持つ被害者たちの強い味方となっていることが分かります。
無料での相談が可能であり、専門家が丁寧に対応してくれるため、被害を受けた場合でも安心して任せられるでしょう。
探偵
自力で犯人を突き止めるのが難しい場合に頼りになる存在が探偵です。
探偵はプロとしての技術やネットワークを活用しながら情報を収集し、確かな証拠をもとに加害者特定のサポートをしてくれます。
加えて、精神的な安堵を求める場合も、探偵は心強い相談相手となり得ます。
弁護士
リベンジポルノの被害は法的な対応を求められることも多いですが、そんなとき頼りになるのが弁護士です。
弁護士は、法律の専門家として被害者の権利を守り、正当な補償を受けるための手続きをサポートしてくれます。
犯人の特定や証拠の収集、法的手段を用いた対応など、被害者としての権利を最大限に活かすための助言や行動を取ってもらえるでしょう。
被害を受けた際は、まず弁護士に相談し、適切な手続きや対応を確認することが大切です。
心のサポートから法的なアドバイスまで、弁護士は被害者の大きな味方となります。
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リベンジポルノとは:個人間で撮影された性的な動画や写真を無断で公開する行為
リベンジポルノとは、元恋人や肉体関係を持った人物などが過去の関係を利用し、許可なく性的な写真や動画をインターネット上に公開する行為を指します。
多くの場合、復讐や嫉妬などの感情から起きる出来事です。
公開された写真や動画は、個人のプライバシーを侵害するものであり、被害者は深い精神的なダメージを受けます。
さらに、一度インターネットに公開されると、完全に削除するのは難しく、被害者の生活に大きな影響を及ぼすことが多いです。
社会的な信用の失墜や、職場での問題など、さまざまなトラブルが生じる可能性があります。
リベンジポルノの相談件数
警察庁のデータによると、平成29年以降からリベンジポルノの相談件数は増加し続けています。
【平成26年~令和4年のリベンジポルノ相談件数】
【相談内容】
平成30年 | 令和元年 | 令和2年 | 令和3年 | 令和4年 | |
画像を公表された | 234 | 272 | 286 | 329 | 326 |
画像を公表すると脅された | 498 | 584 | 567 | 580 | 678 |
画像を送りつけられた | 231 | 239 | 254 | 313 | 273 |
画像を所持されている/撮影された | 512 | 494 | 559 | 582 | 619 |
その他 | 8 | 24 | 24 | 41 | 32 |
引用元:警視庁‐令和4年におけるストーカー事案、配偶者からの暴力事案等、児童虐待事案等への対応状況について
実際に近年の相談件数を見ると、増加の実態が明確に見えます。
平成29年には1,243件の相談がありましたが、令和4年には1,728件に増加しています。
この数字から、多くの人がリベンジポルノの被害に遭っていることが明らかです。
また、相談内容を見ると、写真を公表された人より、脅されたり、所持・撮影されたりした人が多いことも分かります。
リベンジポルノが問われる罪・罰則
リベンジポルノが問われる罪・罰則は以下の通りです。
公表罪(リベンジポルノ防止法) | 3年以下の懲役または50万円以下の罰金 |
---|---|
提供罪(リベンジポルノ防止法) | 1年以下の懲役または30万円以下の罰金 |
名誉毀損罪 | 3年以下の懲役もしくは禁錮または50万円以下の罰金 |
わいせつ物頒布等罪 | 2年以下の懲役または250万円以下の罰金 |
児童ポルノ公然陳列罪 | 5年以下の懲役または500万円以下の罰金 |
リベンジポルノ防止法は、公式には「私事性的画像の不当な取扱いの禁止等に関する法律」と称される日本の法律です。
この法律は、2014年11月に施行されました。
この法律は、私事性的画像記録の提供等により私生活の平穏を侵害する行為を処罰するとともに、私事性的画像記録に係る情報の流通によって名誉又は私生活の平穏の侵害があった場合における特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(平成十三年法律第百三十七号)の特例及び当該提供等による被害者に対する支援体制の整備等について定めることにより、個人の名誉及び私生活の平穏の侵害による被害の発生又はその拡大を防止することを目的とする。
私事性的画像記録とは、プライベートで撮影した性的な写真や動画のことです。
私事性的画像記録に該当する写真や動画については、以下のように定義されています。
「私事性的画像記録」とは,性交又は性交類似行為に係る人の姿態や,衣服の全部又は一部を着けない人の姿態であって,殊更に人の性的な部位が露出され又は強調されているものであり,かつ,性欲を興奮させ又は刺激するものなど,人の性的な姿態が撮影された画像に係る電磁的記録その他の記録をいい(第2条第1項),「私事性的画像記録物」とは,そのような画像を記録した写真や記録媒体等の有体物をいいます(同条第2項)。ただし,いずれも,撮影対象者において,第三者が閲覧することを認識した上で,任意に撮影を承諾し又は撮影をした画像に係るものは除外されます。
性行為を撮影した動画や、性器や肛門を露出した状態を収めた写真などは、私事性的画像記録に該当します。
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リベンジポルノに遭った場合に想定される3つの被害
リベンジポルノに遭った場合に想定される被害は以下の3つです。
最後まで見れば、リベンジポルノ被害が与える日常生活への影響が分かります。
また、想定される被害を理解しておくことで、プライバシーに対する警戒心を高められるでしょう。
精神的被害
リベンジポルノの被害者が直面する最も大きな問題の一つは、精神的被害です。
一度公開された私的な画像や動画は、インターネット上で瞬く間に拡散される可能性があります。
これにより、恥ずかしさや屈辱を感じるだけでなく、深い恐怖や不安にも襲われることが考えられます。
自尊心の低下や孤立感を引き起こし、最悪の場合、うつ症状や不眠などの健康問題を引き起こすことも否定できません。
リベンジポルノは単なるプライバシーの侵害以上の、深刻な心の傷を与える可能性があるのです。
家族や友人、職場などへの身バレ
リベンジポルノの被害者にとって恐怖や不安の原因の一つは、家族や友人、職場の同僚など、身近な人への情報の露出です。
家族が情報を知った場合、予期せぬ心配や混乱を引き起こすことが考えられます。
また、友人や同僚に知られることでの人間関係のトラブルは避けられません。
職を失ったり、キャリアに支障をきたしたりするリスクもあります。
身バレの恐怖は、被害者の心に深く影響を及ぼし、日常生活を取り囲む壁となるのです。
迷惑電話やストーカー被害
リベンジポルノの被害に遭った場合、公開された画像や動画と一緒に個人情報が流布されることもあります。
その結果、被害者は迷惑電話の嵐にさらされることが考えられます。
無知な第三者からの電話は、被害者の精神的なストレスを一層増長させる原因となります。
さらに、これらの情報を手がかりに不特定多数からの執拗なつきまといやストーカー行為を受けるリスクも高まるでしょう。
このような被害は、被害者が外出することへの恐怖心を植え付けることとなり、日常の質を大きく低下させる恐れがあります。
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元彼や恋人に性的な写真・動画を撮影された場合にすべきこと
自分の性的な写真や動画を撮影されたことに気づいたら、元彼や恋人との対話を試み、削除を求めましょう。
ただし、削除を求めたからといって、元彼や恋人が必ず応じるとは限りません。
相手が感情的になった場合、写真や動画を公開・拡散されてしまうリスクもあります。
状況によっては別の対応策を考える必要があるため、なるべく早めに警察や弁護士に相談することをおすすめします。
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リベンジポルノ被害に遭わないための3つの対策
リベンジポルノ被害に遭わないための対策は以下の3つです。
最後まで見れば、リベンジポルノ被害に遭わないためにすべきことが分かります。
また、実際に対策を講じることで、被害のリスクを抑えられるでしょう。
性的な写真や動画を撮らせない
リベンジポルノ被害の一番の対策は、性的な写真や動画の撮影を避けることです。
相手との信頼関係や特別な瞬間を記録したい気持ちは理解できますが、将来のリスクを考えることが重要です。
流出のリスクは、写真や動画が存在しなければゼロになります。
また、相手から撮影の要求があったとしても、自分の気持ちやリスクをしっかり伝え、断固として撮影を拒否することが大切です。
安全を第一に、自分の身を守る意識を持ち続けることで、リベンジポルノ被害を未然に防げるでしょう。
ネット上に安易に個人情報を公開しない
インターネットは便利なツールですが、個人情報の取り扱いには慎重になるべきです。
- 名前
- 住所
- 電話番号
- 学校や職場
など、個人を特定できる情報は最小限に抑えるよう心掛けましょう。
出かけた場所や食事の写真を投稿する際は、日付や場所の情報を省いたり、後日にアップするといった工夫が求められます。
日々のネット利用において、自分の情報を守る意識を持つことが大切です。
怪しいソフトのインストールやURLのクリックはしない
怪しいソフトやURLにも注意が必要です。
ネットを利用する上で目にすることがある「無料ダウンロード」や「こちらをクリック」といった誘導メッセージ。
これらには、個人情報を盗むための罠が仕掛けられている場合があります。
軽い気持ちで未知のソフトウェアのインストールや知らないサイトのURLをクリックすることは、絶対に避けましょう。
安全なネット利用のためには、常に疑問を持ち、信頼のおける情報源のみを利用することが大切です。
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リベンジポルノ被害に関する3つのよくある質問
リベンジポルノ被害に関するよくある質問は以下の3つです。
最後まで見れば、リベンジポルノ被害に関するよくある質問とその答えが分かります。
また、リベンジポルノ被害に関して抱えている悩みや疑問が解消されるでしょう。
性的な写真をばら撒くと脅された場合はどうすれば良い?
性的な写真をばら撒くと脅された場合、第一に脅しを受けた際のチャット履歴や音声などを保存しましょう。
次に、その情報を持って警察や弁護士に相談することをおすすめします。
実際に被害が広がる前に適切な対応を取ることで、大きなトラブルを防げます。
リベンジポルノに時効はある?
リベンジポルノ防止法違反行為には、違反行為が終了した日から3年の公訴時効が設定されています。
この3年の間に被害者から告訴がなされないと、加害者を法的に罰することはできなくなります。
しかし、被害者が警察に被害届を出したり、加害者が海外逃亡したりした場合、この時効は中断されます。
強姦罪や準強姦罪などの重大な犯罪が関わっている場合、時効がさらに長く設定されているため、具体的な状況に応じて適切な対応を取ることが大切です。
性的な写真や動画が流出したかどうか調べる方法はある?
性的な写真や動画がネット上に流出しているかどうかを調べるには、まずGoogleの検索エンジンを使用し、自分の名前を検索してみましょう。
また、SNSや動画サイトをチェックすることも一つの方法です。
不審な投稿や共有を見つけた場合は、速やかにサイトの運営者や警察に通報してください。
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まとめ:リベンジポルノ被害に遭わないためにも性的なコンテンツの撮影・共有は控えて
リベンジポルノは、元彼や元旦那によって性的な写真や動画を無断で公開される犯罪行為です。
リベンジポルノ被害に遭うと、精神的苦痛や仕事への影響、ストーカー行為など、日常生活に様々な支障をきたす可能性があります。
リベンジポルノ被害に遭ったまたは脅されている場合は、拡散のリスクを防ぐためにも警察や弁護士などの関係機関に一刻も早く相談しましょう。
リベンジポルノ被害に遭わないためには、性的なコンテンツの撮影や共有は避けることが重要です。
相手に撮影を求められた場合でも断固として拒否する姿勢を見せ、被害から身を守ることを徹底してください。